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凪原涼菜 BIRTHDAY LIVE 2024 「飛雪千里」ライブレポ
12月31日(火)白金高輪SELENE b2.
RIOT MUSIC(Meteopolis)所属のVsinger凪原涼菜のバースデーライブに行ってきました。毎年年末の恒例となった誕生日を記念したワンマンライブで、4回目を迎える今年は待望の生バンド編成でのライブとなりました。
彼女の歌声を最後にライブで聴いたのは2023年の『Re:Volt 2023』。前回のバースデーライブや2024年6月に行われた『Meteopolis Carnival』も行きたかったんですが他のライブと被ってしまい、現場へ行く事が叶わなかったんですよね。なので、今回は参加できて嬉しかったです。
今回は、セトリに沿ったレポートではなく、ポイント幾つかピックアップして書いていければと思います。
1.息を呑む圧巻の歌唱力
涼菜様の歌唱力は相変わらず、圧巻でしたね。歌い始めると会場に緊張感が漂う系と云うか、空気を一変させる事ができるタイプの素晴らしいシンガーだなと改めて。今回は、アンコールを含めて全20曲(セットリストは記事末尾に記載)を披露。カッコいい激しめの曲から明るいポップな曲、しっとりとしたバラードまで、多彩なジャンルを難なく歌いこなす幅広さには改めて驚かされました。それだけでなく、どの楽曲でも一貫して上品で柔らかな歌声を響かせる事ができるのが彼女の最大の魅力だと思います。特にロングトーンを艶やか且つ高らかに歌い上げる姿は、思わず見惚れてしまう位の至高の時間でした。ステージ左右に設置されたスクリーンには表情が映し出されていて、瞳を閉じながら歌う姿の美しさにも引き込まれましたし。オリ曲は勿論、カバー動画も上がっている「Fields of hope」や「ダイアモンドクレバス」も聴けて嬉しかったです。歌に込められた情感がとても良い…。
2.華を添える生バンドの演奏
このバースデーワンマンでは初となった生バンド編成。ステージは上下に分かれ、上段に涼菜様、下段にバンドメンバーさん達がいる配置でした。後方ブロックから見ていたんですが、ステージ自体が高めに設計されていたので、涼菜様もバンドメンバーさんも両方しっかり見えましたね。なお、メンバーは以下の通りで、珍しく全員女性の方でした。
バンドメンバー:Gt. kurara、Ba. shizupi、Key. 大中美穂、Dr. 西野まり子
完全再現は難しいと思われたオリジナル楽曲でも、同期と合わせた形でアレンジされており、クオリティが損なわれる事なくライブver.で再現されていました。パフォーマンスも、あくまで"主役は涼菜様である"スタンスを徹底して、華を添えている様子の演奏でしたね。私はバンドメンバーさんが「俺を見ろ!」位の主張が激しい演奏も全然好きですが、今回の様なアーティストを引き立てる演奏にも、プロフェッショナル精神を感じられて良かったです。演奏者として存在感が全く無い訳ではなく、バンドメンバー紹介の時間には、観客からの歓声に応えてくれる場面もあり笑顔を魅せてくださいました。特に印象に残っているのはシンフォニックパワーメタルナンバーである「Fatum Pupa」での、Gt. kuraraによるギターソロ。カッコよすぎて思わず一人でメロイックサインを掲げてしまいましたね。
3."涼菜流"冬マインドとメッセージ
ライブタイトルが『飛雪千里』と云う事で、冬や雪をテーマにした楽曲を揃えてきてくれたんですが、アンコール「WHITE BREATH」を歌いきった後のMCが忘れられなくて。「この曲を聴いてると、寒さが笑えてくるんですよ!人生で初めて行ったライブがT.M.Revolutionなんです!」って、満面の笑みを浮かべながら語っている姿が最高にキュートだったなと。他のMC中もそうなんですが、この無邪気で明るい姿は、歌唱中のカッコいい姿とのギャップが際立って、ファンが魅了されるのも頷けますね。
12月31日に生まれ、冬の寒い時期も慣れているのでしょう。寒さが笑えてくる程に楽曲を愛してるマインドも素晴らしいなと。配信等で彼女の素顔を見れる機会が中々ないので、そういう意味でもライブ来て良かったなと。以前はTwitterでの学食ツイートとか好きでよく見れたんですがw 兎に角、彼女の人柄の良さが伝わってくるMCでした。
ラストのMCでは、「美しいモノをコレクションするのが好きで、皆さんの生活が美しいモノで溢れますようにと祈っています。私の歌がその一つになっていたら嬉しい」と、観客の心を温めるメッセージを残してくれたのも印象に残っています。私は夏生まれで、正直冬の寒さが苦手なんですが、このライブを通して冬も良いなと思えましたね。それにライブ後は、行きと同じ道でも、帰り道の方が景色が美しく見えた気がします。
4.怒涛の新曲初披露と想い入れ深い楽曲
事前アナウンスで新曲披露があるとは聞いていましたが、まさか3曲も披露されるとは驚きでしたね。しかも、その内1曲「Albus」が序盤2曲目で披露されて、心の準備をする間もなく只々圧倒されるばかりでした。3曲中、特に印象に残っているのは本編ラストで披露された「エウロギアと喝采」。涼菜様のオリ曲らしい、神秘的な雰囲気を持ちながら、冬の終わり際に感じる何とも言えない温かさが込められていて、素晴らしかったです。
オリ曲は正直に言えば、個人的に「暁光」が本当に好きで、今回どうしても聴きたかったんですよね(理由はこちらの記事へ)。それでも、同じ位好きな「Okeanos」を歌ってくれたので嬉しかったです。歌詞が本当に好きで、包み込む様な優しさに満ち溢れた歌声に思わず"泣き"でした。こちらも個人的な想い入れがあり、あの日、涼菜様の歌に救われた事を思い出しましたね…。後はアンコールラストに「最後はやっぱりこの曲ですよね!」と披露された「One for Everything」も良かったです。会場も声出して大盛り上がりで、彼女の笑顔がより一層輝いてましたね。最後は笑って終れるライブがやっぱり好きです。
誰もがただ 生きていることを 誇って欲しい
悲しみに ああ 晒されていても
さいごに
最高のライブをありがとうございました!最後に「良いお年を!」って挨拶してお別れしたり、涼菜様がステージを後にした終演後に、ファン皆んなで「Happy birthday to you」を歌ってお祝いできたりしたのも、この日に誕生日ライブが開催されたこその特別な瞬間だと感じました。余韻としても心が温かくなったし、2024年最後のライブを涼菜様で締め括る事ができて本当に幸せです。そして改めて、お誕生日おめでとう!
年が明けてから先日「Meteopolis」から「超銀河レコード」への体制変更が発表され、運営に色々と思う処はあるんですが、それでも涼菜様たちが活動を続けていかれるのなら、今後も応援するしかないのです。どうか彼女達が伸び伸びと歌い続け、夢を叶えられる未来が訪れる事を祈っています。次こそ「暁光」を現地で聴きたいし、また2025年もライブ観に行きますね!
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— 超銀河レコード (@ChoGingaRecord) December 31, 2024
▶︎ 12月31日は凪原涼菜の誕生日❄️
▶︎ 凪原涼菜バースデーライブ2024 #飛雪千里
▶︎ ご来場・ご視聴頂きありがとうございました!#Meteopolis #凪原涼菜
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【セットリスト】
1.吹雪 / 西沢幸奏
2.Albus(新曲)
3.Fatum Pupa
4.深愛 / 水樹奈々
5.MEMORIA / 藍井エイル
6.ダイアモンド クレバス / シェリル・ノーム starring May'n
7.雪の華 / 中島美嘉
8.粉雪 / レミオロメン
9.メリクリ / BoA
10.Winter Bells / 倉木麻衣
11.White Love / SPEED
12.春待ちの常夜(新曲)
13.Fields of hope / ラクス・クライン(田中理恵)
14.フリージア / Uru
15.Okeanos
16.断章
17.虹色の魔法
18.エウロギアと喝采(新曲)
(encore)
19.WHITE BREATH / T.M.Revolution
20.One for Everything(涼菜ソロver.)
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