Library Of Ruina 攻略ログ㉔ 〜オオカミ!木こり!貪欲の王! 中層幻想体3連戦
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、24回目です。
今回は都市悪夢2段目で挑戦可能になる中層各階の幻想体バトルを実施します。都市悪夢クリア段階で挑むため、デッキ編成は最速到達では持ってないページも組み込んでいたり、パッシブ上限が10になってたりしますが、言うて同段内のバトルページまでだから誤差レベルかと。
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言語の階 大きくて悪くなる狼
言語の階の2番目の幻想体、初手の赤頭巾さんから順当な登場のオオカミ。開放条件は人差し指と笑う顔の本入手です。
赤頭巾さんがあまりにもあんまりな内容だったからって身構えると、意外と楽に戦える印象。もちろんギミックはあるしめちゃくちゃイージーってわけでもないけど…少なくとも傭兵の悪夢の狼よりは弱い。
以下、使用デッキ。
キムサッガッ(死体掃除、精神回収、7級F斬撃)
裏路地の掟、鎖でも、危機克服、抜剣、極剣、処刑、肉斬、処断、鋭利な爪ジン(体力回収、液化肉体、煙中毒、ピリピリ)
煙管3、煙吹かし、煙の軌跡2、深い息遣い2、感覚喪失テンマ(精神回収、非常食、液化肉体、電気ショック、ビリビリ)
危機克服、人形の盾、飛剣、閃撃、操り人形、ギシッ、裏路地掃除、家族のために、指令の意味
言語はゲブラーがタバコやってる印象が強く、積極的に煙を採用したくなってしまう。今回は単体相手なので9以上になってしまうと思うけど、良しとしよう。
ゲブラーが着るキムサッガッに「鋭利な爪」と「感覚喪失」のどっち持たすか迷って、反撃ダイスを取った。
テンマコアは3ダイスページで組んで、ダイス数が少ない他2人とのバランスを取った感じ。
狼は2幕ごとに【司書を食べる】ページを使って来る。司書を食べさせると混乱耐性がダウンするが、この1幕で混乱させられないと食べられた司書は死亡する。
この食べる効果は的中効果なので防ぐことも可能。その場合は混乱耐性は下がらないが、もともと混乱60しかないので耐性の上からでも十分削り切れる。
また食べられた司書を助けられなかったタイミングか、もしくは体力50%を下回った時に変身する。というわけで、この幻想体バトルは2フェーズ戦です。食われようが食われまいがそこは変わらないので、食わせるかどうかはお好みで。
2幕目で司書を食べる「食べちゃうぞ!!」が来る。7固定の単発ダイス、的中で食べられる。速度が勝ってればマッチ先変更もできるし、単発ダイスぶつければ勝てるダイス目ですね。
今回は麻痺も入ってるので4、負けようとしなければ負けない。
3幕目で混乱させたものの、手数の関係で体力50%までちょっと届かず。変身は5幕目に持ち越し。
条件を満たすと幕の終わりにカッコイイ眼光のエフェクトが入り狼は大きくて悪くなる。
この姿を見ると赤い頭巾の傭兵戦の苦い記憶が蘇るが、実際にあの時の狼とほぼ同じバトルページを使って来る。広域攻撃「咆哮」と出血付きの3ダイスページと、パワー付与反撃防御ダイスと。
ただ…ダイスの数・出目は全体的に減少傾向で、ぶっちゃけ普通に殴り合うだけならこっちのが弱い。赤頭巾戦がクリアできないからってストーリーだいぶ先まで進めてから戻って来ると、逆に狼戦はぬるぬるでつまらなくなるんじゃないかなぁ。
ただし、普通に殴り合うでは終わらないのが幻想体バトル。悪くなったフェーズでは体力の25%分を削るごとに【影状態】になって、ランダムで選ばれた司書と強制タイマンが発生する。これを無事にしのげれば狼が弱体化、頑張ろう。
次の幕で【影】状態に移行。速度ダイスを振ると狙われた司書以外に行動不能がついて速度ダイスが消える。手札や状態の確認もできないのでちょっと不便。
狼が使って来るバトルページは「奇襲」で固定。3-8の単発で的中時体力回復効果。ダイス目が小さめなので防ぐのは難しくないし、先頭防御で受けて2幕耐えるでもOK。…手札が尽きてなければ。
で、今回狙われたのは、手札切らしているゲブラーでした。まあ、こういうのは一番来て欲しくない所へ来るものだよ…
前半で食べられた時の即死が回避できるかと、後半戦で息切れしないデッキになっているかがポイントかと。今回割と楽に削れたのは煙の恩恵も大きいかなあ。
幻想体ページはどれもなかなか強い。「狼の役割」は反撃ダイスを持ってないと宝の持ち腐れだけど…。
「本能」は一撃デッキ以外なら威力も上げて回復もできる超有能ページ。先頭が強く後ろに弱めのダイスがくっついてる構成のページは割と多いし。
「凶悪な爪」は大ダメージで混乱した時の延命にもなるし、普通に一方攻撃するチャンスにもなるし、しっかりと強い効果ではあるけれど、あんまり選択にのぼってこない印象。
この幻想体バトル後のイベントは、前作でも聞けなかった部分の赤い霧ができあがるまでの過去話で、ローランの応答含めて味わい深い。
社会科学の階 暖かい心の木こり
社会科学の2番手も、初手の案山子に続きオズシリーズから木こりが登場。開放条件は人差し指とW社の本入手です。
前作の害悪っぷりの再現と言うべきか、元ネタのオズワールドでの戦いっぷりの再現と言うべきか、図書館の木こり、強い。
先におことわりしておくと…このバトル、一発クリアしたけど超絶グダグダでした。もし攻略情報探して来た方おりましたら、くれぐれもデッキ真似なさらぬよう…
当方、完全にギミックを忘れておりまして、低コストでリソース切らさないこと重視のデッキで突入しました。
実際はこの幻想体バトルでは真逆で、光回復や0コストページは無い方がよいです。
ダンテ(液化肉体、人形の骨)
危機克服、人形の盾2、ファイヤーバット、ギギギッ、音楽の聖地、ギシッ、抑圧された肉体人差し指 遂行者(速度、電気ショック、2段蹴り、ぶうぶう、即興乱打)
循環2、雲の障壁、跳躍2、家族のために、煙の軌跡、抑圧された肉体、息遣いレスティ(速度、休憩、屈折)
循環2、遡行2、跳躍2、空間切断、どっしり、過充電
木こり戦は心が空っぽのブリキの木こりと、「助けて!」と叫ぶ木×3の初期配置で始まる。また最初から謎の状態異常アイコンが木こりについていて色々と情報量が多いが、とりあえずパッシブ確認。
状態異常アイコンは【温かい心】で数値分木こりのダイスの最大値+。でこの【心】は木こりが他のキャラクターを倒した時に3増える。
一方の木の方ですが…パッシブ『心臓』の効果で、空っぽな心の木こりに幕始めで倒される。つまり2幕目には木こりが自動的に温かい心3で動き出す。
初幕でできる事は少ないが、とりあえず充電したり手札引いたり準備しよう。
2幕目始めで心臓を獲得。すると、ガンガン攻撃してくる。普通に出目が大きい上に【暖かい心】の最大値強化でえっぐい数値を叩き出してくる。
そんな木こりを止めるには、特定のダイスとのマッチに勝って心臓を失わせる事になる。…え、このダイスに勝てって? 正気?? こんなの指定ダイスの位置メモって対応できる配置のページ意図して持ち込まないと、汎用デッキじゃ無理だって…。
さらに重要な要素がパッシブ『鬱蒼とした森』『心欲しい』の相乗効果で、こちらが毎幕光を使い切るようにページをセットしないと、さらに威力ドン! …いい加減にせえ。
木こりとマッチする司書だけでもコスト3・2のページを並べて光を使い切らないとまず勝てない。いま自分の自分の編成の循環跳躍デッキ×2とか相性最悪、やり直した方がいいレベルですね。
そして「抑圧」「どっしり」「息遣い」のドロー付き3コストページがここでも優秀。一応この辺りのページは組んであるからと、戦闘続行。なんとかなれー
それと心臓を得た木こりは2幕ごとに強いバトルページ「伐採」を使って来る。3ダイス目まででマッチに勝てないと最後の4ダイス目が痛い。
後はこれの繰り返しだけど、全然暖かい心のカウントを減らせない、むしろ増える展開でぐっだぐだに。
勝とうとしてやってはいるものの、途中まで勝てるとは思えなかった。勝因は完全に煙ですね。初手で煙入れられてよかった。
ここ開発側の想定攻略法はどんな感じなんすかね? まさか木みっつ分心臓消費させろとは言わんだろうし、光回復を利用して3コストゴリ押しするのが正攻法なのか。
案山子戦に引き続き守備ダイス中心にして、みんなで「戦闘準備」しながら軽減しつつカウンター混乱ねらう戦法も行けそうかなぁ。
苦労した分、幻想体ページの性能はなかなか良い。…いや自分Steam版で社会科学ほとんど使わなかったけど、いま見ると木こりページなかなかどころじゃなくすごく強くね?
「暖かい心」、光3以上の比較的ゆるく満たせる条件で全攻撃威力+はおいしい。仕様上3コストページ使う時には絶対に威力乗るわけで。特に自分は常に光あふれさせておきたいタイプなので相性よさそう。
「心臓」も緩い条件でコストダウンの強力効果。1幕合計15だから一方攻撃や混乱した敵つついてれば容易に満たせる。ただその時に手元にないといかんので、手札を溢れさせるデッキじゃないと効果が薄いかも。
最後に「伐採」。さんざん苦しまされた木こりのパッシブと似た効果。敵も感情レベルで光が回復するので効果発動できるタイミングは意外と多い印象。あと揺らぎのゲストに特攻だコレ。
戦後イベントは完全にコーヒーブレイク。図書館ケセドはいきいきしててすこぶるよかったねぇと思う、コーヒーの話しかしないけど。
自然科学の階 貪欲の王
さあさあお待ちかね! 魔法少女3戦目のお時間です。
個人的に貪欲の王はロボトミで本人もEGOも思い出深い幻想体で、この幻想体バトルが楽しみだった。ギミック覚えてないがちな2周目プレイヤーだけど、ここだけは記憶ばっちりだ!
まずは突破デッキ記録。変に対策はせず、普段通りの役割分担でガチンコ勝負した。遠距離先制反撃割り、タンク兼サブアタッカー、貫通火力アタッカー、サポート特化、以上。
リーウェイ(速度、楔、技量、電気ショック)
接近戦2、武器の手入れ、ワイルドカード、燃料抽出、近寄るな、ヘッドショット、閃光の槍、精錬人差し指 遂行者(速度、液化肉体、精神回収)
人形の盾、雲の障壁、ギギギッ、燃料抽出、操り人形、煙の軌跡、明け方、自動移動、指令の意味オスカー(連帯、不安定な充電、こんなときこそ)
快速突き、人形の盾、武器の手入れ、燃料抽出、閃光の槍、刺して割る、指令の向かう処、貫く、指令の意味ダンテ(ぶぅぶぅ、即興乱打、電気ショック、テンマ呼吸、液化肉体)
危機克服2、抜剣、忘れがたい旋律2、音楽の聖地2、重々しい音、どっしり
まず1幕目は琥珀に封印された魔法少女を叩き起こす。この幕で倒せたか否かで登場する形態が変わる。基本的には倒して魔法少女形態で呼び起こす方が良い。演出的な意味でも。
2幕目は魔法少女形態で登場。図書館の貪欲ちゃんすごいカッコよくて好きだ!
セリフの雰囲気の通り、彼女は魔法少女と言いつつ完全に物理、肉体言語で戦う派。とかくバトルページはダイスが強くてマッチ勝率悪い、さらに的中効果でダイス破壊や封印をしてくる。
パッシブ『黄金の道』『刹那の幸せ』によるギミックで混乱が取れるので、それまでは勝ちに行くより守りに徹する立ち回りが良いかと。特に『黄金の道』でのきらめく幸せが生成される幕で動けない状態を避ける必要がある。
第2ラウンド突入。前幕でデバフもらってる後ろの2人は動いてもしょうがないし、次の『黄金の道』対処のために温存を選択。
次はパッシブ『黄金の道』によるきらめく幸せ生成のターン。
この敵を倒すと特殊ページがもらえて、次の幕に来る魔法少女の必殺技「黄金の道」を防御可能になるギミック。
パッシブにある通り全員に攻撃をしてくるので、一人一つずつきらめく幸せを倒す必要がある。きらめきたちは体力耐性脆弱のため、威力補正込みで攻撃ダイス最低値が合計10になるようページセットすれば確定撃破です。2ページ使ってもOKだからここは余裕だけど、前幕で速度封印されてると危ない。
さーて、貪欲ちゃんの必殺技「黄金の道」が来るぞッッ!
この幕で司書の前後に魔法陣が出ているのはタゲられている演出ですが、この演出も今の内にしっかり見て目に焼き付けておくべし。
広域攻撃「黄金の道」は、前幕で獲得した「幸せの破片」を狙われたダイスにセットすれば確定でガードできる。この幕をやりすごせば次の幕で魔法少女は混乱するため、他のページセットは最低限のマッチにして次に備えるべし。
体力50%に到達した次の幕で形態移行。貪欲の王に変身する。憎しみちゃんほど極端な外見変化はしないですが。あとデバフ系は変身と同時に全部解除される。
貪欲の王形態は魔法少女形態よりさらにダイスパワーが上がっていて、もっと手がつけられない。速度ダイス封印のページはなくなったが、的中で大量の出血付与してゴリゴリ削ってくる。3幕ごとに『黄金の道』は変身前と同じなので、そこまでは順にマッチを受け持つなどしてとにかく耐えるべし。
で、きらめく幸せ生成ターンに至るわけですが…パッシブの通り、貪欲の王形態では1人の司書に2回ページをぶつけてくるよう仕様が変わっている。なので、該当司書できらめき2体を撃破しなければならない。ミスったら即死、ここが正念場です。
では誰に取らせればいいのか? 答えはバトル演出をちゃんと見ていれば導き出せる。魔法少女形態の「黄金の道」で現れた魔法陣、同じものが今回はタゲられてる司書の前だけに出現している、そこで担当者が判別可能です。
今回の要求は速度ダイス2個できらめき2体撃破、すなわち1ページで20ダメージ以上出さなきゃいけない。
「忘れがたい旋律」のダイス目だけ計算すると、1ページあたり5~11。つまり4ダイス全部最大値出すくらいの低確率を引かないとアウト。計算が間違ってなければ2ページともクリアは4%…うん、ムリ。
やってる最中は気づかなかったけど、ダンテコアの『弱点把握』が効くので、実際はダイスだけで考えるより勝率高くて、計算したら36%…希望は見えるけどまだ低いわ。
こんな時、より速く動ける他の司書でちょびっと削るのは有効。ただ…それやった前周でバグくさい挙動に遭った経験があって、あんまり気乗りしない。
また他のメンバーも、ティファレトちゃん遠距離使い切ってて先制できず、ジェミは手加減して殴れる構成じゃない、ので、マキシム兄貴の1ダイス分しか頼れない。1体は「旋律」上振れさせて自力で倒す必要がある。
ここでプレイヤーにできるのはお祈りだけ。さあ…運命の時間だ。
だが待て早まるな、次の幕でちゃんと手元を確認して…
今度の「黄金の道」は即死効果があるため、前幕で片方でも撃破失敗したらアウト。1人即死の問題じゃなく、全体ダメージもあるし混乱せず延長戦になるので、バトル自体敗北する可能性が非常に高まる。よくやった、本当に。
今回は広域じゃなく近接ページだからマッチミスだけ注意する。
いやぁ…楽しかった。なんかよくわかんないけど、終わった後の満たされ感がすごいんだ、このバトル。
貪欲の王から貰える幻想体ページは、自然科学待望のランクⅡが3枚。ここまで開放度での感情レベル制限より更に不利だったからね、嬉しい。
また貪欲ちゃんページ、効果もいいんだ。
「無節制」は運が絡むものの強力なダイス破壊。並んだ反撃ダイスを一撃で潰したり、掃除屋の再利用ダイスみたいな防げない連打を消し飛ばしたり、刺さる場面は多い。
「幸せの道」、これが早く欲しかった、これで守備タンクが運用しやすくなる。条件のマッチ勝利は守備ダイスでなくてもいいから、タンク以外でも誰が持ってもいい強いページ。
最後に「貪欲」、追加ダメージが相手方にもかかるからマッチ不利な状況や振れ幅大の単発ぶっ込んでくる相手に使うのはマズい。威力ゴリゴリに積んで、負けても数字に大差がつかない司書に持たせるのがいいかも。自分は青ページ2枚が取れなかったら仕方なく…くらいでしか使わないなぁ。幸せ無節制がノーリスクハイリターンで好きすぎる。
イベントストーリーは核心に迫って来る内容。メインの方での様子も含め、この辺りからローランがどんどん心配になってくる。