Library Of Ruina 攻略ログ㉞ 〜荒ぶる幻想体、耐え忍べ司書たち。罰鳥&憤怒の従者戦
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第34回です。
前回の記事で都市の星の2段目のリウ協会1課との死闘を終えて、哲学と自然科学の幻想体バトルが開放されました。本記事ではこれらの幻想体バトルを攻略します。
なおストーリー進行状況は星2段目でリウと人差し指の2接待を完了、また一般招待ゲストはすべて攻略済みの状態です。
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哲学の階 幻想体バトル 罰鳥
最初が大鳥なら、そりゃ順当にこの子が来ますよね。ロボトミ初心者キラー&事故誘発名人としておなじみの、ちいさくてかわいい小鳥さん。
ルイナは待機モーションないので、前作のもちもちしたアクションが見られなくて残念です。あれかわいいよね、好き。
ギミック分析・解説、デッキ記録
罰鳥本体は耐性カチカチ、というわけで一目でわかるガチガチのギミック戦です。火力はそんなに要らなくて、パズルみたいな闘いになる。
なおビナー様は相変わらず欠席です。まあ、低ランク幻想体くらい司書補だけでなんとかせいよというのはわからんでもない。
罰鳥は『悪いことはダメ!』で攻撃ダイスでマッチするとその瞬間に法外な威力+50の強化が入る。+50はユジンの「死の境界」と同等っすね。発動する、相手は死ぬ。このパッシブがあるので反撃ダイスの使用はやめといた方がいい。
でもって、一方攻撃などでダメージを与えると『懲罰!』で次の幕に同名のページを使って来る。このページはダイス90固定の打撃攻撃なので発動されたら実質死ぬ。
…と言うわけで、このバトルでは原則として罰鳥を攻撃してはいけない。マッチもしない。罰鳥の攻撃は黙して耐えるもの。
このバトルで交戦するべきなのは森の番人3体の方。彼らを倒すとパッシブ効果で「錠前」ページがもらえ、これが罰鳥のパッシブ『揺れる鳥籠』の鎖ギミックに対応する。
黒い森の森番も素の能力はそこまで強くはなくて、基本的には相手より速い速度でマッチして『森番』での威力強化を防げばいい。ただ的中で強制混乱するページには要注意。混乱すると森番から集中攻撃されるし、罰鳥につつかれたら大ダメージ。
攻略デッキとしては、受けるしかない罰鳥の攻撃が打撃だから打撃抵抗コアが無難。また森番が貫通抵抗・打撃弱点なので、こちらも打撃で組むのが良いと思います。
自分は組みなおすのも面倒だし、ログ㉚の大鳥戦とほとんど変わらないデッキで攻略しました。煙デッキを一部木の葉工房のページに差し替えたくらい。
バダ(キィキィ、即興乱打、指令の加護、指令通覧)
循環2、遡行、跳躍、転換、次元の狭間、堅固な守り、破壊連打2歯車の信者(速度、煙払い、煙過多、過剰供給)
煙管、使用テスト、歯車、煙の強打、防御命令、奇襲命令、堅固、蒸気2ウアジェト(液化肉体、ファイヤーバット、ぶぅぶぅ、即興乱打、不安定な充電)
人形の盾2、ギギギッ、家族のために2、フルーシーヤ、どっしり、息遣い、ウアジェトの目
実戦
まずは森番の使用ページに的中混乱の「引っぱたく」がないかを確認する。これが最優先の対処ページ、絶対にマッチ勝てるよう、どうしても無理そうなら罰鳥にどつかれない司書でマッチを取る。
後は相手より高い速度でマッチすればOK。
撃破時点で「奪われた錠前」が手に入るので、並行して罰鳥本体のギミックも進めていいんだけど、自分は事故が嫌なので先に森番を掃討する派ですね。
次で森番倒し切れるので、鳥籠ギミックの対処を始めていきます。
特殊ページ「錠前」は罰鳥の「懲罰!」とマッチする事で効果が発揮される。だから「錠前」を使うために一度罰鳥を叩かなければいけない、が、ヘタに叩くとマッチ威力50でやり返される。
なので基本的には「錠前」持った司書が罰鳥より遅いダイスで一方攻撃して、次の幕の懲罰を誘発する。
…「ランプ」持ち司書が「錠前」取っちゃった場合は、気合で先頭回避を3連成功させるか、体力に余裕ある他の司書にマッチを引き受けてもらうか。
懲罰モードになると罰鳥の速度ダイスが1つになり、該当ページしか使わなくなる。タゲ変更不可なのでマッチを間違える心配もない。
あとは残り2枚の錠前マッチを繰り返してフィニッシュ。
幻想体ページ雑感
いや、哲学はほんと幻想体ハズレなしだなぁ。汎用性高くて強い、眺めてると改めて思う。
一番条件厳しくて使いづらいのが「処罰するくちばし」だと思うけど、それも威力大量に乗せたマッチ負けしないアタッカー用だとすれば効果もバッチリ噛み合っててアリなんだよ。ランクⅡなので舞台が進まないと取れないのが惜しい。
逆に「懲罰」は被ダメ前提のページだけど、これ威力強化量が飛びぬけてんだよね…+2~4はちょっとすごい。しかもこの条件のダメージって状態異常も含まれてたはずだから、リウみたいなゲストだと毎幕発動できますね。
…もしかして、自分に出血つける錆びた鎖派ページ活かせる? さすがに回復がほしいけど。
最後の「小さな羽ばたき」。シンプルに回避強化するだけでも強いのに、その回避でマッチ勝利すると次の攻撃ダイスの威力強化も可能。しかもこれ、連続回避すると×成功数で重複する。序盤で強い「ファイヤーバット」「逆襲」(これらは最大値だけど)と同じ回避するほど強くなる効果をすべての回避ダイスが持つ、だいぶイカレたページ。しかも最短2幕目から取れる便利さ。
ただ哲学ランクⅠは大鳥の「ランプ」も欲しいし、これから出るページもかなり優秀で2枠が激戦区。このクラスのページが絶対取る枠じゃないの、かなり贅沢っすよね…
鳥たち、開発側に愛されてるなぁ。
自然科学の階 幻想体バトル 憤怒の従者
自然科学の魔法少女ラッシュの4番手は、前作には居なかった憤怒の従者。魔法少女形態は緑がテーマカラーのかわいい女子なのですが、図書館では初対面からもう変異してしまっている。
ギミック分析・解説、デッキ記録
図書館プレイヤーなら画面配置を見た瞬間に何かを察し、苦虫を噛み潰した顔になると思うこの幻想体バトル。赤頭巾…狼…うっ、頭が。
でもご安心を。このバトルはバランス調整を丁寧にやった赤頭巾の傭兵戦、って感じなので、あれほど苦戦しない。
だって、今回は手数も光も十分なので従者を攻撃からかばい切れる!
ダイス目もバトル解禁時点での標準的な数値!
敵にダメージストッパーがあるから横取りしてブチ切れられる心配なし!
なんて親切設計なのでしょう!
とは言え、雑にやれば容易く死人が出る程度の難易度はあるので、丁寧に。
まず倒さなければいけない蒼い森の隠者は取り巻きの棒切れが存在するか否かで2パターンの行動がある。
①棒切れがある間:遠距離で攻撃しながら、2幕ごとに広域攻撃を使用
②棒切れが無い時:使用ページが変化。2幕後に広域攻撃し棒切れを復活
この棒切れの存在意義は、従者側のパッシブに含まれているのですが、従者の攻撃を引き付けるデコイです。
すなわち従者に隠者を倒させるのは、棒切れを全滅させた後の2幕以内に限られる。
ただし、隠者は従者とのマッチ時に威力+5するのと、従者の攻撃属性に強い耐性をもつので普通に戦わせてもダメで、この2幕に合わせて隠者を混乱させて従者のダメージが通るようにしないといけない。
言うて先述の通り、ダメージストッパーがあるから行動パターンが変わった瞬間に全力攻撃すれば、これ自体は割となんとかなる。
すると負け要素はどこにあるかと言えば、従者側。棒切れ相手にはそこそこ勝ってくれるけれど、棒切れが残存している時に被ダメージ30を超えると司書を巻き込む広域攻撃を使用。この広域が彼女の自己バフも手伝って強いし、付与される状態異常【腐食】がスリップ+被弾時追加ダメージ効果をもってて凄くヤバい。しかもこれ火傷と同じ数幕にまたがって残るタイプ。
さらにこの被ダメージが憤怒ちゃん自身のバトルページで入る自傷もカウントされるので、すべての攻撃から彼女をかばっていても、棒切れ生存させたまま4幕目に至った時点で必ず広域が来る。しかも4幕目だと隠者の広域とW対処になる。
また棒切れ全滅した次の幕にも確定で同じ広域攻撃を使って来るため、棒切れを倒し切る時には強いバトルページを持っていないと、隠者と従者の応酬に巻き込まれるか、従者を隠者から守れなくなって敗北条件を満たすか。
このバトルはほぼ広域対処できるかで決まるイメージです。
クリアデッキ
カトリエル(楔、突き抜き揺らし、電気ショック、最善の選択、手品)
正面突破2、燃料抽出、装填、疾風脚、銃剣術、即決審判、火力集中2ヒューバート(精神回収、液化肉体、熱血)
解禁、全面戦争、鉄の防御、多重斬り、鉄壁、厳粛なる代行、感情の激動、堅固、斬首アラン(楔、連帯、ツヴァイ呼吸)
正面突破、くさび突き、燃料抽出、短剣術、速剣、疾風脚、ジャマダハル、指令の意味、スティレットウアジェト(テンマ呼吸、即興乱打、ぶぅぶぅ、電気ショック、人形の骨)
人形の盾、ハルペー、上蹴り、忘れがたい旋律2、音楽の聖地、どっしり、息遣い、ウアジェトの目
実戦
棒切れを倒しつつ、隠者も片手で削っていく。
憤怒の従者は毎幕反撃ダイスを使うので、それを頼みに腐食付与を狙ってもいいんだけど、マッチ勝てるとは限らないので自分は全部司書でマッチしちゃう派です。
2幕目で隠者の個別広域攻撃「留まれ」が発生。使用時に棒切れを回復させる効果があって、ギリギリ撃破でページセットしてると倒し損ねることがある。
2ダイスとも数値はそんなに高くないので完全ブロックは難しくないけど、どっちか優先するなら2ダイス目を止める。
3幕目はまだ従者の広域条件を満たさず普通に戦う。本当はここで棒切れ全滅させたかったけど、目測が甘くて1体ギリ残ししてしまった。
なので4幕目に従者&隠者のW広域対処の必要に迫られました…。
憤怒の従者の広域攻撃「悪の化身どもめ!!」、上の画像の通り3ダイスの個別広域で全ダイス的中腐食付与効果付き。しかも防ぎにくい3ダイス目の付与量が一番多い。
今回パワー4なので、最低値7最大11の3ダイスマッチが必要で、しかも隠者の広域も同時にあってェ…ああ頭痛い。
しかもこの広域で嫌でも棒切れが死ぬので「悪の化身」に2幕連続で対応するの確定…次はパワー乗らないとは言え、こりゃ死人出てもおかしくないパターンだよ…。
広域が被った場合はリストで名前が下にある方が先の処理…なので今回は隠者が先に動く。「留まれ」の方が弱いので、ターゲットが被った場合も比較的安心かな。こっちで勝てないダイスじゃ憤怒ちゃんにはもっと勝てないよ。
続けて憤怒の従者からの広域攻撃。ここで混乱した場合は次の幕で刈られる…
ティファレトはギリギリ混乱残1で耐えてた! なんとか、なんとか命つながるか…
あれですね、先のダイスが負けるとその次から腐食の追加ダメージが入って数値以上に大ダメージをもらうことになるですね。プレイ中はそこまで考えてませんでした…
この幕で隠者を混乱まで持って行くのがベストだったけど、ちょっとダイス破壊が多くて混乱残10で次の幕へ。
棒切れが壊滅したので隠者の行動パターンが変化。的中時混乱効果がある近距離攻撃を従者へ向かって使用。
従者の弱点属性だし、確定混乱で棒切れ復活まで動けなくなっちゃうし、このページを絶対に従者へ当てないようマッチを奪わなければならない。
全員生存できたけど、ちょっと立ち回りまずった部分あるなあ…反省。
幻想体ページ雑感
憤怒ちゃんのページ…憤怒ちゃんのページなあ…ごめん、「毒液」以外ロクに使ったこと無い。
「毒液」は現時点でこの階唯一のランクⅢページ。このページは使いやすくていいぞ、腐食はかなり強いし、束縛も入る。スリップダメージが有効というよりは、追加ダメージ効果を利用して取った時点からスパートをかけるためのページって印象。手数が多い=生存者が多いほど有効活用できる。
「友」はいくらなんでも条件が厳しすぎる。マーキングでダメージアップとかもあったらよかったんだけどなあ…。効果の性質上多人数接待用だけど、この段で特定の司書で特定の相手を狙って倒すとか、そんなんやってる暇ない。
すぐに発動狙えそうな状況で、死にかけの司書が居る時に1回だけ取って発動させたことはあるけど、もう1回使いたいとは思わなかったな。
で、最後に「憤怒」。平たく言うとクッソ強いバーサーカーを生み出すページ。味方も攻撃対象になるので、ソロやるとか1人だけ生き残ってしまった窮地でもない限り取るべきない。
仮にソロでもマッチを操作できないから、最適な行動できずに結局押し負けるとかあるだろうし…普通の状況では取るべきでないページ。
自分はもともとチームプレイするタイプなので、これは使ったことないです…。特にこの階は思い入れ深くて、同士討ちする光景見たくないんよ…。
さて。自然科学の階はこれで幻想体4体クリア。ようやく最後の司書補が開放になります。
自然科学は4人目までは下層に競るように解放されるのに、最後は他の中層と足並み揃う様になってるから、幻想体最速討伐やってると4人時代がかなり長いんですよね。このログだと絶望ちゃん倒して4人になったの⑪ですよ、20記事以上間に書いてるんですよ。本当に…長かったよここまで…。
それで5人になったら何が起こるかって? アレですよ。
いよいよ中層完全開放戦の始まりですね。
自然科学は一番好きな完全開放戦と言っても過言じゃない。次回挑んでいきます。
が、一番好きだからこそ言わせてくれ。
頼むから初見の人、この完全開放戦はネタバレ一切なしで自分で先にやって!!! 絶対その方が楽しいから!!!