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ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏

友人の子どもたちの文化祭に誘っていただき、ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏を楽しんできました。

子どもたちの演奏は、小さい頃から何度も聴かせてもらっており、今回が5回目か6回目の演奏会です。
約30分の演奏会で披露されたのは5曲。

彼女たちは幼い頃から年齢以上の演奏を聴かせてくれていたように思いますが、今回は演奏技術に加えて、音楽を通して感情や情景を表現する力が加わったように感じた。

クラシック音楽に疎い私の耳でも、ピアノ・バイオリン・チェロそれぞれの音色が聞き取れた。
バイオリンが主旋律を奏で、チェロが伴奏しているかと思ったら、チェロが主旋律を引き受け、バイオリンが伴奏にまわるというようになど、3つの楽器が役割を交代しながら演奏する様子がとても楽しかった。


長年続けてきたサッカーに例えるなら、ポジションチェンジを繰り返しながら、相手ゴールに迫っていくような感覚だったように思う。

自分の楽器を演奏をしながら、両耳で2つの楽器の音を聞き分け、絶妙なタイミングを合わせてパスを出し、受け取るという動作を繰り返しているように感じた。

演奏会は、アンコールの楽曲も終わり、大きな拍手で閉幕。

広い校内では、さまざまな場所で催し物が同時に行われる。

各会場の状況を確認しながら、案内係の生徒たちが、私たち聴講者をスムーズに誘導する姿もまた印象的であった。
2日間の文化祭を思う存分楽しみ、高校生活の思い出として刻んでほしい。


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牧野 泰尚 Makino Hirotaka l メディカルライター
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