Library Of Ruina 攻略ログ54 〜残響楽団・第七楽章 人形師
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、本記事ではゲーム終盤の残響楽団の接待を進めて参ります。
初見の方はネタバレにご注意ください。
また本攻略では招かれざる客接待~エンディングまで全階層50人コア分配&使用後コア移動禁止のレギュレーションで進めていきます。
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社会科学の階・ブリーフィング
残響楽団7戦目、中層編ラスト社会科学の階の出番です。
この階にやって来るのは人形師・ゼホン。メインストーリーでも強烈な印象を残した彼の者が自慢の人形軍団を引き連れてやって来る。
ストーリーの流れでかなりヘイトが高い相手であり、バトルの中身も中層3階では一番厄介なのがこの接待、心してかかろう。
ゼホンは体力の数値こそ低くダメージストップも無いため速攻できそうに見えるが、『守る人形』により人形の存在数分の保護を獲得するため実際は困難。取り巻きの人形たちから片付けることになる。
…が、ゼホンはこれをさせまいと、開幕から1体ずつ人形に【操り糸】を付けていく。この【操り糸】がある間は人形は死ななくなる。(人形側のパッシブでは復活とあるが、実際は体力1で食いしばる)
さらに【操り糸】がついた人形はパワーを獲得し速度ダイスも増えて、単純に危険度が増す。
ゼホン戦はこの【操り糸】ギミックをどう対処するかの戦いとなる。具体的には【操り糸】をいかに素早く切るか、または【操り糸】が入る前に人形を速攻で倒す。
糸が付与される順は人形→素早い人形→重い人形→アンジェリカ人形で固定。
【操り糸】は幕経過の他、対象の人形が存在する場合に使って来るゼホンの反撃ダイスにマッチ勝利することでカウントを減らせる。彼が4幕にかけて糸をかけてまわる横から切って回れば、5幕目には最初の人形から撃破可能な状態になっているはず。
ただ、このギミックにまともに付き合ってると反撃ダイスの数が増えて狙った糸が切れなくなるし、そもそも人形を捌く手数も足りなくなる。糸がついた人形は強いし、ゼホンの「攻撃命令」で体力の一番低い司書を集中攻撃してくるため、人形全部残っている状態でアンジェリカ人形に糸が回ると死人がでる覚悟が必要。人形全員『脳震』もってるせいで混乱から一気に崩されやすい。
順に混乱させて足止めしたり、速攻しやすい重い人形だけ糸が来る前に倒しておいたりしたいところ。
人形のページの強さは都市悪夢で実体験済みであるが、輪をかけて強いのがアンジェリカ人形。固有のページを持ち、速度も出す。またアンジェリカ人形のみ糸でパワー・忍耐・クイックの3種バフを得る。糸がついた後にまともに打ち合うのはデッキが整っていないと大変、そもそも速くてマッチ操作ができない場面が多く集中砲火される司書は命の危険大。
このようにアンジェリカ人形に危険度が偏ってるため、逆にアンジェリカ人形に【操り糸】がつく3幕目までに速攻し立ち上がる前に排除してしまうとバトル全体は非常に楽に進められる。が、こちらも立ち上がってない開幕から3幕以内に倒すのは普通にやるとかなり難しく、階全体を速攻特化させる必要があるし、コアを共有する自然科学・言語にも影響が出る。
…と思うじゃん。ひとつあるんだよ、1枚で3幕撃破をほぼ確実に間に合わせられるダメージ確保できるバトルページが。
と言うわけで、今回はアンジェリカ人形速攻でゼホンの策略ごと台無しにする作戦で参ります。
使用デッキ
ターニャ(熱血、安如泰山、人形の骨、加速)
解禁、不吉な力、進軍、多重斬り、アイアンナックル、どっしり、即席改造、打ちのめす、過速イリーナ(マージン、最善の選択、こんなときこそ、手品、抜き取り)
落ち着ける2、保険補償、盤面返し、333、分散補償、仕上げの一撃、即席改造、最後の攻撃ウアジェト(人形の骨、煙中毒、体力回収、液化肉体、もくもく)
人形の盾、煙管、煙の打撃2、煙の軌跡、煙突き、深い息遣い、狴犴、ウアジェトの目バヤール(反作用、Reindeer施術、生還、休憩)
正面突破、くさび突き、チャンス到来、蛇剣術、アイアンナックル、鶏の奇声、挟撃、準備姿勢、マッチングユジン(熱血、安如泰山、熱血、高難度の曲芸、ビリビリ)
解禁、複製3、都市の意志、狴犴、連続切断3
アンジェリカ人形3幕速攻を容易かつ確実に成し遂げる切り札としてバヤールの「一点突破」を使います。
「一点突破」は通常の接待だと前後2幕の行動不能デメリットが重すぎて非ッ常に使いにくいページ。しかし今回の舞台設定だと見事にブッ刺さる。このために作られたのではないかってくらい絶妙に。
やることは初期手札に「準備姿勢」があるまでリスタートするだけ、2幕目に確実に特大の混乱ダメージで混乱を取り、3幕目で混乱したアンジェリカ人形撃破が間に合う。アンジェリカ人形の体力・混乱ともに数値が低めなのがカギですね。
バヤールコアの素の混乱抵抗値が49。さらに今回バヤール装備司書補は戦闘表象で混乱抵抗値を+7した、このためにできるだけ集めた。
この混乱抵抗値56をフルに保った状態で「一点突破」した時にアンジェリカ人形へ与える混乱ダメージはパッシブやバフ込み最低72~79。1幕目で普通にマッチ勝利してダメージを入れれば2幕目アンジェリカ人形混乱余裕で達成可能です。
と言うわけで、1幕目に「準備姿勢」がバヤールの手持ちにあり、かつ1ダメージも受けないようマッチ操作できる盤面をリセマラすればほぼ勝ち確。楽ですね。
もちろんアンジェリカ人形撃破後も接待は続くため、継戦できるよう『生還』でパワー持って暴れられるようにデッキ組んだ。「チャンス到来」で感情レベルの出遅れもフォローする。
バヤールを使うと難敵のアンジェリカ人形撃破を単騎で対策できるため、他はこの接待に特化させず普通に組めるのもいい点です。
ケセドにターニャコア着せるのは癖です。癖なのでコスト5を2枚とも入れるっつー無理なことをしている。「心臓」を持たせる前提、光回復も厚めにした。感情レベル上がり切る前に終わると思うので「魔術」は取れんだろうが、長期戦ならそれも狙いたい社会科学の階前提デッキです。
イリーナコアは『マージン』系デッキの最終形として。ストーリー最終段階で「落ち着ける」を入手することでページ捨てるデッキは非常に安定する。「333」と「即席改造」を早めに使ってデッキ圧縮したいですね。
ウアジェトは打撃守備かつ煙にしてみた。獲得よりは付与でのダメージUP目的。人形全部倒してもゼホンの属性耐性は落ちないので、ちょっとでもダメージ上げて早く倒せるように。
あと打撃両抵抗コアなので人形に対して打たれ強いし、アンジェリカ人形を倒す3幕目には他の人形スルーが発生するだろうため保護が欲しくコアを選定した。
ユジンコアは複製連続切断デッキ。『過呼吸』のおかげで複製しきる前でも光の心配なく「連続切断」し始められるのがいいですね。『高難度の曲激』も持って来て鬼に金棒。
あとこの接待は体力の低い司書に攻撃が向くため必然的に狙われる。そこに『受け止める』。また『安如泰山』2回目くらいには自然にターゲットが逸れるので、一人づつ倒されるのを防ぐ狙いもある起用。
人形師
Steam版で初めてここの会話を聞いた時には、接待前のローラン&アンジェラとゲストの会話って他の司書も聞いてることあるんだって衝撃だった思い出。終盤も終盤で初めてじゃん、そんな描写…。
普段からやってるでも、普段はやってないけど玄関が騒がしいから指定司書みんなで覗きに来たでもどっちでもいいな。
ゼホンについては悪役として完成度高いなあって。普通に一作品のラスボス張れるだけのキャラ造形してると思うし、やってる事の悍ましさを薄めればダークヒーローになれんこともない設定。残響楽団で一番人間臭いと思う。
最初なんでこの階なんやろ…って思ったけど、W社の時のストーリーからしていいとこのボンボンのケセドはゼホンの天敵ってことっすかね。皮肉&煽りスキル強化された図書館ケセドだとなおさら。ローランもだいぶ苛ってたもんなぁ、階のストーリーで。
プレイヤー目線でも同情的に思いもするが…アンジェリカの遺体に為した醜悪な所業ただ1点のみで地獄に落ちろと思わせてくれる。うん、本当にいい悪役だ。
実戦
バヤールコアの初期手札に「準備姿勢」があるのを確認してスタート。即使用。他の司書でマッチを受け持つ。
1幕目でプレーン人形には操り糸2が付与されていてゼホンの反撃ダイスに勝って行けば早く糸を切れるが、最初は無理しなくていいかな。
さて2幕目、「一点突破」のターン! 諸々でパワー6になるためマッチは絶対勝つ、だから動くまでにダメージを受けないことが重要。『脳震』が混乱保護を貫通してくるため他は仲間に任せてアンジェリカ人形「一点突破」に集中すべし。そもそも今回速度の出目が良くなくて他のマッチ取れないし。
そして、行くぞ! 「一点突破」!
決まった…! アンジェリカ人形混乱!
そして次の3幕目が重要。この幕でアンジェリカ人形を確実に倒しきらなければいけない、ミリ残しでもしたら糸が来て台無し。この幕は他の人形から攻撃を受けてでもいいから、100%倒しきれる飽和攻撃をアンジェリカ人形へ向ける。
ゼホンの切り札を本格始動前に撃破完了。あとはほぼ消化試合です。
精神的にもアンジェリカ人形速攻はいいですね…アンジェリカだけでなくローランもあまりにも哀れで見てらんなくて、一刻も早く終わらせてやりたかった。
5幕目、つまり本来はアンジェリカ人形まで糸を張り終わった次の幕にゼホンは広域攻撃を使用する。2ダイスの個別広域「拘束の糸」ダイスは少し強めだけど的中束縛なので全員がもらうでもなければ致命傷にはなりにくい。
使用時効果に人形の糸を加算ってあるけれど、これ効果が出てない気がする…。
次の幕で周期なのか糸切り終わったからかはわからんが2回目の「拘束の糸」が発生。今回はゼホン3ダイスしか使ってないから、高確率でエメラルドで飛ばせますね。
人形を全滅。これがトリガーなのか周期的なものなのか不明だが2幕連続で「拘束の糸」が発生。これを超えたら後は殴るだけ、混乱してこの幕で終わりかな。
いやーアンジェリカ人形とまともに戦わないとこんな楽になるか…まったくこの接待の印象変わったわ。前回めちゃ大変だったんだぞ…?
Steamの時に接待が終わってからバヤール一点突破ぶっ刺さったんじゃないかと思い至り、ずっとこの攻略やりたかったんだよ。CS版でやりたかったことTOP3のひとつだ、できて良かったし刺さってよかった。
入手ページ雑感
ここではコアページとバトルページ1種が手に入る。
ゼホンコアはサポート系ですね。開幕で味方1名にバフと1回死亡回避効果のある糸効果を付与できる。すごく派手なバフではないけど死なない限り持続する安定感が魅力、発動も手軽だし。
ただそれだけなのでコアを制限してない時にあえて着用するかは微妙な性能だけど、モーションが楽しくて個人的には結構好き。
バトルページはノーコメントで…。この局面で出てくるシンプルな打撃ページに何を言えと。弱いとは言わないが特徴に欠ける。打撃デッキで使えないこともないけれど、追加効果付きの優秀なページが他にも多いので。
ああ、感情2つ確定なのはいいと思います。