Library Of Ruina 攻略ログ58 〜今から何をするのか、お前ならわかるだろう?
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログです。
この記事ではゲーム最終盤の不純物ランクになった以降に残響楽団との戦いを終えた後の展開を取り扱います。
本記事で触れる内容は自身の初見プレイでの楽しみを多大に損なうものです。図書館を取り巻くストーリーの真骨頂、Library Of Ruinaで最も心情を揺さぶられるステージでございます。
プレイ中の方の本記事の閲覧には特にご注意ください。目次以下ではキャプチャもネタバレ配慮まったくしていません、ご了承ください。
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検索からお越しで、他の接待の情報を探している方はこちらから遡れます。よろしくお願いします。
それでは行きましょう。図書館バトルにおいて最も心が苦しくなる戦い、最後に残ったあの人物との事実上の最終決戦へ。
まずはアルガリア戦後のストーリー感想から。
黒い沈黙
完全開放戦の段階で、遅くとも残響楽団戦のはじめのストーリーで、最後に何が起こるか何を起こすか予想はつく。でも…やっぱ何周見てもつれぇですよ、ここのストーリー。
復讐の悲願成就っていうならローラン、お前なんでそんなに苦しくて悲しそうな顔をするんだよ。色んな感情でぐっちゃぐちゃなのに違いないけど、本当はもうわかってるんだろうな…復讐がいかに虚しいか…。ただ、それを否定することは存在理由を失うのと同義だから、振り上げた拳を引っ込められないだけで。
そしてこの攻略ログシリーズでは再三申しておりますが、日本語ボイス、良すぎ…。
ここのストーリーをずっと楽しみにしていたんだが、いや想像以上に聞き入ってしまった。ローラン(CV武内駿輔)もアンジェラ(CV長谷川育美)も両方とも神か。ローランの押し込めて来た感情の爆発の仕方、アンジェラは最初の頃のシーンと聞き比べるとああ~…って感じ。
バグとか操作性とかグラフィックとか一概に誉められない所も多いCS版だけど、日本語キャストひとつで十分お釣りが来ると思う(個人の感想です)。
CS版がらみでもう1つあって。パッケージのローランとアンジェラのイラスト、この終盤の展開を知ってるか知らないかで全然印象変わりますよね。
知らなければ普通のW主人公のイラストだけど、ローランを知った上で見るとアンジェラを見おろす視線も両手を隠してるのも…意味がわかると怖いイラスト。発表された時から悶えてた。
ブリーフィング&攻略デッキ
いつも通り接待準備画面から始まる。
1舞台制、相手は黒い沈黙ひとり。接待可能な階は3階層まで。
…ここで「ん?」と思う。1舞台で3階層も必要なのか? って。いや確かに赤い霧とか紫の涙とかは3階層必要な火力やギミックを持っていたけれど、黒い沈黙ぱっと見でステータスが飛びぬけているわけでもないのに。ステータスだけなら残響楽団とそう変わらん。
明らかに見えている相手を倒して終わりにはならないスメル。
黒い沈黙のバトルページは自陣で使っていたそのまま。どのページがどう強いかは直前のアルガリア戦で体感済み。パッシブ『黒い沈黙』での3枚ごとに威力大強化もあるし、全ページを1巡使ったら「Furioso」できるのも同じ。紛れもなく我々の良く知るその人なのである。
さらにパッシブが追加されている。
『認識阻害の仮面』は速度ダイスひとつをターゲットできなくする効果。ターゲットできない=マッチできない、毎幕必ず一方攻撃を受けると読み替えてもいい。回復手段を持ったり、反撃ダイスで対応するべし。
『反撃』は赤い霧と同じ仕組みではあるが、合計ダイス数が2つで彼女より多い点に要注意。
『執念』は攻撃的中で混乱抵抗値を回復する能力。ただこちらがマッチに勝つと余分に混乱抵抗値を減らせる効果も含んでいる。勝てるマッチを確実に取って行きたい。
最後に『臨戦無退』はロウェルのパッシブそのまま、感情レベルが上がったタイミングでバフ付与。これとデュランダルの的中パワーと『黒い沈黙』の効果が重なるとエグい火力でぶん殴られる。防御で受けて被ダメを減らすのも大事か。
火力がかなり高くマッチに勝ち続けるのは困難で、長引くほど体力を削られる。感情が上がり切る前になるべく早く倒したい。「Furioso」される前に速攻がベスト。
耐久面がそこまで強くないのがミソですね、強い斬撃・貫通属性を当てていくと比較的あっさり体力を削れる。勝てないマッチは諦めて一方攻撃に重心を置くといいかも、その場合は反撃を安全に処理できる遠距離コアが欲しい。
基本的に自分のブリーフィングは初見目線でやるため一旦ここまで。(細かいギミック覚えてないし)
使う階には黒い沈黙とマッチ互角以上にできる高威力の司書と長期戦用のリソース&回復手段を備えておくべし。メイン階と予備2層分。
なお総記の階は出撃不可能です。…ここねぇ、アンジェラに総記司書補を率いて自分の手でローランと決着をつけて欲しかった気もする。あるいはそれ実行しようとした総記司書補たちがローランに殺されてて出撃不可能になってるとか、そういう解釈もできるか。
本題に戻って使用階層選択。ここは最高のパフォーマンスを発揮できる階を選ぶべきですね。
自分が大役を任せるのは当然、この階だ。
自然科学の階 使用デッキ
カトリエル(連帯、手品、精神回収、最善の選択)
正面突破2、装填、衝撃弾2、楽しく遊んでみましょ、堅固、火力集中、挟撃ヒューバート(精神回収、液化肉体、熱血、電気ショック、深呼吸)
解禁、草食み、鉄の防御、多重斬り、鉄壁、都市の意志、狴犴、マッチング、斬首アラン(楔、こんなときこそ、突撃姿勢、不安定な充電)
くさび突き2、落ち着ける、燃料抽出、短剣術、速剣、疾風脚、裂傷、スティレットニコライ(蜃気楼、鷹の目、液化肉体)
草食み2、不吉な力、落ち着ける、迅速な制圧、戦闘射撃2、集中、狴犴ブレーメン(安不忘危、熱血、人形の骨、電気ショック、ファイヤーバット)
解禁、進軍、チャンス到来、多重斬り、完璧な打撃、アイアンナックル、どっしり、決闘、合唱
今回のマイレギュレーションで残響楽団戦以降エンディングまでコア移し替え禁止としています。よって自然科学はオズワルド戦の構成(ログ52)ままです。デッキへのコメントは割愛。
軽微な変更点が2点、ティファレトのカトリエルデッキにオズワルドの光2回復を入れ、5番手の「挟撃」を「どっしり」に差し替えた。
アラン・ニコライのデッキは光ドローが不安ではあるけれど…やはりEGO「虚無」ふるうロマンを追いたくて据え置き。
心の準備が出来たら始めましょう。
フェーズ1
いつも通りの接待が始まる。が、音楽もテキスト演出も完全開放戦仕様。自然科学の階は初めてローランの完全開放戦を行う階、BGMも相まってなんだか色々と感慨深くなる。
まあ…完全開放戦BGMがかかる時点でとっても長丁場になると察し。ゆえにここでの消耗は抑えたい、なるべく速やかに撃破しよう。ニコライコアの標的が輝く。
ティファレト混乱とフェーズ移行が重なったのは幸運だった。この形態の速度でタゲられたら殺られてましたね…。いや、さすがにその時はリスタートですが。
そしてここで普通に撃破演出が入るも接待は終わらない。さあ…長い戦いの始まりだ。
フェーズ2
初見はショックが大きかった。とうとう完全に人間ではない化け物になってしまって、勝っても取り返しがつかないんじゃないかと思ったよ。
これは「煙」がキーワードになってるあたり、煙戦争におけるローランのトラウマから生じた形態。あるいは記憶処理で思い出せないようになっていた、あの時にサルヴァドールと共に見た煙の源泉そのものかもしれないが。
ここからは煙戦争を皮切りにローランの過去を、黒い沈黙に至るまでの彼の人生の物語を辿る戦いとなる。この演出とストーリーの流れ、この接待がLOR全バトルにおける最高傑作だと思います。
バトルの方。この形態は大したことない、1つ前の黒い沈黙フェーズの方が明らかに強い。
ローラン本体に取り巻きが4匹いて本体体力1000。これだけ見ると大変そうだが、ローランの混乱耐性が弱点・脆弱なので簡単に混乱撃破可能。さすがに1回じゃ1000削るのは難しいが。
取り巻きの煙の副産物は倒しても次の幕で補充されてしまうタイプの敵。こいつらが補充されるごとにローランの体力が50減る。本体狙いじゃなくて弱い副産物をガンガン倒してローランを300まで削った後、仕上げに混乱させて終わらせるでもいい。同時平行でも問題なく戦える。
注意点は2つ。
固有バッドステータスのどぎつい煙は喰らうとランダムでデバフバステが入る他、本体との間で被与ダメージ補正が発生する。大量に重ならないよう注意。
またローランはダイス破壊から再利用のあるページを使って来るので、そのダイスのマッチだけは確実に勝てるように。
次の通算6幕目は混乱中のローランの体力を628→280まで減らして終了。
7幕目でローランが個別広域「トゲの触手」を使用。取り巻きを生めない体力300下回ったのがトリガーじゃないかな。
1ダイスで上が12の個別だから上振れると防ぎにくい。もらっても追加効果は出血3だけなので接待の致命傷にはなりづらいが。
この形態は見た目の恐怖だけだ。既に感情が上がり切ってる司書が2人も居るのは気になるけど…まあ、なんとかなるっしょ。
フェーズ3
ここでBGMは完全開放戦の最終フェーズの曲に切り替わる。そして現れたのは――
一連の完全開放戦でさんざん過去を見せられたプレイヤーに、その手で2人の絆を切り裂けと? こんなん情緒おかしくなるって…。
このフェーズでまずやるべきことは、流れてくるローランの声に耳を傾けることでしょう。順番に繋がりを持って表示されるから1ループするまで静かに眺め。ピアノの音を聞きながら、そうして感情がぐちゃぐちゃになってから戦闘に移りましょう…。
このフェーズはギミック戦。基幹ギミックは『魂の結束』。特殊バフ【魂の繋がり】でローラン&アンジェリカ双方が強化&守護されているため、これを解除し混乱させて倒す流れ。
【魂の繋がり】のカウント減少は特定ダイスへのマッチ勝利だが、ローラン/アンジェリカから特殊効果【黒/白い気】を付与された司書に限るとの条件つき。整理すると、
・ローランから【黒い気】を付与される司書でアンジェリカにマッチ勝利
・アンジェリカから【白い気】を付与される司書でローランにマッチ勝利
1幕で2減らせるから初期値4は最速2幕目で解除でき、3幕目に耐性弱体化させられる。
なかなか厄介な内容です。指定ダイスにマッチで勝てる司書が2ページ分マッチできる速度を出していないといけない、それが1幕に2人必要。白黒の気を付与されるページが反撃ページだから適切な対処も要る。
マッチに強い司書2人がギミック対処に縛られた結果、他のページに対応できず派手にダメージもらうのも怖い。
加えてこのバトルの特色はローランのバトルページにもある。彼の「連携:〇〇」ページは対応するアンジェリカのバトルページと同じターゲットを指定している場合、全ダイスがアンジェリカ側に移る。これで思わぬ多段攻撃を喰らったり、意図せず反撃ダイスを叩いてマッチが狂ったり…。
ターゲットをずらせばいいだけなんだけど、先述のギミック対処でマッチごちゃごちゃいじってると無意識にタゲ被りしてる。
まあ、トップクラスのフィクサーの夫妻なんだ、そう簡単に勝たせてはくれないわな。全力で挑もう。
余談ですが、このキャプチャ動画で見てたら最低値の5が12に化けてた。忍耐3とパッシブでの+2に加えて、戦闘表象の4%と2%を同時に引いて+2ですわ。どんだけの確率…。
戦闘表象の威力強化、案外バカにできないかも。
【魂の繋がり】を解除すると速度ダイス数が減り、混乱耐性が脆弱になる。が、当該幕でローラン&アンジェリカが強力なバトルページを使用する。
「白/黒色のワルツ」強い攻撃ダイスが3つ並んだバトルページで、的中時にバフや回復効果あり。数字を見ると怯む。
しかしこのページの最初のダイスはマッチに負けた側の後続ダイスを全破壊する効果を持っているので、単発高火力ダイスで先頭にマッチ勝利してやればクリア…ただ、ローランの方は最大値14あるから極限引くと普通に負ける。
今回はEGO「虚無」の大量デバフがあるので安心ですが、普通にやると結構怖い一幕。
ローランとアンジェリカの片方が倒れると、残った方にパッシブ効果でそれぞれ別の特殊状態異常が付与される。効果の詳細は確認できないが、ローランは狂乱、アンジェリカは喪失、の名前の通り、ローラン残しの方が危ない効果を獲得するため、先にローランを倒すように意識した方がいい。
その後リソースページ中心でアンジェリカを撃破。
完全開放戦ならこのBGM「Roland 3」のフェーズが最終なのですが…まだ終わらない。まだローランはそこに立っている。
舞台は次のフェーズへ…。
フェーズ4
荒野に独り、再び黒い沈黙と化したローランが立つ。この表示名が変遷しているのが細かい演出でね…。
ところで体力/混乱値の999/500、どこかで見覚えが無いだろうか?
そう、自然科学の完全開放戦の最終フェーズ「虚無」と同値なのである。憎悪、憤怒、絶望、渇望、あらゆる感情をただ一度の復讐に押し込めてアンジェラの前に立ちふさがる黒い沈黙ことローラン。その本質、行き着く果ては虚無なのだ。
このフェーズになると流れてくるセリフでも明確に葛藤がうかがえる。自覚はあるようで。
そして触れたいのがBGM「Gone Angels」。
およそバトルBGMとは思えない悲しく寂しいボーカル曲。初めて聞いた時には一種の葬送曲に感じた、ローランからの、そしてこの曲を背負うローラン自身の。愛しいものを失った悲痛にむせび泣くのではなく、静かに哀悼を捧げる歌。天使"たち"なのがにくい曲名ですよね…。
余談ですが、CS版のプロモーショントレーラーBGMが初手Gone Angelsだったため「発売前から既プレイヤーの感情殺す気か!?」とか思った、当時。
さて。このままだとバッドエンド行きなのはどうやらローラン自身もわかっていそうで、でも今更自らは止まれないのだと。ならば…全力で止めてやるしかない。彼の過去を辿って来て現在の図書館の彼に収束した、いよいよここからが黒い沈黙戦の本番です。恐怖に直面し未来を作れ。
このフェーズでは『図書館の記憶』にある通り、黒い沈黙は毎幕ごと特殊なパッシブを獲得する。これはちゃんとパッシブ欄に表示されるので毎幕確認する。
初幕は確率ダメージ無効の『傷跡』と混乱被ダメUPと引き換えに守備ダイス大強化の『血』…うん、すごく知ってる名前と効果だぁ…。
この通り、ここからは総記の階の幻想体の力を借りたローランと戦う。復讐のために図書館にやって来た以降も彼はずっと牙を研いで力を蓄えていた。
またパッシブだけでなくバトルページも図書館でのローランの記憶をなぞって行く仕様。いよいよ演出が限界突破。
なお、このフェーズは体力40%でダメージストップがかかり次のフェーズへ移行する。…ってパッシブに書いてあるなぁ。
自分2周目なのにプレイ中はなぜかこのフェーズが最終だと思い込んでいて常に全力を出していました。結果は…のちほど。
2幕目が開けると武器が出現。1幕に3本出てくるこの武器たちは、現れた当幕に倒さないと5幕目に使われる某大技が強化される。もちろんローラン本人もガンガン攻めてくるから、そちらも対処しながら落ち着いてダメージ計算して過不足なく3本へ分散する必要あり。が…感情上がり切ったこの段階で全部をパーフェクトにこなし続けるのは厳しい。ローランからの攻撃は死なない程度に受けてやり過ごすパターンも出てくる。
本当は5幕目の大技に合わせてEGO「虚無」かませられたらベストだったんだけど…全員の光手札の状況的に無理だ、どっちか足りない。なので正攻法で武器全破壊を目指します。
なおこの幕の黒い沈黙のパッシブは『まなざし』。いきなり知らないやつだぁ…これはもしや…? 総記のまだ見ぬ5番目の…?
本来は継続するとパワー数値が上がって行くパッシブですが、ローランは1幕限りなので単なるデメリット付きパワー1バフになる。
最初にEGO1発で混乱させられたのが大きく、無事に最初の3武器は破壊完了。武器を撃破した司書には【武器破壊】のアイコンがついて、ローランの『傷跡』無視とマッチ時威力強化されて有利になる。けど、わざわざ全員に配るように頭を悩ます必要はないと思う。
3幕目のローラン幻想体パッシブは『好奇心』。これは階の効果と違って、ローランの攻撃が的中した時に手元のページを山札へ戻す効果になっている。
次の幕での手札切れを誘発する嫌がらせ効果ですが…ちょい待ち。これをイイ感じに受けたら次でEGO「虚無」発動して大技やり過ごせるんでねぇの? ダフネの手札がコスト重めで4枚だから戻してもらうと次の幕ちょうどいい、狙ってみよう。
図書館の記憶のバトルページは3幕目で尽き、ここでは黒い沈黙は悲嘆と憤怒にくれるのみ。前幕で卦撃もどきページを喰らって束縛がついてると「悲嘆」の威力が強化されたため、あそこで無節制25%引いたティファレトGJ。…空虚でパワー7持ってるからまずマッチ負けないけどさ。
そして次のフェーズ5幕目、予告されていた黒い沈黙の大技が来る。ページ名こそお馴染みの「Furioso」だが、内容は我々の良く知るそれとはまったく異なる。3ダイスの個別広域で、ここまでに武器を破壊できていないと3ダイス目を×武器数分だけ再利用する。おまけに全ダイス状態異常付き。
ギミックを理解せず武器を放置したり、ダメージ計算がまずくて取りこぼしが多いと、ここで全員が50ダメージ近く喰らって一気に全滅する可能性すらあり。また再利用しない2ダイスも2ケタ出る普通に強い個別なので、勝敗の分かれ目になる幕ですね。
ここで何故か次のフェーズがある事をきれいさっぱり忘れておりまして、「次の混乱中に600over削り切らないと!」って焦ってた。2周目なんだけど、本気でFuriosoを凌いだらクリアだと思い込んでいた。
そして幕進行。えっと…え? Furioso後って何があったっけ?
フェーズ5
ああっ、あったわ! 配置見て思い出したぞ!
本体をターゲットできないので出現した残像軍団と戦うことになる。…特色フィクサーの影が4体、そう思うとヤベェ光景だなコレ。
またこの残像4体はそれぞれ個別の性能をしている。ステータスや属性耐性、パッシブに使用バトルページも違う。それぞれ前フェーズで出なかった異なる幻想体ページを持っていて、火力型デッキの『押し寄せる鼓動』、耐久型の『熱望』、バフサポート寄りの『鼓動』、そしてこちらの真似する『学習』の4体編成。ローラン、お前ひとりでなんでもできるのな。
残像4体のうち『学習』はこちらの方がパッシブ分威力が高くなるため基本的にマッチを取ってれば問題にならない。
『押し寄せる鼓動』は3幕後に自然消滅するけれど、かと言って放置はこちらの被害が甚大になるため2幕目までに優先して倒したい。ただ反撃ダイスも多いから結構大変ですね…。
前フェーズの最後で光とページを結構使っちゃったので態勢を整え直す必要もあり、あまり大攻勢には出られない。
それと…うーん……そうだなぁ、ここでジェミニアーノを混乱させておくかな。あいつマッチ強いからうまく混乱できるかわからんけど、混乱1ケタで恐々マッチ組むこちらの精神的な疲労が大きい。今なら安全に混乱できるはず。
この幕の行動は結構迷ったが、ダフネの「不吉な力」を切ってEGO「愛と憎悪」を使いページ破壊をすることに。この隙にティファレト・メイはリソース回復に集中する。
光の前借りによってダフネは次の幕からまったく動けなくなるだろうけど…生きてそこに居てくれるだけで力になるから大丈夫だ。
過去の残像をすべて打ち破ると黒い沈黙が再び動き出す。こちらは光も手札も補給できてバッチリだ。正真正銘、最後の戦いへ。
再起した黒い沈黙の初手は…「絶叫」。強力な個別2ダイスの広域。
この絶叫さえやり過ごしたら、後は先のページでも使ってきた記憶以外のページ群を相手にするのみ。最後に残った感情を打ち破るのに死力を尽くそう。
最後の最後に仮面を失ったローランが現れて終結する、この余韻が最高。今回の終わり方はティファレトの「無節制」が発動してダイス一掃したのが渾身の一撃っぽくて良かったなぁ…
勝ったー!って喜ぶよりも、しんみりとした感情になってしまう。これで満足かい?ローラン。
戦闘終了後、再びローランとアンジェラの対話を経た後、プレイヤーの目の前にはある選択肢が現れる。このゲームで最初で最後のシナリオ分岐、選び方によってはLibrary Of Ruinaの物語はここでエンディングを迎える。お疲れ様でした。
なお総記以外の完全開放戦が全部終わっていない場合は選択の余地がなくなる模様。その場合は完全開放戦クリア後に再び残響楽団から再走すれば、選択できなかった方の世界線に進むことが可能だそうです。
私は完全開放戦まで全部見てきた上で、2人にはこうして欲しいな、2人ともこうするのが最善手じゃないかなと思う選択肢を取った世界線に進みます。
というわけで、この攻略ログももう少しだけ続きます。この辺の所感は次の記事で。