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価格設定の難しさ。自分の価値はクライアントにとっていくらなのか。

クライアントに見積書を提出する。
そして、クライアントから発注を受ける。
その価格、見積価格のなんと2倍。

メディカルライターの案件は、こんな始まりだった。
価格の相場がわからぬまま、それでも高すぎるのでは?と
思いながら価格を設定し、見積書をエイヤーと出した。


会社員時代、営業職とはいえ、価格交渉はしない、お金の回収もしなかった。
医薬品の情報を提供し収集するという、
社会一般の営業からすると特殊な職種。

副業を始めて、自らの仕事に値段を決め、月末になると請求書を送付し、
お金を回収する。
ごくごく当たり前であろうことが、とても新鮮であった。

その頃から、ようやくモノの価格設定に興味をもつようになる。
ペットボトルの水は、1本100円程度。
なぜなのか?
ランチ代は、1,000円程度。
なぜなのか? そして、利益はどれくらいなのか?
とあるオンラインサロンの会費は、10,000円程度。
なぜなのか? そして、一月の売り上げはどれくらいなのか?
この前提案されたコンテンツ作成のコンサル代は、300,000円〜1,000,000円程度。
なぜなのか?

売り手がモノの値段を決め、消費者が納得すればその価格で買う。
コンビニで売られているペットボトルの水は、1本100円程度。
富士山の山頂で売られているペットボトルの水は、1本500円程度と聞く。
売る場所を変えると、値段が変わる。
場所で価値が変動する。

Webライターからメディカルライターへ。
売る場所を変えると、値段が変わる。
まさに今現在の単価感は、おおよそ決まってきたが、
自分の価値は果たしていくらなのだろうか。

鴨頭さんがこんなポストをしていた。

我々の商品・サービスにはそれだけの価値がある。
まず我々がその価値を信じなければならない。

値付けをすると、まず自分がその価格を信じるところがスタートライン。

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牧野 泰尚 Makino Hirotaka l メディカルライター
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