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Pat Benatar / Seven The Hard Way 音源備忘録56
パット・ベネター1985年の6thアルバム。今聴くとシンセやギターのエフェクト、リバーブの感じなど実に80年代ハードロックだなあと思う。当時はそういうもんだと思って聴いていたが、90年代にはこういう音が忌み嫌われた時期があった。よくあることではあるが。
1985年のアメリカで女性アーティストといえば、マドンナやシンディ・ローパーがいてホイットニー・ヒューストンがデビューして、ロック系ではティナ・ターナーという感じで、パット・ベネターは今ひとつ、少なくとも日本では地味だったと思う。
“7 Rooms Of Gloom”がフォー・トップスのカヴァーとは知らず、今回聴き直して初めて気付いた。モータウンとは意外だが、違和感なくアルバムに馴染んでいると思う。
“Sex As A Weapon”がタイトルだけで女性団体から有害指定を受けたが、実際の歌詞は「Stop using sex as a weapon」なのでむしろ女性団体のキャンペーンソングになってもおかしくない内容だった、という話があるが、それを知ったときに高田渡の「自衛隊に入ろう」を思い出してしまった……。