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医療の「エコ」活動を学んできました vol.1

ラゾーナ川崎で、医療のエコ活動に参加してきました。


「ECO(エコ)」と聞いて、何を思い浮かべますか?

  • 地球温暖化

  • プラスチック削減

  • CO2排出規制

  • 省エネ

などでしょうか。
では、医療のエコ活動とは?
の前に。

国民皆保険制度の日本は、
医療の先進国でしょうか?
医療の先進国の定義はいろいろとありますが、
承認されている薬の数だけで考えると
日本は先進国とは言えません。
なぜなら、欧米で承認されているにもかかわらず、
日本で承認されていない薬(未承認薬)があり、
そして以下の通り徐々に増えているからです。

2014年:123品目
2015年:127品目
2016年;117品目
2017年:134品目
2018年:154品目
2019年:157品目
2020年:176品目

政策研ニュース No.63 2021年7月


欧米で承認されている新しい薬が
日本で使用できないことを「ドラッグ・ロス」と呼び、
使用できるまでに時間がかかることを「ドラッグ・ラグ」と
呼びます。

たとえば、
命に関わるかつ希少疾病(数が極めて少ない病気)の医薬品が、
ドラッグ・ロスやドラッグ・ラグで使用できないとしたらどうでしょうか。
欧米では使える薬が、日本では使えない。
欧米では助かるかもしれない命が、日本では。
今もそうですが、これからも十分考えられます。

まずは、こういった日本の現実を知ることが大切です。

次の記事で、医療のエコ活動とはなんなのか?
どう繋がるのか?
を紹介していきますね。




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