ペルーでシャーマンに会った結果、ブロックチェーンの海外アライアンス担当になった男【社員インタビューNo.9】
Web3黎明期の2018年から国内最大級のブロックチェーンゲーム『CryptoSpells』を自社開発・運営。その知見を活かしてNFT・ブロックチェーンゲーム領域で自社開発・開発支援・コンサルティングを行い、急成長を続けるCryptoGames株式会社。
今回は、TCG Verse(※) BizDev・海外アライアンス担当の 石井勝猛さんにインタビュー。
実際のWeb3業界で働く人達の肌感やCryptoGamesの内側に迫ります。
──簡単に自己紹介と経歴をお願いします。
TCG VerseのBizDevを担当しております、石井勝猛と申します。新卒の6月にCryptoGamesに入社いたしました。
大学在学中は、オーストラリアに10ヶ月ほど留学をしたり、旅行会社や教育系のベンチャー企業でインターンシップに参加していたりしていました。
──Web3に興味を持ったきっかけはなんですか?
初めて知ったのは在学中にオーストラリアの大学へ留学をしていた時です。
当時、学生寮に住んでいて、いろんな国の学生がいたので、寮の学生達と交流していくうちに知りましたね。
実際にクリプトを触り始めたのは、2020年の新型コロナウイルス蔓延による、ロックダウン期間中です。
家にいる時間を活かして投資を始めて、その投資先の1つとしてクリプトも選びました。
──Web3業界に入ろうと思ったきっかけはなんですか?
きっかけは南米ひとり旅です。
学生時代、インターンシップとして参加していた企業があり、就職も考えていた企業がありました。
ただ、いざ大学卒業が迫った時に本当にこのまま入社してもいいのかと迷い、迷った結果、辞める決断をして、卒業後早々に路頭に迷いました。
そんな時、何を血迷ったか、南米にひとり旅に出発します。
学生時代に南米の文化を勉強していて、その時からペルーのアマゾン川の奥地にある村に行って、シャーマン(呪術・宗教的職能者 日本で言うお坊さんに近い存在)に会ってみたいと思っていました。
シャーマンと会話をしたら、何か変わるのではないか。
そう期待して、1人でペルーまで行きましたが、結論、何も変わりませんでした。
シャーマンと会話をしたって、人生は変わらない、悩みも解決しない。
特別な感動があるわけでもない。
このまま旅をしていても意味はないと思い、早々に旅を切り上げ日本に帰国しました。
その時には、ブロックチェーン業界に行くことを決めていました。
──旅行中に、なぜWeb3業界を選んだのですか?
旅行中に「STEPN」をしていたことが1つ目のきっかけです。
「STEPN」をしながら南米の様々な国を旅していました(笑)。
その時は「STEPN」がすごく盛り上がっていた時期で、その時に、「『STEPN』が生まれると言うことは次の革新的なブロックチェーンゲームも生まれるのではないか」「この業界は盛り上がるに違いない!」と思ったんです。
2つ目のきっかけは、ロシア人がクリプトを駆使しながら航空券を買って、南米を旅していたことです。
衝撃的でした。
当時、ウクライナ戦争の影響で彼らはクレカや銀行口座を使えませんでした。そこで、クリプトを使いながらあの手この手で航空券を買っていた様子を見て、クリプトの利便性を感じました。
これらの経験から、帰国したらブロックチェーン業界一択だと決意しました。
──CryptoGamesを選んだ理由はなんですか?
選んだ理由としては、ポテンシャルと業界での立ち位置です。
日本でブロックチェーン事業を4年間続けている企業はなかなかないと思っていて、Oasys(ゲーム特化型ブロックチェーン)のイニシャルバリデーターに入っていることも強い。
トータルとしていいポジション、いい会社だと思ったからです。
──実際に働いてみてどうですか?
楽しいですし、本当に感謝しています。
僕が今任せてもらっているポジションが、TCG Verse(「あなたのカードNFTが資産となる世界」を目指す、OasysのVerse layerチェーン)のBizDevなのですが、このポジションを与えてくれたことが本当にありがたいです。
様々な国の方と関われて、一緒に働ける。自分が持っている語学力も活かせる。
海外と関わりたいという思いは昔からずっとありましたし、今後もあり続けると思います。
なので、ブロックチェーンにすごく詳しいわけでもなかった自分に、海外の方と関われるポジションを与えてくれたことが嬉しいです。
──これからWeb3業界に来る人へメッセージをお願いします。
市況的にも難しいので、安直に今入った方がいい!とは言えないですね。
爆発的なポテンシャルも秘める一方、業界はまだまだ未成熟なので、ハイリスクハイリターンが好きな人にはいいと思います。
もちろん僕はこの業界の成長を本気で信じていますが、この業界が誰に対してもベストだとは思っていないので、他の業界とも比べてみて、冷静に判断してもらえたらと思います!
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