12月17日『文男スポーツ』古長拓内野手の指名理由が気に入った
バファローズ育成ドラフト6位指名の古長拓内野手。昨日に続いて私の期待する育成ドラフト指名選手である。
指名した決め手が、"監督に逆らった"からというのが面白い。
物怖じしない我の強さは時に強烈な力を発揮する気がする。
『世界の盗塁王』福本豊氏は社会人の松下電器在籍時にプロ野球のスカウトから、
「いいものを持っているが身長が低いからな…」
と事あるごとに言われたそうだ。
それに対して、
「野球は身長の高さでするんじゃない!」
と言い返したのを阪急ブレーブスのスカウトが目撃して、"彼はプロ向きの性格"と評価して獲得したらしい。
逆らう選手を獲るのは球団の伝統かな?!
立場が上の人間に自分の意見をはっきり伝える。それが正論でも、
逆らった、歯向かった、楯突いた…、
こう言われて思われて絶対服従や上への同調圧力を強いることが多い日本社会。
そこを"信念を持って自分の意見を伝えられる人間"と評価したら、多くの可能性に繋がり若者の才能を潰さなくて済むはずだ。
我の強い選手を獲得するバファローズの取り組みを今後も継続していただきたい。
必ずしや花開きチームの強化になると私は信じている。
プロ向きの性格と言えばファイターズの杉谷拳士選手。獲得の決め手となったのは球団独自のデータが示すある数値の異常な高さだった。それは、
『プロ向きの性格』だそうだ。
当時は技術的な数値は獲得のレベルに達してなかったそうだが、「こんな選手がプロになったらどうなるのかな?」ということを球団は思ったたそうだ。
早朝からの猛練習を重ねて現在の地位を築いた杉谷拳士選手。お持ちの存在感は球団を代表するまでになったのでは。
物怖じしない、はっきり意見を伝える…、
選手の持つ性格をスカウトの方が"プロ向き"と判断した選手のプロ入りが増えることを願うばかりだ。
私事で恐縮ですが、競技は違えど私は運動能力的にプロなるのは到底無理だった。
では何故プロになれたか?
それは"絶対にプロになりたい"という私の強い想いと、その気持ちに応えていただいた指導者による親身の指導によって私でもプロになれ試合にも勝てたと信じている。
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