第二話 初回授業はマドリードにて 「救出」
9月20日にプレイベント+レクリエーションでボール蹴り(スペイン語Master、オンラインコースの生徒も一緒に)をしました。そこでそれなりに点取ってたら、一緒にボール蹴ろうってことで色々声掛けてもらってボール蹴る機会を獲得(今、週2〜3は最低ボール蹴ってます)。仲間作るには一緒にボール蹴ることが一番。その後FC Barceona Master(私の受講コース)の初回授業はマドリードで行われました。
World Football Summit in Madrid
ホテルと往復の移動手段を予約し、いきなり現地集合。なんのこっちゃと思いながらも事前に参加者専用サイトでイベントの概要確認。La LigaやFIFA、アトレティコマドリーCEOのGilさん、カランブーに元祖ホナウドさん…
フットボール好きにはたまらんパネルや登壇者で目白押しのイベント。内容の詳細は、この道の師と、私が勝手に思っているSTVV飯塚さんのnoteをご覧下さい。このイベントでの課題はパネルを見てフットボール産業について学ぶことはもちろん、できるだけ多くの人と名刺交換すること(成績の対象)。参加者のネームプレートを確認しながら、話せるチャンスがあればとりあえず声をかける。しかし、なかなかうまくいかない。それもそのはず。このイベントには自分たちを除き、各組織、クラブ、企業の偉いさんばっかり。他の参加者にとってもコネクションを築くには絶好の機会、なかなか学生は相手にしてもらえません。それでも、英語とクソみたいなスペイン語を駆使し、イベントの2日間、名刺とSNSの連絡先を交換し続けました。結果、クラストップでした(多くは途中諦めて飲みながら休憩モード)。
その他所感・活動内容;
・スポーツ産業に関わる日本人の方々に出会い、貴重な話を聞けた
・グローバルなフットボールの潮流において日本は存在感無い
・スペイン語はグローバルなフットボール産業において欠かせない
・ナンパする人ってすごいな…笑
・バルセロナ〜マドリード間を2度とバスでは移動しません
Introduction to the Football Business
マドリードでのイベントを終え、翌日の夕方に初回授業(座学)と入学式をカンプノウで行いました。VIP席でカヴァを飲みながらどれだけフットボールが好きか、今後どうしていきたいかをみんなで語る。自分よりフットボールに詳しくて、情熱を感じさせてくれるクラスメート。そして教授もまたフットボールフリークな方ばかり。
初回の教授はOliver、ブラジル出身の彼はClub Athletico Paranaenseで現在働きながら、私のコースのDirectorも務める。欧州でフットボールビジネスを修学し、講師としての経験も豊富。そんな彼の授業は説得力があり、面白い。彼が一番強調していたこと、それは"DBAFF"という言葉。私は鹿島とイングランド代表のファンですが、どこか冷めたところがあり、一歩引いて物事を見てしまいます。人間関係においても何を考えているかわからない、感情が無いなんて言われたこともあります(笑)しかしこの言葉に照らして考えると、私はこの業界適任なのかもしれません。
"Don't Be A Fucking Fan"
フットボール産業、特にクラブチームに携わるのであれば、情熱や愛を持つことは大事です。しかし愛しすぎて救いようのない、盲目的なファンになるなということです。冷静と情熱のあいだ(バランス)ってやつが大事なんでしょう。私はしっかり感情あるし、考えも伝えている方だと思うのですが、他人の評価はわからないものですね…
今回はこの辺で、Adéu!