マガジンのカバー画像

思っていること

30
想い、所感、雑感、思いつき。 いろいろ綴っています。ついつい長文になっちゃいつつ。
運営しているクリエイター

#歌う

それ、誰が歌ってるんですか?

感動したい屋さんレッスン中 生徒さんの声の表現に痺れちゃうと 「ハァーーーーーン!!!!!!」 「素晴らしい〜!!!」 「良い声ーーーーー!!!!!!」 と、ブラボーーー!!! みたいな興奮状態になり 感動して泣いちゃったり。してます。 それを生徒さんからは 「先生は褒め上手なんだから〜」 とか言われたりします。 ま、それもそうかもなのですが でも、突き詰めて考えれば そのリアクションって………… 自分で自分の歌に対しての リアクションもそれなんですよね。 自分で自

音をよく聴きましょう、の真意

貴重なエピソードを聞き愕然 うちの生徒さんから お聴きした貴重なエピソードなのですが… 以前通っていたという 声楽教室でのレッスン中のこと。 歌唱指導の際 「そ、う、じゃ、な、い、で、しょーー!!!」 「もっと、口開けてーーーー!!!」 「目を開いてーーー!!!!」 と、先生から 机バンバン叩きながら檄を飛ばされ もっと、もっと、もっと 頑張るぞーーーと 歌っても歌っても 「音を、聴、い、てーーーー!!!」 バンバンバンバンバン バアアアアアアアアアアン!!!!

繋がった、という感覚を信じる

きょうは、地域の方々の 集まりに招いていただいて 歌をプレゼントさせていただきました。 何かに動かされているんだな会場には、介助の方とご一緒だったり 車椅子の方、杖で歩いている方、 シャッキリ元気そうなシニアの方 30人程集まってくださいました。 それぞれみなさんと 手遊びや軽いステップをしながら 童謡を歌うという 脳トレ的な事を交えた うたあそびを前半に。 わたし自身そんなこと やったこともなかったから こうやったら楽しいんじゃない?!って も

同じ言葉に違う想いを

やり方に囚われているとある日のボーカルレッスンにて。 とある女性の人気曲で有名なラブソングを 課題曲に選んでくださったZさん。 その歌の御本人がネーットリと 歌い上げるその曲がイメージさせるもの… それはもう、 御本人が想定されているであろう 恋人だけがハッキリと 浮かんでくる。 わたし!わたし! わたしの気持ち、受け取って! というエネルギー。 この歌手は、歌い方の「テンプレート」が カッチリ決まっていて 「やり方」に拘りのある方だと ヒシヒシと伝わってきます。

人生の悲劇?コント?

数日前書いた未投稿のものを 加筆修正して放出してみます。   突然ですが…自販機にお金を入れて ポカリスエットのボタン押してるのに 「トマトジュース買いたいのになんで… 毎回毎回ポカリ出てくる…」 「わたしはトマトジュースを買っちゃダメな 人間だってことなんだ…」 悲劇すぎますこれ。 いやいやいやいや そんな、運命の定めとかないないない 自分だけは 特別できない人間で、できないとかないないない でも、そういうことってある。 そういう思い込み まじで、まじで、

評価は寝て待て

自分への評価をしてしまっている時って 「そんな暇もないくらいに 夢中になれることがない」っていう 現れなのかもしれない。 歌もね、歌いながら 評価、採点、ダメ出ししている時って 夢中になれていない時ですよね。 分析や評価やらを味わうのは 歌い終わってからの話。 歌っている最中 いろいろ感じたり、思ったりはしていますが 「思考を掴まえない 流れるままに、いなしていく」 という話を前回しましたが 歌をほっぽらかして 分析しだしたりしたくない。 してほしくない。 生徒さん

思考が味方でないのなら、これ。

思考を掴まえない歌っている時に ふっ、と来る否定的な思考。 それらと戦っていることが 歌うこととセットになっていることが 当たり前になっている人って 結構、多い。 どんなに素晴らしいアーティストでも みんな、誰でも歌っている時に 否定的な思考はやって来るはずです。 というか「歌」に限定せず 生きる上で「否定的思考」は 必ず誰しもが持ち合わせているもの。 でも、その思考が敵なのか味方なのか。 自分の司令塔が思考なのか 自分を助けてくれる、優秀な部下なのか。 思考の奴