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音源備忘録 番外編2 いまさら上半期ベストアルバム
個人的ベストアルバム10枚を挙げてみる
7月になったらやろうと思っていたのに、8月になってしまった!ということで2024年上半期個人的ベストアルバムというか、良く聴いた10枚。順位は付けていないので、掲載の順番に意味はない。noteで記事を書いたアルバムはそのリンクも載せている。
Liam Gallagher & John Squire / Liam Gallagher & John Squire
これはもう、リリース前から超期待していて、出てから聴きまくった1枚。ジョンはソロアルバムもあるが、やはりヴォーカリストがいた方が良い。それがリアムというのが凄いこと。レニを知る身としては、ドラムがちょっと物足りないが…
Green Day / Saviors
『Dookie』から30年。成長も変化もあるけれど、グリーン・デイはグリーン・デイだった、ということが“The American Dream Is Killing Me”を聴けばわかる。『American Idiot』ほどゴリゴリではないけれど。
Pearl Jam / Dark Matter
こちらは『Vitalogy』から30年。当時はグランジ真っ只中で、それこそダークなイメージがあったが、むしろ今作は明るく感じたりもする。暗かったのはパール・ジャムではなくシーンのせいかも。
The Smile / Wall Of Eyes
トム・ヨークは今年映画『コンフィデンツァ』のサントラもリリースしたし、来日ツアーも行われるなど精力的。それにしても“Friend Of A Friend”のMVで子供たちがあれほど熱狂する曲かという不思議さが…(笑)。私は好きだけれど。
The Last Dinner Party / Prelude To Ecstasy
リリース後に公開されたライヴ映像で盛り上がりがわかる。コーチェラでの“Nothing Matter”のSing-alongなど感動的。フジロックの配信も見たが素晴らしかった。もっと盛り上がりそう。
Vampire Weekend / Only God Was AboveUs
恥ずかしながらちゃんとヴァンパイア・ウィークエンドを聴いたのはこれが初めてで、今更ハマって過去のアルバムも遡って聴いている。
Mdou Moctar / Funeral For Justice
ニジェールのミュージシャンでバンド名でもある。デザートロックといわれたりしてるらしい。レフティーのストラト弾きなので砂漠のジミヘンという言い方も。2019年リリースの『Ilana』で知ったのが昨年。気に入って他の作品もいろいろ聴いてるうちに新譜が出て、聴くものがたくさんあって楽しい。音階も音色も独特で癖になる。自身の出自であるトゥアレグ族のことや植民地支配のことなども歌っていて、ロック的なアティテュードを強く感じる。
ZAZEN BOYS / らんど
ナンバーガール再結成やコロナ禍などがあったとはいえ、12年振りのアルバムである。リリースが嬉しいと言うより驚いた。そして大好き。
フジファブリック / PORTRAIT
2025年2月をもって活動休止の発表があった。「志村が作ったバンドだから勝手に解散出来ない」と言っていたが、逆に言えばオリジナルメンバーでない3人がここまで続けてきたことが奇跡とも思える。寂しいが、3人の今後に期待。
橋本絵莉子 / 街よ街よ
今更ながら橋本絵莉子の歌はロックバンド向きだ、エレキギターに映えると改めて思った。前作と違う歌詞の世界観も相変わらず独特。リハビリで歩いているときに良く聴いたし、聴いている。
思いついてからアップするまで時間がかかってしまった
10枚というのは(いや何枚でもそうなんだろうが)難しい。どれを入れるか、どれを落とすかの葛藤を繰り返すのが意外に心苦しい。誰に頼まれたわけでもないのだから、好きなだけ挙げても良いのだが、まあこういう悩みも心苦しいと言いながら楽しいんだな。
こうやって並べてみると、私はやっぱりロックが好きなんだな、と改めて思う。テイラー・スウィフトやビヨンセやビリー・アイリッシュが入っててもおかしくはないし、実際に良いアルバムだとは思うんだが、まあ好みなので。
言い訳的に次点をいくつか
良く聴いた10枚と言いつつ、カウントしているわけではないので、ここに入れたものと外したものとの間に明確な(数値的な)差はなく、あくまで印象である。その煮え切らなさを多少なりとも払拭するためにギリギリ入れられなかった何枚かを挙げてみる。
・Kim Gordon / The Collective
・Pet Shop Boys / Nonetheless
・The Jesus & Mary Chain / Glasgow Eyes
・Idles / Tangk
・Friko / Where We've Been, Where We Go From Here
・The Yellow Monkey / Sparkle X
・私立恵比寿中学 / Indigo Hour
このあたりが限界で、もう何枚か入れようとするとあれもこれもと対象が広がって30枚位になりそうなのでここまで。
次は下半期か年間になるか、少し早めに準備をしておこうと思う。実際にやるかやらないかはそのときにならないとわからないけれど。