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Library Of Ruina 攻略ログ㊹ 〜鋼鉄の心、紅蓮の炎。都市の星・最後の死闘

 Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第44回です。本記事では都市の星3段目の攻略を進めて参ります。

 都市の星3段目はどのルートもストーリー展開がクライマックス、バトル演出も相応になっています。初見の方はネタバレにはご注意ください、先にご自身のデータで挑むことをおすすめします。

 本記事では中央右のリウ協会ストーリーのつづきをプレイします。
 攻略順は星3段目の最後に回しており、同段以前の他の接待での入手可能ページはすべて回収済み、また幻想体バトル・ここまでで挑戦可能な完全開放戦もすべてクリア済みで、当該接待を攻略していく進行状況です。

 以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』からジャンプください。

 いつも閲覧・スキ、ありがとうございます。


シャオ

 全編が激熱名シーンでクライマックス。もうどっちが主人公だかわかんねぇよ、もはやたった一つの本とかどうでもいいから、シャオとロウェルとミリスの人生を劇場版でもっと見せてくれ、そんな気持ちでいっぱいだ。
 シャオがぞっとするほどカッコイイのは語るべくもなく。ミリスがね…イイ…「私」から感情極まって「俺」になるところで、こっちの感情もやられる…。
 退いて生きてくれ、じゃないんですよね。ミリスが必死で諭すのは、怒りで我を見失うな、なんですよね。冷静なシャオなら図書館にも勝てると信じている、そしてもし負けて死ぬことがあっても、強く気高い姿を貫いて欲しい。そう解釈して、私は、激重感情に潰されて圧死。(個人の解釈です)
 リウストーリー劇場版、どこにいったら見られます??

動き無しエフェクトひとつで言葉と裏腹に全然に落ち着いてねぇよって表現するの最高かよ

 あとこのストーリーで肝なのは声の存在ですよね。星3段目はヤン・紫の涙(のイベントのアルガリア)の所でも語り掛けてくる美しい声の人の存在が明示されるけれど、会話をしている様子が強調して描かれるのはここだけ。
 だから3段目はR→紫→ヤン→シャオで進めると声の存在の解像度の上がり方から、ストーリー展開が綺麗に締まるなあと思う。

これ最初びっくりした。あの幻想体ページ選択の時のセリフってプレイヤー向けのフレーバー演出じゃなかったんかい!って 

今接待全体の攻略方針・使用デッキ

 シャオ戦は間違いなく都市の星3段目の最難関ステージです。同段他の接待を終わらせてからの攻略が推奨される。

 2舞台構成、使用可能は2階層。1舞台目からシャオとミリスを相手にする。ストーリーの流れ的にも、2舞台目は楔事務所のフィリップパターンだと推測可能ですね。

 そして1舞台目と2舞台目で少し毛色が違う。平たく言うと1舞台目はパワーバトル、2舞台目はギミック戦に寄っている。
 この2舞台目はギミックを知った上でメタろうと思うとメタれてしまう。自分は2周目なので適性の高い階やメタれるページは知ってるんですが……今回はギミックメタ封印して正面勝負します
 2周目なんだから、一度くらい真っ向からやり合いましょうよ、と思って。

 具体的には技術科学・芸術を使わない。特に技術科学、完全開放済みでとことんデッキ詰めれば2舞台目2幕キルも狙えるくらい覿面に刺さる。
 ページの方では紫の涙コアと使用時威力マイナスのバトルページを意図的に封印。ついでにニコライ持ってくるのも今回はNGしました。標的が便利すぎてそればっかになってしまう。

 攻略コンセプトとしては初見再現。特定の接待に特化しない汎用性のあるデッキで、かつ単階層突破するつもりで飛び込む。
 使用階層は……R社を言語、ねじヤンを自然科学だったから、残る中層・社会科学の階に頑張ってもらいます。
 デッキはこう組んでみた。

  1. 社会科学の階 使用デッキ

    1. ,D@;Q7Y(指令の加護、指令通覧、電気ショック)
      草食み、多重、フェイント、333、都市の意志、裂傷、決闘、施錠、ねじれた剣

    2. イリーナ(手品、抜き取り、こんなときこそ、最善、次元切断)
      引換え2、盤面返し、都市の意志、等価交換、分散補償、仕上げの一撃、即席改造

    3. ウアジェト(液化肉体、陰鬱な技量、獅子の拳)
      ハルペー、多重斬り、完璧な打撃、巨大な蛇、受け流し、都市の意志、深い息遣い、決闘、ウアジェトの目

    4. ボリス(熱血、液化肉体、精神回収)
      複製3、都市の意志、乱闘、断罪、連続切断3

    5. ウサギチーム(電気ショック、不屈、楔、突き抜き揺らし)
      草食み2、ターゲット捕捉、近寄るな2、集中射撃2、都市の意志、堅固

 今回はヤンのコアを着るケセドに幻想体全部持って行くつもりで。『伝令』でサポートしつつ、手札回して裂傷・決闘・施錠で殴っていくスタイル。効果的には「施錠」より「烙印」のが良かったけど、ダイスの大きい方を優先。
 隙あらば「ねじ剣」も撃ちこみたい。

 イリーナコアはしばらく盤面・分散サポできるこのスタイルで使っているが、いつもどこかで手札が詰まってしまう。「都市の意志」や伝令でのフォローでうまく「仕上げ」撃ち続けられたらいいな。

 社会科学は味方生存力が欲しい割に回復系の幻想体が無いので、元々ケセドが着てたウアジェトを装備者をスライドさせて続投。ちょっと攻防補助いろんな役割を詰め込み過ぎた感はある。

 で、今回のボリスのデッキねぇ…前周で「乱闘」で遊んでいる時に行き着いた、「乱闘」がコスト5の「連続切断」をコピーできないことを利用し狙ったページを「乱闘」し続けるデッキです。「断罪」をコスト3で威力乗せて使える、超楽しい。問題は…今回無事に複製終わらせられるかって点ですねぇ。

 そして星3段目攻略を安定させるカギになる、反撃潰し用遠距離コアを採用。
 あえてのウサギチーム。モブながら意外と悪くないんすよ、このコア。親指の面倒な弾丸取り回ししなくても、『有り余る弾丸』のおかげで普通のデッキ感覚で遠距離が使える。自己バフ「集中射撃」の火力はかなりのもの。今回は終止符ページも持ってきて、虚弱が付与できたらラッキー。

1舞台目 ブリーフィング

 1舞台目からガチで強い。本番は2舞台目と思って油断してると1舞台目でやられる。

 基本的には前段・リウ1課としての接待の際と同じで、大量の火傷をばら撒き2人で『抱火臥薪』で混乱させ、さらに『燎原之火』での大炎上で焼き殺してくるスタイル。なのだが、今回は2人とも『揺らぎ』持ち。広域含めた強いページを息切れなく連発して来るから泣けるほどツラい戦いになる。

 さらに今接待で追加されている「挟撃」が非常に厄介。シャオとミリスがこのページを幕ごと交互に使って相手にバフかける仕様になっている。
 パワー1は言わずもがな、保護・混乱保護2がめちゃくちゃ苦しい。長期戦は避けたいのに、短期決戦も妨げられる。

「挟撃」のイラスト、持ってる武器的に本来はシャオとロウェルで使う技なんだろうな…泣ける

 とかく「挟撃」での強化を一刻も早く止めたい、どちらかを集中攻撃して早く倒すのが基本。
 速攻に自信があるなら「押し寄せる-愛」の前にシャオ撃破を狙いけど、今回のチームで速攻はかなり厳しい。無難に耐久の低いミリス先行撃破で行きましょう。広域を受けてでも、早く頭数が減るアドの方が大きいと思う。

無言のシャオにミリスの冷静な一言がイイ…

1舞台目 実戦

 揺らぎのコスト踏み倒し効果で1幕目から殺しにかかってくる。こちらは配られた手札で頑張るしかない。
 が、よろしくない手札だった、マッチ取り切れん。『伝令』も初幕で光回復のハズレ。立ち上がり不安すぎ…

 1幕目はミリスが「挟撃」でシャオにバフが付くでパターン固定。これもあってシャオ速攻は厳しい。

マッチしてもしゃーないので「火炎の輪舞」を耐久弱いウサギチームコアでライフ受けする羽目に
「集中射撃」は威力出るのでマッチ勝つかもしれないが、それより確実にミリスを削っていきたい
シャオの「火龍斬」はさりげなく汎用新規ページ。メインのダイスもつっよいが、これについてる反撃が怖い、ヘタに触ると火傷大量にくらう
「施錠」3ダイス目破壊はあんま刺さらんて…とか言ってたら早速刺さる場面に出会えて嬉しい

 2幕目。今度はシャオ→ミリスで「挟撃」バフ発生。そしてこの幕ミリスは「焔龍拳」を使用。打撃耐性コアで受けたいところ…。

混乱はガッツリやられるけどビクターに受けてもらう。伝令がタイミングよく保護付与だったのでつけておこう
保護のないシャオへ狙いを切り替えるか迷う幕だが、保護の上からでもミリス集中のがいいと信じる。今回「近寄るな」で虚弱も入るし、次の幕で混乱させたい
「焔龍拳」やだもー麻痺下での最大値だよー…。こっちも防御ダイスの出目が良くて、これでも最小限の被害でとどまったよ
ウサギコアで「集中射撃」や「近寄るな」運用だと、先制遠距離の後にストック防御で一方攻撃受け止められるのが好き
最初の幻想体は「勇気」。ケセドにプレゼント。『,D@;Q7Y』の効果で実質パワー4!

 3幕目は再びミリス→シャオで「挟撃」バフ。
 次の幕になると『熱血』も発動するため、ミリスはこの幕で少なくとも混乱に持って行きたい。でないとかなり厳しい展開になる。

威力+4、先頭は指令で+6の「フェイント」はさぞ強かろうと思ったら、全ダイス最低値引いて泣いた。戦闘苦手そうだもんな、ケセド
この幕で「複製」完了だけど要の「断罪」が引けてないので「連続切断」を使っていく。が…うーん、ダイス運悪めだなぁ
こちらは既に手づまりしてて頭抱えてる
だが未来生命ページは普通に使ってデバフが入るからチームには貢献できる。そしてミリス混乱だ!
これをケセドに付けると『,D@;Q7Y』の威力補正は消えるんだが…でも、ここは威力よりコスト下げたくない?

 次が4幕目。ここでシャオが広域攻撃「押し寄せる-愛」を使用。
 
そしてミリスが動けるなら、同時に「焔龍拳」が飛んで来て激アツな幕になる。だから3幕以内にどちらかの動きを止めるべし。

 シャオの広域、2撃目を確実に躱せるページは誰もない。振れ幅は大きめだから下に行くのをお祈りするしかない。
 だから広域対処に行くよりはリソースを攻撃に回したいが…んんーこの幕ケセド光7フルである、指令斬撃…こりゃ「ねじ剣」やれって指令ですね?

乱闘断罪も撃てる。今気づいたが、「乱闘」で広域受けして一部ダイス破壊されても効果は出るのでは? ページセット逆がよかったかも
広域はこちらの「ねじれた剣」が先行で発動。ミリスを撃破。
ケセドは「心臓」のコスト0効果発動! 高コストぶっぱした次の幕もこれで安心
シャオの「押し寄せる-愛」。麻痺が1ダイス目にかかってそちらはよかったが、2ダイス目ェーッ! ここで最大値はダメです死んでしまいます!
ここでオーロラ姐さんが混乱せず耐えて反撃ダイスを割り虚弱まで入れてくれたのナイス過ぎた
反撃割れなかったら、ここでめちゃくちゃ反撃されてたかもしんねぇ…。ダイスめっちゃ下振れたんよ、この「断罪」
既に体力が危険ラインなので「忘却」を取る
誰に持たせるか長考したが…生きてれば階全体の生存力が上がるウアジェトコアを生かすべきだろうな

 5幕目。相方が居なくなると「挟撃」はストップ。バフが無いのと1人に集中できるためかなり楽になる。
 でも、もたもたやってると再び押し寄せてくるため、油断せず畳みかける必要あり。

休憩できる幕だったためカティヤは早速「忘却」使用
このページは舞台またぐと復活するため、この接待ではもう一度回復できる
全員生き残っているうちに「収穫」をマッチで使用。回避も勝ったのえらい!
混乱中のビクターに対して速度7「感情の激動」はアカン…ギリギリ耐えたが幕終わりで残10
次の幕でラストだと思っておいた方がいいな
心臓効果でコスト0「決闘」おいしい! 指令が不一致なのおしい
6幕目。おわーっ、そうか、これがあったなぁ!
イリーナコア専用「生命保険」。ダメージは地味だけど弱体効果が当幕発生で嬉しい
そして今の状況にベスト、一気に押し込める!
よし混乱!
ああっ、100でダメージストップするんだっけか、全然覚えてなかった
ダメージストップの時は幕終わりの処理が発生する
「エメラルド」をオーロラへ持たせ、EGOは「色褪せた記憶」を取り1舞台目終了

 いや、1舞台目の時点で3人体力50%割ってるのは非常にマズいなコレ。
 「生命の粉」が間に合えば延命はできるんだけど、混乱と「忘却」での行動停止が効いちゃってて絶対感情レベル上がり切らんわ…。
 ケセドも「勇気」での威力増に頼ってる部分あるので、数人居なくなったら一気に崩れる。うーむ…厳しい、かなり厳しいぞ。

 そして、舞台が終わり――

 始まる。

Library Of Ruina 屈指の名シーン

  そして――

2舞台目 ブリーフィング

 ここからが本番だ。
 準備画面のSDグラフィックこそ変化がないが、他はすべて刷新。すべてにおいて圧巻の一言。お作法通り情報確認すればするほど青ざめる、ローランの言う「化け物みたいな」があまりにも的確で。

バトルページは新規だけが表記されている、実際は1舞台目で使ってたページも引き続き使用

 この舞台の一番の注意点で、パッシブ『蒲牢』によって奇数幕は双方威力無効になる。
 
だから図書館での基本戦略である相手以上のパワーを持ってゴリ押す方法は通用しない。ここまで終止符艦隊でギミック無視して開幕ハチの巣すりゃいいや…みたいな攻略法で進めてきていると、間違いなくここで詰む。
 2回目以降はこの威力無効ギミックをメタって、「盲目的な信念」や「遂行者の剣」みたいな強いダイスで使用時威力マイナスのページを持ち込むと、『蒲牢』発動幕をかなり有利に戦えますね。

 次にパッシブ『覇下』。火傷無効&すべての状態異常の付与数値半減
 これも厄介で、格上単体ボスをジャイアントキリングする定石だったデバフまみれにして無力化とか、大量の火傷・出血で削り切るって手段が取りづらくなる。
 ただ付与量1以下にはならないから、一度の数量が少ない虚弱・武装解除は普通に使えるし、チーム全体を特化させて手数で稼げば出血も積み上げられなくはない。紫の涙で貫通態勢なら差し引き通常どおりに盛れるし。

 シャオの火傷付与力は前舞台よりパワーアップ。新規バトルページもことごとく反撃火傷とか全体火傷とか広域火傷でとんでもないことになるし、とうとうパッシブ『龍生九子』で立ってるだけで火傷付与の境地に至った。
 1幕で全員が火傷2ケタになるのも割とよくある光景で、からの『抱火臥薪』での混乱→『燎原之火』でさらに火傷追加のコンボがこれまで以上に危険。気を抜くと1瞬で司書複数が消し炭になる。気を抜かなくても長期耐久戦は無理です…。

 こんな中で過去最強の体力/混乱をもち、属性耐性もカチカチなシャオをどう倒せって話だが…ちゃんと攻略用ギミックが用意されている。図書館で「化け物」と戦う時はいつもそう、シャオ戦2舞台目は幻想体バトルと思って頭を切り替える方がいいかも。

 ギミック用パッシブが『逆鱗』。同名ページの所定ダイスにマッチ勝利するとシャオに大きな混乱ダメージが入る。更にこの舞台では階をまたいでも混乱抵抗値が全快しない特殊仕様となっており、2階層がかりでもいいから『逆鱗』を突いて550の混乱抵抗値を削り取って混乱中に倒す、がゲーム側の用意した正攻法となっている。

 ただ、「逆鱗」にマッチ勝利すると混乱ダメージと引き換えに、次の幕のシャオは怒りの大量パワーで手が付けられなくなる。だから「逆鱗」にマッチ勝利していいのは原則偶数幕、次の幕にシャオ自身の『蒲牢』で威力無効になる時。裏を返すと威力補正がかかった「逆鱗」に確実に勝っていかなきゃいけないので、いやー、キツイ。

 2階層前提で攻略するなら、このタイミングで舞台切り替えるべきなのはわかっている。今の消耗の仕方なら交代した方が無難。
 が…できれば、社会科学単階層で勝ちたい。他の中層階は星3段でかなり活躍させられていて、社会だけ…ってのもイヤだし、そもそも単階で勝つ気で来たんだ今回は。
 このまま限界まで戦おう。負けた時はその時考えればいいさ。

2舞台目 実戦

 戦闘開始をすると、EGO発現して姿の変わったシャオの独白が入る。LOR最強クラスの鳥肌演出でバトル・イン。

このセリフが一番有名だろうが、この前のセンテンスも最高にゾクゾクするんで、みんなLOR自分でやって体験してくれ

 燃え盛る戦場の風景、果てより昇りし熱き太陽、背負って立つは紅蓮の火龍。
 舞台デザインが…最高に熱すぎる。そしてBGM Iron Lotus! 
 もうこんなのラスボス戦じゃん。
 Iron Lotusねぇ、戦闘BGMとしてはひたすら熱い曲なんだが、歌詞みながら聞くと…泣けちゃう。
 プロムン公式がYoutubeにUPしてるコメント欄に日本語訳歌詞あるから…貼っておくね…。

 さて。戦闘へ行きましょう。アイ・アム・ファイヤー歌ってますけど、ファイヤー!されるのはこちらなので、燃えつきる前に勝たなければ。

 1幕目は『蒲牢』で威力無効。マッチに使うページは単純に強いダイスの物を選ぶ。
 そしてこの幕は「逆鱗」に勝ってはいけない。「逆鱗」は効果対象ダイス違いで2種あって、1ダイス目の時は5、2ダイス目の時は4を下回るようにする。今回は2ダイス目のパターンだったため「草食み」で確定引き分け以下。
 うまく負けられなさそうな時はライフ受けでもいいけど、その時は反撃ダイスで叩き返さないよう要注意ですね。

手数に余裕があるのこの幕だけになりそうだから、カティヤは「忘却」で回復
体力6スタートのビクターはこの幕は確実に生き残って、次の幕ケセドの「勇気」が維持可能
「椒図」が追加されて強い反撃が3,4個並ぶこともざら。今回は全部潰せたが、一方攻撃はこれまで以上に慎重にならないといかん
「逆鱗」にはしっかり負けた。2ダイス目のパターンなら単発ページでマッチでもいいから楽
ケセドのデッキの「333」はデッキ圧縮用。「即席改造」の効果の方が嬉しいけど在庫切れだった。あれヤエの本限定で出現も渋いから回収めんどくさいんだよぅ…
『勝気』で粘ってはいるが、体力的に「複製」全部終わるまで持たないから、次から攻めに行こう

 2幕目。次はお互いに威力が乗る。ただ今回はシャオに虚弱2入れられているので、差し引き素のダイス威力になって、こちらが一方的に有利。攻め時です。
 それと「逆鱗」には確実にマッチ勝利できるページで挑むこと。

反撃ダイス3つもあったのをオーロラが「近寄るな」で全部潰しきったため一方攻撃になった「収穫」。最大値いいよー!
「逆鱗」を突くと混乱70ダメージ。バトルページでのダメージを合わせても3、4回は必要…つらい
マッチはパワー持ってるケセド頼みだが…ダイスが、ダイスが絶不調過ぎる。
一応この反撃ダイスで「火竜斬」1枚捌ききってはいるが、他のページは全部下限でほぼ負けだったぜ…
片足三途の川に突っ込んでたビクターが『最善の選択』の回復で粘ってる。行けるとこまで行こう

 3幕目。うっ…この矢印の量は…

広域攻撃ぃ…。威力無効でこのダイス目投げられたら無理だって!

 2ダイスの個別広域「睚眦」はダイスでのダメージもさることながら、次の幕でパワー忍耐2獲得が非常にヤバい。これは広域についてる使用時効果なのでどうしようもない、この幕に必死でデバフ入れるくらいしか対処しようがない……普通だったら。
 ここだ、ここで社会科学で来た意味が生まれる。幻想体ページ「エメラルド」でページごと消し飛ばせば使用時効果は発生しない
 ただ「エメラルド」の対象は2速度だけ。狙ったダイスに当たるかは運次第…心の底から祈れ!

ふぉぉぉぉぉーッ!

 最・高。飛んだのは広域と「逆鱗」、事故の可能性がゼロになった。何より考えなきゃいけない2大ページが消えてくれてすごく楽。
 よーし、ガンガン攻めるぞー!

無防備なダイスにこちらの広域をあてる。「色褪せた記憶」の2ドローうまうま、本人はこの幕コストの下がった「連続切断」も使える
シンプルにクソ強い「狻猊」。一番ライフに余裕あるカティヤに引っ張ってもらうしかなかった
保護7だから反撃喰らっても安心と思ってぶつけたら、今回は最大値2連で普通にマッチ勝ちした。なんで威力無効幕のが高い出目なんだ…ありがたいけど
火傷があるからどう頑張っても次の幕がラスト。光は気にせずページを使い切ろうな
持ってて良かった反撃ページ、ダイス強いから『蒲牢』でも信頼度高い
連続回避で混乱ダメージが発生、これがやりたくてマルティナパッシブ持って来たのよ

 4幕目。シャオの残りは432/245。この幕で「逆鱗」をちゃんとついても混乱まであと2~3幕は必要。
 そしてこの幕は感情レベルのパワー付与と『熱血』『龍生九子』でシャオ威力+3…かなり厳しい。てか、広域飛ばしてなかったら+5だったんだよなぁ、鬼門の幕すぎる。これだと「逆鱗」に勝つのも難しいし。

 この幕の動きはかなり長考でした。「逆鱗」は先頭ダイスパターンだから8、カティヤがパッシブ込み「決闘」で確定勝ちできたのでクリア。せっかくなので反撃ダイスも使う。
 「睚眦」が幸い一番遅いダイスだったから、この幕で退場確定のキンスリーに最後にマッチ取ってもらう。その前に彼は乱闘断罪と連続切断を叩き込む。
 で…ケセドの「ねじれた剣」がコスト6になってるのよ。しかも指令斬撃。24-39なら高確率でシャオの3ダイスページ1枚飛ばせるよな? でも威力あるし光6で2ページ使って堅実に戦うべきな気もする…いや、やろう「ねじ剣」! 強気に行かないと火傷でジリ貧だ!

「ねじ剣」は「火炎斬」へ当てる。このページの合算19-28だからほぼ勝てる計算だ
……は?

 27VS26、にじゅうななたいにじゅうろく??? えっ、負けた? 負けた!!?!
 【(プレイヤーに)最大ダメージ】【(プレイヤーが)混乱!】
 ……オワッタンジャナイノコレ

実プレイの時は真面目に頭真っ白でこの辺なにも見えてなかったね…
「ねじ剣」通すならこっちに当てるのが良かったが、反撃ダイスでなんとかできると思ったんだ。結果的に反撃失敗してんだけど
なんとか「逆鱗」マッチだけは取ったが、他マッチ全敗でカティヤが一気に窮地に
ギリ混乱手前で粘ってくれたから『蜃気楼』で多少持ち直すが…火傷がキツい…
この「即席改造」は反撃対策予備
それとマッチしなければ次幕まで生き残り、コスト2で「仕上げの一撃」できる
がッ……彼以外の状況が非常にマズい!!
キンスリーに他のマッチも取ってもらえば良かったかもだが、一方的にダメージ与える機会を優先したかったんよ
これは威力補正量の暴力でワンチャン勝てると踏んだマッチなんだけど…あかん…
ケセドは、EGO持ち女フィクサーには勝てない仕様かもしれねぇ…助けてゲブラー様…
キンスリーは最後に「連続切断」を叩き込んだ後、役目を果たして退場
で、ケセドは「ねじ剣」でマッチしたままだったから、こーなる…火傷27…あああ終わった(吐き気)

 で、細かいページを数枚使って次の幕なんですが…。

……ダメっぽいですね

 5幕目威力無効。でもマッチ全部捌くだけの手数無いし、火傷の量的にも、シャオが一歩でも動いたら誰かが死ぬ…。誰かを犠牲にして隙を作っても反撃大量だし、そも体力345は1、2人じゃ削り切らん…。
 うん、終わりだな。後は精一杯あがいて、後続階に託そうか。
 まず来るシャオの速度6は「狴犴」……んん、待って、ヘイカンなの?? えっ、待って……(手持ちページ再確認)

 …行けるわ。前言撤回。そこが「狴犴」ならまだ戦える!

 シャオが一太刀振るえば誰かが死ぬ、それならば、シャオが攻撃する前に動きを止めてしまえばいい。この幕で混乱させる、残された唯一の勝ち筋はそれ。
 ただ「逆鱗」固定ダメで足りない残りの17を削らなきゃだが、先制「収穫」に光を使うと混乱させた後のダメージが足りないし、近接でシャオの前に割り込めるのが速度7出してるオーロラだけ、「堅固」「集中射撃」のどっちかで逆鱗つく必要ありだから遠距先制もできない状況。だから詰んだなと思ってた。
 でもシャオ最速が攻撃ダイスのない「狴犴」だと話が変わる、次のシャオの攻撃前にビクターも1手挟めるようになる。この1手で取れる展開がまったく変わる。
 ――行くぞ。このまま社会科学で倒し切るぞ。

まずビクターがEGO「色褪せた記憶」を反撃のみのページに使用。混乱中の次幕への仕込みです
前幕で「仕上げの一撃」のコスト下げてたから光が足りた…!
オーロラが速度7で「狴犴」とのマッチを「堅固」で受ける
「狴犴」守備×2だから、確実に防御ダイスのマッチが発生して…混乱抵抗値70割ったぞ!!
「逆鱗」に「仕上げの一撃」…やッッッッやったぞおおお!
オーロラの残り2枚は両方「草食み」。さっきビクターが「分散補償」捨てたから、次の幕は光5
で、カティヤの初手は「深い息遣い」、煙でダメージ量を引き上げた状態にする
これも重要だった、無かったらシャオの残体力300は混乱でも削り切らん
その後カティヤが「巨大な蛇」でダメージ重ねた後、「完璧な打撃」で脆弱仕込んでフィニッシュ

 幕終わりで残204…こっちの光もカツカツな状況で、足りるか微妙すぎるラインの残体力だが――

 オーロラ姐さんんん!!! ここで速度9&7は偉大だ、「集中射撃」2枚とも威力乗せてフルパワーで撃てるじゃん! 残る光で使える「ターゲット捕捉」も引いてるし…ああ、もう泣きそう。

「集中射撃」×2と「ターゲット捕捉」で204⇒78。射撃だけで122持って行った、行ける、行けるぞ
青い光ィィィ! ビクターァァァ、ここでその10追加はアツすぎんぞお前ぇぇぇ!
2ダイス終わった時点で残32。これなら―
カティヤの「ウアジェトの目」。これで、フィニッシュ…!
ッ~~~!!!

 リアルに震えが止まらず勝利画面で数分のたうち回っていた。接待勝利で泣きそうになったのは2周やってて初めてかも。間違いなくベストバウト。

 全部が収束して勝てた感があるのがまた良し。開幕から瀕死のビクターを見切って捨て石にしなくてよかったし、「忘却」をカティヤに2回使わせたのも正解だったし、キンスリー最後の幕はマッチじゃなくて一方攻撃してあったからダメージ足りたし、オーロラを親指じゃなくてウサギチームで投入したの大正解だった。
 ログのキャプチャで写ってる範囲だとケセドがちょい貧乏くじ引いてるが、プレイ上は『伝令』めちゃくちゃ役に立ってる。
 いや本当に…本当に楽しい、図書館バトル。

 ラスト3幕好きすぎて、30秒キャプチャを繋げて1本にしたVer↓
 ねじ剣ブロックされた時のジエンド感を共有したい。

入手ページ雑感

 シャオのコアページも本ゲーム最強格です。
 ゲストを大炎上させる『燎原之火』だけでも強いのに、独自EGOだって使える。EGO『龍生九子』の効果で威力も上がって、火傷無効かつ状態異常効果半減の『覇下』までついて来る。他の火傷関係パッシブを帰属したいところ。
 
 またシャオのEGOは赤い霧と違って、感情レベルが上がると自動的に発現するし、舞台移動以外で解除されることもない。固有EGOページだけじゃなくて階のEGOページも使える。……なんで赤い霧はダメなんや。

 固有EGOは3種の広域ページ。ゲストの時に持ってた「睚眦」と「饕餮」に加え、パッシブだった「蒲牢」が広域ページ化してる。「蒲牢」はコスト2で撃てる便利な広域だし、当てれば虚弱&武装解除付与で使いやすい効果。自前パッシブだけの威力補正込み個別8-11になるから狙い先を選べば当てるのも難しくない。
 加えて通常ページとして専用広域の「押し寄せる-愛」も使えるから、光の工面さえできればどっかんどかん広域撃ちまくれる。
 舞台をまたいだ時は一旦『龍生九子』が初期状態に戻ってEGOが使えなくなるので、ちょっとだけ注意。

 ミリスのコアページも手に入る。先に入手できるチュンと耐性面はほぼ同じ、あちらより速度ダイスの振れ幅が大きいのと、パッシブが異なる。専用ページ「焔龍拳」は共通だからこれを使いたかったら、ギャンブル性があるがハマれば大炎上のチュンか、手堅く混乱を削れるミリスかで選ぶ感じ。装備せずシャオに帰属でもよし。
 そういやミリス君さぁ、ゲストの時の持ってた『一撃』、アレ持ってきて欲しかったなァ。

 汎用バトルページも粒ぞろい。同段の紫の涙と違い属性混合、ねじヤンページのようなトリッキーさもない、手堅く強いって印象ですね。

 防御オンリーで無条件2ドローの「狴犴」が結構便利。とにかく相手の火力がバカ高くなってきているから防御はあって困らない、「堅固」は先頭回避が時に悪さするので。

 「贔屓」も的中でパワー2。ダイスも強くて2ダイス防御、普通にマッチにも使いやすい良ページです。赤い霧の「気合い」が先にあるので、これ汎用で貰っていいんすか…って感じになる。

 目だった効果はないけれど「火竜斬」は2コストでは貴重な3ダイス&反撃ダイス付きページだから、パワー持って戦うようなデッキだと選択肢に入るよなぁ。地味ながら優秀、って印象。属性を限定しない唯一デッキにして1枠決まらん時にとりあえず突っ込んどけ、みたいなポジションにしてた。

 後は「挟撃」なんだけど、自陣だと人数が多くてランダム性が高い分、シャオ・ミリスに使われた時のような圧倒的強さにはならない。個人的には好きだが、使わない人は全然使わなさそう。
 これ使ってペア?デュオ?攻略とかもありだろうか。

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