医療の「エコ」活動を学んできました vol.1
ラゾーナ川崎で、医療のエコ活動に参加してきました。
「ECO(エコ)」と聞いて、何を思い浮かべますか?
地球温暖化
プラスチック削減
CO2排出規制
省エネ
などでしょうか。
では、医療のエコ活動とは?
の前に。
国民皆保険制度の日本は、
医療の先進国でしょうか?
医療の先進国の定義はいろいろとありますが、
承認されている薬の数だけで考えると
日本は先進国とは言えません。
なぜなら、欧米で承認されているにもかかわらず、
日本で承認されていない薬(未承認薬)があり、
そして以下の通り徐々に増えているからです。
欧米で承認されている新しい薬が
日本で使用できないことを「ドラッグ・ロス」と呼び、
使用できるまでに時間がかかることを「ドラッグ・ラグ」と
呼びます。
たとえば、
命に関わるかつ希少疾病(数が極めて少ない病気)の医薬品が、
ドラッグ・ロスやドラッグ・ラグで使用できないとしたらどうでしょうか。
欧米では使える薬が、日本では使えない。
欧米では助かるかもしれない命が、日本では。
今もそうですが、これからも十分考えられます。
まずは、こういった日本の現実を知ることが大切です。
次の記事で、医療のエコ活動とはなんなのか?
どう繋がるのか?
を紹介していきますね。