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SHIGURE UI 5th Anniversary Live “masterpiece” ライブレポ
10月2日(水)パシフィコ横浜 国立大ホール.
イラストレーター兼VTuberである、"しぐれうい"のVTuberデビュー5周年を記念したワンマンライブに行ってきました。聴きたい曲が沢山あったので、参加できて良かったです。個展「雨を手繰る」も勿論行ったので、今度はライブでどんな作品を魅せてくれるのか楽しみでした。
早速、オフィシャルの方からライブレポが上がっていたので、写真や詳細はこちらを参照して頂いて、私の方では簡易的なレポと感想を書いていければと思います。
開演前の影ナレは、ぶいすぽっ!所属の千燈ゆうひちゃんで、少しビックリ。大抵本人が実施する事が多いので、娘達にサポートして貰うのは、しぐれういならではだったなと。声出しまでキッチリこなしてくれました。
定刻通り暗転し、オープニング映像の後、「ハッピーヒプノシズム」でライブ開幕。堀江晶太ファンとして絶対に聴きたい1曲だったので、いきなりで嬉しかったですね。コーレスで声出し練習もして、「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」⇒「うい麦畑でつかまえて」までライブアンセムを投下。うい麦やっぱり楽しすぎて!踊り狂う!爆発的に盛り上がるし、次回以降のライブでも必須曲にして欲しい位には好きですね。
独特なコーレスを挟んで、「INTERNET OVERDOSE」を披露。ステージ上空のWミラーボールが反射しまくってて非常に綺麗でした。パシフィコがちゃんとクラブに変貌していた。続いて、ロリういが登場し「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」⇒「神っぽいな」まで披露。ロリ神では、会場のオタク映像をスクリーンに映して、背景の監獄と併せて閉じ込められてる様な演出が面白かったですね。ういビーム!時の重低音も心地良かった。「神っぽいな」では、玉座に座りながらの歌唱だったんですが、地に足が付いてないの可愛かったです。色んな神が降臨したり、しなかったりしたパートでした。
MCに入る瞬間には、ういママが登場し、ロリういに何してんの!と追い出していたので、結果的に2人が同時にステージ立つ珍しい景色も観れて良かったです。ここで、事前に募集していた『指示厨うちわ装飾コンテスト』も開催され、配信さながらの笑いが起きてましたね。紹介されたうちわどれも良かったですが、"有給取らせて"ニキが一番笑いましたw あとオタクの要望に応えた、特大ドヤ顔にはやっぱり笑顔になりましたね。
ライブは「rainy lady」で再開。個展の時も印象的だった、傘を持っての登場でそのまま歌唱を披露してくれました。ステージ上部の照明が真っ直ぐポツポツと雨の様に降り注いでいる景色が綺麗すぎて見惚れたし、ステージ周りも水玉みたいな演出照明が施されて、徹底された世界観に浸る事ができました。披露後に傘が消えると、天気が晴れたかの様に「太陽少女」のカバーと、「Pris-Magic!」を披露。太陽少女の「みんな大好き」コールを、「スバル大好き」に変えたのも粋でしたし(スバル出てくるかと思ったw)、雨上がりらしく虹色に色づいていく照明もまた綺麗でした。笑顔が映える。
MCでも、「rainy ladyと太陽少女は、雨と太陽で対照的な曲だから、いつか一緒に歌いたかった」と想いを語っていた姿も記憶に残っています。まかさの早くも次で最後のブロックと告げられ、ライブはラストスパートに。
⋱🎈#しぐれういリアルライブ ただいま配信中!🎈⋰
— しぐれうい公式info (@shigureui_info) October 2, 2024
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▼配信視聴チケットはこちらhttps://t.co/il8He29omV
※録画・動画の切り抜きはご遠慮ください。 pic.twitter.com/d8PvIt2LTt
披露されたのは、プロセカ書き下ろし曲「限りなく灰色へ」でした。これには少し驚きと、プロセカ好きなので嬉しさもありました。今日イチエモーショナルに歌い上げており、歌詞もスクリーンに映し出され、改めて聴くと彼女に似合う1曲だったなと思います。歌い終わると、灰色だったステージが色鮮やかに一変して、「1000年生きてる」をカバー、そのままラスト「勝手に生きましょ」といよわ氏繋がりで本編を締め括りました。ラストは、街並みを歩きながら弾む様に歌う姿と、雨降るスクリーン越しに隔たれた世界で背中合わせで佇みながら感情豊かに歌っていた姿が印象的でした。2人のしぐれういが、最後の最後で目を合わせてお別れしていったのも良かったですね。最後のブロックは完全にイラストレーターとしてのしぐれういを表現してくれました。
アンコールに応えると、「ODDS&ENDS」⇒「花ざかりWeekend✿」をカバー。「ODDS&ENDS」はレア名曲すぎだし、「花ざかりWeekend✿」では新衣装へ大変身!むっちゃ可愛かったし、サビの振付はオリジナルを完コピしたの、とMCで話していて、確かにクオリティ高かったなぁと。
みな!これが…5周年記念新衣装よ! pic.twitter.com/VfCAljOqzZ
— しぐれうい🌂ソロライブ10/2 (@ui_shig) October 2, 2024
最後のMCは長めに、告知とファンへのメッセージを語ってくれました。中でも「私を応援して欲しいっていうより、生活の養分にして欲しい。皆んなの生活のちょっとした楽しみに、お菓子みたいな存在でいられたら」と語ってくれたのがとても印象に残っています。一緒に夢を叶えようと応援したくなるVTuberが大勢いる一方で、彼女の言葉は、VTuberである自身を完全フィクションであるとし、それを生み出したいちクリエイターだからこそ伝えられる優しい言葉だったなと思います。
最後の最後は、「愛言葉Ⅳ」を披露。意外性はありましたが、元々大好きな曲でもあったし、フィナーレには相応しい1曲ですね。リリック映像もステージ全体も非常に華やかで、花びらや銀テも盛大に舞って、笑顔にならざると得ないラスト。「これが私のmasterpieceです!」と言葉を残し、ファンに手を振って、万雷の拍手に包まれながらライブは終幕となりました。
エンディング映像の演出も凝ってて良かったですね。写真込みで伝えられる内容なので冒頭のライブレポを参照してください。
あっという間の約90分、素晴らしいライブをありがとうございました!クリエイターらしく、完成度を高めたライブだったなと思います。中途半端にはやりたくない、意味の無い事はしたくない想いが感じ取れました。同時に、誰もが楽しめる気の利いたライブでもありましたね。カバー選曲も有名どころでありながら、意味深く、"雨"が含まれている曲が殆どだったので。
VTuberしぐれういは、完全フィクションの存在。自身からもファンからも切り離されているかもしれないけれど、それはとても前向きな意味合いで、愛のある言葉であり、そんな愛する存在を通して、今回のライブをまた一つのエンタメ作品として創り上げた事で、存在諸共、"傑作"へと昇華させたのだと思います。クリエイター魂を感じたし、作品が出来上がってゆく、あの場に居させてくれてありがとう。
もっと聴きたいオリ曲が沢山あったので、またいつかライブやってくれたら嬉しいですね。その時は出来たら生バンドセットだと更に嬉しい。改めて、5周年おめでとうございました!6年目も応援してます!
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【セットリスト】
1.ハッピーヒプノシズム
2.トウキョウ・シャンディ・ランデヴ(cover)
3.うい麦畑でつかまえて
4.INTERNET OVERDOSE(cover)
5.粛聖!! ロリ神レクイエム☆
6.神っぽいな(cover)
7.rainy lady
8.太陽少女(cover)
9.Pris-Magic!
10.限りなく灰色へ(cover)
11.1000年生きてる(cover)
12.勝手に生きましょ
(encore)
13.ODDS&ENDS(cover)
14.花ざかりWeekend✿(cover)
15.愛言葉Ⅳ(cover)
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