高校生の会話にカットインしそうになる
いつものように、待ち時間にスタバで作業をする。
席を確保しようと階段を上がると、ひとつだけテーブルが空いていた。
隣は、高校生の男女。
コーヒーを手に、テーブルにつく。
そして、パソコンを開く。
隣の席で、楽しそうに会話が弾む。
途切れることない会話が、聞くつもりもないのに、全て筒抜け。
その筒抜けの会話に、一回だけカットインしそうになった瞬間がある。
「試合の前日にミセスのライブに行くから、部活休まないと」
と聞こえたので
「えっ、いつのライブ?」
と反射神経が働きそうになったが、不審者だと思われるという理性によって、さらに反射的にブレーキがかかる。
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映画を見てから、ファンクラブ「Ringo Jam」に入り、≪Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”≫追加公演にエントリー。
もしも、抽選に当たったら、子どもたちの年代の観客のなかに、完全なるおじさんとおばさんがいることになるのかと、場違い感ハンパないなとニヤニヤしながら抽選結果を待つ。
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ライブには久しく行っていない。
サザンオールスターズの野外コンサートで、最後尾から2列目の席だったことがある。
生で見えるほんの小さな人影が、桑田佳祐さんだったのだろう。
さて、2024年の締めくくりに、ミセスのライブに行けることになるのか。
抽選結果は、10月29日(火)18:00ごろ。
すでに、スケジュールにも入っている。
「🍏発表」と。
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もし、高校生の会話に入っていたら、こんなことも高校生たちに話していて、「あのおっさん、ウザかったね」と帰り道の会話になっていたのだろう。