Library Of Ruina 攻略ログ㊽ 〜残響楽団・第一楽章 泣く子
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、本記事ではゲーム終盤の残響楽団の接待を進めて参ります。
初見の方はネタバレにご注意ください。
また本攻略では招かれざる客接待~エンディングまで全階層50人コア分配&使用後コア移動禁止のレギュレーションで進めていきます。
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歴史の階・ブリーフィング
下の階から順当にやって行く派です。と言うわけで、第1戦として歴史の階を選択。お相手は泣く子・フィリップ。
図書館では何度も相まみえた事がある相手で、これまでと同様に火傷主体の相手、ギミックも火傷がらみ。そしてダイス威力も高め。あのシャオ部長に匹敵する図書館大炎上ゲスト。
歴史の階、一番初めに選ぶ人が多いステージだろうけど、ここが残響楽団戦で1,2を争う強敵まである。心してかかるべし。
まず素のフィリップは属性耐性が全部耐性で固い。そして楽団には親指が謝肉祭に紡がせたものをカツアゲした『ヌオーヴォ生地』があるため、普通に攻撃しても全然削れない。ダメージを通すにはギミックを解除する必要あり。
フィリップの耐性を下げるキーのパッシブが『過熱』。幕開始時にフィリップが火傷15以上を持っていると、その幕の間混乱が削りやすくなる。火傷の処理の関係で、実際に付与しなければいけない数値は20を超えてくるため、毎幕断続的に火傷を積み重ねられるデッキを狙って組まないと条件を満たすのが難しい。
ただしフィリップを『過熱』させると、『ギラギラ燃える剣』の効果が発動して、攻撃しようがダメージ受けようが図書館司書に火傷を与えてくる。かなり危険なため、『過熱』させたらその幕のなる早で混乱まで持って行くべし。
そして重要なポイント。体力50%で一旦ダメージストップし、混乱状態になる事で次のフェーズに移行する。だから出血とかで体力を削っても、『過熱』ギミックを無視していると永遠に倒せない。
裏を返せば耐性の上からでも混乱さえ削ればフェーズが進むため、防御カウンター主体で時間をかければ『過熱』無視で突破可能。実際Steam版の時は自分それで通りました…感情UPで火傷3×5で進むものだと勘違いしてて…。
なお、最初の準備画面だとフェーズが進んで以降どうなるかは確認できない。進んだら都度チェックしながら戦うしかない。
夜明事務所時代からの厄介な『激情』での威力強化も健在、後半戦ほど強くなる難敵。頑張ろう。
使用デッキ
ミョ(Reindeer施術、脳波充電集束角、液化肉体)
草食み2、落ち着ける、集中射撃2、迅速な制圧、凶暴化、集中、狴犴マキシム(体力回収、液化肉体、あなたの盾、不安定な充電)
草食み2、Eシールド、チャンスです、重い衝突、都市の意志、狴犴、サイの突進、大地強打ウサギチーム(楔、こんなときこそ、電気ショック、液化肉体)
草食み2、接近戦は嫌だ2、ワイルドカード、跳躍、近寄るな、集中射撃、堅固ネモ(液化肉体、考えの歯車、肉の歯車、RRR、力場)
草食み2、跳躍、複製、準備しましょう、迅速な制圧2、堅固、エネルギー光線不安定な泣く子(守護者、暁の火、指令通覧、指令の加護、電気ショック)
進軍、落ち着ける、フェイント、火龍斬、都市の意志、対峙、感情の激動、堅固、卦撃
1番手ミョのコア。早めに「凶暴化」して『腕前』つき集中射撃で威力を出していくメインアタッカー。「蔓」での束縛による威力ブーストに期待。今回は「狂暴な刃」も早めに条件達成したい。
2番手マキシムのコア。守備威力+2の防御カウンターとタンクする構成。キーは「大地強打」で、これをフェーズ2までに撃てるようにしたい。最初のフェーズであまり早く火傷積み過ぎないように調整する。
3番手のコアが一番迷った。ここまではデニスを使っていたし、防御の反撃ダイスがとても多いから「氷結弾」の麻痺・武装解除が刺さる…けど、そもそもここで弾丸補給してる暇あるのか?って悩み。
結局ウサギに楔つけて終止符で虚弱を付与する方をチョイス。耐久が低いので、途中で脱落覚悟の運用する。
4番のネモのコアは、ハナ協会戦の時にやろうとして失敗した「エネルギー光線」を複製して「思い出」でコストを下げて乱射するデッキを改善したもの。フィリップのバトルページ、ネモネモビームの1攻撃ダイス破壊が有効なページが多く、特にクソ厄介なデバフ付きの「拘束」を安全に処理できる点でかなりイイ。思ったように進めば。
最後に不安定な泣く子コア、『過熱』ギミック対応です。相手に火傷で威力+1だからマッチ面でも有効、十分フィリップとやりあえる。たださすがに耐久面は不安要素。普通に攻略するならシャオ・チュン・ミリスのがいい。
でも、お前が図書館に忘れて行った人間性でお前を殴る!ってストーリー的によくない? サルヴァドール師匠のパッシブ帰属したのもフレーバー重視です。
幻想体は「思い出」「抱擁」「蔓」「食い意地」で予定。「食い意地」を誰に持たせるかと5枚目はその時の状況次第で決める。
EGOの方はとかく火傷ダメージがしんどいので回復の「羽ばたき」最優先。他は「忘却」「ホーネット」かなぁ、広域はバトルページにあるから要らない気がする。
泣く子
残響楽団戦では絶対開始後に舞台上で会話イベントが発生。臨場感あるいい演出。
フィリップは…本当にあかん方に開き直ったなぁという感想。ネガネガしくて言い訳がましくて。
ただそんなフィリップを笑うことはできようか。彼の場合は本人の性格のクソさが諸悪の根源だったのかもしれないけれど、彼のように閉塞感・生きづらさを抱えて鬱に潰れるのは現実世界でもまったく起こり得る話で。人生の悩み、だいたい人間関係。
欠片も同情しないと言うわけではないが、何も見ない・聞かない・喋りたくもないになっちゃったら、そりゃ周りもどうしようもないわけで。
悪いヤツらはそういう所に付け込んで、孤独な若者を洗脳し悪の道に引きずり込むのよ…みんなも気を付けようね…。
フェーズ1
開幕のフィリップは防御ダイス多め。フィリップにマッチに勝たせると彼自身にも火傷付与させて『過熱』への寄与をできるけど、それ以上にこちらの火傷ダメージ蓄積がキツいのであえて狙う必要はない。
最初はあんまり強くないから、火傷も急いで積む必要はなく、今のうちに手札を引いたり充電ためたり場を整える。
感情レベルが上がると双方の火傷が3増える。このせいでマッチに勝ってても気が付いたら体力なくなっていがち。
アイアムファイアーしたフィリップは与ダメでも被ダメでも火傷をバラまいて来るから、なるべく動かさず少ない手数で混乱まで持って行くべし!
EGOは「羽ばたき」を取って終了。
ここでフィリップが混乱状態になったためフェーズ移行条件を満たす。この戦いのちょっと厄介な部分で、混乱状態で1幕フリーで叩ける幕がカットされる。普段通り混乱したタイミングでリソース回復するつもりでいると予定を狂わされる。
フェーズ2
フィリップの周りに口を覆った子が4人出現。都市悪夢での泣く子戦と違って固有の妨害能力は持ってこないが、虚弱付与ページで普通に邪魔をしてくる。フィリップの感情が上がって『激情』で威力+2だから、デバフまで入れられたらマッチが非常に辛い。
またフィリップ自身も使用するバトルページの種類が変わり、攻撃性が強くなる。「猛烈な勢い」で次幕パワー2を要警戒、これは防ぎようもないのだが…使って来るのが見えたら麻痺・虚弱付与を狙って行く。
取り巻きの子も含めて『過熱』ギミックが健在なので、火傷を積めば脆弱化させられる。が、そもそも属性耐性が抵抗まで下がっているため、火入れせず削り切ることも可能。
また口を覆った子を倒すと、その次の幕だけフィリップの威力が倒した数分マイナスされる。一気に倒して1幕無力化させるのがいいのか、-1を4幕継続させるのがいいのか、どちらが適切かはよくわからない。
個人的にはフィリップ一人の威力より、口を覆った子を生き残らせておいてあちこちに虚弱を撒き散らされる方が嫌。
ですんで、フェーズ2開幕から「大地強打」で口を覆った子を叩き潰せるよう移行タイミングを調整しておりましたのです。
EGOは「忘却」をセレクト。この幕で「猛烈な勢い」が来てるから、次の幕でもう使いたいかも…。
フェーズ2→3は強いバトルページをキープし、光も万全の状態で移行したい。広域が来るため。
また「猛烈な勢い」を使っていない幕でフェーズ移行させる。フェーズ3開始時にパワー2持たれていると非常に危険。
パッシブ上ではフェーズ2→3の移行条件は体力30%になっているけれど、実際はフェーズ1同様に混乱状態になると移行する。
この手の表記と実際の挙動がズレる場面、この先の残響楽団戦でもちらほらあって初見殺しトラップになってる。移植タイミングで修正しといてくれよう…。
フェーズ3
これがV社の巣を壊滅させた本気の泣く子。内から沸き上がる炎の表現とか、燃える黒い片翼とか、ビジュアルとてもカッコイイと思う。
……なんだろうなぁ、ポテンシャルだけならシャオ部長のようになれただろうに、クソピエロと骸骨クソ頭が余計なことしたせいで…
で、こっからのフィリップはガチ。開幕の「灼熱の絶望」の後、大量の速度ダイスで猛攻撃。パッシブ『灼熱の剣』の効果で攻めても守っても火傷地獄。
さっき「猛烈な勢い」を使っていない幕でフェーズ移行と書いたのは、ここでパワー2持たれていると威力+4の広域一発から1幕で全滅しかねないから。(1敗)
このフェーズが最終。かつフィリップの耐性は全属性普通にさがっていて、これまでと違い普通にダメージが通るようになっている。
だからフェーズ3は初幕から出し惜しみなし、全力で速攻をかけていくのが吉。これまでの消耗に加え大量火傷付与の中で長期戦など不可能です。
ただ、速攻をかけるにも最初の「灼熱の絶望」を生き残ってもらわないとしょうがない。
この広域は個別2ダイスで、2ダイス目は『激情』込み10-16だから安定して防ぐのは無理。完全ブロックは「堅固な守り」ならワンチャンあるが、それよりも、1ダイスを確実に防げば死なない状況ならそっち取った方がいいと思う。
今の自陣の状況だと、体力20のグリフィンとディーバはデッドライン。グリフィンは「堅固」をキープしてたからこれで回避を狙う。ディーバは「準備しましょう」で下振れお祈り、『緊急蘇生』があるから保険も効く。ただ広域で蘇生しちゃうとこの幕「エネルギー光線」でのダイス破壊ができなくて死亡可能性あり。
他はなるべく強いページを広域対象ダイスにセットし、全力投球。上振れたら混乱だとか、火傷付与で死ぬかもとか、次の幕のページ・光配分だとか、そういう細かいことはここでは考えない。
臆したら1人でなく階まるごと全滅だ。
プレイ中は広域前後の展開が全然追えていなかった。右下のゲージで全員が体力残っているという結果だけで流れるがまま舞台を見守っていた。
落ち着いてキャプチャ見ると、フィリップの2ダイス目17は最大値ですね…。そりゃ全員負けるわ…。
フェーズ3の2幕目。フィリップの耐久残は125/11。あと一押しだけど「蔓」を持ってたグリフィンが居なくなり束縛が切れ、しかもパワー3持ってる非常に苦しい盤面で幕を開ける。
マッチに強いマルクトとオリーブが光切れでほとんど動けない。
だが…パーカーの充電が20になってる。光もちょうど6あって「大地強打」がもう一回打てる。これで、これで決めよう。
万が一、さっきみたいに最低値で失敗しても、ディーバさんがコスト0ビームで後詰めをしてくれるから、だからパーカー、安心してすべてを叩きつけようぜ! お前の全力を見せてやれ!
都市疾病から幾度となく逃がし続けたフィリップをとうとう製本。物語がまた一つ終わっていく。
歴史の階のみんな、おみごとでした。
入手ページ雑感
残響楽団戦では各接待の初回クリア時に報酬ページが手に入る。
泣く子戦ではフィリップのコアとその専用ページが各1。
フィリップのコアは不安定な泣く子のグレードアップ版。まあ、そりゃそうだ、同一の存在なんだし。
不安定な泣く子のパッシブに加え、楽団ユニフォームの『ヌオーヴォ生地』とギミックパッシブでもあった『過熱』を所持。『過熱』は自分に火傷で威力+1に内容が変更。
同時に手に入る「再び燃えたぎる一撃」やシャオの「螭吻」で自分に火傷を付与しながら戦うと常時全ダイス威力+2で強い。強いんだが…シャオと違って火傷ダメージを無効化するパッシブを持っていないから普通にダメージは受ける。『過熱』を活かすなら体力のケアが必要。
専用の「再び燃えたぎる一撃」はコスト3としては強いダイスに体力火傷付与。さらに不安定な泣く子で入手している専用ページ「燃えたぎる一撃」がデッキにあるとそのコストを下げる効果付き。
「再び」でコストを下げて「燃えたぎる一撃」を乱射する…なんか逆な気もするけど。コスト0で強ページ乱発するのが強いのは本ログでもやった通り。
ただ「燃えたぎる一撃」が感情レベルを上げないと使えないし、元のコストが4で重めだから、雑にデッキ組むと開幕手札事故多発するので要注意。
残響楽団戦の途中でデッキ調整の試し斬りする場所が無いのが難点です…。
専用ページなしで普通に使っても火傷ばら撒けて強いは強い。ただ帰属枠が少ないのも要注意ポイントか。
コアが充足してるなら、シャオに『激情』『過熱』で強化する帰属用でもいいかもしれない。
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