ボロボロのキャンプチェアをリペアしてみた③最終回
前回までの状態がこちら。
だんだんそれっぽくなってきました。
今回は腕置きを作るのと、取り付けのためにちょこちょことした調整をしていきます。
純正品では、ここの部分がラウンドしていて、
腕置きの生地との干渉を和らげています。
指で抑えるとそれっぽいラインが出てきたので、さっそくちくちくしていきます。
じゃん
背面がそれっぽいラインになってきたかな?
次は腕置きを作っていきましょー。
第一回で一緒に切り出した、縦長のシートを使います。
これを、先は三つ折りにして末広になるように折って、
ホチキスで仮止めしていきます。
先端はポールが通るところなので、折り返して補強します。
うーん、角張っているとなんかしっくりしないので、角を折り込みましょう。
ボロボロの腕置きに付いている、ポール通しのパーツも流用できそうなので、サクッと取り外します。
うわっ、針穴ちっさ!
これ針通るかなー、、、
とりあえず自作のシートに合わせてみて、
合わせて、、、合わせ
やだー!これ前もって穴空けないとあかんやつやんー!めんどくさっ!
座面の方は縫い付けてからくりぬけばよかったのに、、、
仕方ないので、穴空けます。
、、、ナイフで?
なんかめんどくさいので手抜き!
革細工に使う大型ポンチでドン!
はいおしまい(笑)
できるだけ特殊な工具は使いたくなかったんですが、効率優先で(笑)
それからフレーム通し用のゴムも、やっぱり穴を空けないとと手縫が大変なので、革細工の工具で空けていきます。
あとはひたすらちくちくと、、、
ふぅ、腕置きだけで1日費やしたε-(´∀`; )
完成です。
左腕置きにはボトル入れを。
右腕置きにはスマホ入れを。
右はなんだかネクタイみたい。
ちなみに座り心地は市販品と変わらんです。
なんとか形になりましたε-(´∀`; )
これであと十年は野晒しでも大丈夫でしょう(笑)
いや、大切に使います(^^)
ゆったりできる椅子がひとつ戻ってきたので、次回のキャンプで使いましょう。
ん?
そうね、、、もう一脚ありましたね。
ちなみに、同じ時期に買ったこれは、
同じようにほったらかしましたが、ギリギリまだ使えます(笑)
値段の差は品質の差というのがよくわかります。
今回リペアしたキャンプチェアは、なんだかんだと完成まで四日もかかってしまいました。
なみ縫いが主とはいえ、久しぶりに10m以上も手縫いしたのが結構堪えました。
以上、ボロボロのキャンプチェアをリペアしてみた、でした!
市販品より持ってくれたらいいなー。