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Library Of Ruina 攻略ログ㊵ 〜審判鳥&蒼い星 図書館上層の戦い

 Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第40回です。
 この記事では、都市の星2段目の攻略で発生する哲学の階&宗教の階の第3幻想体バトルに挑戦します。
 

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哲学の階 幻想体バトル 審判鳥 

 大鳥、罰鳥、と来たら3羽目は当然この方。クソ長い鳥こと審判鳥。「しんぱんとり」と「しんぱんちょう」ダブルミーニングだろうけど、正確にはどっち読みなんすかね? 私はしんぱんどり呼んでるが。
 前作だと管理楽で装備超高性能な管理人の味方枠……というベテラン管理人の評価を真に受け、早期収容した結果泣きを見る初心者が少なくはないだろう。装備やステータスが揃っていないとポンポン吊られるぜ。

別称が長鳥なわけだが、長いってより、腰痛めそうな前傾姿勢してんのが気になる

ギミック分析・解説、デッキ記録

 この幻想体バトルの解放条件上、今回からようやくビナーが幻想体バトルにも出撃するようになる。
 中身の方はこちこちのギミック戦です。立ち回りミスると即死させてくるので、ちょっとめどい。

 ギミックの中心になるのは【罪】の数値。罪は審判鳥以外の敵味方全員が持ち、毎幕1ずつ増える他、攻撃によって移動する。ただし鳥→司書か司書→司書の移動のみで、司書から鳥へは移らない。
 そして【罪】の数値が5以上のキャラクターが生まれたときに審判鳥が「審判」を仕掛けてくる。審判は罪5の相手とマッチが発生した瞬間に相手を即死させる
 また敵味方全体で罪3持ちが3人以上になると合算広域「止まらない審判」で該当者を一掃する。さらに割合ダメージなので、無罪の司書にも的中大ダメージ。

 仮にすべてのマッチを勝って罪の移動を防いでも、3幕目には「止まらない審判」で全滅する。これを発生させないように、常に罪3以上を抱えるのは場に2人以下になるよう罪を移動させる。 
 同時に審判鳥に攻撃を通すため、計4回の審判を発生させてパッシブ効果で混乱抵抗値を削り切る必要がある。このため罪を集中して抱える司書が1人と、そこに飛んでくる「審判」を横からマッチ奪って阻止する司書が生存することが必須。

 すごく簡単にまとめると、この幻想体バトルの解法は、味方ひとりをみんなで殴って罪をなすりつけ審判鳥の囮にしよう、となります。字にすると最悪ですね。
 そして罪人役はバトルページの関係でビナー様が最適です。だって、ビナーデッキの一番弱い「妖精」でも味方殴りには痛すぎる。
 まあ、図書館のビナー様は優しいので、必要であれば司書補が囲んで棒で殴っても怒ったりしないでしょう。たぶん。

クリアデッキ

  1. ビナー(連帯、鋭利な一撃、深呼吸、保険補償)

  2. バダ(キィキィ、即興乱打、脳震、人形の骨、ビリビリ)
    循環、跳躍、Eシールド2、転換、衝撃吸収、堅固、破壊連打2

  3. 木の葉工房(内燃機関、肉の歯車、考えの歯車、煙覚醒、突撃姿勢)
    煙管、歯車、煙の打撃、煙の強打2、奇襲命令2、感覚喪失、蒸気

  4. ウアジェト(液化肉体、ファイヤーバット、ぶぅぶぅ、即興乱打、不安定な充電)
    人形の盾2、ギギギッ、家族のために2、フルーシーヤ、どっしり2、ウアジェトの目

 罪移動用の弱いリソースページを持っていればあんまりデッキは選ばない。ビナーの斬撃耐性に合わせて「抜剣」「危機克服」あたりをリソース採用すると楽かもしれない。

実戦

 審判の条件を満たさない審判鳥は見つめてくるだけなので放置。逃げる鳥を適当に相手しつつ、罪をビナーに集める。

ロバートだけは煙付与でダメージUPがちょっと怖かったので、この幕は罪を移さないことにした
ビナー様すごく怖い顔してるけど怒ってないはず。たぶんダイジョウブダヨ
鳥は多数罪3事故要員にしかならんので、さっさと倒してしまいたい

 1幕目でビナーが罪7になったため、早速「審判」が始まる。放置するとビナーの首がくくられてしまうので、司書補で阻止する。この時の審判鳥は速度1固定になるから、今回「ランプ」は不要

攻撃を受けた次の幕の鳥は遠距離攻撃になる。的中追加混乱ダメージ、これはきっちり防ぎたい
弱いページに打撃が多めなせいで、ちょっとビナー様が危ない
『脳震』をオフにしておくべきだった。次の幕で混乱しますね…
「審判」は普通にマッチ勝てばOK。ロバート次の幕で罪3になる、次で鳥を全滅させてリスクを減らそう

 3幕目。ビナー混乱不可避のため先制の「衝撃波」で保護してから混乱してもらうようにする。この幕は鳥の全滅を優先。

ビナーの「衝撃波」のポーズを審判鳥が真似しているように見えた
ウアジェトを編成しておくと、大罪人に保護が入って味方に殺されにくくなりますね

 3幕目で鳥は全滅。あと「審判」2回空振りさせれば勝てる、が、今までの調子で混乱中のビナーに罪を移すと彼女が死んでしまって後味悪いから、2人目の罪引受人を急遽用意。

もともと罪が高めだったロバートへ。次の幕までなら大丈夫
…なんかいつもロバ男が貧乏くじ引いてる気がする。大鳥の時もずっと眩惑されてねぇ
で、次の幕は罪5が2キャラになったので、2回審判して来た。この仕様知らなかったよ
無事に審判4回ブロックして混乱到達。幻想体に「破壊連打」キメたがり
ラストはビナーが〆てくれました。一番痛い目に遭ったはずだがこのセリフ、図書館のビナー様には慈愛の心を強く感じる

 このバトル後イベントはビナー語が輪をかけて難解で、まさに哲学という問答。理解できるローランはすごい。

幻想体ページ雑感

 ここまで強い哲学の幻想体。審判鳥ページも強いっす。

 既に強豪ページ揃いの哲学ランクⅠページ群に加わる「罪の重さ」、またまた壊れた威力強化ページ。パワー・忍耐同時盛りできるページはそんなにない。条件がダイスの最小値を出すなので運…のようだけど、振れ幅の小さいリソースページ振る機会が多いし、「正面突破」「草食み」とか50%だから高確率でチリンチリン鳴る。
 ただデメリットも大きい、発生を制御しきれないので速度3コアで使ったりすると意図せず5とか7とか発生して死にかけることも。このページ使うなら、体力回復の「傾いた秤」も併用したい。
 併用しなくても「秤」の回復は便利。単体敵相手なら100%発生だし。

 もう1枚の「審判」、自分は使ったこと無いけれど、体力最大の割合ダメージだからどう考えても強い。単体敵相手なら罪を集めるのもそんなに難しくなさそう。


宗教の階 幻想体バトル 蒼い星

 宗教3体目は危険度最高クラスALEPH級の幻想体。ただ厳密には御本尊様ではなく、魅了された信者たちと戦うことになる。蒼い星は背景として鎮座。
 この明らか生物じゃなくていかにもヤベー存在なデザインがいい、恐いと美しいを同時に感じる。前作の抽出時テキストの「やがて星となって再会しよう」もシンプルにカッコよくて一発で覚えた。好きです。

前作よりちょっと脚がすっきりした図書館蒼星見ると、某大河ドラマのロゴが頭によぎる…

ギミック分析・解説、デッキ記録

 ここでは体力ダメージを与えられない(こちらは受ける)。敵味方双方とも混乱して幕をまたぐと死亡する。敵方は死亡者が出るとすぐさま次の個体が新しく追加されるため、バトルの進め方が悪いと無限信者に物量負けする。

 勝利条件は蒼い星の信徒を10体混乱させて、祭壇の体力をパッシブ効果で0にする。
 字で書くだけなら簡単ですね。でも、やってみると意外と面倒くさいのがこのバトル。

 まず信徒を混乱させて蒼い星に吸引させるんだけれど、この時に他の生存信徒に混乱ダメージが入る。一見司書側へのメリットだが、この時のダメージで信徒が混乱してしまった場合、次の幕終わりに混乱全快して吸引が発生しない。長期戦いやだからって下手に複数の信徒を同時に削ろうとすると、ちょびっと残しして無駄骨になることもしばしば。

 また3幕ごとに蒼い星が活性化し、合算広域攻撃「星の音」を使用。この攻撃を受けてしまうと次の1幕司書の混乱耐性が脆弱になる。
 さらに該当幕は信徒たちの使用ページも強力なものに変化し、的中混乱固定ダメージが追加発生。さらにこの幕はじめに混乱40%以下になっていると強い自爆ページを使用。これで自爆されると祭壇の体力は減らず、せっかく混乱削ったのがムダになる。

 だからやる事がシンプルだからって、漫然と戦ってると全然吸引させられず、こっちがジリ貧になるバトルデザインになっている。「星の音」の前の幕で半端に削らないよう、半分下回ってる信徒はきっちり倒すよう、頭を使って行動調整する方が結果的に速く済む。

 信徒4体の混乱耐性は特定の1属性以外は耐性でまともに通らない。逆に言えば1属性は弱点でよく通る。そしてどの属性が弱点かは出現位置に対応している。下2体が貫通弱点なため、貫通多めに組んで下2人を集中的に狩り続けるのが楽かもしれない。自爆対策で遠距離を組み込むのもあり。

 耐性に関わらず混乱を削れる防御も有効だけど、半端に削れると自爆される仕様上、戦闘準備して防御して…ってごちゃごちゃやるより、威力あげた攻撃ダイスでガンガン攻めた方が速いし安定すると思った。

 クリアデッキ

  1. ルドルフ(Rhino施術、生体充電同期化外皮、突撃姿勢)
    草食み2、跳躍、転換、衝撃吸収、迅速な制圧、堅固、精神の鞭2

  2. セシル(人形の骨、精神回収、液化肉体)
    人形の盾、循環、ギギギッ、多重斬り、抑圧、どっしり、堅固、鉄山靠、即席改造

  3. ユジン(熱血、7級F斬撃、最低限の攻撃、安如泰山)
    解禁、草食み、多重、アイアンナックル、衝撃吸収、ムリネ、絶妙な瞬間、感情の激動、燃え上がる感情

  4. 夜の錐(楔、突き抜く、ツヴァイ呼吸、ファイヤーバット、電気ショック)
    正面突破、くさび突き、燃料抽出、疾風脚、鉄壁、厳粛なる代行、好機を掴む、指令の意味、弱点突き

 ルドルフのコアほとんど使ったこと無かったので採用。混乱削りは強いけど、こちらが混乱してもアウトだから最適コアではないと思う。ここならマルティナのが向いてそう。

 他は3属性それぞれを強化。ユジンは『安如泰山』帰属で体力倍増させる運用。都市悪夢コアですが、コスト4ページが増えて来た今の方が『過呼吸/疲弊』の光バックを活かしやすくて〇。混乱抵抗値が低い? マッチに負けなきゃいいんだヨ。

実戦

 信徒の弱点属性に合わせて攻撃していくんですが、意外と相手の速度が速いので、マッチを受けようとすると弱点を狙えないことも多い。適度に一方攻撃で受けていく。

そもそも手数が同等だし、全ページマッチするのは難しい
なので反撃系でやり過ごせる編成にしておくと動きやすいし感情もきっちりあげれる
2幕目。ここは右手側の2体を確実に仕留めたい。逆に左の2体は削りたくない
オーバーキル気味がちょうどいい
2体混乱到達しました。なお幻想体ページがどれ取ってもなあ…なので、初めて「13番目の鐘の音」を使用。ちゃんとカウント出るんだ。なお、これきり存在を忘れる
あと結局左2体も半端に削ってしまい、次はWで自爆して来る
このバトルだとマジで幻想体ページ役に立たない。これも敵からのカウンター事故死誘発要素になるし

 3幕目なので「星の音」が来る。BGMが消え、背景の蒼星が光り輝く。演出好きだが、3幕目の戦闘はキツい。耐える幕です。

残10に少々もったいないが、自爆されるよりはいいでしょう
合算広域「星の音」はダイス値20。3コストじゃないと安定勝利は難しいか。今回は手札が悪かったので基本ライフ受けしました。1発だけなら…
1体は自爆されてリセット。ここまでで3体混乱、残り7か…。

 後はひたすらこの繰り返し。宗教階は物量型バトル多いっすね。

4幕目。ギミックで混乱回復するステージとは言え、長期戦必須なので回避か『精神回収』の混乱回復手段は必要っすね
5幕目。この幕で3キル、残り3体。こっちは体力ダメージも普通にあって、バフはかかったもののちょっと体力怪しくなってきたホクマーおじさま
6幕目の「星の音」。ユジンコアの壊れたダイス、広域に狙われがち
うっ、ホクマーあんだけバフ入っててダメだったか、これはイカン
「精神の鞭」で大ダメージは入れられたが…
広域受けるページでマッチ取っちゃってたから、そりゃ耐えられんよね
まあ、混乱寸前の2体を狩ってこの幕で決着するからバトルには勝てる。なおプレイヤーに鐘の音のカウントはまったく見えておりません
ヒエッ!?!!!(取ったの忘れてた)(「鐘の音」初見)(49日目のトラウマ)
本筋じゃない所ですっごい心臓震えたけど、とにかくクリアはできました

 この幻想体バトルに勝利すると始まる会話イベントでは、図書館について非常に重要な情報が明かされる。知った後では、ここまでのストーリーの見え方すらも変わるような。良くも悪くも。
 内容についてはあえて触れない、ぜひ蒼い星を倒してご自身の目で確認していただきたい。
 ……蒼い星より、沈黙の対価を抜けるのが壁っすかね。

幻想体ページ雑感

 蒼い星の幻想体ページ見ると、ようやく普通のページが宗教にも来た!! って感じになる。いや、天国の方は悪くないんだ、悪いのはトリッキーすぎる沈黙なんだ。

 ここは3枚ともランクⅡ。どれも混乱ダメージに関する効果。
 「殉教」は装着発動ページとして手に入るから、任意のタイミングで発動させられるのが大きい。体力ダメージのケアは必要だけど、「断罪」みたいな攻撃回数が多いページと併せて使いたいですね。

 「贖罪」の条件キャラクターは味方も含むからデメリットもあるけれど、それを差し引いても全味方パワー配布のメリットがデカい。逆境を跳ね返すポテンシャルがある強ページだと思う。

 それでも蒼星ページで一番強いのは「懐かしい音」かなぁ。3幕に1回の条件付きではあるものの、リスクなしで味方全体に混乱ダメージアップ効果。どの階もだけど、全体に効果範囲あるページは強い。取って損が無い……と言いたいんだけど、難点もあって。
 このページを取ると発動ターンでBGMが消える。そして攻撃時に星の音の爆音SEが鳴り響くプレイヤーダイレクトアタック型のデメリットを抱えている。それが嫌じゃなければ、取り得っす。


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