Library Of Ruina 攻略ログ59 〜総記の階・完全開放戦
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログです。
この記事ではゲーム最終盤に発生する総記の階の最後のストーリー(完全開放戦)を取り扱います。
本記事で触れる内容は自身の初見プレイでの楽しみを大いに損なうものです。閲覧にはご注意ください。
また進行上、「招かれざる客」接待以降のストーリーや入手ページ、他の階の完全開放戦などゲーム全体に関わるネタバレも含みます。
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総記の階の完全開放戦は他の階の完全開放戦と異なり、ゲーム最終盤でメインストーリーに連なる形で発生します。
ただ、直前の選択肢の選び方や他の完全開放戦をクリアしていない状態でストーリー進行した場合、総記完全開放に進むことなくゲームはエンディングを迎えてしまいます。
総記 完全開放戦について
選択肢は無数にある世界線のどこを覗くかだと解釈しているため躊躇いはあるけれど、後続作があるからこれが真エンドルートと表現してしまっていいだろうか。
個人的にはアンジェラ・ローランがお互いを赦すのは納得がいく。黒い沈黙戦前後の会話からしても、ローランは「利己的な心でねじれとピアニストの悲劇を作り出した元凶」との定義が完全に崩れてしまったら、もうアンジェラには刃を向けられないだろうし。その上で未だ「友だち」と呼んでくれるわけで…。
アンジェラについても外に出た時にローランが隣に居る前提でウッキウキだったわけだし、宗教の完全開放戦でもホクマーに自由になってからも支えてくれる人が必要と示唆される通り、ローランを殺してここから出ていく選択肢はもう無いんだよなぁ…。
ぶっちゃけプレイヤー目線だと図書館で描かれた都市の色々があまりにも酷すぎて、本当にアンジェラこの世界に出ていきたいの?マジで?やめたほうがいいよ。って感じでずっと進めて来たので、最後の最後で「ひとりでお外いくの怖い」になっても不思議じゃない。
で、選択肢を終えて、なんだか切ない感じにエンディングかな…?と思って進めていくと何者かが割り込んで来て突如始まるのがコレ、総記の階完全開放戦。
まさかアンジェラ視点での開放戦になるとは思ってなかったから、最初にロボトミ版アンジェラが出て来た瞬間に激アツでしたね。
ストーリーは王道胸アツ展開なんですが、この一連の戦いは…めちゃ大変。Library Of Ruina全ステージで最難が総記完全開放戦だと思います。
また他の完全開放戦と仕様が異なり、通常の完全開放戦の1フェーズごとが個別の接待扱いになっている。そのためフェーズごとに体力や感情やページ使用状況はリセットされ、逆に途中で敗退した場合もそのフェーズからやり直しになる。フェーズごとに司書補はデッキ編成を変えることも可能。
まああれだ、LobotomyCorporationばりに死に覚えで1フェーズずつクリアしろって高難易度ぶつけて来た、LCなら49日目、それが総記完全開放戦っす。
初見の時は地獄でしたよ…(遠い目)
攻略デッキ
まずアンジェラは専用デッキで編集不可能。バトルページやパッシブがゆっくり確認できるのも戦闘直前の準備画面だけなので、そこでじっくり眺めておく必要あり。
最重要ポイントはアンジェラが体力0になる=敗北。あまり無茶なマッチはさせてはいけない。
バトルページでは最強リソース回復の「はにかみ」、マッチ性能とダイス破壊強い「愛情表現」が大事。またパッシブ『???』で示唆される通り、フェーズが進むとEGOが複数手に入るため、後半はEGO中心で振り回すことになる。
準備画面だと司書補は光の壁で封じられているようだけど、相手がとてもアンジェラ一人で勝てるステータスじゃない点からも明らかで、途中から司書補も参戦する。と言うわけで、彼らにも何か着せておきましょうね。
今回自分は残響楽団戦~エンディングまでの区間全階層50名コア再利用禁止のセルフレギュレーションでプレイしているため、総記司書補も他の階とのバランスを取りながら装備コアを決めています。ただこちとら2周目、激闘必至なのはわかりきっているため強めの布陣に。
以下、総記完全開放踏破編成。
アンジェラ
アルガリア(熱血、安不忘危、非常食、不安定な充電、テンマ呼吸)
落ち着ける、ラルゴ3、アレグロ2、共鳴する鎌、青い軌跡、乱舞カーロ(初弾強化、楔、突き抜き揺らし、最善の選択、手品)
正面突破、草食み、燃料抽出、装填、銃剣術、衝撃弾、堅固、火力集中2エレナ(熱血、Reindeer施術、昇華、傷口抉り)
進軍2、懸命の死闘2、銃剣術、アイアンナックル、死ね2、広がる血液オリヴィエ(人形の骨、液化肉体、精神回収、電気ショック、ツヴァイ呼吸)
進軍、上蹴り、多重蹴り、完璧な打撃、鶏の奇声、どっしり、決闘、マッチング、眞卦
アルガリアは入手タイミング的にここで使わなかったらどこで使うんだってなっちゃうので。専用ページオンリーでもいいんだが、共鳴がうまく発生させられないでの手づまり回避に「落ち着ける」を1枚採用。パッシブのテンマ呼吸も光枯渇しても「アレグロ」撃てるよう保険です。
カーロは遠距離反撃割り担当と、回復が無い総記の弱点をカバーする味方保護配布と『最善の選択』での自己回復。反撃ダイスや強い防御ダイスが多いので、遠距離2人居てもいいかもなあと悩んだ。実際Steam版初見の時はうまいやり方わかんなくて遠距離2人起用したし。
エレナコアは『血鬼』パッシブを最大限生かすため自傷ページで構成。そこで使ってみたかった必殺の「死ね」。都市疾病のページながら特殊効果発動で4-11、5-10、6-11の異次元の出目のページ。これ疾病・悪夢あたりのコアだと出血ダメージがかなり痛いが、『血鬼』の回復力ならカバーできるし『Reindeer』で威力を加速させられるから終盤に化けるとんでもページ…と思っていたけど使ったことはなかったので、ぶっつけ本番でやってみた。
問題は広域ページへの弱さ。
オリヴィエコアは雑にマッチ火力担当しつつ、『電気ショック』や「どっしり」「鶏の奇声」で味方の補助もできるページセレクト。アンジェラの威力面で物足りない部分を補うにもデバフ大事ですね。
先に言うと総記完全開放は威力無効にされる場面が多いので『12フィクサー』がとても役に立つ。ストーリー重視でローランに帰属してるなら、ここで引っぺがして司書補に付けた方がいい、マッチの安定度が違う。
フェーズ1:リストカッター
幻想体の登場順通り、血の風呂から。ロボトミーの秘書AIだったアンジェラの姿をしたナニカとの戦い。
BGMも完全にLobotomy Corporation仕様、前作プレイヤーなら死ぬほど聞いたFirst Warning状態。いやぁ、ドキドキするね。
そしてこのリストカッターがいきなり難所。とにかくガードが固い。クソ強い防御ダイスを『血』で威力+3して大量に並べてくる。下手なマッチをしかけると、あっという間にカウンターで混乱する。
斬撃ダイスはダメージ入らないため、アンジェラのページで一番マッチに強い「愛情表現」で削れないのも苦しい点。
一人なのに混乱してしまったらどうしようもない、最初のうちは防御ダイスとの勝てないマッチは避けつつ機を窺う。
3幕周期で背景の血の風呂が目を見開き、リストカッターが強力な攻撃ページを使用。「青ざめた手」は3種類あるけれど、いずれもマッチに強いページ、かつ3ダイス全部喰らうとその瞬間に混乱する。
なおかつこの幕でリストカッターの速度ダイスが増殖するため、速度ダイス2つのアンジェラで3枚の「青ざめた手」を混乱しないよう捌くのは…うん、無理ッ!
しかし図書館に負けイベなど存在しないため、速い青ざめた手で混乱しないようマッチ先を調整し、混乱中のダメージを最小限にして進行する。
混乱したアンジェラ一人きり、ここで攻められたらゲームオーバー! そんな窮地の4幕目、満を持して現れるのが――
本番開始。
リストカッターには耐性を脆弱化するギミックが無い、普通にパワーで高性能の防御の上から叩き潰すしかない。麻痺付与が非常に厄介だから、「青ざめた手」も含め五分五分の勝率で全ダイス勝利を狙うより、単発高火力ダイスで抜ける所を確実に抜く方が安定すると思う。
厄介なのは「永遠に消えない血」ページ。こいつ自体が威力無効でマッチ勝利が狙いにくいのに加え、効果で付与してくる「憂鬱」ページが問題。「憂鬱」が手元にあると×枚数で束縛+麻痺かつ混乱抵抗値の最大値が1/3減少=3枚溜まると強制混乱する。全員が束縛されアンジェラを守れずゲームオーバーを避けるため、当該ページは1,2人で担当決めて対応するのがいいと思う。
とにかく混乱や束縛で全員が身動き取れない状況を回避し粘り強く削って行く。必勝法みたいなのが思いつかないフェーズですね…。
6幕目になるとリストカッターから広域攻撃「沈潜」が飛んで来る。合算25でガードも難しい数値、的中するとバフを剥がされ憂鬱を押し付けられる非常に苦しい攻撃。なんとか乗り越えなければ…
幻想体・血の風呂の背景を知ってるから、リストカッターさんを出血死はなかなか因果なトドメになったなぁと思ってしまう。
そして総記の完全開放戦は1フェーズ終了ごとにカットインが入って次のフェーズへ進行する。だから完全に1舞台×5接待の構成と見ていい。
この記事も…とんでもなく長くなるな…
フェーズ2:熱望
手首を切って死んだあの瞬間に沸いた生への渇望が具現化したフェーズ。対応する幻想体は熱望する心臓。全EGOコスプレの中で一番見た目キツいと思う。死から再生する過程の姿…なのだろうか。それとも逆に某氏が遺骸を…いや、止めよう。
BGMはリストカッター戦とは別のロボトミの曲…だけれど、最近だとむしろリンバスカンパニーでよく聞くBGMって言った方が伝わりそうだ。鏡ダンジョンでおなじみ。
そして見た目だけじゃなくて難易度も超ド級にキツい。高い火力・的確なギミック読み取り力・マッチ調整力の図書館バトル攻略3要素がすべて要求される。初見は完全開放クリアに要した時間の半分くらい熱望戦だったなァ…。
ギミックを要約します。
熱望本体は4幕に1度立ち上がって攻撃を行う。この幕に限って反撃防御ダイスがなくなるため攻撃チャンスが生まれる。ただこの時までに4体の肺の【念願】ギミックをうまく処理していないと威力が2ケタ単位で加算されて1撃壊滅しかねない。
攻撃幕で熱望を倒しきれなかった場合は失った肺を再召喚し、周期をやり直すことになる。
4体の肺はそれぞれ固有の【渇望】効果を持つ。肺の配置と効果の対応はランダムに決まるため、フェーズをやり直すごとに要確認。どの効果かはアイコンで判別可能、以下の4つ。
盾:幕ごとに熱望の【念願】+3
ドクロ:味方死亡時に【念願】+4
打撃:攻撃的中で【念願】+1、1度も的中しなかったら-2
矢印:【念願】の半分値のパワー・忍耐獲得
ドクロ→盾の順に始末すると【念願】大加算は防げるが、この2体は防御ダイスが多く倒しにくい。
打撃アイコンの肺はマッチに確実に勝って行けば【念願】を減らせる。マッチには勝ちたいけれど、撃破は後回しにしたい
矢印は渇望効果自体で【念願】を増やさないが、バトルページで加算する。
また肺は2体以下になると【押し寄せる鼓動】状態になり、もとの渇望効果を失う代わりに大量バフで的中時【念願】加算のバトルページで殴りかかってくる。
このため1体ずつ倒すよりも、まんべんなく削って複数同時撃破を狙う方が安全か。
自分はドクロ→盾&打撃→矢印の撃破順をイメージして行動。念願大量に積まれると矢印マークは押し寄せさせた方が弱いまである。
ただ1周期目は感情0スタートなので、熱望の初回攻撃までに肺4体撃破はよほど速攻特化してこないと難しい。
またこのフェーズからアンジェラにEGOが追加される。指定司書がデザインされ、彼らの担当階のEGOページから1つがピックアップされた、前作プレイヤーならニヤリとできる名前のEGOページ。
熱望戦ではマルクト&イェソド。内容は「4本目のマッチの火」と「後悔」。特に「マッチの火」はこのフェーズの内容に効果的、アンジェラちゃんが薄幸でないことを祈って活用すべし。
初幕がうまく行って2幕目開始時【念願】は1。いいぞー。
4幕目で熱望が立ち上がり攻撃を行う。この時に念願の数値分パワーを得る。今回は…パワー7! 普段ならゲロ吐く数値だけど、初見で地獄を見た後だからわかる、ここで7なら全然低くて安心の数値です。やったね。
この幕の肺は反撃防御を並べるだけだから放置でも良い。けど熱望ちゃんが広域攻撃を使うと肺の体力が全快するため先制広域で倒せるならやった方がいいし、デバフ類を入れておくと次がちょっと楽になる。
と言うわけでアンジェラのEGOの出番です。21以上出れば2体撃破だ、アンジェラちゃんがマッチ擦るの失敗しませんように――
2周目とはいえど、まさか1発攻略できるとは思わなかった。ここさえ越えられれば後はなんとでもなるよ。
このフェーズ後のスチルで戦っている相手の姿がいよいよ明かされる。
フェーズ3:操り人形
ピノキオ戦の再来。操り人形=AI時代のアンジェラとロボトミー職員たち。伝えたいことが一目瞭然でよろしい。
ここでのアンジェラの追加EGOはホド&ネツァクのページ。「赤眼」と「ダ・カーポ」、ホドの方は絵柄と効果があってないので注意。さすがに無意味な光奪取のEGOにしない配慮はここの開発にもあった。
基本的には幻想体バトルと同じ、人数はこちらと同数に増えている。司書それぞれのコピーデッキを仕様する他、ピノキオごとに固有効果を持っている。「嘘」「好奇心」効果、バフ撒き、そして効果コピー。
ぶっちゃけリスカ&熱望を抜けてきたチームならピノキオ無視ってバフ残しても大して問題にならない。前2フェーズの鬼畜っぷりに比べるとイージーモードですよ。
幻想体ページ「熱望」→ハリーで次の幕へ。
3幕目は操り人形が嘘をつく幕です。見破って「嘘は良くないよ!」をぶつけよう。
嘘を見破ると幻想体バトルになかったギミックが発動。操り人形が「間違いの除去」で味方のピノキオを殺害しにいく。…意味深ですね。
これを放っておくと1体倒れる代わりに他が全快する。対応は①操り人形より先に狙われているピノキオを倒す ②「学習」でマッチを奪って引き分ける ③先に操り人形を混乱させる
ピノキオ無視れば③いけるかもだが、失敗すると目も当てられないので①で行きます。
リストカッター→熱望からの落差がひどくて拍子抜け。ただまあ、連戦としてやるならこういう休憩ポイントは必要、脳がオーバーヒートするんで…。
フェーズ4:霜の欠片
氷の女王戦、ここのアンジェラのデザイン美しいのだけれどCS版はいつものボケボケですな。前作だとEGOは氷の欠片だったけど微妙に翻訳変更されている。
ここは幻想体バトルとまったく同じことをする。アンジェラの体力が尽きる前に司書補4人を救出し、大技を超えて女王を倒す。
ただ威力は当時より上がっているし、リスカ&熱望とは別種の難易度がこのフェーズにはある。平たく言ってしまえば運ゲー要素。
アンジェラが貫通属性に耐性が無く、氷の檻の防御に対して素の攻撃力威力も低め、そもそもまともに通る打撃属性がEGOしかない、だから薄幸アンジェラだと極限引きまくって氷が割れず凍死する(1敗)
このフェーズでは中層3階のEGOページが追加されている。ティファレト「ゴールドラッシュ」、ゲブラー「渇き」、ケセド「色褪せた記憶」。一刻も早く姫アンジェラを拝みたくなるが…このフェーズ攻略のカギを握るのはティファレト&ゲブラーページなので光の無駄遣いはNG。
2幕目で光5になるので広域EGOも使えるようになる。ここでティファレトorゲブラーのEGOを使いアンジェラにパワー付与がカギ。+「はにかみ」使って感情上げると、次の幕で最大パワー5持って打撃のネツァクEGOが使える。
ティファレトとゲブラーのどっち選ぶかはどっちでもいい、どっちにしたって通ることお祈りの運ゲーになる。
ゲブラー→ティファレト→ネツァクでゴールドラッシュをダメージ源にするのもあり。ただ広域オンリーで全檻一気に破壊すると感情0の司書補が本体の広域で壊滅しかねないので、個人的にはホド・イェソドEGOも使って1つずつ割りたい。
その後、復帰したアンジェラと共に9幕目、10幕目で1人ずつ救出。幸い口づけでの行動不能もなく全員揃って11幕目で大技に立ち向かう。
全員救出後に使って来る「吹雪」は10-12、12-15の2ダイス個別広域。クソ強い上にストレートで貰うと次の幕行動不能。無策だとここでも上振れ運ゲーを強いられる。
ただこれを見越して前幕にホドEGO+どっしりで虚弱4を付与してある。ゆっくり1つずつ割り進めたのはこのため。
初見殺し力も運の要素もあって手間取るフェーズですね…時間はかけたけれどリトライは最小限で終わってよかった。
さて幻想体バトルで既出なのはここまで。次は完全新規ギミックが待ち受ける――
フェーズ5:罪悪感
幻想体名は物言わぬ少女、前作でもゲームには未実装でアートブックにのみ居る存在。その設定では後ろ手に凶器―釘と金槌を隠し持っている。ここではまったく隠れていないが。
罪悪感フェーズは実質2段階構成。周りの釘と金槌を始末する前半戦と、罪悪感を倒す後半戦。そこそこ長引く上に後半戦がキツいのでそれなりに長期戦の準備が必要。
アンジェラのEGOもビナー&ホクマーが追加されて9枚全部そろう。対応は「終末」「懺悔」、どちらも最終局面に役立つ広域攻撃。また、フェーズが終わるまでに最低1度ずつ必ず使わないといけない。
前半戦
釘と金槌は別々のギミックを持っている。
釘はバトルページのコスト分威力強化、攻撃が的中した相手のページのコストを下げる。釘よりコストの高いページでマッチ勝利すると釘のバトルページのコスト減=威力ダウン。
金槌は2幕に1回光の数だけ威力強化。攻撃が的中した相手のページのコストを上げる。金槌よりコストの低いページでマッチ勝利すると金槌のバトルページのコスト増=光を減らしやすい。
だからまともにギミックを相手するなら、釘・金槌のコスト増減を利用して相方のバトルページのコスト増減条件満たすマッチを行い、威力を減らして勝つ、と。
ただ…これ回りくどいんですよね。普通に高威力同士のガチンコバトルに持ち込んだ方が早い。その中でコスト条件満たしたらラッキー、って感じで行こう。
…しかしこれが大いなる過ちだったとは。この時の私は何も気が付いてないのである。
とりあえず2幕目。偶数幕になると金槌が光の数に応じて強化されるページを使用。威力強化+釘の数だけ混乱固定ダメージの「引き裂かれる心」も怖いが、光の数だけ再利用する「壊れる心」がガチヤバい。
幸いどちらも単発ダイスで威力強化は使用時効果、アンジェラEGOなど広域攻撃で不発にできるからそうしよう。
釘と金槌を一掃するといよいよ罪悪感本人との戦いが始まる。
後半戦
釘と金槌が消えた後になんか出る。なんか…獣の手っぽいけど、本能と欲望らしい。要するはアンジェラが自分の選択を押し通すために、最後に捨て去らなければならないモノたちなんでしょうね。あえてロボトミ風に言うなら抑圧作業ですか。
ここのギミックは読み解くのが大変。
まず見るべきなのが自分の手札。5人全員に「罪悪感」というページが追加されている。罪悪感のカウントが0になる9幕後にこのページを抱えたままだと即死するため、それまでに使用して消滅させなければいけない。デッキの中にあるだけでアウトだから、ページ捨てる系デッキでも条件は満たせない。
ただ使おうにも初期コスト9、さらにコスト分だけ敵の罪悪感に与えるダメージもカットされるため、まずは条件を満たして「罪悪感」ページのコストを下げることが先決。
コストダウンは欲望&本能の撃破、あるいは所定ダイスへのマッチ勝利が条件となる。ただし、囁く本能は「罪悪感」のコスト分威力加算、残された欲望は攻撃された次の幕から威力+10、正面からマッチ仕掛けたら逆に殺される。
それじゃ身動きとれんくない? となるのだが、ゴリ押しでない打開方法は罪悪感ちゃんが隠し持っている。彼女のページターゲットになると次の幕にマッチ時双方威力無効効果がある状態異常が付与される。
すなわち、罪悪感とマッチした司書が次の幕に本能&欲望とマッチできるようになる。これを繰り返し「罪悪感」を投げ捨て、最後の敵を倒していく。
ただマッチに負けると逆にコストを上げられてしまうこともあり、下げ切るのを狙わず大量の光を支払って「罪悪感」を使った方がいい場合もある。
コスト下げるのを諦めるかどうか、残り5幕くらいで最終判断しても間に合うかな。
ところで。「罪悪感」ページ、プルートの契約書にあったように手元から消滅しないとは書いてないんだよねぇ…。
……あの、さっき「好奇心」取ったの、めちゃくちゃマズくね?
2幕目以降はこのエフェクトがついている司書が本能・欲望とマッチしていく。
ここ手が滑ってAボタン連打して考える間もなくアンジェラにつけてしまいました。
次の幕で罪悪感の残りカウント4。マッチ状況で個人差があるが、おおむね罪悪感ページはコスト5~6。あと2幕だけ粘るけれど、本能全滅は間に合わないと見て光を回復してコスト捻出しよう。
マッチ負けでコストが増やされたジョエルだけコスト9に戻っているが、今から光回復と弾丸のみで戦えばカウント無くなる前には光MAXで使える。
だから問題は「好奇心」持ったハリーだなぁ…。
罪悪感カウントダウンが終了すると幕終わりに特殊演出で釘が司書に振って来た後、次の幕へ。「罪悪感」ページが残ってるとここで即死なのかな?発生させたことがないからわかんないや。
これは【恐れ】の効果、カウンターできていないと幕終わりに固定混乱ダメージによるもの。前幕ギリ耐えだったからなぁ…。
広域が来る仕様じゃなくて本当に良かった。
もしここで罪悪感を倒しきれないと、再び「罪悪感」ページが配られて2巡目が始まる。だのでアンジェラを守りつつ全力で決着を付けに行きましょう。
ここからはイベントバトル。
罪悪感ちゃんが「このまま消えないで」と悪あがきの反則全員即死広域ページを使用。100×5、どうしようもなく幕を進めることになる。アンジェラの「???」EGOもこの時点ではまだ使えない。
この攻撃で司書補は全滅する。が…アンジェラは光に包まれて立ち上がる。
次の幕以降も罪悪感は同じ攻撃を繰り返す。ここでアンジェラに新しい状態アイコンが追加され、ようやくEGO「???」が使用できるようになる。そして手に入る特殊ページを罪悪感に使用するとフィニッシュです。
青い文字で流れてくるアンジェラの心の声を1通り読み終えてから最後の1幕を進めるとより感慨深くなれますね。
そして例のあの人との短い会話イベントの後、図書館が解放したまばゆい光が都市を照らす光景にアンジェラのモノローグが流れつつ、ロボトミーから2作品に渡ったアンジェラそして図書館の物語は幕を閉じ…閉じ……閉じないんだよねェ!
図書館で眠っていた人々が目を覚ました結果――次回、ヤツらのアンコール公演に挑みます。