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Nornis LIVE TOUR 2024 -Tensegrity- 大阪公演 ライブレポ
9月21日(土)Zepp Namba.
にじさんじ所属バーチャルライバーの町田ちま、戌亥とこによるユニット『Nornis』の1stミニアルバム『Tensegrity』を引っ提げたツアーの大阪公演に行ってきました。先週の横浜公演は他現場と被ってしまった為、この3連休を使って大阪まで遠征した形です。
Nornisのライブを見るのは、昨年末の『にじさんじフェス2023 前夜祭』以来だったんですが、やっぱり良すぎました。あの時は異なるワンマンライブだからこそゴリ押しで染まっていく世界観に圧倒されっぱなし。個人的に夢が叶った瞬間もあったので、本当に大阪まで遠征した甲斐がありました…。記憶を頼りにライブレポ書いていきます。
オープニングアクトとして、大阪公演では社築が登場。amazarashi「スターライト」のカバーと、オリ曲「ゲーム・ボーイ・アワー」を歌ってくれました。オリ曲数曲あるんですが、ドンピシャで聴きたかった曲が来てガッツポーズ。古き良きカントリーミュージック的な雰囲気を漂わせる歌メロが心地良く、ラストのコーラスパートでは、会場のファン全員で歌う事ができました。ファンの声が聞こえてきて喜んでる本人の姿も嬉しかったし、念願すぎてマジでエモーショナルだった…。Nornisが最初から盛り上がれる様に、最高のバトンを渡してくれました。
間も無くしてオープニング映像が流れ、ステージに背中合わせで登場したNornis。ミニアルバムのタイトルにしてツアータイトルの「Tensegrity」でライブ開幕となりました。この時点で圧倒的。ヴァイオリンも引き連れた生バンドの重厚感溢れるサウンドと2人の美しい歌声が織り成す、壮大で神々しい雰囲気に魅了されて身動き取れなかったですね(ペンラ振る手も止まってた)。続けて「Lycoris」⇒「Circle of stars」まで披露。こちらもストリングスの音色が映えるチョイスで、しっとりと寂寥感も漂わせながら、歌唱力を存分に感じさせ、一気にNornisの世界観へと引き込んでくれました。
MCに入ると、以前にラジオ番組「Nornis界隈のハナシ」のさくゆいゲスト回で2人が考えてくれた挨拶を披露し、早速笑いを生んでましたね。1st LIVEから1年半と云う事で、昨年出来なかった「あったかいタコ焼きを食べる」事もできて美味しかった!って喜んでいました。この後はどのMCでも、基本的にアドリブ全開で自由気ままなスタイル。ファンに声を掛け、ファンの声にも耳を傾けてて良かったです。あと、ちまちゃんの変な動き好きw
ライブ再開すると、お次は「Fragment」⇒「Deep Forest」⇒「innocent flowers」の「花」がキーワードとなるパート。バックスクリーンにも花が添えられ、「Fragment」では花を片手に持って歌う姿も印象的でした。華やかで爽やかな涼感あるサウンドスケープを魅せ、2人のハーモニーが会場中に響き渡った「innocent flowers」は滅茶苦茶ライブ映えしてたなと…。
幕間映像が流れ、お次はカバーパート。Vivid BAD SQUADの「シネマ」と、やなぎなぎの「アクアテラリウム」を披露。プロセカ好きだし、凪あすは世代ドストライクだし、最高か?! そして続いたのは、ソロパート。横浜公演のネタバレ踏まない様にしてたので、ソロあると思ってなくてサプライズすぎました。衣装もにじさんじ共通衣装にチェンジし、とこちゃんは「白夜」で切なげながら力強く歌い上げ、ちまちゃんは「ひとひらの未来」でエモーショナルなメロディに乗せて伸びやかな歌声を魅せてくれました。歌詞が画面に映るのズルいし、ガチで泣きメロすぎて泣き。しかも、「ひとひらの未来」は彼女のオリ曲の中でイチバン好きで、いつか現地で生バンドで聴きたいなとずっと思ってたので、夢が叶いました。本当にありがとう。
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ライブは折り返しを迎えており、ステージも落ち着いた部屋の中に変わりました。2人ともベッドに腰を掛けながら「Min-night」⇒「夜が明けるまで」を歌唱。安らかな歌声は勿論、優しい眼差しを向けながら歌う姿に見惚れてしまう人も多かったはず。気づけば場内にシャボン玉も舞っており、リラックスした空気を届けてくれて、序盤とは異なるNornisの一面を魅せてくれて良かったです。
そしてラストスパートへ。奇妙な無機質感とキュート&キャッチーなメロディの相反する要素が魅力的な「ジョハリ」と、クールな雰囲気なのに抑えられない激情が滲み出す「just wonder」を投下し、会場の熱を取り戻していきました。「ジョハリ」ではMVも流れて、リズムに合わせて色を変えながら動くレーザー演出が綺麗で、「just wonder」は生バンドによって、より美しくカッコいい仕上がりになってて最高でしたね。ここで、流れる様に新曲「DiVER」も初披露されました。大阪公演とは異なる新曲でビックリ。透き通っていながらも、加速感や抑揚あるメロディによって奥深さがよく表現された1曲でした。
遂に訪れてしまったラストは「Ray of Hope」。もう音源と別モノすぎました。勿論、良い意味で。熱を帯びていく掛け合いを経て、辿り着くラスサビの盛り上がりと美しさは筆舌に尽くし難く、折り重なったサウンドと神秘的な歌声が会場の外まで聞こえそうな勢いで響き渡っていました。併せて、照明とステージ背景で目の前が青白く眩しい位の神聖な景色に変わっていくのが最高すぎて…。ガチで鳥肌立ったし、凄すぎて一生忘れない。
ファンの熱いアンコールに応えると、唯一ミニアルバムからまだ披露していなかった「Shangri-la」をこのタイミングで披露。音の拡がりが気持ち良く、”Sha la la”とシンガロングして、クラップまでできるライブアンセムなので、やっぱり盛り上がりましたね。会場の頭上を飛ぶ、飛行船の演出も初めて見るモノで中々に新鮮でした。
ここで長めのMC。オープニングアクトを務めてくれた、やしきずもステージに呼び、お互いに褒め称え、漫才みたいな雰囲気で笑いも生んで、このタイミングで記念撮影もしましたね。やしきずとお別れをした後は、1人1人から有難い言葉も頂きました。一言一句まで覚えていなくて恐縮ですが、
ちまちゃんからは、「Nornisを見つけてくれて、聴いてくれて、ライブに来てくれて、これって奇跡だと思ってます。曲しか聴いてないとか些細な事でも、とても嬉しくて力になってます。いつも応援してくれてありがとう」
とこちゃんからは、「"推しは推せる時に推せ”って言葉があるけど、私は少し違う意味で思っていて。皆んな色んなものを使ってライブに来てくれているのも知っているから、時間とかお金とかタイミングとか、貴方の余裕がある時に推して欲しい。その為に私達も長くステージに立っていられる様に活動を続けていきます」と、2人とも愛のあるメッセージを残してくれて、胸が一杯になりましたね。これからも応援したいと心から思いましたし。
また、ファンからのラブコールに応えたとこちゃんから、「皆んなが大好き。ただ、ちまさんの方が大切と言いますか大好きで…」と2人身を寄せ合う尊いシーンもあり、会場から歓声が上がってたのも最高でした。
確かここでバンドメンバーを紹介を挟んで(Gt. & Band Master:藤本 大貴、Ba.:中村 圭、Dr.:樋口 幸佑、Key.:宇都 圭輝、Vn.:大谷 舞)、いよいよ本当にラストの曲へ。披露されたのは、まだフル尺ではリリースされていない最新曲「Try add」でした。ライブで聴けて嬉しかったです。この曲でライブは終わるけど、Nornisの活動はまだまだ終わりじゃないと、これからの希望や期待感で会場を満たしてくれる1曲だったと思います。ラスサビでは銀テも盛大に舞って、最後はお互いに別れを惜しみつつも、万雷の拍手に包まれ、終幕となりました。
改めて、最高のライブをありがとうございました!圧巻の景色と2人の美しい歌声が深く心に刻まれて、大阪から自宅へ帰ってきた今も感動に浸っています。可憐で柔らかながらも芯のある歌声を持つ町田ちま、妖艶で力強い歌声の中に優しさも感じる戌亥とこ、現地ライブでも歌唱力は流石と言うべきかホンモノで、2人合わさった時の豊かな響きは余計に現地会場ならではだったと思います。生バンドの演奏や演出も現地ライブこそ至高と思わせてくれる程に、Nornisの世界観やメッセージを更に盛り立て押し出してくれました。一方で、MCになった途端の緩さと可愛さはいつもの配信通りで和むし、笑いを届けてくれて楽しかったです。
Nornisが2人体制になってから1年少し経ちますが、止まらず活動を続けてくれて改めて感謝しかないし、勢い衰えるどころか増しているのでね。来年以降はこのツアー以上の規模でも余裕で実現してしまいそうだなと。またNornisのライブで感動を味わえるのを楽しみにしています。本当に素晴らしいライブをありがとうございました!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━#Nornisツアー大阪 -Tensegrity-
— Nornis (@_Nornis) September 21, 2024
✍️直筆メッセージ到着💐
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終演後の直筆メッセージをお届け✨
たくさんのご声援ありがとうございました♬
🎫チケットhttps://t.co/xOkoVXUaIm
※販売期間:10月13日(日) 23:59まで… pic.twitter.com/NyOu8tOWY3
【セットリスト】
(Opening Act 社築)
1.スターライト
2.ゲーム・ボーイ・アワー
(本編)
1.Tensegrity
2.Lycoris
3.Circle of stars
4.Fragment
5.Deep Forest
6.innocent flowers
7.シネマ(cover)
8.アクアテラリウム(cover)
9.白夜(戌亥とこソロ)
10.ひとひらの未来(町田ちまソロ)
11.Min-night
12.夜が明けるまで
13.ジョハリ
14.just wonder
15.DiVER ※新曲
16.Ray of Hope
(Encore)
17.Shangri-la
18.Try add
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