バレエ・シューズ

磨かれた床が煌めく
ダンスホールで
もう踊れないと
私は酷く嘆く
大丈夫よと
黒猫が私を諫める
さあ踊りましょうと
黒猫は私の手を取って
フロアの真ん中へ
共に吸い込まれ
私達は踊った
古いバレエシューズで
足元を着飾って

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差羽ナガレ
読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします