Library Of Ruina 攻略ログ㉙ 〜決戦・親指アンダーボス & 対決・喰い込む天国
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、第29回です。
今回は都市の星の1段目、親指戦の第2ラウンドと、そのクリア後に挑戦可能な宗教の階の幻想体バトルに挑みます。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』から飛んでください。
親指Ⅱ
カーロ御一行様がまとめて乗り込んでくる回。なんだけど、それよりヤン君どうしたん!?とか、さらっとお出しされるR社・紫の涙が外のカオスに加わってるとか、本筋より気になることが多すぎて…。
親指はやっぱりイカれ具合が足りんというか、アンジェラちゃんに規律を逆手に取られて自爆してる部分で底が見えちゃう感じ。
接待は計3舞台で2階層使用可能、前哨戦に引き続き4人出撃です。ネームドは分散して登場、1舞台目はデニスが先鋒として構成員を率いて来る。
構成員は親指Ⅰで戦った時と同じ、【弾丸】による高火力射撃の集団。そしてデニスは、モブ構成員に追加でパッシブと専用ページを乗せた感じ。ぶっちゃけ、あまりモブと変わらない。
まずデニス固有パッシブが『追加補給』、弾丸の補給力を増加するもの。専用ページはカーロ、カトリエルとも共通の「即決審判」、弾丸を捨てて威力を強化できる近接攻撃ページ。先頭回避&3ダイス目が強力な、嫌らしいダイス配置のページ。デニスは『追加補給』があるので、ほとんどの場合で威力強化してくる、マッチ完勝は困難。
基本的な戦術は親指Ⅰと同じでOK、先頭防御ダイスで確実に射撃ダメージを軽減していく。1接待は長いしネームドが増えているものの、2階層使えるので人によってはⅠの時より楽かもしれない。都市の星のページも確実に増えているわけだし。
いつもは4人出撃だと中層使うか~ってやってるけど、今回は直前に幻想体バトルやったから、やらなくていいかな。
まず1階層目は文学をチョイス。幻想体で防御が強い階なので、適性は高いかと。
なお4人出撃なので1人控えにまわりますが、デッキは全員分組んでおいた方がいい。舞台切り替えの時にメンバー交代できるので。
文学の階 使用デッキ
バダ(精神回収、液化肉体、人形の骨)
人形の盾、循環、跳躍、エネルギーシールド2、転換、チャンスです、破壊連打2リウ協会(体力回収、液化肉体、あなたの盾)
人形の盾2、遡行、跳躍、エネルギーシールド、チャンスです、準備しましょう、感情の激動、堅固な守りドンファン(非常食、狙撃、抉り出し、鋭利な一撃)
循環2、跳躍、踏みにじる2、転換、詰め込む、ムリネ、感情の激動マルティナ(テンマ呼吸、こんなときこそ、電気ショック、次元切断、屈折)
危機克服、跳躍、転換、衝撃吸収3、薄気味悪い一撃3【控え】ジン(脳震、人形の骨、液化肉体)
煙管2、煙吹かし、歯車、煙の軌跡2、抑圧、息遣い、感覚喪失
杖事務所ページを本格実装。
あの、自分割と見た目でコアページ着せる派なのですが、中でもバダコアで破壊連打するホドちゃん、とっっっっても好きで。これで最終装備です。ゲストをポンポン投げられるよう、デッキは調整していくけど。
趣味はさておき、強い守備が多い杖事務所デッキはこの接待の適性高いと思います。エネルギーシールドが2連防御で射撃を受け止めるのにうってつけ、マッチ敗北の充電もほぼ確実に入るため、同幕で「エネルギー転換」や専用ページを合わせられる。
後は、リウ協会コアで防御特化させ、感情レベルが上がったら攻守両方いける、とか。ドンファンに『狙撃』を帰属して立ち上がりフォローするとか。テンマの呼吸で衝撃吸収か専用ページを毎幕使うマルティナとか。そんな雰囲気で。
親指戦の1幕目は「装填」「銃剣術」で弾丸を溜めるのがメイン…と思いつつ相手のページを確認したら…あれ? 相手8枚中6枚が「階級と尊重」なんだが!?
えぇ…。こんなに派手に事故ってるの初めて見た…
その後、5幕目で掃討完了。なんか、予定外にさっくり終わってしまった…あんな盛大にゲストの手札が事故るとかあるんだ…。
ともあれ2舞台目へ。
今度はボリスが構成員を率いて登場。出たわね…
親指戦、実は一番の鬼門はアンダーボスではなくこの2舞台かもしれない。それくらいボリスが強力。
ボリスは親指勢で唯一、遠距離を使わないインファイター。防御を固め、「アイアンナックル」で手堅く殴りつつ手札を引き、反則級な高性能専用ページ「断罪」を振り回して来る。
「断罪」はマッチするお互いの威力補正を完全無視し、ページの素のダイスで勝負する4ダイスのページ…だが、4ダイス目は3回使用されるので実質6ダイス。ただでさえ4ダイス目マッチはごく僅かな方法でしか止められないのに…
さらにボリスはパッシブ『脳震』を持っているため、一度「断罪」されたら4ダイス目の再利用でガッツリ混乱ダメージくらう。
おまけにボリス、非常に固い。パッシブ『勝気』は出血や火傷、パッシブ固定ダメージも含めたあらゆるダメージを1減らす。この男、幻想体か? たかが1されど1、ダイス数が多いほど効果は大きい。「断罪」される前に倒し切る! マッチ勝てないから出血で削り切る! みたいな従来の戦法が妨害される。元から防御・反撃ダイスが多いのも図書館側には逆風。
「断罪」への対策は…無いですね。一応3ダイス目が回避のページなら全回避を狙えるけど、素のダイス目で勝負だから成功率は低い。
一応、麻痺は有効、ただダイス数が多いので完全弱体化にはならないのと、的中で混乱抵抗値削られるのはどうしようもない。
一度だけなら歴史のEGOでダイス破壊したり、合算広域で吹き飛ばしたり(要求される出目高いけど)も選択肢。ただ固いから、それで時間稼ぎしても倒し切れるか微妙。
今回は、この舞台だけ担当階を変更しました。文学だけで最後まで行ける気もしたけど、念のため第3舞台前にもう1階層の感情を上げておく。あと、色んな階を使いたいし。
ここでの登板は技術科学の階です。相手の打撃耐性多いのを見て、あえて打撃が少ない構成を試してみたかった。
技術科学の階 使用デッキ
ローズ(指令の加護、指令通覧、反作用、ピリピリ)
人形の盾、循環、跳躍、エネルギーシールド2、空間切断、衝撃吸収2、深い息遣いマルティナ(体力回収、液化肉体、7級F貫通、2段蹴り、8級F貫通)
循環、跳躍2、エネルギーシールド2、転換、衝撃吸収、薄気味悪い一撃2夜の錐(楔、突き抜き揺らし、電気ショック、ツヴァイ呼吸、もくもく)
煙管、正面突破、隙の攻撃、歯車、短剣術、指令の向かう処、詰め込む、指令の意味、弱点突き親指構成員(弱点把握、最善の選択、アクロバティック、情報把握、電気ショック)
隙の攻撃、装填、牽制射撃、階級と尊重2、銃剣術2、衝撃弾、火力集中【控え】エマ(脳震、人形の骨、ミャオミャオ、即興乱打、鳩尾殴り)
人形の盾2、ハルペー、ギギギッ、フルーシーヤ、抑圧、どっしり2、息遣い
ただ、あんまりおもしろいことはできてない構築だなぁ…反省。打撃を使わないで、代わりにどう幻想体を活かすか考えてなかった。
あと被弾が避けられないこの接待に、回復手段が無い技術科学はあんま向いてないね。
ボリスは早く止めたいものの、倒すのに時間がかかるので後回し気味にして、遠距離部隊の頭数を先に減らしたい。
2幕目。光4になった瞬間にボリスが「断罪」かましてくる。そしてこの幕、すべての攻撃がイェソドに向かうっつー、ゲストのAIがとんでもない仕事してくれた。
いや記憶の数倍怖かった…。回復パッシブの重要性を再確認したのと、やっぱり技術科学は打撃暴力だ、殺人鬼ページが強いのを改めて認識。
接待はラスト3舞台目へ。カーロ・カトリエルが一緒に登場。
カトリエルはデニス同様、モブ構成員をちょっと強化したような内容。固有パッシブ『初弾強化』は書いてある通り、ただでさえ強い射撃の1段目を無条件で威力増。攻撃ダイスで弾こうとする場合は要注意だけど、今回の自分みたいに防御で受け止める戦法だと、もはや1は誤差で気にするほどじゃない。
アンダーボス・カーロは貫禄の性能。『命令』で仲間をかばいつつ、『底力』で4幕目以降から本領発揮。バトルページ「規律」は使用時効果で全員のダメージ量アップ。ストーリーでのイメージ通り、完全に団体戦で勝ちに来る性能をしている。
明確に司令塔なので早期に崩したいが、『不屈』があるので妨害される。
基本戦法は1舞台と変わらず。本を得るためになるべくモブ構成員から倒したいところだが、無理には狙わない。どの道カーロが後に残る可能性が高いけど…
こちらは文学の階に再バトンタッチする。1舞台目を余裕で抜けたためメンバー変更もなし。
この幕で混乱中の2人は倒し、次の幕は残りの2人も混乱で進行。ただカーロは混乱中に「不屈」発動で決着は5幕目にずれ込む。
無事に全員生き残って勝ち切れたなぁ、よかったよかった。
親指Ⅱステージ、火力がエグいとは言え、ボリス以外への対応が全部モブと同じやり方で行けるため、同ポジションのリウ協会Ⅱよりずっと戦いやすい。
ボリスは今回2舞台目で使用階切り替えしたのをやめて、感情レベル差と幻想体パワーで圧殺するのも手ですね。
この接待は大量のコアページが手に入る一方、敵の感情が溜まりにくい構成だし本のドロップが激渋。でも変に感情稼いで粘るよりは、最初からコンプリートには周回必要と思った方が楽かと思う。
自分はコア揃えるのに3周しました…
続けて手に入るページのレビュー。
カーロは初となる初期光4かつ速度3、パッシブ優秀な遠距離使用可能コア。遠距離最強って言ってもいい。
接待ごとにコアを移動させて固定デッキで戦うスタイルなら、遠距離&サポートで最終装備として採用する候補。特に長期戦に強い、自前パッシブもそうだし、親指の弾丸捨ては『最善の選択』帰属で回復ができるので。
デニス・カトリエルは複数階に遠距離を組みたい時に。デニスの『追加補給』は帰属するにも親指系コア専用だし、意識してないと手札が弾丸で埋まることがあるため、取り扱い注意のパッシブ。
逆にカトリエルの『初弾強化』は遠距離EGOを使った時にも効果が乗るため、意外と広く帰属に使える。
個人的にはカトリエル装備して『一撃』帰属し、弾丸そのものを強化して0コストで撃ちまくる運用が楽しかった。
で、最後にボリス。強い。都市の星の限定コアはみんな専用ページ持ってて普通に使えるくらい強いんだけど、「断罪」と『勝気』はどっちも雑に強くで、限定組でも頭ひとつ抜けている気がする。
「断罪」はあらゆる威力補正を無視するので、威力を盛ってくるギミック戦にも強い。社会科学の木こりとか猫相手には覿面に刺さる気がするなぁ…
ただこちらが使う分には威力が乗らないのは時にデメリットにもなるため、マッチする相手のページを間違えないように。
バトルページは「アイアンナックル」がすごく嬉しい。これまで打撃統一のドローは3コストしかなかったため、打撃デッキの選択肢がこの一枚で増。ただ反撃は属性違いなので活かすのがちょっと難しい。逆に斬撃デッキで反撃とドローを主に使ったらどうだ…?
宗教の階 幻想体バトル 喰い込む天国
親指Ⅱのネームド4人衆の本を全員分入手すると解放される。出たわね…天国…。
ロボトミー時代の名前は「地中の天国」でしたが、翻訳が変わった模様。このパターンのはそこそこいるけど、かなり意味合いが変わった方。
さて…。ロボトミではストーリー的には押さえておきたいけれど、収容難易度はクセ激強のヤベーやつだった。
その強烈な初見殺し力は図書館でも健在。ここは完全初見ではまず死ぬ。一度ギミック見てから、専用にデッキを調整しないと無理。
結論から申し上げると、この幻想体バトルは防御ダイスでのカウンターで敵の混乱抵抗値を削って戦う。回避じゃダメ、防御ダイス。
またパッシブ『目を離すな』の存在によって、トゲが2体以上になった時点で実質敗北。トゲは幕の経過で増えるため、速攻力も求められる。
もちろん混乱させただけでは倒せないので、完全に防御ダイスだけではダメで、それなりの攻撃ダイスも持ち込んで使い分ける必要あり。
…めんどくさッ。
手っ取り早いのはウォルターの『あなたの盾』と掃除屋の『液化肉体』を両方帰属して、防御×2のページを並べることでしょうか。ただ自分はこの辺のパッシブほぼ他階に配備済みで残ってないので…。組み替えるのも面倒だし、どうしよっかなー。
と思った結果のクリアデッキが↓。
カーロ(精神回収、液化肉体、深呼吸、乱射)
危機克服、煙管3、鉄の防御2、戦闘準備、銃剣術、堅固な守りマルティナ(屈折、次元切断、情報把握、弱点把握)
循環、跳躍、Eシールド2、転換、戦闘準備、薄気味悪い一撃2、堅固な守りバダ(人形の骨、加速、キィキィ、即興乱打、2段蹴り)
循環、跳躍、Eシールド2、転換、砂打ち、戦闘準備、堅固な守り、破壊連打
ほぼ杖事務所。充電で忍耐獲得できるので意外と向いていると思う。防御カウンターじゃなくても混乱値を削り取ればいいので、マルティナの「薄気味悪い一撃」を一方攻撃で当てて強引に突破を狙う。バダの「破壊連打」は混乱中の攻撃用。
カーロコアは適性よりも一度ホクマーおじさまに着せてみたかったので…という理由が8割だけど、一応ちょっとした考えがあって採用。遠距離ページは要らない、弾丸数枚さえあればいい。
それと全員で「堅固な守り」と「戦闘準備」を持った。「堅固」は回避だとカウンターにならないので、ちゃんと真ん中の防御を狙って当てる。当てられれば1枚でかなりのダメージを稼げるし、手札も補充可能で〇。「戦闘準備」はいわずもがな。
自分はすっかり忘れていたんですけど、哲学・宗教は初期状態でも感情レベル制限が無いので、光回復ページはもっと少な目でもよかったか。
では実戦。最初は本体は眠っていて、周りにいるトゲを順に相手する。
3幕のカウントダウン後にトゲが増えるが、先述の通り、『目を離すな』の効果で2体以上を同時に相手する事が実質不可能なため、3幕以内に1体ずつ撃破していく必要がある。
次のトゲが目覚めるカウントに余裕をもって撃破すると、その時点で天国本体が活動開始する。ただ、このパターンの時は広域攻撃を使って来ない。
初期配置のトゲが居なくなるまでこの繰り返し。トゲからも出血をもらうけれど、防御ダイスを使う分には出血ダメージは入らないため、使うページを選べばよっぽど大丈夫。
↑みたいに極端な出血になった時は、リソース回復ページを諦めて体力を温存した。
トゲを全滅させると、正しく本体が目覚める。本体も3幕以内に仕留めないと、再びトゲが発生して延長戦になるので頑張ろう。
また今度は予定通り、広域攻撃「あなただけに向かう天国」が使用される。2ダイスの個別広域、上が8・9で振れ幅が大きい。虚弱10が来るので、守備2ダイスのページでないと完全ブロックは不能。ダメージが入ってない状態なら当たっても致命的な効果ではないから、ダイス破壊を避けるためにライフ受けも選択肢かも。
で、肝心なところでキャプチャミスったんだけど、この幕の天国は広域の後、左2つの速度ダイスに「真紅の翼」を並べて来ていた。
6-10へのカウンターは安定しないので(広域対処の「堅固」の速度が遅かったし)、こういう時に弾丸素打ちで反撃ダイスを潰す、ためにカーロコアをチョイスしたのです。
もし本体を3幕で倒し損ねても、もう一度トゲを3幕以内でやっつければ再開できるので、息切れさえしなければ勝てるけど…やっぱ焦るし面倒だ、このバトル。
そんな喰い込む天国の幻想体ページは、バトルと同様に防御カウンターを強化するもの3枚。全部ランクⅠだからうち2枚しか使えないのが残念なくらい特化している。なので宗教の階は防御ダイス特化の司書を最低ひとりは置きたい。
「か細い深紅の翼」は、いわゆるシールドバッシュ的な。小さくても固定ダメージが強いのは知っての通り。
最終的にほとんど見かけなくなるイメージだけど、「他人の視線」も防御タンクに持たせると強いよなぁ。マッチする攻撃ダイスの威力自体は減少しない点が優良、とかくマッチ勝ってなんぼのゲームだし。
最後の「関心と集中」ははっきり書いてないけれど、自分が受ける方のダメージも2倍になるはず。マッチに気をつかうようになるけれど、効果は絶大。
またこの幻想体バトル後に司書補が1人追加されて4人になる。感情レベルも最大まで上がるし、人数不利も軽減されるから、無理すれば都市の星のストーリー進行にも使えなくはない…って状態です。
攻略上では無理して使う必要はまったくないけれど、無理して使わないと中層以上にストーリー上のどのタイミングで使えと?? になるのが宗教の階。
さーて、どこで使おっかな…。