キャッチボールではなく、テニスをしよう
クライアントとコミュニケーションを取るツールが多様化しており、メールやチャット、XのDMなど文章でのやり取りが主流ではないでしょうか。
フリーランスとなり、クライアントとのやり取りでより意識していることは、
「ボールを早く打ち返し(迅速に返事をする)、自分でボールを持ち続けないこと」です。
これによって、2つの利点があります。
ボールを長く持っていると、常にそのボールのことを考えてしまいます。
考えることは悪いことではないとは思いますが、少しでもネガティブな要素が含まれていると、メンタルが疲れてしまいますので、早めに返事をすることが大切です。
ボールを持っている時間が時間が長くなるほど、テニスボールが軟球に、硬球に、さらには砲丸のようにどんどん重く感じられるようになる。
長く保有していたボールをいざ打ち返すとなると、返事が遅れたことへの謝罪や理由を考える必要が生じ、エネルギーを消耗するからです。
何も調べずにクライアントに質問することは避けるべきですが、「ここまで調べたけどわからない」「この理解で合っているのか」などの疑問があれば、早めに確認しましょう。
抱えているボールが1つならまだ良いですが、複数になりその数が多ければ多いほど、指数関数的に負担が増えていきます。
もう一つは、早いレスポンスを心がけることで、クライアントから「早い」と思われます。
早いことでのデメリットは皆無に等しい。
ただし、誤字や品質には注意が必要です。
このように、キャッチボールではなく、テニスをしているような感覚でクライアントとやりとりすることで、お互いメリットになるのではないでしょうか。
何より、納期を遅れることがなくなり、前倒しで、クライアントにも評価されるのではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?