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Library Of Ruina 攻略ログ⑲ 〜技術科学の階、最後のストーリーへ

 Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、この記事では技術科学の階の最後のストーリーを開いていきます。

 記事冒頭にネタバレ警告が入っている通り、この先で触れます内容は、自身の初見プレイでの楽しみを損なうものとなっています。もしも今この記事を開いているプレイヤーさんで「最後のストーリーって何⁉」という方が居られましたら、まずはご自身の図書館で物語を進めるよう、よろしくお願いします。

 またメインストーリーは最速で各階の最終段階到達になるよう進めており、現時点では都市悪夢2段目を人差し指⇒W社までクリアした状態です。

 他、以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』から飛んでください。検索からお越しで、他の接待の情報を探している方もこちらからどうぞ。


 ここからネタバレ自重終了。今回は技術科学の階の完全開放戦に取り組みます。


技術科学 完全開放戦について

 完全開放戦の2つ目。技術の完全開放に到達できてるって事は歴史の完全開放済みなので、イベント内容もバトルの方もそれ前提で進んで行く感じ。

 バトルについて、歴史は初見ドッキリ的に完全開放戦入っても何とかならなくもないギミック・難易度に抑えられたのに対し、技術科学は1~4フェーズまではそれなりに準備をしてないと詰まるかも。幻想体バトルを思い出し、その時のギミック対応できるページは入れておいた方がいい。

 イベントストーリーの内容はねぇ…自分はロボトミーの管理人もやってたから、アンジェラちゃんの回想が本当にしんどくてねぇ…。反復71527回目の???ってつまりそういう事よな?

こういう司書補の存在をほのめかすテキストがちょいちょい入ってるのは嬉しい部分

 それと今回、個人的にルール追加。幻想体ページ「棺」を取得禁止します。
 
1個前の死蝶さんの時にも書いたんですが、「棺」あまりにもギミック破壊力が強烈でさ。仮に速度ダイス2つの死蝶さんご自身にあのページ使ったらどうなるでしょう?
 とまあ…そういう事です。
 アンジェラちゃんの感情を丸ごと受け止めたいので、自分は使わずに参ります。
 でも想定できそうなのに対策してないんだから、使っても全然ズルじゃないと思うよ。

攻略デッキ

  1. ハナフダ(最善の選択、指令の加護、指令通覧)
    人形の盾、ギャンブラー、落ち着いて、中継2、盤面返し、思い切った判断、桜花、抑圧された肉体

  2. エマ(人形の骨、呼吸、体力回収、即興乱打)
    危機克服、人形の盾2、ギギギッ、ギシッ、猛練習、抑圧、どっしり2

  3. ミヤオ(死体掃除、精神回収)
    エネルギー循環3、跳躍、忘れがたい旋律2、音楽の聖地、操り人形、重々しい音

  4. リーウェイ(速度、一撃、深呼吸)
    抜剣、接近戦2、発射、無差別射撃、近寄るな2、拘束の腕2

  5. 人形2(キィキィ、即興乱打、電気ショック、ピリピリ、非常食)
    危機克服、人形の盾、チャンス到来、ギギギッ、音楽の聖地、指令遂行、重々、抑圧、どっしり

 全員死蝶戦から長期戦向けに微調整した。

 まずイェソドのハナフダは続投させるかどうかすっごい迷ったコア。開放戦で打撃両弱点はかなり辛い。めちゃくちゃ迷ったが、「最善の選択」での回復力が歴史完全開放でめちゃくちゃ生きたので、今回も頼る。
 「指令通覧」を入れたのは、初幕「桜花」で手札が捨てられないパターンを避けるため。ダイス値的に「桜花」ラストランかな、ハナフダイェソドかっこよくて気に入ってたので、開放戦で有終の美を迎えよう。

 エマ・人形2はどちらも打撃アタッカー、エマは威力強化、人形2の方は固定ダメージ系パッシブで軽く差別化。ちょっと階全体が打撃に偏り気味なので固定ダメージ大事。

 ミヤオは前回唯一じゃないのに指令の意味を採用する事故編成してましたが、ここで循環・跳躍でドローするタイプに変更したので開放戦では事なきを得た。
 ブレーメンページでのバフ・デバフ主体で生存力重視。循環跳躍のバランスは2:2の方がよかったかな、ちょっと光切れを恐れすぎた。

 最後にリーウェイ。せっかくの長期戦なので弾丸撃ち切り1コスト「拘束の腕」連打をやりたかった。ただ「拘束の腕」の麻痺や終止符射撃の虚弱付与はかなり活きるので、あながち趣味デッキじゃない。「抜剣」は別の3ダイスのページが良かったと、終わってから見ると思うなぁ。
 耐性的に終戦まで生き残れない可能性が結構あるが、今回は途中脱落を許容。パッシブ深呼吸は…これ、ツヴァイ呼吸つけたつもりで間違えたな。

 攻略的には、殺人鬼ギミックに対応する状態異常、死蝶ギミックに対応する先頭高火力ダイスを複数司書に分散して用意している。


フェーズ1:後悔

 あのストーリーの流れから表示名『後悔』はちょっと色々考えちゃう。や、ロボトミーEGOがそういう名前だったってだけで、本命は『縛られた怒り』なんでしょうけど。

アンジェラの感情と幻想体がいかに重なるかを追うのも開放戦の楽しみ

 ギミックは基本的に捨て殺本戦に沿っており、状態異常付与で弱体化可能。ただページパワーは都市悪夢水準以上に引き上げ。常に弱体化をできないと、かなりの痛手を被る。状態異常を持ち込み忘れたら出直した方が無難。

 ただ状態異常による弱体化を常時入れていると、パッシブ『終わり、始まり、終わる』で状態異常解除・無効化し、更にぶっ壊れ火力のページを使ってくる。下振れしないW社の過充電、って言ったら火力のヤバさがわかりやすいか。

 たぶんこのパッシブが来るまでの間に速攻で混乱・撃破が正攻法。ただ…こちらは打撃主軸に対し、打撃耐性なんだよねぇ。感情レベルもあり、まあ間に合わない。自分は属性混合のイェソドが何とかしてくれると信じてこの構築で進行したけど、本来は組みなおし推奨の域かも。

 正直、技術科学の開放戦で一番キツいの初手のここだと思う。やり直しもしやすいから、ありがたいっちゃありがたいが。

1幕目で戦闘開始デバフのブレーメンページがあれば、初幕から『恐れ』を発動させられる。カウントは幕始まりっぽい?『終わり始まり~』は4幕目に来る
2幕目。速度ダイスが少なく感情が上げにくいので、マッチは交代で取る。ここで打撃両弱点のイェソドにマッチ取らせるのは冒険だけど――
おっけ、先頭も勝った。非打撃攻撃ダイスが少ないので、打撃以外の指令が乗るタイミングで「判断」切りたかった。
3幕目終わりで「金属の響き」を取得。打撃はこのフェーズさえ越えれば…

 そして次の4幕目でエフェクトと共に『終わり、始まり、終わる』が発動。9-12と10-12の打撃3連ダイスの同名ページを2枚使って来る。また防ぎにくい3番目が的中効果混乱なので、この幕で確定2人は大ダメージ+混乱すると思っていい。

一応、前の幕で「観測」したエマ人形「抑圧」だとか「過充電」とかで殴り返せなくもない。 けど光管理が難しいか

 ただ打撃統一なので抵抗のコアで受けるとか、回復できる構築の司書で分散して受けるようにすれば、1発なら受けてもどうにかできる。体力の低い疾病コアだとか打撃弱点コアでマッチをする自殺行為をしなきゃ意外と大丈夫です。速度ダイスが事故ってたらリトライだ。

今回は『非常食』『死体掃除』持ちに1つずつ受けてもらう
ド派手演出なので一回は浴びたい
5幕目。通常状態に戻ったアンジェラ。強ページ後も耐性変更とかはないので、自力で頑張る必要がある。これは射撃で混乱→次の幕で撃破いけますね

 ひとつ注意点があるとすれば、混乱状態も次のフェーズへ引き継がれるので、『終わり~』の幕で撃破しちゃうと次のフェーズ開幕で苦労する。フェーズ移行は手札や光も整えた万全の状態をなるべく狙おう。

「桜花」も切れたけど、光温存のためにガマンガマン…

フェーズ2:グラインダーMk4

 機械の幻想体に浸食されるとL社のAI時代の髪型になるのがほんとにもう、もうっ…!

そのセリフ、ロボトミーの管理人やってた時に聞いた!

 このフェーズはギミックらしいギミックがなかった何でもお手伝いします本戦とは別物と言ってもいい。いや、取り巻きの機械たちは幻想体バトル時のほぼままなんだけど、アンジェラがね。

 まず耐性カッチカチでまともにダメージが入らない。こういう時は必ず耐性変更か固定ダメージのギミックがある、幻想体バトルの基本ですね。
 そして光が4になった時、あるいはその条件を満たさず4幕目になった時に広域攻撃を使用する。バトルページやパッシブに光回復効果がついている。

 …ん? 耐性変更に絡むパッシブが見当たらんが? それにこの広域攻撃、そのうち絶対発動するじゃん。
 と言うわけで…とりあえず、その広域攻撃を受けるまでやってみましょう。その間に取り巻きは叩いて壊したい。

固定ダメージは耐性の上からダメージが入る。『ダメージ量』とは別物。前フェーズでもだいぶ助けられた
下げれる時に「拘束の腕」のコストを下げておきたい
2枚目の幻想体ページは「パターン反復」をセレクト。長期戦で光の心配が一番大きいオーウェンへ。マッチにも勝ててるし良いでしょう
いま光3になってるので、次の幕に広域攻撃が来る。この幕の内にできる限り状態異常を仕込んでおきたい
「桜花」は火力じゃなく感情コイン確実に稼げるのがポイント。また広域対処には全然使えないので、ここページ捨てて「判断」「抑圧」を引き直し、光も手札も万全で広域の幕へ
3回目の幻想体ページは「安息」を取ってイェソドへ。取り巻き多めだから微妙かもしれんが、デメリット無しが良かった

 そして『最大チャージ!』で広域攻撃が来るぞーッ!!

ポーズも変わって殺る気満々なアンジェラちゃん

 広域攻撃「リミッター解除」斬撃6×3ダイスの個別広域。こちらの威力を強化して、タイミング告知されていたからデバフを仕込んで、ってできてるからそこまで怖くはない。
 そしてこの広域攻撃の効果に『使用後次の幕で混乱』がある。広域でのダメージは抑えつつ、次の幕で使う攻撃用ページもキープしておこう。

全員トータルで1敗のみ。広域ガードは合算も個別も「抑圧された肉体」が優秀
次の幕で混乱したアンジェラを一気に攻める。イェソドの感情が上がり切ってるのにやたらページ使ってるのは「桜花」うちたくなっちゃってェ…

 体力に余裕があって、取り巻きの機械を同時にさばく自信があるのなら、アンジェラの攻撃をわざと受けてさっさと広域使わせる手もある。今回の自分の編成なら回復力もあるし、それでもよかったな。

フェーズ3:ハーモニー

 ああ、目をお閉じになってしまわれた…。
 歌う機械フェーズ、このEGOが意外なアレンジだった。コスプレでもなく、ロボトミーのEGOのバズーカ型でもなく、ギター。かわいい。

バンドやろうぜ

 歌う機械の時と同じギミックはあるけれど、魅力職員がそんなに強くないせいで、機械に入る前に倒しちゃうパターンが多いんじゃないかな。そもそも職員が残っているとアンジェラ保護4で削れないので、先に取り巻きを片付ける事になるし。

 アンジェラは職員を強化するページを使いながら、歌う機械が『演奏』の幕に強いページを使ってくる…んだけど、ハーモニーアンジェラは打撃だけ普通でダメージ通るため、『演奏』を待たずに倒し切れてしまう。体力も低いし。
 打撃偏重構成だと後悔フェーズで苦労するけど、逆にこのフェーズは非常に優位です

 自分は感情レベル稼ぎがてらゆっくり倒しました。休憩感覚だね。

魅了職員のページもそんな強くないし、1幕でマッチ勝っちゃえば次幕からデバフ自爆してさらに弱体化するので…。
幻想体ページは「充電」をチョイスしローガンへ。拘束の腕のコストが下がり切っているので条件を満たすのは容易
保護がついていようが固定ダメージはそのまま通るし、混乱抵抗値は削れる。まだこのフェーズ2幕目なんだけど、集中攻撃してたら混乱いけましたね。

 フェーズ3幕目で『歌が欲しい!』のターン。魅了職員は歌う機械の時と同様の確定混乱特殊ページを使って来る。
 アンジェラもこの幕は特殊ページ「歌を作りましょう!」を使用。的中効果でこの幕味方にパワー2、これは遠距離攻撃で確実に味方より先に動くので、不発に終わらせるにはマッチで勝つ必要がある。2枚使って来るから2回ね。

この完全開放戦は死蝶ギミック対策で単発高火力ダイスを持ってきてる可能性が高く、問題なく防げるはず
ギター弾くアンジェラの攻撃モーションはたぶんこの幕でしか見れない。遠距離なのでちと遠いが。
で、この幕で囚われ職員を混乱で残す事ができれば機械に突っ込めたが…よほど狙わないと倒しちゃうよね

 歌う機械は誰も中に入らなかったので『演奏』不発、パワー付与や属性抵抗の変化は発生しない。けど、アンジェラの『絶望のハーモニー』は来る。なんでや!!
 バトルページ「絶望のハーモニー」は的中効果でダイス再利用、MAX7ダイス分の攻撃を受けることになるので、ストレートで通すと1人持ってかれる可能性もある。
 …けど、所詮は的中効果なので、上ふたつのダイスに確実にマッチで勝てばいいし、高火力単発で刺して混乱させてもいいし。仮に『演奏』でパワーアップしてても条件は同じだから、まああんまり問題ない。

ほい
ハイ

 もしも打撃属性が無いチームで来ちゃうと面倒かもだけど、この階でそのパターンはあんまりない気がする。
 技術科学開放戦の癒し枠でした。

フェーズ4:厳粛な哀悼

 厳粛な哀悼アンジェラ、全部の中で一番デザイン好きかもしれない。いや、元のロボトミー死蝶EGOほぼそのままだから、そのデザインが好きってのもあるけど。二丁拳銃カッコイイ!!

アンジェラVerは髪飾りが良い

 このフェーズは要注意。1ミスで全滅コンボ喰らう場面があります。
 パッシブ『安息』で使ってくる広域が、今までの強力なページと謳っていたどんな攻撃よりインチキ性能をしていて、発動されたらほぼ確実に混乱・死亡する
 混乱したら『哀悼』で100%射殺され、辛うじて生き残ってもまたギミック処理→広域の幕になって…でハメ殺される。てか、された、Steam版初見の時に…。
 フェーズ4でやり直しは正直ダルいんで、ここでは演出見てみよう!とかやらず倒しましょう。

 3幕目の広域攻撃は発動されたら負け。ただし、その前の2幕目にマッチ敗北で自分の速度ダイスを封印する、死蝶戦でもあったバトルページをアンジェラが使って来る。なので2幕目のマッチに絶対に勝って3幕目の広域を不発にするのが必須。絶対に負けられない。

1幕目は2幕目のための仕込みの幕。確実性を上げるためにデバフ漬けにする。このために「金属の響き」を最初に取っておきたい
げぇ最低値! 引き分けだとダイス消滅するんで、2ダイス目の封印もらっちった。感情レベル上がって速度増えてるからまだいいが…2幕目ではやめてくれよ~
2幕目。「導く手」2枚に絶対に勝つ事。麻痺と虚弱で実質2-5。…イェソドが最高なタイミングで指令斬撃引いてるゥ! おかげで勝ち確でした
1枚目は「重々しい音」、虚弱1追加と人形パッシブで+1なので最低値でも勝ち確
2枚目は「思い切った判断」で。斬撃+2なので最低値6で勝ち確でした。しかも「旋律」のランダムバフも追加でもらってるね
無事に3幕目を混乱させてやり過ごせました。何回もやりたくないので、この幕で終わらせましょう
隙あらば「桜花」、ラストランなので大盤振る舞い。人差し指の指令も斬撃=やれって意味だと解釈した、指令なら遂行せねば…

 初見の時は、この超長期戦の終わり掛けにこんなエッグイ即死用意してるの鬼過ぎで泣いた。けど、こんなん序の口だと後には思い知る…。

フェーズ5:魔弾

 みんな大好き魔弾さんが最終フェーズでお出まし。初見めちゃくちゃテンション上がったね、ほぼ幻想体ご本人ままの姿だし。
 元ネタは『魔弾の射手』。幻想体名もそのままですね。

ロボトミ管理人たちには人類の味方とまで呼ばれ、ゲームプレイ上でも大人気のお方、魔弾さん

 魔弾アンジェラは体力全属性耐性でゴリ押すにも高すぎる体力を所持。基本的にはパッシブ『7つの弾丸』の効果で削っていくことになる。
 『7つの弾丸』の効果は、混乱抵抗値を削り切る事で体力50ダメージと攻撃パターン変更が発生。一言でまとめるなら耐久戦です。
 『7つ』だと50×7で体力ダメージ足りないじゃん、って? そう思った場合、「魔弾の射手」の物語(オペラの方)を調べてもらうといいかもしれません。このバトルがより味わい深くなる。

 長丁場でここにきて次々変わる攻撃パターンに対処していくのは疲れるし、内容的にもそこそこ大変だけど、自分はこのフェーズすごく好きです。
 あまり長引かせるのもミスが増える要因なので、毎幕混乱抵抗値を70削り切り、7幕目でフィニッシュを狙いましょう。

 1幕目は中央の司書=イェソド狙いの、やや強め単発遠距離攻撃「魔法の弾丸」が3発

マッチを奪う事はできるので、遠距離に勝てる司書補で何本か取ってやるべし
魔法陣の出る発射エフェクトもかっこいいし、その脇をすり抜けて懐に飛び込んで行くのもかっこいい

 2幕目は合算広域「必然的な弾丸」でイェソド以外の司書補を攻撃。同時に「魔法の弾丸」2発も撃って来る。以降、魔弾戦は広域攻撃フェスティバルです。頑張って防ぎ切ろう。

広域のターゲットになってない幕ではコスト3ページを温存気味に
この一連のバトルは本当に攻撃エフェクトが良いので、みんなも自分で戦ってくれい

 で、3幕目の始めで5回目の幻想体ページが来てしまいました。冒頭で宣言した通り、本開放戦では「棺」NGがマイルールのため「音楽」を取得します。

強いけどそこそこなデメリットもある「音楽」

 なぜ「棺」NGかと言うと――

 ご覧の通り、3幕目以降でアンジェラの速度ダイスが1つしかない場面があるため、「棺」で速度ダイス封印すると棒立ちアンジェラを殴るだけになってしまう。
 
しつこいですが、魔弾フェーズは本ッ当にバトル演出が良いので、完全開放戦を全身でエンジョイしたい勢としては、このギミックブレイカーを取るわけにゃいかないのよ…。

 改めまして3幕目。2ダイスの個別広域「魅了する弾丸」。ターゲットはランダム3名。

一番来て欲しくないところに来ちゃってるなぁ…
リーウェイコアのローガンは弾丸撃ち切って単発ダイスしか残ってないので、2ダイス以降は受けるしかない。ただでさえ弱点なのに「音楽」のせいでダメージえぐいな…

 4幕目は再び速度ダイス3つになって合算広域「無慈悲な弾丸」と「魔法の弾丸」2発。今回は全体攻撃。

合算11、麻痺で実質8。弱いページでもまず負けないけど…
「拘束の腕」最低値ィ!! …ブレーメンの虚弱入れて正解だった、危なかった

 5幕目は合算広域「沈黙の弾丸」。これを受けてしまうと次の幕で虚弱3武装解除3でかなりのピンチに。

麻痺と虚弱で実質9は合算としてはイージーな数字だが…
うぇぇぇ、また「拘束の腕」最低値出てるゥゥ…。これはダメだ、アカン終わった…

 6幕目、3ダイス個別広域「氾濫する弾丸」。これが強いが、ここが正念場でもある。耐え抜こう。

広域ラッシュで光・手札が切れて来たタイミングのコレ
何もしないのはイヤで1ダイスは防いだが、ローガンはここまで。仮に3ダイスページ残してても火傷でアウトでした

 そして迎えた7幕目。7つの弾丸の最後の1つの弾、「絶望の弾丸」

『最後の弾丸は他の誰でもない私を貫くという気がした』

 合算攻撃なのでこちらから割り込む事はできない、絶対にアンジェラ自身を貫く最後の弾丸。この時の諦念に満ちた表情がよくてね…このエンドのために「棺」は取りたくないんだ。

彼女を貫くよう望んだ魔弾の悪魔は何者なのかしらねぇ

 これにて完全開放戦決着。


終了後雑感&開放後の報酬について

 やっぱりここは最終フェーズの魔弾戦がとてもいいですね…。だからこそ、なんでコレ台無しになるって簡単に予測ができる「棺」対策しなかったん!? って思う。「音楽」がデメリットあるんで、2択だと大半の人が「棺」取ると思うんだけどなぁ。

 難易度的にはやっぱり感情レベルの低い最初が一番キツいかなぁ。特に技術科学は幻想体ページがやたら強いので、後になればなるほど楽になるイメージ。哀悼の広域は除く。

 で、クリア後に貰える幻想体ページとEGO。出そろう最後まで強いんだ、この階。

 まず幻想体ページ、「依頼」は周回での本稼ぎ用ページに見えて、ダメージ増と条件は厳しめだけど混乱全快あって、普通に戦闘に使える。しかもターゲット再付与効果あり。…それOKならなんで赤頭巾さんの「獲物」にはくれんかったん??

 「7つ目の弾丸」はデメリットが痛く、ちと使いにくい。ただ7枚使用まで生き残れない司書の最後っ屁にするとか、すぐに倒し切れる時のダメ押しとか、使いようはある気がする。まあ…技術は他のページが優秀なので、あえて選ぶ必然性はないかも。

 そして「黒化」は「棺」に引けをとらないギミックブレイカー。味方も含めた全員の耐性が反転する。こちらの弱点も増えるけれど、図書館の仕様上、大抵はこちらより敵側の方が強い耐性持ってるので有利。もちろん、もともと弱点を付けているなら取っちゃダメ。

 そしてEGOページも、いやホントどれ取っても強い。ただコストは全体的に重めなので要光管理。

 「後悔」
は強いダイス目の上、混乱抵抗値に割合ダメージの効果まで持っている。カチカチ耐性の敵から問答無用で混乱奪えるし、普通にマッチに使ってもまず負けないし、打撃統一5コストなので、人形帰属エマに使わせたらエっグい数字出せる。

 何でもお手伝いしますに対応するページはアンジェラ戦とも名前が変わって「グラインダMk5-2」。3ダイスの個別広域で、歴史の「緑の枝」同様に最低値が低く雑に撃つとあんまり刺さらない。使うタイミングを考えたり、使う前提で斬撃強化した司書を置くなり工夫したい。

 「音楽」はハイリスクハイリターン、味方に混乱ダメージは結構怖いですが、うまくいけばめちゃパワーをばら撒ける。最大7回分的中+撃破時の全体パワー2散布まで成功したら脳汁ヤバいだろうな、ロマンありすぎ。

 個人的にこの階のEGOで一番イカレてると思ってるのが「厳粛な哀悼」。ダイス7個並んでるのと、1ダイスを7回使用は大きく意味が違って、後者のこのページはパッシブ「一撃」の効果が乗る。もしエマに人形+一撃帰属して使えば+5、6-11×7で的中ごとに4の追加ダメージ。しかも遠距離。遠距離先制でこのダメージ一方攻撃でぶちかませば並の相手は死ぬ。
 もともと幻想体ページの都合で打撃アタッカー適性高いのも追い風だし、コストも他のEGOより低い。非の打ち所なくない?

 最後の「魔弾」は【同化】って新システムを引っさげてて、これだけだとなんかよくわからんページ。そんな時は1回どこかの接待でテストプレイ。

使ってみた

 同化ページは幻想体なりきりキット…3幕の間、対応する幻想体に変身し、専用デッキを使って戦える
 魔弾さんは遠距離と広域ページが魅力的、広域連打で複数ゲストに対する殲滅力はかなり高い。反面、マッチは非常に不得手。

 魔弾に限らず、同化EGOは使用中はもともとのデッキが使えなくなる。そのため、使うタイミング・使わせる司書はよく考えないと逆に不利に転じる場合も。
 特に技術は他のEGOも強いので、相対的に取得優先度が低くなるイメージ。

でも広域乱射するのは派手で楽しいよ


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