Library Of Ruina 攻略ログ㉜ 〜都市の星 一般招待ゲスト vol.2
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第32回です。今回は一般招待ゲスト回。
ここまでの一般招待ゲストは、どのランクの接待で入手した本かで呼べるゲストが対応していましたが、都市の星は例外で、1段目と2段目以降で内部的に本のランクが分かれている=呼べるゲストが違う仕様です。
前回、都市の星の2段目の初戦として人差し指の接待をクリアしたので、この2段目以降に相当するゲスト3組と戦えるようになりました。今回はこの3戦を消化して、ページの確保に臨みます。
ここの一般招待の難易度は同段のストーリー接待よりかなり簡単。
なので、今周は4人の中層3層使って一般招待クリアをやろうと思い、デッキを組んだ。けど、自分の中で中層の編成もほぼ固まっちゃっててイマイチおもしろみがないなぁ……
おっ、じゃあ! 中層同士でコアペシャッフルしてやってみようぜ! と思いつきで妙なことをやったので、普段より一層ヘンテコな構成になっております。
そんなわけで中層組の受難、はじまりはじまり…。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』からジャンプください。
未来生命
都市の保険屋さん。楔事務所の時に保険の話がちらと出てたけど、まさか保険屋が図書館に殴り込んで来るとは思わなんだ。どんな業種も暴力は基本装備なのが都市なんすかね。
ブリーフィング・デッキ記録
1舞台・ネームド1名・モブ4名。都市の星の一般招待は某1級フィクサー以外全部この構成、さくっと終わるのでありがたい。
未来生命のページは奥歯・定事務所でおなじみのページを捨てて回すデッキの最終系でございます。
オルガ・ハナフダがページ捨ててパッシブで光・手札回復して断続的に攻めるスタイルなのに対し、未来生命チームはバトルページでそれをやる。
「仕上げの一撃」で大量のページを捨て強ダイスのダメージ増を図りつつ、「引換え」「保険補償」を捨ててリソース回復をする。さらに「分散補償」を捨てるとチーム全体の光回復。
この接待ではネームドのイリーナとモブにデッキの差が無いため、運が悪いと毎幕2,3枚の「仕上げの一撃」連打されて悲惨なことに。
「仕上げの一撃」は本当に恐ろしいし、他のページも麻痺・出血つきで面倒ではあるが…都市の星1段目を越えて来た図書館にとっては、威力強化要素がまったく無いこの人たちはかなり戦いやすい相手かと。
「仕上げ」以外は都市の星では並のダイス目、こっちが威力盛ってればどんどんマッチ勝ちしてさくっと終わらせられる。……5人揃ってる階ならね。
今回は4人で挑むため、どうしても被弾が防げない。未来生命、一方攻撃で受けてもいいと思わせるバトルページが無い、麻痺・出血つくし。自分はどうせマッチ勝てない「仕上げの一撃」で一方攻撃を甘んじで受ける立ち回りを選択しました。
でも、イリーナの速度3が発揮されるまでに人数減らせてないと敗色濃厚ですかね…。
この接待は自然科学の階を使用。
自然科学、自分の中で一番コア装備が凝り固まってる階なので、冒頭で語った新鮮みを出すためのコアページ交換がすごく個人的に楽しかった。
自然科学の階 使用デッキ
ボリス(もくもく、精神回収、液化肉体、ツヴァイ呼吸)
煙管、鉄の防御、歯車、多重斬り、鉄壁、防御命令、どっしり、堅固、断罪歯車の信者(速度、煙中毒、ピリピリ、熱血)
煙管、隠し刃、歯車2、自動突撃、奇襲命令、息遣い、感覚喪失、蒸気ワン(体力回収、液化肉体、煙中毒、内燃機関、肉の歯車)
煙管、跳躍、歯車2、煙の軌跡、チャンスです、防御命令、蒸気2マルティナ(精神回収、液化肉体、7級F貫通、次元切断)
解禁、遡行、エネ転、衝撃吸収2、準備しましょう、薄気味悪い一撃2、堅固
言語から歯車・ワン、社会からボリス・マルティナをレンタル。もともと重複してるコアを避けて交換たらこうするしかなかったんだけど、割と自分でも、いやこの構成でホントに大丈夫か!? とは思った。
実際、未来生命以外の2戦だと、このデッキじゃかなり厳しい。
狙って揃えたわけじゃないのに、全員守備寄せデッキになってしまってアタッカーが不在、混乱を取っても決め手に欠けるチーム。煙組がどれだけスムーズに立ち上がって威力強化できるかが勝負ですね。
とは言え、マルティナで混乱させて煙でダメアップしたボリス装備ティファレトちゃんの断罪パンチで強引に押し切れもするだろう…たぶん。
実戦
開幕の「仕上げの一撃」は1枚だけで、とりあえず即壊滅は免れた。
さて、イリーナが体力30%を割ると発動する『生命保険』は広域攻撃です。
今の状況で広域攻撃を使われたら1幕で複数混乱からの壊滅もあり得るので、混乱中の3幕目で確実に倒し切らなければいけない。
こういう時はページをムダにしてでも飽和攻撃するのがいいんだけど…その余裕もないんだよなぁ…。
で、本命のマッチへ。だいぶドキドキしてた。
ただ、これでやっと手数互角なのでモブオンリーでも油断はできない。混乱させた相手を確実に各個撃破していく。
入手ページ雑感
最初にも述べたとおり、未来生命のバトルページはページを捨ててデッキを回す奥歯・定事務所の最終形態。「判断」を「最後の一撃」に変えて全ステマージン発動のオルガスタイルでもいいし、捨てて引いて手札を増やす手品ハナフダスタイルでも使える。
「分散補償」と定事務所の「盤面返し」を持たせると、味方全体バフ撒きサポートもできて〇。
で、コアページの方は別にページ捨てと噛み合う効果ではない。なので専用ページを使うんじゃなければ、違うデッキを持たせてもいい。
派手に強いわけじゃないけれど、モブの『保険補償』は枠が空いてたら帰属しておくと役に立つタイプだし、イリーナ固有の『約款同意』はかなり有用。『生命保険』はこの段だと30%以上から一気に死ぬパターンも多く、発動したらラッキーな、マジで保険なパッシブ。
木の葉工房
都市の星2段目以上の本2冊で召喚するゲスト。工房のフィクサーたち。個人的には同段の一般招待じゃこの人たちが一番強敵なイメージです。
ブリーフィング・デッキ記録
先の未来生命の接待で煙つよいつよい騒いでおりましたが、木の葉工房はその煙デッキの使い手でございます。
もともと煙自体に数値に応じた威力強化やダメアップ効果が含まれているが、木の葉工房のフィクサーたちはパッシブ『煙過多』と『過剰供給』で更に追加で高い煙の時に威力やダメージを盛って来る。
さらにネームドのヤエは『狂気』でランダム強化を受ける他、『即席修理』で混乱を1回無効化して煙を積む前の速攻を妨害してくる難敵。
でも本当に強いのはバトルページ。特に0・1コストページ、どれも数値が同時期の同コストページに比べて異常。「煙の強打」なんて素でリウの2コスト並の数字してんのに、煙9以上で更に強化入るんだぜ…。
普通は低コストページがマッチの狙い目なんだけど、木の葉工房はそれが無い。こちらも威力を盛って対抗するしかどうしようもない。
でもって、ヤエの専用ページの「噴煙」はもう狂気の性能、ダイスも効果もおかしい。使われた時点で『煙過多』のラインに届くし、4コスト相応のくっそ強い出目だし、喰らったら付与される煙の量も麻痺3もヤバい。
とにかく煙が積みあがる前に人数を減らさないと、幕が進むほど加速度的に辛くなるのがこの接待。ヤエは『狂気』で脆弱5がついたタイミングが攻め時か。
せめてこちらに付与される煙によるダメージ増を防ぐために、挑む全員に『もくもく』を帰属するのはマストと言ってもいい。
……んだけど、今回の自分のレギュレーション上、『もくもく』帰属なしで挑むことになります。
ここでの使用階は言語、自分は普段言語を煙デッキで運用しているので、相手見て『もくもく』帰属したら普段通りになっちゃうのよ。
言語の階 使用デッキ
ウアジェト(テンマ呼吸、即興乱打、ぶぅぶぅ、電気ショック、人形の骨)
人形の盾、上蹴り、忘れがたい旋律2、音楽の聖地2、どっしり、息遣い、ウアジェトの目アラン(楔、連帯、ツヴァイ呼吸)
快速突き、正面突破、燃料抽出、短剣術、疾風脚、厳粛なる代行、ジャマダハル、指令の意味、スティレットセシル(精神回収、液化肉体、スティグマ工房、技量、電気ショック)
正面突破、ファイヤーバット、上蹴り、多重斬り、鉄壁、フルーシーヤ、感情の激動、堅固、鉄山靠リウ協会(連帯、深斬り、ぶぅぶぅ、即興乱打、鋭利な一撃)
正面突破、踏みにじる、階級と尊重、処刑、詰め込む、剣の流れ、息遣い、感情の激動、堅固
自然科学からアラン・ウアジェト、社会科学からセシル・リウ協会フィクサーのコアがトレードされて来ております。『もくもく』ないけど、威力ガン積みしてるアランコアがマッチでなんとかしてくれるやろ…の精神。
社会からの2枚は火傷・出血ほかでデバフ撒けるデッキですね。リウ系は『熱血』があるので、感情レベル3まで生き残ってからが本番。
借りて来たコア、誰にどれを装備させるかは完全にフィーリングでやってるんだけど、今回はあえてゲブラーにサポート専用デッキをあてている。たまには赤い霧に後方支援やってもらうと新鮮かなぁと思って。
実戦
今回はどうしても一方攻撃を受けなきゃいけないので、耐性ある属性や被弾を分散して組んでいく。反撃ダイスが使える時は積極的に。
とは言え2幕目でゲブラーとスーザンが煙10に到達、威力があがるのはいいけど被段が危険ライン。相手側があんまり積めてないのが救いか。
今回の接待は割と運もよくて、次の3幕目でもヤエが「噴煙」使って来ない。
いいや、まだ勝ち筋はある。
スーザンはもう助けられないので、このまま集中してるタゲは全部吸って逝ってもらう。マッチ先を間違えないように。
速度ダイスが増えてるモブ2名はこの幕を混乱まで持って行く。だいぶ削れてるから行けるはず。
問題の「噴煙」は先頭打撃を軽減できるゲブラーが「ウアジェトの目」で3ダイス目マッチ勝利に賭ける。私は幾度もこのページに窮地を助けられて来た、ゲブネキも絶好調、勝てると信じる。
この幕が、正念場。レッツゴー!
上の未来生命でも書いたけど、このゲーム諦めない心ほんと大事。もう厳しいかなって盤面でも、諦めずに脳味噌ぎゅんぎゅんに絞るべし。
でもよく勝ったなぁ…みんなお疲れ様。
入手ページ雑感
木の葉工房の煙ページはこれまでの笑う顔・歯車信者のページの上位互換と言うよりは、一緒に混ぜて組むパーツって印象。木の葉だけだと打点は高いけどリソース回復が無いので、ドローしながら煙入れられる「息遣い」「蒸気」が欲しい。光も「煙の打撃」だと差し引き0で回復しないので、「煙管」「歯車の導くままに」はこれからも腐らない。
コア・パッシブも歯車信者の『内燃機関』を併用したい。ヤエに帰属すれば「噴煙」一発で威力強化ラインの9に届くようになる。
ただ、ヤエのコアは強い代わりに『狂気』で脆弱5付与のデメリットも抱えている。自分のパッシブだと外せないから、使うなら受け入れるしかない。ギャンブル嫌いにはオススメできないコアです。私は好きだが。
あと触れておきたいのがバトルページ「即席改造」。これは煙でも専用ページでもないのでどんなデッキで使ってもOK。手札のコストダウンがシンプルに強いのと、使い捨てページなのでデッキ総数を減らせる。ちょうど強い金色専用ページがドンドン増えてる時期なので、どっちの効果も嬉しい。
ベイヤード
都市の星2段目以上の本3冊で召喚するゲストです。ベイヤード事務所なるフィクサー事務所御一行様。ベイヤード、それとネームドキャラのバヤールは同じ名前の読み違いなので、バヤールおじさんの事務所なのでしょう。
ブリーフィング・デッキ記録
ベイヤード事務所はパッシブで常時パワー1獲得する代わりに、常時脆弱3で命を投げ捨てたすがすがしい脳筋スタイルで挑んでくる。シンプルでわかりやすい。
バトルページも、まあ都市の星の標準的なダイス目のページではあるものの、的中で麻痺や脆弱を入れてくるため、一度攻撃を貰ってしまうと麻痺から負け続けて崩れるパターンもある。
後は全員で『気を集める』という、ギョンミの『休憩』の上位互換的なパッシブを持っているけれど、彼らは0コストページも持っているので基本的に休憩することは無い。発動するのは混乱明けの時だけ。
ネームドのバヤールは専用バトルページ「一点突破」を使って来るけど、これ準備画面じゃ内容確認できないページなので…対峙した時に触れます。
で、本接待ですが、相手がシンプルにパワー持って殴って来るタイプなので、こちらもパッシブで威力をぶち上げてパワーレースに勝てばいいだけ。うーん、シンプル。
ただし今回は4人で挑む都合、一方攻撃を許容しなければいけないので、麻痺・脆弱に非常に苦しめられることになります…。頑張れ社会科学。
社会科学の階 使用デッキ
キムサッガッ(臨戦、黒雲道、即席料理)
危機克服、全面戦争、階級と尊重、多重斬り、極剣、肉斬、ムリネ、蒸気、殲滅ヒューバート(精神回収、液化肉体、2段蹴り、冷静、集中)
解禁、全面戦争、鉄の防御、多重斬り、鉄壁、厳粛なる代行、感情の激動、堅固な守り、斬首メイ(次元切断、屈折、ミャオミャオ、不安定な充電、即興乱打、ビリビリ)
人形の盾、ハルペー、チャンス到来、多重斬り、アイアンナックル、拘束の腕、抑圧、どっしり、鉄山靠カトリエル(一撃、もくもく、最善の選択、深斬り、鋭利な一撃)
抜剣、装填、階級と尊重、衝撃弾、即決審判、防御命令、火力集中、蒸気2
言語からキムサッガッとカトリエル、自然科学からはヒューバートとカトリエル…と被ってしまったので、5人目のコア想定でメイを組み持って来ました。言語は一撃多めで、カトリエルも弾丸素打ちの火力出すデッキですね。
ヒューバートは速度が高めで振れ幅が小さいのを利用した防御タンク。メイのコアはデバフバステを突っ込むスタイル、即席で組んだのでちょっと取っ散らかってるな。
相手のダイス数が多くて、後ろの方に的中効果があるから一撃デッキは正直相性悪いですが…相手の脆弱3があるのでダメージレースでなんとかなるでしょう。
実戦
熱血・解禁・弾丸補給と立ち上がりの幕が必要なチームなので、初幕から多少の負けマッチも覚悟で積極的に攻めていく。幻想体も早く欲しいので、とにかく感情を稼がないとお話にならない。
3幕目にバヤールが専用ページ「一点突破」を使用。これは強烈な2ダイスに加え、的中時に自分の混乱抵抗値をすべて支払いその分の固定混乱ダメージを相手に与えるページ。これを使った直後にバヤールは混乱する自爆ページでもある。
より速いダイスや遠距離で先制して混乱抵抗値を削り取ってしまえば2ダイス目の被害を減らせるけれども、今回はどっちもできないし、そもそもダイスのダメージだけで混乱する可能性も高い。
混乱前提で「一点突破」受ける司書が他の攻撃をされないようにマッチを組む。
カティアに向いている速度6のマッチは誰も奪えないが、幸い混乱寸前。ちょうど解禁したヒューバート専用ページ「斬首」と、弾丸素打ちになるが遠距離が2枚使えたので、これで先制混乱を狙う。
入手ページ雑感
ベイヤードのバトルページは、なんというか、決して弱くはないけれど特徴に欠けるせいでデッキに組み込む優先度があんまり高くない、って印象です。
そこそこの打点で殴りながらリソース回復したり、強力な専用ページだったり、充電とか煙の特殊デッキも強いページがどんどん出たりする都市の星2段目だと、並のダイス目で麻痺・脆弱だけってのはなかなかねぇ…。
とは言え、コスト0・1の3枚は対応する属性の威力を強化したデッキに入れるなら割とありかと。「横切る」「完璧な打撃」は高めの先頭防御で耐えて、カウンター的にデバフを入れるイメージ。
「くさび突き」はリウの「正面突破」と非常によく似ている。感情コインを溜めたいか、脆弱を付与したいかの違い。でもスティレットの貫通デッキは唯一にして「指令の意味」使いたいので、両方採用も大いにアリ。
で、コアページなんですが。一般フィクサーからも持ってる『突撃姿勢』。これ帰属コスト3で威力強化できて結構強いパッシブです。ただ脆弱3のデメリットもあるので、ちょっと考えて帰属する必要はある。
最後にバヤールのコアなんですが…。専用ページも含めて、ゲーム中1,2を争うクッソ使いづらい芸術コアじゃないかと思う。
まず専用ページ「一点突破」が接待の時と仕様が変わっていて、準備ページを使わないとページを得られない、ロウェルと同タイプになっている。
ただこの前提ページが問題で、コスト3装着時発動ページ「準備姿勢」はセットした瞬間に行動不能になる。
このページ効果とパッシブ『気を集める』『準備姿勢』で次の幕に超火力で立ち回れ、ってことなんだけど、このゲームで1幕動けないのはあまりにも大きなデメリット。他の司書への負担増だし、動かないせいで感情レベルも出遅れる。盤面をよーく考えて使わないといけない。
そして「一点突破」は接待中と同様、使うと直後から次の幕まで混乱する。つまり「一点突破」1回のために3幕分動きが止まるリスクを背負う。これが図書館側にはかなりツラい。何より感情がたまらないのが階全体のデバフになる。
同じ段の木の葉工房のヤエから『即席修理』を帰属すると、使用後の混乱は一度だけ回避できるけど、あちらはあちらで強い専用ページ使えるから、「一点突破」と天秤にかけるとどうなんだろ…。
自分はSteam版では最終的に専用ページ捨てて、常時パワー1持ってるただの速度3コアとして運用してました。今回も使いこなせる気がしない…。