Library Of Ruina 攻略ログ㉝ 〜押し寄せる愛、燃ゆる図書館。リウ協会1課迎撃戦
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第33回です。記事はなるべく短くまとめたいのですが、都市の星からは1戦の密度が濃くてどうしても語りたいことが増えてしまってなぁ…。
この記事では都市の星の2段目、中央右のリウ協会シナリオに挑みます。前段のストーリー時点でフラグ過積載みたいなものだったので、まあ、誰が来るかは予測可能ですよね…。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』からジャンプください。
リウ協会1課
この接待を始める前に、ロウェルの本を書庫で読んでおくことをおすすめします。
オメー、どんだけフラグ建築するの好きなんだよ!? 大丈夫なわけねーだろ!! ほら案の定だよ!! ってなったマイ初見の気持ちを共有し たい。いやほんとロウェル部長さぁ…。
しかし、そういう感情が起こるって事は、我々の世界はこの都市ほどには病んでない証左かもしれませんね。
真面目な感想だと、ここのイベントは全編がクライマックスみたいなもので、すべてのセリフが名ゼリフで、一瞬たりとも目が離せなくて、本当に良い…リウ組もアンジェラ側もね。
リベンジマッチと言えば街灯事務所が先にあるけれど、あの時と違ってシャオとアンジェラが理性的に問答を繰り広げるのが、協会1課部長の器のでかさとアンジェラの成長を感じられて好きなポイントです。
あとミリス・チュンのセリフ回しも好きっすね。特にミリス、急に「シャオ」って呼び捨てにするたった一言で、ただの上司部下以上の何かがあるって想像させてくる。
1舞台目 ブリーフィング・デッキ記録
舞台構成は2課の時と同じで、まずはモブフィクサー5人を倒し、2舞台目で部長たちと交戦する。そして使える階は1階層だけ、頑張りましょう。
1舞台目で相手をするリウ1課フィクサーは『一撃』持ち、強力な単ダイスのページ2種を振り回して襲ってくる。
まずコスト0の「一点突き」、コストに対して高い出目で、使うと他の「一点突き」を手元に呼ぶユニークな効果をしているため、このパッシブ込み5-11の強力な単ダイスページが毎幕飛んで来ると思っていい。『熱血』発動後はさらに+1。
それ以上に強力なのが「火炎一閃」。出目自体は既出のコスト2単ダイスページ並だけど、手元に同じページがあった時はダイスが増える。しかも2ダイスになった時も両ダイスが『一撃』の強化対象のまま。
相手の手札を見透かす術が無いので、手札が多い時は2ダイスに化けると思って覚悟するべし。
正直、ここの接待が星2段目で一番キッツイ気がする。先にやった人差し指も相当だけど、あちらは1舞台目のゲストは速度持ってなかったし。
完全開放済みの下層の中で自分が一番使いやすい階に強いコアを集めて挑むのがセオリー、とは思うのですが…ストーリー的にこんだけ盛り上げて来てるとさぁ、ここはやっぱり、ローランに1戦交えてもらいよなぁ?
というわけで、総記の階、レッツゴー!
総記の階 使用デッキ
バヤール(体力回収、液化肉体、反作用、次元切断)
循環、遡行、多重斬り、準備しましょう、振り回し打ち、波動、過充電、堅固、準備姿勢エスター(指令の加護、指令通覧、非常食、冷静)
解禁、くさび突き、多重斬り、フェイント、家族のために、鎖縛り、鋭利な爪、堅固、刑罰カーロ(アクロバティック、最善の選択、手品、初弾強化)
正面突破2、装填、牽制射撃、銃剣術、衝撃弾2、堅固、火力集中セシル(指令の加護、指令通覧、電気ショック、次元切断)
人形の盾、正面突破、燃料抽出、裏路地掃除、疾風脚、アイアンナックル、抑圧、感情の激動、鉄山靠夜の錐(楔、精神回収、液化肉体)
隙の攻撃、くさび突き、燃料抽出、遡行、短剣術、好機を掴む、ジャマダハル、指令の意味、堅固
はいー……あの…これはね、よくないデッキの見本みたいなもんです。色々あるけれど、戦闘準備画面で貫通抵抗が見えているのに攻撃ダイス大半貫通ってのが最悪ですね。一撃相手だと防御ダイスでのカウンター混乱もしないから、全然頭数が減らせなくて、本ッ当に大変だった。
だって、ローランにバヤール着せたかったし、どうせ着るなら「一点突破」持っておきたかったし、エスターにはフレーバー的に『指令の加護』つけたいし、夜の錐使い慣れてるから組みなおすの面倒だったし、とか微妙かな?と思った部分がことごとく裏目に出た。
まあ、実際の接待どんなんだったか、キャプチャ見ながら振り返って行きましょう。
1舞台目 実戦
とりあえず最初は感情上げたいので負けマッチでも組んでいく。…これもよくなかったなぁ、無視して一方攻撃した方が良かったかも。
やはりまともな体力回復パッシブの有無でかなり差が出ちゃうなぁ。体力29のボンボンは2舞台目は解禁までも持たないと思う…。次、キツいぞ。
2舞台目 ブリーフィング
さーて本題。とうとうシャオ部長withミリス&チュンを相手取る。モブフィクサーも居て、相手はフルメンバーの5人。モブは1舞台目と同等性能です。
シャオはガチで強い。各種耐性もそうだが、まず『速度2』で初幕から速度ダイス3つ保有。ちなみにレアパッシブです…他にこれ持ってるのユジンしかいない(はず)。
パッシブ3種はとにかく火傷特化。バトルページの火傷力を高めて、火傷した相手に混乱ダメージを与え、混乱させたらさらに全体へ火傷を延焼させる。
バトルページもとにかく火傷付与。火傷付与量も威力もエグい「燃え上がる感情」は本当にキツいページ。コスト3の「火炎の輪舞」も強力なダイスな上、火傷の全体延焼効果付き。絶対に図書館を焼き尽くしてやろうとの鋼の意志を感じますね…
そして目を引くのは専用・個別広域ページ「押し寄せる-愛」。ロウェルの「押し寄せる一撃」の上位版みたいな内容で強力だけど、それ以上にストーリー的な芸術点が高い。敵ながらエモいですよ…。
で、もちろんシャオだけが強いのではなく、メンズも大概ヤバい。
ミリスはモブフィクサー同様『一撃』+「一点突き」で確実に防御を抜いてダメージを与えてくる。問題になるのがパッシブ『抱火臥薪』で、ミリスから攻撃を受けると、火傷のスリップダメージが混乱抵抗値にも発生するようになる。
相方のチュンは一撃はないが打撃威力が+。ダイスの率的には打撃属性は少なくて、これはミリス・チュンの専用ページ「焔龍拳」を強化するためのパッシブみたいな節がある。この「焔龍拳」がめちゃ強。2課のメイ・セシルの「鉄山靠」の上位的なページで、先頭が防御ダイスになり、反撃がなくなった代わりに2ダイス目の最低値が2ケタ越えている。まず防げないし、防御で軽減しても火傷6入る。
下手にやってるとみるみる火傷が積み重なってやられるし、そうでなくてもダイスが強くて普通に押し負ける。
リウ協会の代名詞『熱血』も全員所有しているから、感情で優位な点を利してとにかく迅速に頭数を減らしたい。
ただ今回は総記…EGOなしだから開幕ドカンとかませず、速攻が難しい。頑張りましょう。
2舞台目 実戦
ここで開幕のローランの手札に「準備姿勢」がある事を祈っていた。「一点突破」は使用する幕に制限は無いので、とりあえず手札に抱えてさえおけばタイミングを見て使えるんだけれども――
ここで準備できないと、この後はさすがにその余裕ないなぁ…。
1幕目終わりで4枚目の幻想体ページ選択。今回はすごく悩んだ。ボンボン・メイソンがどう考えても3幕以上は持たないし、「押し寄せる鼓動」を取って最後に大暴れしてもらうのも考えた。
ただ相手の抵抗属性との兼ね合いで、いくら威力持っても1,2幕じゃ盤面ひっくり返すまではやれないだろうし、そもそも次でシャオの広域が来る可能性もあるから、せっかくの鼓動が無意味に終わるパターンもあり得る。
今回マッチ運悪くて微妙だが…「霜の剣」にして、現時点で一番継戦できそうなハリーへ持たせる。
そして2幕目へ。
シャオが広域広域「押し寄せる‐愛」を使用。同時にミリス&チュンがWで「焔龍拳」を使用。リウ1課2幕目でよく見る殺意マシマシコンボ。
広域も「焔龍拳」も、両方とも「堅固な守り」で受けるのが安牌だと思って、今回は「鉄山靠」で殴り返せるセシルコア以外の全員に「堅固」を全員に持たせて対策してきている。…けど、3人同時に来られると全部うまくかわすのはムリ!
相手の速度ダイスと攻撃先の状況を再確認して、ここでボンボンを切り捨てることを決断。攻撃が集中しすぎていて、広域を越えてもこの幕を生き残れない。
なのでもともと向けられている攻撃+チュンの速度6「焔龍拳」ほかできる限りの強いページのマッチを奪って退場してもらう。
メイソンも広域ブロック失敗したら落ちるが、それ以外は「感情の激動」が来ているだけ。「堅固」1枚で両方対応する可能性に賭け、もう1幕先への生存を目指す。それでも次の幕では今幕のボンボンと同じことをしてもらわなきゃならんのだが…。
自分、RPG的に戦闘にストーリーを幻視しながらプレイしてるタイプなものだから、この意図的に犠牲を払う判断するのが非常にしんどくて嫌でなぁ…。すまねぇ…。
戦闘開始。まずは広域攻撃が発生。「押し寄せる‐愛」、一撃目は全員ブロック成功。2撃目はシャオ側15!
相手5人生存体力十分混乱者なし、こっちボロボロ。それはいい。それはいいが……待って、なんか感情コイン少なすぎん? いくら一方攻撃が多かったとは言え、味方死亡の時ってガッツリゲージ溜まったはずでは??
というか、これ、感情上がり切らんやつでは??? 次で「吹雪」取れなきゃさすがに無理ゲーよ????
…ちょっとタイム。
(リアルに2時間後)
時間を空けて考えても、この状況から入れる保険があるんですか!? としかならなかった。
でもまあ、ギブアップせず、負けるならきっちり堂々と負けようと戦闘続行。シャオ相手なら黒星もいいさ…
で、感情コインゲージが挙動不審で心配してたんですが…どうやら、ゲージの表示がバグってるだけで内部的にはちゃんと蓄積されていた模様。
ここで感情レベルが上がり切り、最後の幻想体ページ選択。
「吹雪」は「鉄山靠」が見えたのでハリーに使わせる。狙うのは混乱になっている2人、何がなんでもここで2人沈めて活路を開く!
残り3名で5幕目。まだ相手の速度ダイスが感情で増えるラインには乗ってないし、吹雪明けでローランが『準備姿勢』『反作用』でパワーをもらっている。
この幕でどこまで行けるかが接待の分水嶺…。
6幕目。この幕で全部攻撃叩き込めばシャオまで倒せそうではあるが、ハリーは「嘘」でコスト増ばかりでこの幕ほぼ動けないし、失敗した時がキツい。
最後ちょっと締まらない感じにはなってしまったけど、まあいいや。あの2~3幕目からよく逆転したよ!!! みんなよく頑張った!!
自分でやっててもまさか勝てるとは思わなかった、吹雪直前まで「メイソンのコアを木の葉工房に変えて~」とか次のデッキの検討脳内でやってたもん。
そしてご覧の通り、シャオとミリスはここでは退却――正確には、ミリスが死ぬ気満々だったシャオを連れて逃げる。そして戦闘直後に不穏なイベントが入る。
本当にここは次のストーリーどうなるん?って不安だったね。展開も出し、更に強くなったシャオ部長と再戦なの??? って意味でも。
入手ページ雑感
というわけで、この接待クリアで手に入るのはモブフィクサーの本とチュンの本の2種類だけ。難易度の割に旨味が少ないので、こだわりがなければ星2段目では後回しの方がいいと思う。
モブのコアは先に出た2課と大差なし。装備した見た目もコートの裾に白い飾りがあるかないかくらいしか違わない。『一撃』も消える、悔しい。
でも『熱血』帰属要員が増えたと思えば嬉しいですね。
チュンのコアは火傷デッキ前提。ただ固有パッシブ『火光衝天』はちょっと使いにくいというか…手札の状況に関わらず2枚しかマークされないから、手札多めに保持してるとついて欲しいとこに全然つかない。特殊ページ配って来るタイプのギミック戦だと相性最悪。
ただ専用ページの「焔龍拳」は文句なしに強い、大体のマッチに勝てる。強い代わりにコスト4、取り回しの良さは2課ガールズのページに利があって、うまく差別化されてるなぁと思う。
ここのバトルページは個人的に「一点突き」が好き。0コストの割に打点が高いし、毎幕この威力のページを片手で振り続けられるのが嬉しい。反撃ダイス潰すとかできる仕事は意外と多いし、これで光節約してEGOぶん回す担当作ったりした。
「火炎一閃」も一撃デッキでハマれば強い。これも前周で結構気に入って使った。ただこのページは常に2枚を手札におけるかどうかなので、真価を発揮するのは、もうちょっと後のとあるページが来てから、かな。
一応、使い捨てページたちでデッキ圧縮して手札回しまくれば今の時点でも各幕1枚ずつの連打はできるか。
リウ1課の接待を終了して本を手に入れると、哲学の階の2番目および自然科学の階の4番目の幻想体バトルが発生。
…来たわね、自然科学! ずっと待ってた! 前が都市悪夢なので体感めちゃくちゃ空いている。
次回の記事でこの2つの幻想体バトルに挑みます。
いつもなら2~3バトル分を1記事にしてるけど、さすがに長くなっちゃったのでわけることにしました。