Library Of Ruina 攻略ログ➉ 〜黒雲会、ブレーメン、そして憎しみの女王
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、早くも10回目です。もう都市疾病後半戦? それともまだ疾病なのかって思うべき? どっちだろう。
と言うわけで今回のプレイログは都市疾病2段目の攻略に着手します。攻略順はタイトルの通りで、理由は後述。
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都市疾病2段目をどの順番で攻略するか?
もし攻略の参考にしてくれている人が居たら、2周目プレイヤーとしてここだけははっきりと言う。疾病2段目は左2つを先にクリアしてから右2つに行くべき。
ここはもうシンプルに右の2つが強いからです。中央右は1段目の夜明事務所も強敵なので察せられるかもですが、一番右は視線事務所が軽かった分、その安牌感覚で上に行くと間違いなく吐きそうになるでしょう。
加えて、左2つの接待では攻略にとって必須級の有用ページが多数手に入ります。ですので、この左側2接待でページを集めてデッキを強化し、万全を期して右側2接待に挑むのがセオリーかと。
また自然科学の階の最初の幻想体トリガーが左2つのクリアなので、やはりこちらが先と想定されている気がします。自分の推し階なので、今回は疾病1段目と違って特に縛り条件など設けず、セオリー通りいきます。
まあ、自然科学は幻想体バトル最速解放した所で…という部分はあるのですが、それは後程。
黒雲会
謝肉祭の時に匂わせはあったけれど、もう次に戦う事になるとは思わなかったよ…。カッコよく登場したのに、喋れば喋るほど小物感が出てくるので小夜様ちょっと黙ってもらって…。
それと狼のターニャさん、ぶっちゃけ大好きです。日本語版だと若い姉ちゃん感がある。目ぇキラキラさせて「いまは音楽やりたいんだよねー」とか嘯いてそう。カッコかわいい。
接待は2舞台の後半にネームドが固まるよくある構成。下層は4人体制になってますが、出撃上限が3人なので一人外して戦うことになる。舞台をまたぐ時にメンバーチェンジも可能なので、4人目もデッキは組んでおいた方がいい。
この出撃メンバーの変更ってゲーム内で説明あったかしら…雰囲気で触ればできるけどわかりづらいよね
黒雲会の特徴は斬撃と出血。単発ダイスだから防御で受けて軽減して…と軽い気持ちでマッチしてると、出血でいつの間にかゴリゴリ体力削られてたりする。
ネームド三人は火力の小夜、タフな銀、攻めにくい楊、って感じ。小夜の「墨塗り」は守りやすい先頭より3番目のダイスが痛いし、「鋭い刃先」並べられるとつっよい。銀は保護が途切れたタイミングで攻めたい、個人的には楊の「快刀乱麻」がすごくキライです…攻めても守っても無視しても痛い。
とは言え、小夜以外はそこまで強くはないかな。
こちらは文学の階を使用。前回のプレイログで「ハナフダさんの桜花を使ってみたい」言ってたのを実践します。コアは別のにしちゃったけど。
マス(深呼吸、呼吸、電気ショック、防御術)
肩慣らし2、バット1、黎明の閃光、業務処理、食事、パチパチ、逆襲、明け方ウォルター(非常食、ファイヤーバット、2段蹴り、電気ショック)
肩慣らし2、バット2、黎明の閃光、戦闘準備2、逆襲、明け方定事務所フィクサー(最善の選択、冷静、不安定な充電、バット)
ギャンブラー、落ち着いて2、中継2、盤面返し、手札混ぜ、思い切った判断、桜花
マス・ウォルターは幻想体戦から変更なし。混乱抵抗値の低さが気になり始めたので、マスコアの装備起用はここが最後かな…。
で「桜花」を使うデッキは、とにかく手札を回して4枚捨てを確実に実施すること優先。本当はもっと盤面返したかったけど、手札を捨てるページが多くないと安定しなかった。
「桜花」の特殊効果で振れ幅が激減する事に着目し、文学の階で「繭」を取りその効果を高頻度で発動させる意図のデッキ。「判断」も併用する。
ハナフダではなく一般定事務所フィクサーを使っているのは、速度ダイスが一つ腐るため。2個回してると手札が増えんかった…。
そんなに難しい接待ではない。ここは報酬のページがどれを取っても優秀で周回必須だから、ありがたい。
速度パッシブ持ちがデフォルトになりつつあるこの段階の図書館、使いやすいリソースページ「裏路地の掟」「後始末」は集めたいし、「雲の障壁」は「た耐える」以来の1コス2防御で守備に有用。斬撃デッキブースターの「鋭い刃先」も便利、「墨塗り」はコストは重いが確実に強い。
小夜コアは速度あり・斬撃威力+・手札増のハイスペックなコア、装備してもいいし帰属用にもめちゃくちゃ便利。これが3枚も手に入る!もっと寄越せ 何周してでも黒雲会のページは全部むしり取ろう。
ブレーメンの音楽隊
名前だけはピエールの時に出ていた。このゲーム、固有名が出た人たちは割と後に登場するから、自分2周目でもストーリー普通に楽しめてる。あっ、ここでもう言及あったんだ!みたいな感じで。
あとこのシナリオは色々な情報が詰め込まれ過ぎてて衝撃なんだけど、改めてじっくり読むと…ピアニストの描写が生々しすぎてきっついですね…。
このファンキーな見た目に反し、そこそこな難敵。
シンプルにまとめるとブレーメンはバフ・デバフ撒きのプロフェッショナル。しかもブレーメンページの効果は戦闘開始発動でランダム発生なので、マッチを組む時点で誰にバフ・デバフがかかるか不明、すなわちマッチの予測が非常に困難。
運が悪いと蓋を開けたらこっちが虚弱、向こうがパワー3とか、終始かき乱される。
こちらもバフかけたり、麻痺で弱らせたりしたい所。敵のダイスは打撃に偏ってるので、打撃弱点コアばかりだと大変なことになる。
初回攻略には歴史の階を使用しました。とりあえずデッキを見せておく。
ギョンミ(ファイヤーバット、鈎、非常食、鳩尾殴り)
肩慣らし2、チャンス到来、強烈な一打、乱入2、くどい!、乱闘2ジカン(双斧、斧派の魂、即席料理)
鎖でも2、た耐える、黎明の閃光、正面回避、戦闘準備2、死ね2ダロク(不安定な充電、鳩尾殴り、生半可な勇気、冷静)
チャンス到来2、メンドクサ2、電気ショック2、観測3
これはまったく良くない編成です。真似しちゃダメ。敵は打撃貫通に耐性があるのに、こちらの攻撃ダイスはその2つに偏っている。この辺りの接待から、耐性を考慮しないと全然ダメージが入らず接待が長期化して苦しくなる。
言い訳すると、他の階だともっと打撃弱点が多かったので消去法で歴史にお鉢が回ったのです。
疾病前半戦を支えてくれた都市伝説の芸術コアも弱点がネックになって、そろそろ卒業ですね…。
入手できるページ、速度持ちミヤオのコアは3枚フルで取りたい。黒雲会・小夜ほど派手ではないけど、パッシブも有用。この先手数が増えるほど脆弱の効果も大きくなる。オインク・ムームーも打撃デッキの帰属用には良い。
バトルページはこちらが使うにはコスト2「音楽の聖地」「忘れがたき旋律」が使いやすい。ブレーメン同様みんなに持たせて適当にパワーばら撒く使い方でいいし、ページ自体のダイス目が足りなくなって来たら。私はサポート役をひとり作って一方攻撃メインでブレーメンページを使わせる運用をしていた。
「重々しい音」もいいページ、対遠距離に持っておきたい。
「猛練習」は実質1コストのページと見ると優秀なダイス目をしている。ので、こいつを3枚持って歴史の階のクマの効果でコストを下げてやると…クソ強リソースページの完成だ! 他のコスト重いページと一緒にぶん回そう!
自然科学の階 幻想体バトル 憎しみの女王
さて、本記事のメイン、幻想体バトルでトップクラスの問題児のご登場ですよ。
正直な話、よっぽど自然科学の階が今すぐに使いたいんじゃなければ、この段階での攻略をパスした方がいいです。ストーリーを進めるには下層4層で何も問題ないし、無理してクリアしても開放度が下層に劣るので攻略投入は厳しい。
……私はそのよっぽどの人なので、ここで倒しにいきます。前にもやったんだ、今回もできるさ。
憎しみの女王戦、とにかくこれまでと段違いで難しい。要求事項が多すぎるし、そもそもページパワーが同格以上でダイス目ゴリ押しも効かない。
幻想体バトルはギミックを紐解けば楽に勝てるのが通例ですが、憎しみの女王戦はざっくり書くとこんな感じ。
マーキングした司書を弱体化させてターゲットするからマッチを奪って守る(速度が遅いとかの配慮はなし)
マッチに勝ちすぎると変身して更に強くなるので、勝ちすぎないように攻め手を調整する必要あり(リスクは背景の色で判断)
遠距離攻撃の特性の理解
広域攻撃(初登場システム)への対応
以上をこなしながら体力250を自力で削り切る。ギミックで削れたり弱体化したりは無い
そして何より、同時期の下層の幻想体より厄介なやりたい放題女王ちゃんを、初期状態の幻想体ページなし・光上限4・3人構成の貧弱な自然科学の階でなんとかしなければならないのです。
あの、いくら前作でも強キャラだったからって、もう少し加減をだな……(ため息)
やってみるとわかると思うんですけど、憎しみちゃんのページのパワーが普通にそこそこ強いので、この時点のバトルページで正面対決するのがまず難しい。
遠距離が主体だから「明け方」「重々しい音」なら安定してマッチに勝てるんだけど、それに気づいても今の自然科学で3コス連打は息切れ必須だし、勝ちすぎると変身して手が付けられなくなるし…ああ、もう面倒くさい!
ではどうやって今の自然科学で体力250を削り切るか。諸々の条件を考えて一番コスパがいいダメージソースは、出血。
断続的に出血を付与しながら、憎しみの女王とのマッチは防御寄りのページで耐えるにとどめて、ページの力で光と手札を補給しつつ出血ダメージで削り取る……ほら、この幻想体の解放条件にあたるゲストでそういう戦い方をしてくる連中が居たじゃん?
と言うわけで、解放最速で憎しみの女王戦に勝つキーは黒雲会ページです。無理ゲーに見えて、導線は意外とちゃんとしてんなあ…。
攻略時のデッキ構成
小夜(抉り出し、電気ショック、7級F斬撃、ファイヤーバット)
雲の障壁2、後始末3、人生の終止符2、影の向こう、明け方ジカン(鋭利な一撃、深斬り、呼吸、2段蹴り、電気ショック)
肩慣らし2、裏路地の掟2、雲の障壁3、重々しい音、猛練習サルヴァドール(7級F斬撃、深呼吸、深斬り、鋭利な一撃)
待て、裏路地の掟、後始末3、鋭い刃先2、明け方、重々しい音
特に重要なのは「後始末」と「雲の障壁」。前者は一方攻撃で光を補給しながら出血を入れられる、後者は低めの値が出れば憎しみちゃんのマッチに負けつつ被ダメ軽減し、3ダイス目で出血が入れられるし、ワンチャン広域攻撃ブロックできるのも有用。
小夜コアは臨戦があるので手札補給ページは優先度低いけど、他のコアなら「裏路地の掟」も欲しい。「黎明の閃光」でもいいけど、コスト1すらここでは重くのしかかるので裏路地のがオススメ。
後は4幕目の広域攻撃の対策用に強いページを1,2枚持ちたい。高確率で防げて保護も撒ける「明け方」が最適かなあ。合算13なのでコスト3ならだいたい大丈夫だけど、「墨塗り」とか「死ね」みたいな使用時効果で威力あがるタイプは広域防御の時には補正かからないので注意。
もしくは3幕目で「戦闘準備」を2人が使えば「雲の障壁」でアルカナスレイブ確定で防御可能です。私はリソース配分苦手だし、動きをあまり制限したくないので、この戦法は取らなかった。
ちなみにSteam版の時は小夜×2と判断オルガで突破した。今回も個人的な好みでデッキ3人ばらしているけど、小夜×3でひたすら雲の障壁と後始末使うのが一番楽かもしれない。
ただマッチを奪う必要性があるので、速度6出せるサルヴァドールは割と正解な感触。
そして7幕目で決着。最終幕のマッチは動画で。
いやー…いい戦いでした。
ほんとに4幕目以降のダイスロールが神がかっててなあ…混乱圏内で広域受けるのに使える手札が雲の障壁/重々しい音だった時点で\(^o^)/と思ったのに、よく全員生存で勝てたよ。
個人的には最後できっちり背景白くして終わらせてるとこ、憎しみの女王の管理お手の物のプロL社職員ぽくて好きですね。
憎しみちゃんの幻想体ページは強い。「愛」「正義」は使い勝手がよすぎる。威力もりもり火力ゴリラをひとり作って両方持たせたい。
「憎悪」もデメリットこそあるけど、それよりメリットがデカい気がする。でも緑の2枚が使いやすいので、自分では取らないなあ。
…あ、そうそう。すっごい頑張って勝っても、残念ながら司書の人数は増えません。光は上限5になるけど、これまでのセオリーと違って人数は増えません。
だから急いで倒す必要性はまったくない。人数不利はキツいからね、このゲーム。変身後と正面対決できるレベルにこちらのページパワーが上がってから、戻って来て倒すにしても何も問題ない。
でも最速憎しみちゃん戦、激闘必至で熱くなれるので、ぜひぜひ一度はやってみて欲しい。