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【10】何故警報を鳴らすのか?私たち全員が化学物質過敏症、電磁波過敏症予備軍。そして子どもやペットは使用する製品を選べません。

化学物質過敏症(CS)の方は、柔軟剤、合成香料の香りが苦手、臭いから嫌なのではなく、
その成分によって体調不良をおこします。
無香料でも柔軟剤の成分は有害です。

香りの好き嫌い、好みで文句を言っているわけではありません。

過敏症という言葉は、まるでその人達が過敏なだけ、少数派と思われがちで、肩身がせまい思いをされていますが、
彼らは鈍感な私たち他の人間達や、ペットにも、その有害な成分が家庭に入り込まないよう、警報を鳴らしてくれている  ”炭鉱のカナリア”です。

私たちは全員”化学物質過敏症予備軍”です。

化学物質過敏症ではない人も、柔軟剤、合成洗剤、合成化合物の成分によって、頭痛や腰痛、咳、皮膚の疾患、めまい、倦怠感などを少なからず発症しています。

病気の認知度が低いため、診断が降らず、更年期障害や、自律神経の症状、鬱やパニック症と誤診され、あやまった薬を処方されたり、
化学物質の影響により、集中力の低下、発達障害、自閉症を引き起こす子どももいます。

そして、ペットの体調不良、病院にかかっても治らず困っている方。
人間よりも体が小さく嗅覚のするどい動物たちにとって、
柔軟剤や合成洗剤のマイクロカプセルは毒でしかありません。

安全、天然成分、無香、オーガニック、無添加、ペットや赤ちゃんにも安心、などパッケージ表面の耳聞こえのよい言葉に惑わされず、
必ず裏面の成分表示を調べて、わからない成分はひとつひとつ調べてください。

自分では理解していない成分を、家の中に持ち込んだり、
すれ違う人々にふりまくのはやめましょう。
子ども達やペットは商品を選ぶことはできません。

化学物質過敏症を発症しても、世間の認知度が低いだけではなく、
理解していない、病院、医者も多く、
患者は初期の段階で気がつくことができず、重症化します。

そして恐ろしいことに、化学物質過敏症患者の50〜60%は

電磁波過敏症 を併発します。

私の姉も発症しました。

電磁波過敏症(ES)は文字通り、電磁波によりCSと同じく体調不良を起こします。電子レンジや冷蔵庫、IH家電、オール電化住宅、そして、スマートフォン、携帯電話、PCから、Wi-FiやBluetoothなどの空中を漂う電磁波から影響をうけ、ひどい頭痛や腰痛、生理痛、めまい、目の前がチカチカする、立っていられないほどの倦怠感、多くの症状を引き起こします。

日本ではCSと同じく、周知されていないため、無関心なだけでなく、
声をあげれば、気の所為、精神的なものとして非難されることも多いのが現実です。
もともと精神的な病ではないのに、周囲の無理解により、うつになる方もいらっしゃいます。

想像して下さい。

もしあなたが、がんに冒され、毎日辛く苦しい思いをして、家族や友人、職場の方に病気を打ち明けた時、
「がんってなに?そんな病気あるの?嘘ついていない?気の所為じゃない?神経質なんだね。」などと言われてしまったら?誰も手助けしてくれなかったら?

体の痛みだけでなく、確実に心も損なわれてしまいます。

がんは皆がしっている病気です。
だからそのような心ない発言をする方はいないでしょう。

ですが、電磁波過敏症、化学物質過敏症は認知度の低さから上記のように言われることが多いのです。

電磁波過敏症、化学物質過敏症は、スウェーデン、デンマーク、ドイツなどでは、すでに社会的に認知され、公的保証の対象として治療が進められています。

いまの世の中では化学物質、そして電磁波を避けて生きることはできません。
現在の日本では、対策はされず、5Gなどという空中を走る目に見えない凶器が横行しようとしています。
まるでコロナウィルスのようです。そしてコロナと同じく、

この病気に 薬はありません。

姉の場合、新入社員の女性が使用する柔軟剤の使用を中止してくれず、

#P &G社 の #レノア の香りがトリガーとなり、化学物質過敏症を発症。重症化、更に現在は 電磁波過敏症を併発、逃げ場のない病気に苦しめられています。

お願いです。いますぐ柔軟剤の使用を中止してください。

そして、これ以上この病気に苦しむ人が増えないよう、話題にしてほしいのです。この病気をひとりでも多くの方に知ってもらうこと、認知度をあげることを手伝ってください。お願いします。

プレマ株式会社さんのサイト びんちょうたんコムにて
電磁波過敏症についてわかりやすく紹介してくれています。

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ぜひみてみてください。

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※炭鉱のカナリアとは、何らかの危険が迫っていることを知らせてくれる前兆をいいます。これは、有毒ガスが発生した場合、人間よりも先にカナリアが察知して鳴き声(さえずり)が止むことから、その昔、炭鉱労働者がカナリアを籠にいれて坑道に入ったことに由来するものです。

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