社労士試験の攻略法&科目ごとの難易度。~後編

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さてさて、後編でございますが、その前に、先日資格のフォーサイトにて社労士試験の合格者インタビュー、受けてまいりました。

こちらの合格者インタビュー、ここだけの話、いくらもらえるの?と気になる方もいらっしゃるので書いておこうかなと思います。

本編ではないので、サクッと。

ずばり…3万円+交通費!

うん。悪くない。事前のアンケート記入に15分程度、当日の拘束時間おおよそ1時間以内。あとは憧れの講師としゃべれる。

ということで、合格する前の教材に関しては、14万円ほど全体でかけたのですが、これで少し返ってきたかな。+宣伝効果?(個人を売り込むという意味で)もあるので、良い体験になったかなぁと。

それでは、本編!

⑦厚生年金保険法

 こちら、年金科目は、実際の試験でもかなりボリュームがあるところ。⑥の健康保険法と⑦厚生年金保険法、そして⑧国民年金法で、選択式で15点、択一式でそれぞれ併せて30点ですので、勉強の後半にさしかかるものの、もう一度この辺でギアを入れたいところ。

厚生年金保険法は、その前の健康保険法と照らし合わせながら、似ているところも多々出てくるので、比較をしながら勉強していくことが大事。

法定16業種、適用範囲…とこの辺まではよいのですが、国民年金法をやってからでないとわからないところも。

なので、⑦は厚生年金保険法にしたのですが、予備校のテキストによっては先に国民年金法を勉強することもあります。(試験の順番は、健康保険法→厚生年金保険法→国民年金法。)

まあいずれにせよ、後半に行くにつれてわからなくなります。笑

特に、年金は途中で法改正があったりするので、そうすると昔に生まれた人に思いを馳せながら勉強しないと、特に20代、30代の人はつらいかも。

自分のおじいちゃん・おばあちゃんや自分の父母に重ね合わせながらイメージをして勉強するといいですね。

とにかくボリュームが多いのですが、健康保険法や国民年金法と似ている部分を意識しながら勉強することで、難易度は7くらい、になるでしょうかね。そうでないと、8か9くらいに場合によってはなりますね。

⑧国民年金法

どちらかといえば、厚生年金よりかは、身近に感じられる…ところかも。

ところが、社会保険3科目と言われる健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法は、事例がとにかく多いんですよ。択一式の問題においては。

で、僕はこれかなり苦手でしたね…。

なので、一通りテキストを通したら、やはり過去問に行きましょう。過去問で事例を見ながら、どういうこと?そういうこと?

を繰り返していきます。

なんかわかった気になっていて、問題解こうとすると全然解けない、ってことがあるんですよね。

なので、難易度は過去問を併せながらやることによって、難易度は7くらいに落ち着くのではないかと。

それから、過去問をやるときの注意点なのですが、難易度があまりにも高すぎるもの、受験生の正答率が著しく低いものは捨てて構いません。

だいたい、択一式の科目、10問中、6問は標準・2問はやや難、2問は難、という難易度で構成されています。本番は、各科目7点取れれば合格できるので、標準レベルはしっかり抑えてやや難、のところに時間を投入していくのが良い戦略と言えるでしょう。

難易度、ですが、過去問などの事例を見ながらやれれば、7かな。そうでないと8という感じ

⑨労務管理その他の労働に関する一般常識&社会保険に関する一般常識

年金科目が終わってホッとしているそこのあなた!!!笑

これで社労士の試験は終わりではありません。

一般常識、と言われる、2科目!そう、まだ2科目あるんですよ。

全然これ、一般常識ではないので、まずは注意してください。しっかり、勉強しないとダメです。

しかもこれ、範囲が広すぎます。

そして、過去問が結構…アテになりません。

実際、私が受験した令和3年度の試験ですが、労一(と省略します)の科目、午前中の選択式で、5点中1点!しか取れず落ちた!!!と思いました。(基本、選択式と呼ばれる科目では3点取れないと非常に不安です。2点で、補正、というのが入る年もありますが、1点…というと過去10年で1度のみ。平成25年度社一の1点。)

とにかく、試験合格の日までヒヤヒヤ…というか普通に落ちたと思いました。

だいたい、統計問題が出てくることが多いのですが、この年は全部助成金関連の問題が。

(こちらから昨年の問題がご覧になれます。)

何が出るかわからない…という意味ではこの科目、労一と社一と、両方とも、難易度は9…(私にとっては。)ともいえるでしょう。

とにかく予備校が作る参考問題と、それから前回の記事で、白書に関するお話をしましたが、労働経済白書、厚生労働白書は一通り、時間があるときには目を通した方が良いでしょう…。と言ってもめちゃくちゃ分厚いんですけどね…。

まとめ


というわけで、ここまですべての科目を見てきましたが、

社労士試験というのは、だいたい合格率が6~8パーセントになるように、上手く調整されています。

一時期、2パーセント台だったこともあり、その年は、あまりにもおかしいだろ!ということで裁判になったとか…。

一時期よりかは、しっかりと、合格率が調整されているので、

やるべきことをしっかりやる。

何周もする。

間違えた問題を繰り返し復習する。

これを続ければ、合格できるのでは…と思います。

それでは今年受験される皆様、合格できますように、強く強く祈っております!!


何か要望がありましたら、社労士試験について、他にもお話いたしますので、遠慮なくコメントどうぞ!

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