Library Of Ruina 攻略ログ㊻ 〜哲学の階・完全開放戦 そして終末が訪れる
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログです。
この記事では哲学の階の最後のストーリー(完全開放戦)を取り扱います。
本記事で触れる内容は自身の初見プレイでの楽しみを非常に損なうものです。閲覧にはご注意ください。
本記事での挑戦タイミングは、メインストーリーをハナⅡまでクリアした状態です。
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ストーリー上では中層に連なる開放戦の結末、今回は哲学の階の完全開放戦にチャレンジします。
哲学 完全開放戦について
ローランとアンジェリカのなれ初めが明かされるが、結末を知った上でこのストーリーお出しされるの酷すぎて。
あるいは滅びが決定しているからこそ束の間の幸福が美しく見えるのか…。
これでもかと言う程に、今のローランの性格を構成しているものがアンジェリカに依っていると見せつけられる。
同時に周辺人物も一気に絡まって来て物語のアクセル全開感すごい。若サルヴァドール出てくるところはテンションぶちあがるし、血染めの夜さんの所は本当に衝撃だった。
現代軸でエレナさんポロっとこの時の話したら、青いおにいちゃんどんな顔して聞くんやろ…。
あと私、初見の時は中層編のローランの黒い顔は「見せられないよ!!」的な演出だと思っていたので、あれが仮面(物理)でパリンしたのに大層驚きましたよ。
そしてアンジェリカへ思いを馳せた後、怒るでもなく多くを語るでもなく、静かな独白のテンションのまま戦闘入りするのが、哲学の階は本当に美しい演出だ。深淵の戦い感すごい。
ただ、まあ、前作やってると何が来るかは初めからわかってるし、もうこのイベント立ち絵の段階で緊張するね。
攻略デッキ
間違いなく完全開放戦の最難関。汎用デッキで初見で勝ち切るのはとても難しい。てか、対策甘めで1回やったら普通に全滅しました…。
哲学の幻想体バトルは3戦とも非常にギミック色が強かったですが、完全開放戦でも健在。それどころか追加要素マシマシで大鳥&罰鳥フェーズは新規ギミック戦と言っても過言ではない。
だから非常にプレイヤーが精神的に疲労する戦いとなっている。時間と気力にゆとりを持って挑み、適宜休憩を挟みましょう。
この完全開放戦を対策するポイントは3つかと。①超長期戦のつもりでリソース回復を充実させる ②攻撃属性を3属性とも持っておく ③威力無効ギミックを念頭に置く
①はどの完全開放戦でも言える事だけど、哲学&宗教は特に意識が必要。司書は光が無ければ何もできんのだ…。
②は階全体で極端に属性が偏っていると最終フェーズで詰みかねない。ただ完全にバランスを取って均等より斬撃多めで他も担当ある、くらいがちょうどいい感触。属性が変化する紫の涙の「弱点看破」ページもオススメ。
そして③が初見殺し。楔スティレットや最強腕前、ミリネバフ撒きといったパッシブ・バフで威力の暴力する、このゲームの定石でゴリ押そうとするとギミックで蹂躙される。
なので普通にダイスが強いページを持っておくべし。さらに広域の頻度も異常に高いため、使用時威力マイナス系ページもこの戦いでは活きる場面が多い。
以下、クリア時の編成です。
ビナー(連帯、精神回収、四卦)
エスター(指令の加護、指令通覧、ツヴァイ呼吸、熱血)
解禁、進軍、多重、火龍斬、都市の意志、対峙、弱点看破、盲目的な信念、刑罰ミリス(臨戦、黒雲道、電気ショック、深呼吸、屈折、次元切断)
解禁、多重、剣の流れ、衝撃吸収、火龍斬、都市の意志、殲滅、盲目的な信念、焔龍拳ハナ協会(人形の骨、脳震、液化肉体、深呼吸、電気ショック)
解禁、進軍、多重、完璧な打撃、アイアンナックル、振り下ろす、巨大な蛇、決闘、挟撃夜の錐(楔、突き抜き揺らし、Reindeer施術、ツヴァイ呼吸、7級F貫通)
正面突破、草食み、くさび突き、燃料抽出、疾風脚、ジャマダハル、指令の意味、裂傷、空の槍
哲学完全開放戦でまず考えるべきは、デッキ編集不可のビナーをどう超長期戦に適応させるか。全体的にページのコストが重く、普通に運用していても光が足りなくなり、一回詰まるとなかなか解消もできない。
そこでハナの『四卦』帰属。光回復はもちろん、ドローで妖精・柱を確保したり、忍耐のおまけのダメージ半減で広域ライフ受けを最小限にしたり、足りないパワーを加えたり、ビナーに足りないものを全部補ってくれる。
また、ビナー様には回避ダイスがないため『精神回収』も欲しい。終盤はわざと混乱してる余裕はないです。
さらに安定を狙うならビナー以外の司書補にねじれたヤンの『伝令』を帰属or装備すると捗ると思います。
司書補たちには3属性を分配し、前述のとおり斬撃多め。
エスターとミリスは属性混合にしつつ、ミリスコアは斬撃強化に寄せた。二人とも「盲目的な信念」で威力無効と広域対策。また解禁・多重・都市の意志の強リソース3点セット。これでも足りない。終わってから思ったのは、多重・都市の意志やめて解禁×3でもよかった。最終盤は都市の意志使うコストすら足りぬ…。
エスターコアは『激流』での手札補充、専用ページ「刑罰」は強いダイスにビナーが柱投げれない時の代用にもなって〇。
ミリスコアは「焔龍拳」で威力無効下でも打点確保…だが、コストが重い!
ハナ協会コアが打撃担当で防御も固めてサポもやっちゃう欲張り仕様。回避は無いけど、紫の涙の打撃ページで混乱回復できる。体力ダメージより『脳震』やカウンターでの混乱値削りに期待。
最後の夜の錐デッキですが…これは幻想体「罪の重さ」を取る前提です。貫通リソースは出目の関係で高確率でチリンしパワー貰いやすい。更に自傷ダメージで『Reindeer施術』の永続パワー2も貰える。ここで速度3コアだと罪が重すぎになって思いがけず死にかけるため、モブ夜の錐でちょうどいい。威力無効ゾーンは単発高火力で戦います。
フェーズ1:ランプ
いやあ、コレで完全開放戦インするのたまんねぇな! 何度見ても演出良い…この何かとてつもない事が起ころうとしているスメルがたまんないよう。物語形式なのがまた、図書館テーマの最終盤戦にぴったりで。
幻想体バトルの登場順です。最初は大鳥フェーズ。
前作では3鳥個別デザインのEGOスーツがあったけれど、今回のローランの装いは大鳥EGOではなく……。大鳥単独モチーフも見たかったけど、ストーリーや本質を考えると、まあこうなるか、って感じ。
元の大鳥バトルは、【眩惑】された司書を特殊ページでぶん殴り即死させないようにしつつ、敵撃破で貰える特殊ページで解決する、という内容でした。
今回の完全開放戦では司書が【眩惑】で操作不能になり味方同士でマッチする、というキーの部分は変わっていないものの、ギミックの攻略方法がまったく別物になっている。
まず開幕で既に司書補が眩惑状態になっている、対象を選ぶことが不可能。3幕周期で眩惑しなおしなのは元の通りだけど、今回は繰り返されるごとに一度の魅了人数が増えて救済阻止をやりづらくなる。6幕以内には終了したい。
また、眩惑司書を止めるための特殊ページは存在せず、通常のバトルページでマッチすることが可能。
そしてランプフェーズの突破方法は「子守歌」で寝かせるではなく、周りの目玉鳥を全滅させれば本体にデバフと脆弱化がかかって倒せる仕様になっている。んですが、罠もある。後述。
1幕目は眩惑状態の司書が死なないよう対処しつつ、目玉鳥を攻撃していく。「かけっこ」じゃないか、その速度より早く叩ける個体を集中して各個撃破がやりやすい。
3幕目開始時の眩惑が解けるタイミングで、眩惑されていた司書は混乱抵抗値が回復し眩惑中のダメージはなかったことになる。
そして3幕目にはパッシブにある「暗黒」が来る。合算15の広域攻撃で使用直後から全キャラクターに【暗黒】を付与。
これのイカンのは、肝心の暗黒の効果が喰らってみるまでわからないのである。しかもSteam版なら攻撃直後にアイコンマウスオーバーですぐ確認できたが、Switch版は次の幕までお預け。
この【暗黒】は威力補正を無効にする効果。だので今みたいに虚弱10なら本体にもマッチ勝てるじゃーん!って下手にローランに突撃すると返り討ちにされる。なんという初見殺しトラップ。
4幕目にはまた【眩惑】が入る。今度は2人。ここで目玉鳥が複数残っちゃっていると、2人止めるのに4速度ダイス取られて鳥を処す手数が足りない!ってなる。
今回は目玉鳥全滅でローランは既に20デバフと脆弱になっている。…が、前幕の【暗黒】が継続するため、ここで攻めるのはNG。もう1幕耐えよう。
5幕目で明かりが帰って来て威力補正が有効になる。この幕を過ぎるとまた「暗黒」が来るため、絶対にこの幕で止めなければいけない。
そのため眩惑司書の対処はせず、全力でローランを攻撃する。
各フェーズのローランを倒すとフェーズと共に黒い森の物語が進行する。
フェーズ2:くちばし
罰鳥フェーズ。この形態のローランすごく怖くない? 顔があるべき場所が違う構造物に置き換わってるの、生理的な嫌悪感ある…。
回想でアンジェリカの「気持ち悪い仮面」発言、こういう感覚だろうか。
幻想体バトルの罰鳥戦では取り巻きを倒し、ステージ上にある鳥籠を落として小鳥を封じ込めるギミック戦だった。ところが今回は鳥籠ギミックは存在しない。
だからと言って今回のパッシブを読んでも、なんかどう倒していいかよくわからん!ってなる、初見はなった。
まず完全開放戦では取り巻きの番人は体力1で食いしばり行動不能、幕経過で復活して撃破不能となっている。だからフェーズクリアには直接関係がない。
そこでくちばしローラン本体のパッシブ。彼に攻撃ダイスでダメージを与えると、次の幕に懲罰モードへ移行して耐性が脆弱化するため、懲罰モードで倒すことになる。…のですが、攻撃ダイスとマッチすると法外な威力で殴り返され、普通にマッチするとダメージを与えられない。反撃ダイスもあるため一方攻撃も難儀する。
安全に懲罰モードへ移行させる手はいくつかあるけれど、一番楽なのは、2幕目のローランが回避だけのページを使って来るタイミングでマッチ勝利する。1幕はどつかれても我慢。
2幕目までも待ちたくない時は広域攻撃を使う。くちばしのダメージからの保護にも、ここでビナーの「衝撃波」使用はベターではある、ただし光と相談が必要。
懲罰モードへ移行すると、ダメージを与えた司書に「懲罰!」ページを使って来る。今回は特殊ページが無く、防ぐなら自前の守備ダイスでマッチする。ここでも攻撃ダイスでのマッチは厳禁です。
ただ遅いダイスで懲罰してくることが多いので、受け止めようとするよりは、速いダイスで一方攻撃を集中させて混乱させてしまった方が確実。前幕で森番から束縛もらってるとツライかも。
解き方がわかっていればなんてことないんだけれど、初見の時はパッシブの解釈が正しいのか神経使ったなぁ。
フェーズ3:ユースティティア
審判鳥フェーズ。前作のEGOジャスティティアから翻訳修正。んでも持ってる剣はもうジャスティティアじゃねぇんだよなぁ…。
このフェーズのギミックは幻想体バトルと同じ。ゆえに鬼畜。中層以降は完全開放戦の中盤に即死ギミックあたりまえでツライ。
基本的には幻想体バトルのように、味方マッチで大罪人を1人作って「審判」を誘発・空振りさせ混乱自爆を狙うギミックになっている。ただ、幻想体バトルと同条件で頭数が増えているのと、今回はローランが積極的に攻撃を仕掛けて罪を加算させようとしてくるため、罪3×3事故が起きやすい。
ただ、全属性抵抗だった審判鳥と違いユースティティアは貫通のみ普通耐性・混乱抵抗値も審判鳥の半分なので、貫通火力やカウンター・追加効果での混乱削りが得意なチームなら、鳥も罪もガン無視して1幕目でローランを囲んでボコボコにする脳筋的クリア法も通用してしまう。正義の意志も理不尽な暴力に屈する、悲しいね。
さて、ここまで3鳥に制裁されず無事故無違反で到達できたので…ようやくこの完全開放戦のスタートラインに到着です。
フェーズ4:黄昏
咆哮と共にヤツが出現。
幻想体名、終末鳥、アポカリプスバード。まさかのご本人が背景にて参戦。加えてローランもEGO黄昏っていうか、ほぼ終末鳥そのものの姿。実質W終末鳥。絶望的な興奮に震える。
圧巻の体力1400を削り切らなくてはならないが、計3回混乱状態にしてギミックを進めないとダメージストップし1度では倒せない仕様。ここまで体力高いと、どの道1度の混乱じゃ倒し切れんが。
前フェーズのこともあるため、パッシブは混乱削りを強化する構成がオススメです。
ロボトミーでの終末鳥戦は本体無敵で代わりに三鳥を象徴する卵を3つ壊すとクリアだった。壊れた卵に対応する鳥の能力は使って来なくなるため、早く厄介な卵を倒すほど戦局も楽になる。
このバトルが図書館でも再現されている。黄昏ローランは2幕ごとに3種の卵のパッシブ効果をローテさせつつ、生き残ってる卵に応じたバトルページを使って来る。なので全ページ対象になる最初が一番キツい。
またローテする3形態はそれぞれ弱点の属性が異なる。この弱点を付けるか否かで撃破速度がかなり変わって来るし、極端に属性が偏ってるチームだと最悪ジリ貧で詰む。一応ローテしても黄昏の混乱抵抗値は回復しないので、苦手な属性があったら別の形態でギリギリまで削り切り替わり直後に混乱させる、でも強引に突破できなくはないが、最後に苦手属性を残しちゃうとどうにもならない。Steam版の時にコレやらかしました…。
この仕様ゆえ紫の涙の「弱点看破」が非常に有用です。
では攻略に取り掛かりましょう。最初は大鳥モードでスタート、弱点は斬撃属性。
ぶっちゃけ、開幕が一番の鬼門で正念場。この大鳥モードの2幕以内に1度混乱を取って卵を割れるか否かで後の難易度が全然違う。割り損なうと地獄が続く。
『大きな目』で威力無効にされるのも辛く、無対策だと苦戦するが、本当に厄介なのは2種の広域バトルページ。
合算広域「監視」は2名対象で合算8、低コストページでも防げるダメージだが、使用時効果で防御不能の【恐れ】ステータスが麻痺と耐性脆弱化で非常にキツい。斬撃メイン火力にタゲ来ちゃったら…ご愁傷様です…。
そしてもう1つの3ダイス個別広域「燦めく瞳」が激ヤバ。的中すると光が消滅する、2ダイスにこの効果がついてるので最大光2減衰。ただでさえこの段階だと感情上がり切って光が足りなくなって来る時にこの効果、しかも連発してくる場合もあり。バっカじゃないの。
とにかく開幕での「燦めく瞳」光減衰をブロックすることが最優先。黄昏戦は広域攻撃の頻度が異常なので、一度強いページが使えなくなるとダメージが一気に加算するし、光回復前にまた「瞳」を受けて…の負のループになって再起不能になることも。
さらに、最初の2幕で『大きな目』を仕留め損なうと、後続のモードでも「燦めく瞳」を対処しながらそれぞれの強力なページとの戦闘が強いられる。だから絶対に『目』だけは取りこぼしてはいけない。斬撃多めでデッキ用意したのはそれゆえです。他の2形態は威力強化が乗るから、他属性ゴリ押しも通じる。
威力無効下で「燦めく瞳」光減衰をメタるなら、都市悪夢ページの「遂行者の剣」を積んでおくと低コストで確定防御可能です。ただ、大きな目の速攻力を考えると、自分的には「盲目的な信念」推し。
2幕目の広域は「みんなの平和」。これは黄昏戦の汎用広域と言った感じで、2,3幕に1度はこの合算18が飛んで来る。ひどいと1幕に2枚別ダイスに来るパターンも。この最終フェーズでの広域乱発が哲学完全開放の難易度に拍車をかけている。光とページが足りねぇのよ。
ただ「みんなの平和」は追加効果のないプレーンな攻撃だから、確実に防げるページが無かったらライフで受けてもいい。変に勝負してページ破壊されるよりも、被弾してでもそのページを攻撃に回す方がリソースに無駄がないです。体力1でも生きてりゃオッケーよ、このゲーム。
また広域には最大値を3下げる麻痺が有効です。今回だと麻痺入ってるから、合算15での対処になって難易度が全然違う。パッシブ『電気ショック』は神、鉄の兄弟を讃えよ。
大鳥の次は罰鳥の『小さなくちばし』、弱点は打撃属性。パッシブ効果は手札のうち2枚のページがコスト+1。手札の枚数を常に多くしておけば比較的マシな効果ではあるが、運が悪いとまったく光回復できずに身動きとれなくなる。
もし『大きな目』をクリアできていないと、この効果の上に「燦めく瞳」の光減衰も来てどうしようもない地獄が繰り広げられる。
また卵を割った次の幕は相手にパワー忍耐2がつく。弱体効果もクリアされるため対応に注意が必要。
ただ小さなくちばしに対応するページは近接攻撃オンリーで追加効果もシンプルな出血で、ダメージは嵩むものの難しい対処が必要でない分戦いやすいかと。
2幕経過して混乱が取れていないと、混乱抵抗値はそのままで次の卵のモードへ移行する。最後に残っているのは審判鳥の『長い腕』。貫通が弱点で、パッシブ効果は状態異常無効。
ただ、残4だから実質スキップしちゃいますね。まあ…貫通弱点だからどの道1幕で終わってた気がするけど。
『長い腕』に対応して使用する広域攻撃「審判」は威力補正無効で的中時はダイス目に乗算した割合ダメージを喰らう。体力3割切って来るとキツいし、事前に「傾いた秤」で重い罪を付与されていると倍率が上がる。
で、今回はこの広域を初手2枚同時使用…うわ、これ混乱ギリ残しでモード移行したのファインプレーだったな。
3種目の卵に行った後はローテーションが最初に戻る。今回は『小さなくちばし』と再戦ですね。今回は他の卵が残っていないため、2幕で倒す必要もなし。
1度やったしさっきより速度ダイス減ってるし、余裕で……いや、なんか矢印エグイ多いな? グワーッ「みんなの平和」2枚同時使用来てるゥ! しかも卵破壊直後でパワー2、合算20で2回だッ!!
この黄昏戦における最大のピンチ…! 落ち着け、落ち着いて考えよう。
ターゲットダイス被りで「盲目的な信念」使えるロバートと、威力増で押し切れるデクスターは確定でクリア可能、次の幕までマッチを任せられる。
ジェイクとガブリエラはコスト増でまともなページが2枚使えず1発だけしか防げない、2人とも2発目で確定混乱する(なんだけど無駄にページセットしちゃってる)。
ビナー様は2発ともライフ受けするしかないが…こんなときこそ『四卦』の忍耐付与ページ! ダメージ3割カット効果を発動。これでだいぶダメージは抑えられる。
いや確かに頑張れとは言ったが、デクスター、さすがに命削り過ぎじゃね!?
この幕「秤」持ってるジェイクが動けんから、ヘタに全力で動くと罪の重さに押しつぶされ死だって…ビナー様も体力危険ラインだし…。
パワー11で反撃できる大チャンスだけど、ちょっとこの体力で反撃は振らせられないぞ…動き悩む…。
前作では卵を壊した時点で終末鳥戦は決着でしたが、今回は3鳥withローランなのでローランにも引導を渡さなければならない。
この時の本体の耐性は並になり、速度ダイスは4つ、面倒な妨害効果もない。頭数を揃えてここまで来ていれば、リソースを回復させながらでも倒し切れる、あと一息だ、頑張ろう。
哲学の階の完全開放、これにて終了。
終了後雑感&開放後の報酬について
しんどい。さすがに楽しいよりキツっ!って感想が勝るバトル。しかし前後シナリオもバトル演出も最高で、二度とやりたくないかって聞かれたらNO!なんだよなぁ。現に敗退含めこれでルイナ終末鳥対面4回目だけど、全然嫌じゃない。
何がいいって、ロボトミーだと終末鳥との直接対決・直接撃破はできないんですよね。本体からは隠れて卵を壊して回るゲームで、向こうも積極的に卵を守りに来るわけじゃないし。どっちかって言うと二次被害の方が深刻。
そんな終末鳥と真っ向から対決できて、しかもきちんと最強幻想体やってる殺意の塊で、そのシチュがいい。前作でキッチリ卵守りにくる終末鳥だったら一生黄昏取れないし、光の種もまかれなかったな…って。
あと前作がらみでもう一つ。戦闘終了後のビナー様のお言葉が…心折られながら前作クリアしたプレイヤーには刺さるのよ…。ロボトミーコーポレーションってゲーム自体が反復を繰り返した末にたった一度50日へ到達するシナリオだし、プレイヤーはそれを体感させられているし。
それでは完全開放戦後の幻想体&EGOの確認タイム。
哲学・宗教の階については幻想体バトルが一回少ないため、完全開放戦後に6枚の幻想体ページが一気に追加される。
卵3種「大きな目」「長い腕」「小さなくちばし」はどれもシンプルで強力な効果。「大きな目」で反撃ページメイン運用とか、「長い腕」はダメージだけ無効だから「螭吻」みたいなページの効果もらえるし、「小さなくちばし」は体力さえあれば1幕に好きなだけ回復可能。
で、この卵ページは同時に手に入るランクⅢの「怪獣」の効果を得るための条件ページ。卵を全部揃えて最後に「怪獣」=終末鳥になって大暴れするソロ攻略向け幻想体ページ。んでも味方への被害は固定ダメージだけだから、回復力あれば完全ソロにしなくても使えそう。
要するに自然科学の「虚無」と同類ですが、あちらと違って前提ページが少ないし、極端に取りにくい・デメリットがきついページもない。ランクⅡで1枚自由枠があるのもイイですね。
「怪獣」とは逆に5人全員で分散して幻想体ページを持つと発動するランクⅢページ「森の番人」もある。言わずもがな「怪獣」と同時には狙えないが、条件が楽な割に強力な全体バフがもらえる、シンプルイズベストを体現したようなページ。効果上、全員生存が前提になる。
……なんですが、哲学はランプ×救いみたいなコンボがおいしいので、どちらを取るか迷う。なんにせよこの階は、最初からどの幻想体ページを誰に持たせるかを計画して動かした方がいいですね。
そして「怪獣」「森の番人」の発動が途中で失敗したり、そもそも条件を満たさない取り方をする場合は、必然的にランクⅢは「平和」を取ることになる。
まあ、これも普通に強いから何も問題なし。シンプルな与ダメ増・被ダメ減で相手側に付く効果だから味方全体に効果が及んで再ターゲットも可能。ボス戦増えてる終盤にめちゃくちゃ便利。
EGOの方は完全開放戦の通り、おおよそ全部前作の黄昏EGOの見た目なのがちょっと惜しい。いや、黄昏は好きなんだが、他のデザインも見たかった。
ただ性能は良いし、ビナー様を着替えさせられる唯一の方法であるのもポイント。もしかして低級EGOは着たくないってことですかビナー様
とにかく「ランプ」の敵だけ威力無効効果と、「ユースティティア」の体力10%割合ダメージがバカ強い。しかもどっちもこの効果をコスト3で使える異次元の性能。「ランプ」に至っては戦闘開始効果だから当てる必要すらないんやで…。
もうEGOはこの2枚ぶんぶん振ってりゃいいんじゃないかレベル。
「くちばし」も出目は高くてマッチ用には悪くない。手持ちコストダウンも優秀。これビナーで使うのいいよね、自前ページじゃできない近接マッチしつつ手札のコスト落として身動き取りやすくなるから。
破壊力のある合算広域「終末」も良。素の20-25の段階で振れ幅も小さく優秀、さらにこのページ単独で威力+8できるのが強すぎる。起死回生の一発でもいいし、ユジンで使えば常に威力補正発動するし、幻想体の「小さなくちばし」で体力調整して使ってもいいし。
ゲストの体力が削れてきた押し込みにも優れる。終盤はプレーンな多人数接待が少なく、まとめて葬りたい場面があまりないのが残念。
もう一枚の終末鳥ページ「黄昏」は…うーーん…他の階だったら「広域いいねぇ!」なんだけど、哲学は他のページがぶっ飛んでるから相対的にコスパ悪く見える。
5人編成のゲストにまとめて麻痺入れられるのは悪くないんだが、先述の通り多人数接待が終盤少なくて…麻痺だけなら『電気ショック』帰属してればよくね? ってなる。ダメージやページ破壊だと同コストの「終末」のが優秀だし。
ただ演出は開放戦の「燦めく瞳」のド派手爆撃が撃てて楽しい。
もひとつおまけ
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