還らない唇

組み上げた単車で
ミルクホールへ
向かう不良少年
傷を隠した儘
次の仕事へ向かう
左目のジュリー
還らない唇を
求める儚い少女
皆何かに迷い
壊れそうな夜を抱え
明日へと向かう
等しい筈の命で



読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします