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Generative Artについて

私は現在27歳。航空会社のパイロットとして空を飛んでいます。今後はコックピットを離れ、世界を変えるNFTプロジェクトを立ち上げる夢を叶えます。詳細はこちらの記事をご覧ください。なお、Twitterにて発信をしておりますので、よろしければairbits.eth(@pilotraders)をフォローしていただけたら嬉しく思います。

はじめに

前回の記事では、私が現時点でリサーチする必要がある6つの事柄のうち、ブロックチェーンについてリサーチしました。これから調べるべきものは以下の4つです。

・Generative Art
・IPFS
・オンチェーン
・独自コントラクト

今回は、この中でもGenerative Artについてリサーチしてみました。

Generative Artとは

Generative Artとは、簡単に言い換えると「プログラミング技術を使って作り出される、機械的かつランダムに生成されたアート」のことです。

このGenerative Artは、数学的で自律的なアルゴリズムを考えて、意図的に偶然性を取り入れてつくるアート作品です。そのため、アーティストの役割はアルゴリズムを考え、そのアルゴリズムを実装することなのです。アーティスト自身を含め、世界中のどんなに優れた人間でさえもGenerative Art作品の完成形を想像することはできません。ここに新たなアートの価値が生まれるのです。

それでは、ここで初期のGenerative Art作品を見てみましょう。

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こちらの作品は、ドイツ人のGeorg Neesが1968年に発表した「Schotter」という作品です。この作品は、横並びの正方形が上から下にいくにつれて不規則に変わっていくものです。

この作品を人間が手書きで制作する場合、ある程度の制作時間が必要です。もし正方形の数を100倍にする場合、単純計算で100倍の制作時間がかかってしまいます。一方、Generative Artで正方形の数を100倍にする場合、元のコードを少し変更するだけで簡単に生み出すことができるのです。正方形を1,000倍に増やすことも同様に、手書きの作品よりも短時間で生み出すことができるのです。

NFTとGenerative Art

それでは、Generative ArtでのNFTプロジェクトをご紹介します。まずは、日本人の@takawoさんが手掛けるGenerativemasksです。記事執筆の2021年10月10日現在、OpenSeaでの取引額は2,800 ETH。日本円に換算すると、11億円を超える取引額となっています。作品公開からたったの2か月で取引額が11億円を超えたという結果を見ると、いかにGenerative Artが注目されているのかがわかります。

それではもうひとつの作品として、Art Blocksをご紹介します。この@artblocks_ioの作品は、世界で成功したGenerative Artのひとつだと言っても良いでしょう。記事執筆の2021年10月10日現在、OpenSeaでの取引額は218,600 ETH。日本円に換算すると、874億円を超える取引額となっています。やはり、Generative Artの注目度は目を見張るものがあります。

さいごに

今回は、私が現時点でリサーチする必要があるもののうち「Generative Art」について調べてみました。次回以降は以下の事柄について調べていきます。

IPFS (2021/10/11執筆)
オンチェーン (2021/10/12執筆)
独自コントラクト (2021/10/13執筆)

私のプロジェクトにご協力いただける方は、ぜひairbits.eth(@pilotraders)のDM等でご連絡いただけたらと思います。いつでもウェルカムです。

AirbitsFounderのeduです。「旅」をコンセプトに世界を変えるNFTプロジェクトを運営しています。サポートしていただいたお金はプロジェクト運営費として大切に使わせていただきます。サポートして下さった際は、直接感謝を伝えさせて下さい。