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見〜て〜る〜だ〜け〜なのに息がきれる。

小学生3年生〜高校3年生までサッカー部であった。
一緒にサッカーをしていたメンバーで、プロになった選手はいない。
でも、高校生のときには、本気で全国大会を狙って練習をしていた。
高校総体の最終戦は、兵庫県の名門、滝川第二高等学校。
相手チームは、サブメンバーも多く出場していたにもかかわらず、全員が上手い。
ボールを止める、蹴る。

今でこそW杯の常連となりつつある日本代表であったが、15歳のときにドーハの悲劇を体験した。

あれから、31年👀👀

ワールドカップ最終予選。
日本 vs オーストラリア。

前半はドロー。
日本がボールを支配しており、何本かの決定機もありつつ、オーストラリアのコンパクトな守りを突破できずに前半終了。

そして、後半開始。
前半とは違って、オーストラリアが攻勢をかけてくる。

速く低い弾道のアーリークロスに堪らず足を出し、オウンゴールで失点。
アジア最終予選で初失点だった。
嫌な予感が頭をよぎる。

それでも、日本の底力を感じた。

嫌な予感が吹っ切れたのは、伊藤純也選手が入り、中村敬斗選手がピッチに立って、それぞれボールを触ってからだ。

疲れたころに、走れてテクニックを持っている選手が入ってくると、守る側は本当にしんどい。

そして、ついに、中村敬斗選手が独特のステップで切れ込み、オウンゴールを誘った。

1 対 1のドロー。
いや、幾度となくチャンスがあり、その度にテレビの前で叫ぶ。
椅子から降りては、椅子に座るの繰り返し。

サウジアラビアからの長距離移動もあり、そして90分戦い切った選手たちの疲労は、想像もつかないが、気がつくとテレビの前でも息が切れていた。

家族からも「うるさい」と何度も注意を受ける。
でも黙っては見ていられない。

次は11月15日のインドネシア戦。
楽しみすぎる。


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