1月5日『文男スポーツ』東京新聞の姿勢と記事に失望感

急に東京新聞が五輪プロパガンダの片棒担ぎに鞍替えしたのか、開催賛成の大政翼賛会に加入してしまったのか?東京新聞の姿勢にがっかりである。

そして、私の頭が悪いからかもしれないが、山下泰裕JOC会長がおっしゃることが理解出来ない。

果たしてこの方がJOCのトップで大丈夫かと思うのは私だけか…。
五輪に関して東京新聞のインタビューで、

「いつでも諦められる、最後まで最善を」

とおっしゃっているが、五輪開催の有無に関する具体的なことを世界に示すのがトップの役目ではないのか。

「勝敗以上にフェアプレー精神」とも同じ記事で述べている。今、山下会長に求められるフェアプレー精神は精神論や感情論を述べることではない。
五輪開催の有無を決定する日時と、開催するならその基準を具体的に示して世界に発信することだ。

そして年頭の挨拶で、

「元日からスポーツが感動を呼び起こした。選手のプレーがコロナ禍を乗り越えた世界の人々の明るい希望の光となる。」

といった主旨の発言をしている。

日本では「スポーツは感動するものだ。感動を呼べば全てが許される。」的な特別感が蔓延している。

山下会長は感動したという私情を五輪開催の意義にすり替えているのだ。
トップが私情で仕事の指示を社員に出す企業に明日はあるだろうか?
ところが、これが許され多額の税金が投入されているところが山下会長率いるJOCなのだ!

スポーツ特に五輪への特別感を出すことを作り出す片棒を担いだマスコミ。その罪深さに気づき批判するスポーツメディアの誕生を期待したい私はバカなのかもしれませんね。

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大勇 (Daiyu) プロボクサーでお坊さん
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