Library Of Ruina 攻略ログ㉓ 〜芸術の階、開放の最終楽章
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、この記事では芸術の階の最後のストーリーを進めて参ります。
ネタバレのアラートが冒頭にある通り、本記事で触れる内容は自身の初見プレイでの楽しみを損なうものです。
もしも今この記事を開いている図書館プレイヤーさんで、まだ当該のストーリーを読み終えていない、そもそも何の話なのかわからない方がおられましたら、この記事を閉じ、まずはご自身の図書館で物語を進めて頂く事をオススメします。
なおメインストーリーの進行段階は都市悪夢のすべての接待を終了し、次のランクに昇格した直後、最速で挑戦可能な段階です。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』から飛んでください。検索からお越しで、他の接待の情報を探している方もこちらからよろしくお願いします。
ここからネタバレ自重終了。
今回は下層ラスト、芸術の階の完全開放戦に挑みます。
芸術 完全開放戦について
完全開放戦も早4戦目。文学の不意打ち新規幻想体スタートの件があるので、マンネリ化せず何が起こってもおかしくない緊張感をもって入れるのが良いですよね。
4回目ともなるとアンジェラも会話しててだいぶ丸いっすよね。逆にこっからどうやってキレる展開なんかなって心配になるけど、自然な流れで感情爆発させて、ある意味安心。
今回の回想、完全に前作の最終盤と重なる。
自分はロボトミーを観測100%までやってからSteam版ルイナをプレイした民なんですけど、実はロボトミのストーリー単独だとあんま理解できてなくて、図書館でアンジェラの口から語られるこの回想シリーズで「あれはそういう事だったんか!」ってなった。たぶんレアケースと思われる。
それはそうとして。芸術って言ったら、ラストに来る幻想体はたぶんアイツやろなーって予想は出来る相手が実際に来た。ただ、初手から来るとは思ってなかったので、文学と同じパターンなのに驚きましたよ。
バトルの方、『浸食』は文学と同じ体力0でフェーズ移行する。
芸術は元々幻想体ページでの回復力が強いので長期戦に向いているのと、幻想体バトルもガチガチギミックバトルは少なかったので、比較的戦いやすい開放戦だと思います。
事前に考えておくとよさそうなギミック対処は、アルリウネの遠距離弾き、ポーキュバスの強い回避ダイスの処理、銀河の子の友だち同時撃破あたりか。ポーキュバスの遠距離無効もあるけど…完全開放戦で遠距離オンリーデッキ使うパターンはまずないでしょう。
それとこの完全開放戦、司書のセリフが流れません。
これはSteam版の時からのバグ?仕様?でそうなので、そういうものだと諦めよう。
…ワンチャンCS版では、と思ってたけど、残念。
攻略デッキ
セン(速度、テンマ呼吸、不安定な充電)
循環2、遡行、跳躍、333、空間切断、次元の狭間2、波動ダンテ(楔、突き抜く、電気ショック、7級F貫通)
快速突き、循環、武器の手入れ、燃料抽出、裏路地掃除、指令の向かう処、貫く、精錬、指令の意味不安定な泣く子(液化肉体、不安定な充電、スティグマ、Fバット)
人形の盾、煙管、ギギギッ、燃料抽出、羽の盾、明け方、抑圧、指令の意味、燃えたぎる一撃エマ(人形の骨、液化肉体)
人形の盾2、ギギギッ2、ギシッ2、抑圧、どっしり、深い息遣いヴァレンティン(連帯、冷静、2段蹴り、鋭利な一撃、深斬り)
循環2、抜剣、跳躍2、極剣2、鋭利な爪、ムリネ
セン・ダンテ・エマは前回のアルリウネ戦からほぼ変更なし。エマのデッキで観測OUT深い息遣いINして与ダメージとドローの強化を試みた。やはり開放戦は観測での瞬間火力より継戦力を優先。
この中での不安要素はネツァクのセンのデッキで、使用時効果で威力強化するページは広域攻撃に弱いんですよね…。だいたい「遡行」「波動」で下振れしないよう祈る事になる。
で、前の記事から追って見てもらってる方はご存じだと思うんですが、アルリウネ戦まではユジンをこの階で使っていました。
が、ユジンの壊れた速度ダイスが広域攻撃にあまりにも弱いため、開放戦では採用見送り。威力的には申し分ないし、最大値を活かして回復型にすればダメージ自体はいいんだけど、追加効果がある時にどうしようもないからね。
代わりに取ったばかりの泣く子コアを採用。どう組むかは迷って、守備・火傷ダメージを中心に。「燃えたぎる一撃」は採用するか迷ったけど…専用ページだし、長期戦でもないと使いにくいから一回は使っとくかぁー、ぐらいの気持ちで入れてます。
最後のヴァレンティンは、循環・跳躍でクイック自分にかけながら小回りの利くアタッカーのイメージで構築。一撃・反撃・先頭守備3ダイス、3ダイスマッチ用ページで大体の場面には対応できるだろうと。特に「極剣」は武装解除でポーキュバスの回避ダイス対策になる。はず。
フェーズ1:ダ・カーポ
前作ですっごい見慣れたあのカーテン! この開幕、やっぱテンション上がるわー!
というわけで…芸術の階は初手で幻想体危険ランク最高クラス・ALEPH級を相手にしなければならない。幻想体名は静かなオーケストラ。
EGOのダ・カーポはデザイン優秀で好きです。図書館のアンジェラ用アレンジも◎
このフェーズのアンジェラは全属性免疫で倒す事は不可能。パッシブ『この世で最も美しい演奏』にある通り、6幕目で自動的にフェーズ移行するので5幕の耐久戦です。
後ろにいる演奏者は何もしてこないけれど、存在しているとアンジェラの威力があがるので、こちらを攻撃する。
まず「第1楽章」。前の3人だけがターゲットの合算広域。パワー込みで7出せばいいので、低いコストのページでも防げる。
タゲられてない後ろの2人は攻撃してもしょうがないので温存。
続けて「第2楽章」。2ダイスの個別広域で、両方的中すると【熱烈な感動】なる状態異常が付与される。受けてみないと効果がわからんこういう効果は、だいたい受けない方がいい。
出目自体は大した事ない、まだまだ大丈夫。
次「第3楽章」は再び合算広域。前幕で【熱烈な感動】になってると対象にならないが…だからって狙ってもらうとのはやめとけ。
このページの使用効果でアンジェラ以外の威力が+3されるので、向こうにパワーがあっても出目8の合算広域を防ぐのは容易。
だからこの幕の真の敵は音。音量注意。
次!「第4楽章」。3ダイスの個別広域で2回以上当たると光が0になる。単発高火力で1回だけは確実に防ぐ!じゃ今回はダメなので、2ダイス以上で対応すべし。
そして5幕目、「フィナーレ」。これがフェーズ1ラスト。合算12の広域攻撃。
この幕が終わると自動的に次のフェーズへ切り替わる。
それにしても、ダ・カーポこれで終わりってのはちょっとあっさり過ぎるよなぁ…?
フェーズ2:どこかの欠片
文学の逆順ではなく、芸術は第1幻想体に飛ぶ。宇宙の欠片パートです。
このアン…ジェラ…?なデザインはコメントに困る。アートブックで見るとアンジェラのフード=宇宙の欠片の胴体で幻想体そのまま着てるみたいなデザインなんだけど、背景色とかUI表示で隠れて分かりづらい。
元の幻想体バトルはわざと攻撃を受けて特殊ページ「悟り」を受け取り、宇宙の欠片の強い攻撃を無力化しながら倒すギミックだった。
開放戦でも「悟り」ページはあるけど…いや、これ取らなくても『エコー』前に倒せるのでは? むしろ混乱抵抗値120しかなくて2属性耐性普通で「貫く」取ってる今の状況だと狙わなくてもサクッとやっちまうのでは??
まあ、「悟り」ページもらえるダイスは出目がそこそこ強いので、普通にマッチして戦っているだけで何枚かもらえるでしょう。1幕目は普通に戦ってみる。
特殊ページ「悟り」は強い3ダイスの防御ページ。ただ所持していると最大混乱抵抗値50%ダウンなので、持っている司書は被弾しないよう注意。パッシブ『理解不能』があるので「笑い粉」あっても混乱まで届いちゃう。
うん、やっぱりこの最大混乱抵抗ダウンがキッツいから、ヘタに「悟り」もらわず、この幕で確実に終わらせにいこう。
全体的に出目に恵まれているのもあるけれど、完全に単体で来られると手数の差の暴力で楽々勝ててしまう。歴史~文学から振り返って見ても、取り巻き0かつこの耐久性は全アンジェラで一番柔らかいレベル…。
なお、「悟り」ページや混乱抵抗最大値ダウン効果はフェーズをまたぐと消滅します。よかったよかった。
フェーズ3:僕らの銀河
このフェーズのアンジェラのデザイン神々しくて美しい、特に髪型と宇宙のようなカラーデザインが最高にオシャレ…なんですけど、Switch版はぼやぼやで全然見えねぇな…。
この画質系は気になるけどしょうがない、ここ特に処理落ちしそうな背景エフェクトのステージだし。
もともと自分Steam版をスペックギリノートPCで遊んでた都合、画質最低にしても処理落ちで技術科学とかまともに動かなかった。ので、ちゃんと動くCS版色々頑張って圧縮したんだな、と思ってる。
基本のやる事は幻想体バトルの時と同じで、銀河の友達を全員同幕に仮死状態にする。ただ今回はアンジェラ本体も条件付きで行動するし、体力を削らなければならない。
アンジェラは仮死状態の味方がいると泣いて広域攻撃を使って来る。そして友達が居なくなると混乱してターゲット可能になる。そのため安全にアンジェラを倒すには、銀河の友達4体を1幕で同時に仮死状態にするのがベスト。まあ、そんなにうまくいかないのがダイスゲーム…それでも広域1回まででどうにかしたいですね。
うっかり仮死状態の友達を作ってしまったので、アンジェラの広域攻撃「別れの涙」が発動。合算15で的中時脆弱3付与。1回ならまだ防げる数値だけど、連発されるとキツい内容。友達は必ずこの幕で一掃しなければ。
友達を全滅させるとアンジェラの体力が50まで減って混乱する。こうなると倒すのは余裕ですね。
フェーズ4:快楽
一転、ものすごく毒々しい背景になって眩しい。ポーキュバスフェーズです。元ネタは植物だとわかっているけれど、このフェーズのアンジェラはなんか…アンジェラザウルス…。
特殊ページ「快感」がらみのギミックはポーキュバス戦と変わらず、3枚溜まると爆発してダメージ。まあ、文学のレティシアと違って溜めすぎても即死じゃないし、持ってると光回復のメリットもあるから全然マシですね。
ただ「ひりつく欲望」をストレートで受けると一気に4枚で爆発するし、今回は「快感」2枚以上溜まると強い特殊バトルページが飛んで来る。
まあ、快感付与のダイスがかなり強くてマッチ勝ちにくいので、この『頭が爆ぜる時間』はほぼ確実に発生する。
快感2枚以上で飛んで来る特殊ページ「頭が爆ぜる時間」、先頭ダイスは「快感」の数だけ威力強化、2個目は弱いけれど再利用されるダイスの2段構えで強い。先頭だけでもなんとかしたいから、「快感」の無い司書でマッチを奪いたい…けど速いダイスで使って来るから正直運。
いや芸術の階は各フェーズの展開が速いね。開幕以外2,3幕で進行してるし、感情もまだ上がり切ってないぞ。文学なんてフェーズ4つ終った時点で20幕超えてたのに…。
フェーズ5:残香
ほぼご本人ままのコスプレ姿、アルリウネフェーズ。双剣なのがおしゃれでカッコよし。
ギミックも本人まま。体力は落ちたが混乱抵抗値は増。一番大きな変更点は貫通弱点だったのが普通耐性になっている。なのでアルリウネ本戦と同じ感覚で貫通デッキ司書に月桂冠取らせたら思ったより削れない、ってパターンはありそう。まあ、「貫く」持ってたら誤差レベルか。
アルリウネ戦から間が開いてないので、今回自分はあえて別の司書に月桂冠取らせた。
で。アルリウネ本戦と違って、アンジェラの攻撃は近接攻撃。これすっかり忘れてた、ここで4ダイスの遠距離確実に弾けるよう一撃用意して来たのに…。
これでフェーズ5終了。これまでの完全開放戦は5フェーズ構成だったのでここで勝利でしたが…芸術はまだ終わらない。BGMがフェーズ4と変わってない時点でお察し。だってアイツ倒してないからね。
フェーズ6:ダ・カーポ
おかえり。いや、ただいまなのか。
フェーズ1に戻って来たように見えて、そうではない。色んな部分が変わっている。
演奏者たちは最初から4人スタンバっていて、開幕からアンジェラはパワー4で攻めてくる。フェーズ1で見せた広域攻撃+普通のバトルページを使用。
そしてパッシブ『この世で最も美しい演奏』の効果が変わっている。6幕周期で固有の攻撃パターンはフェーズ1で見た通りだが、幕ごとに耐性情報と速度ダイスの数が変化。例えば↑では打撃耐性が普通になっている。
すなわちアンジェラの音楽の進行に合わせ、その時攻撃が通る属性を選んで攻めていくのがダ・カーポ戦。この戦い方も前作の再現ですね。
なお6幕の「カーテンコール」までに倒し切れないと、『繰り返される演奏』でまた最初からやり直し。
アンジェラの体力・混乱抵抗値は低いので、ガンガン攻めればすぐに終わる。
ただ最初は演奏者を急いで倒すべし。存在するだけでパワー付与するし、バトルページの効果でこちらを攪乱してくるので、ほっとくと面倒なことになる。
初幕では結局演奏者撃破数0、攻撃分散しすぎてちょっと足りんかった。ので、第二楽章もパワー4で受けることになった。デバフいっぱい入ったから大丈夫だろうけど…。
第二楽章はアンジェラの速度ダイス3つになって、反撃防御も登場。「プレスト・パッショナート」は混乱減ってる司書で受けるとキッツいので、混乱抵抗値が高い司書でマッチするか一撃ページで対抗する。通る属性は斬撃。
第2楽章の内に演奏者2人倒してパワー2まで落とすことに成功。アンジェラの体力も半分を割っているので、もうここから負けはないでしょう。
次の第3楽章は貫通が通る。広域以外のページは第2と同じ構成。
終了後雑感&開放後の報酬について
下層で一番楽かもしれないこの開放戦。単純に後の順番ほどコア&バトルページが多く、こちらの取れる手段が増えるって面もあるけれど、それを差し引いても元の幻想体バトルを踏襲する素直な戦いで対応しやすいって感触です。順番的にギミック!ギミック!ギミック!の文学の後だから余計にそう思うのかも。
芸術は快楽フェーズが一番危ないかなぁ。
あと「笑い粉」縛りしたら難易度爆アゲしそうですね…。
さてさてお楽しみ、クリア後に貰える幻想体ページとEGOを眺める時間。
ダ・カーポこと静かなオーケストラの幻想体ページ、なんというか…ものすごいユニークで嫌がらせ特化。
「繰り返される演奏」は1回しか使えないけれど、好きなタイミングで1幕スキップ可能。特定の幕に使う強いバトルページを無いものにしたり、W社のみんなで過充電みたいなヤベー事になった幕を飛ばしたり。単純に回復用ページにしてもOK。
残りの2枚はランクⅢなのでアルリウネの「春の誕生」と三択。個人的にこの階のランクⅢは「熱烈な感動」1択ってくらいこれが好き、敵に同士討ちをさせる愉快なページだよ! 専用ページみたいな強いページが対象になるともう最高。
「フィナーレ」も光減少の嫌がらせ力は強いが、効果上対複数でないと微妙。それと『揺らぎ』のゲストには意味がない。強いっちゃ強いけど、活かせる場面は少な目かなぁ。
続けてEGOページ。芸術の階は追加効果つき個別広域攻撃主体で、マッチには使いにくい。
広域3枚の内、「残香」と「ダ・カーポ」は属性が揃っているので威力強化がしやすい。「残香」は元のダイス下限値が小さいのと追加効果の仕様的にも、混乱したゲストへの居る時のダメ押し用でダイス破壊狙うのはちょっと苦しいか。
「ダ・カーポ」はコストは重いけど、それに見合う威力と追加効果。ストレートで当てるとめっちゃ攪乱させられるし、3ダイス目の虚弱・武装解除は今回の幕の効果なので、敵のページ見たあと緊急的に弱体化させる用にも使える。
「僕らの銀河」は上手く当てられれば瀕死から全快まで持って行くこともできる脅威の回復力を誇る、けど、ダイスの数値が低くて下振れると意外と回復しないパターンもある。それとコストがネック。がっつり回復したい瞬間にコスト6捻出するの難しいっす…。
「快楽」は長期戦の後半に使うと1ダイス目が強くなる。単発高火力を跳ね返して、3回使う2ダイス目で出血9盛るみたいな感じの運用。複数ダイスとマッチするのは×。2ダイス目貫通だから「貫く」と併用してもOK。
で、この階のマッチ用EGOは遠距離の「どこかの欠片」。相手が3ダイスページなら‐4でよっぽど勝てるし、的中で混乱10ダメージは強力。遠距離だから一方攻撃で30吹っ飛ばして強引に先制混乱させる使いかたもできる。
とは言え遠距離なので「快楽」とは逆に単発高火力とのマッチは×。
個人的にはこのページが芸術で一番使いやすいと思う。コスパも含めて。