Library Of Ruina 攻略ログ52 〜残響楽団・第五楽章 8時のサーカス
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、本記事ではゲーム終盤の残響楽団の接待を進めて参ります。
初見の方はネタバレにご注意ください。
また本攻略では招かれざる客接待~エンディングまで全階層50人コア分配&使用後コア移動禁止のレギュレーションで進めていきます。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』からジャンプください。
いつも閲覧・スキ、ありがとうございます。
自然科学の階・ブリーフィング
残響楽団、今回から中層編です。下から順番にまずは自然科学から。
対戦相手は8時のサーカス・オズワルド。従えている団員は意外や少なく、人魚さんと刃さんの2体のみ。人魚さんは下層の接待でセルフネタバレしている通り。
さあて、オズワルドですが…体力300・混乱抵抗値200はかなり低い数値。属性耐性も体力抵抗なので、4ケタ体力だとかギミック前は耐性でカチカチだとかの下層組に比べると圧倒的に柔らかい。
ただ混乱の方は耐性かつパッシブで混乱ダメージ半減があるため、普通に混乱狙いは難しいです。混乱抵抗値より先に体力がなくなるパターン。
これだけなら、なんだチョロいじゃんで終わり。問題は2幕目に使ってくる「あなたが必要なんですよ~?」による眩惑。この眩惑が常にオズワルド戦の要になる。
この眩惑状態について、パッシブ『共にする公演』でのバフ付与以外の情報が準備画面では詳しく確認できない。が、このゲームでの眩惑と言って真っ先に思い浮かぶのが哲学の大鳥戦のギミック、味方に殴らせるアレですね。パッシブ名からも連想できる。
ええ、はい、オズワルドは眩惑付与により司書をひとり洗脳して強制的に寝返らせてきやがります。マジでふざけんな。
寝返った司書はオズワルドからバフをもらった上でこちらを攻撃してくる。眩惑を解除するには、混乱させるか2幕経過のどちらかが条件。
そして混乱させて眩惑解除した場合のみ、オズワルドに固定値の混乱ダメージが入る。
また人魚さん&刃さんを倒してもオズワルドは精神ダメージを受けるため、団員2体撃破+眩惑司書混乱×2回で合計200の混乱ダメージとなり、オズワルドを混乱させられるギミック戦になっている。
……が、2幕以内に司書を混乱させるのは結構難しい。それを優先するとサーカス正規団員たちを捌く手数が足りなくなるし、そもそもガチ編成やってるとダメージ通すのが大変。ギミックでの混乱を狙うなら、耐性弱めで弱めの攻撃ダイスでデッキ組んだ眩惑受け担当司書を用意してやるのがいいと思います。と言うか、寝返った司書が火力高いと普通に被害がヤバい。
で。この自然科学の階で合法的に味方を攻撃させるギミックが用意されてるなんて、もう幻想体「虚無」を使う下地なわけですよ。味方を殺してネガティブコイン出して「虚無」カードを揃えて道化師対決しろと。開発側が発動させやすい材料を整えてくれている。
…やらねぇよ、バカッ!!
えー、ここまでのログでもかなり滲んでいる通り、自分にとってはこの自然科学の階が一番思い入れ激重階でございまして。そこ語り始めたらドン引きもの長文になるので割愛しますが、要するに、自然科学チームだけは味方同士討ちなんて絶対みたくない!!!!解釈違い!!!
たとえ洗脳を解くためだとしても、死ぬかもしれない強打を味方に刺せるかって言ったら…時間経過で解ける選択肢があるなら、そういうのはしないチームだよ。
なので普段はギミックと真っ向勝負を好みますが、今回に限っては眩惑司書なるべく放置&オズワルド耐性の上からゴリ押しでの攻略を採択しました。普通にゴリ押せるオズワルドさんサイドが悪いと思います。
使用デッキ
カトリエル(連帯、手品、精神回収、最善の選択)
正面突破2、草食み、装填、衝撃弾2、堅固、火力集中、挟撃ヒューバート(精神回収、液化肉体、熱血、電気ショック、深呼吸)
解禁、草食み、鉄の防御、多重斬り、鉄壁、都市の意志、狴犴、マッチング、斬首アラン(楔、こんなときこそ、突撃姿勢、不安定な充電)
くさび突き2、落ち着ける、燃料抽出、短剣術、速剣、疾風脚、裂傷、スティレットニコライ(蜃気楼、鷹の目、液化肉体)
草食み2、不吉な力、落ち着ける、迅速な制圧、戦闘射撃2、集中、狴犴ブレーメン(安不忘危、熱血、人形の骨、電気ショック、ファイヤーバット)
解禁、進軍、チャンス到来、多重斬り、完璧な打撃、アイアンナックル、決闘、挟撃、合唱
ギミック一切考慮しないガチ編成。これだと本当に眩惑がキツい。
1番手、ティファレトはカトリエル装備で遠距離担当。弾丸補給はあんまり考えていない、射撃ページで着実に削っていく。最終的には「空虚」を取らせて遠近とも何枚か消失してもいいつもりで居る。
彼女に連帯帰属は全員で生き残って勝つって験担ぎみたいなものです。
2番手ヒューバート。最低値が高い速度を活かした防御タンク。これで「幸せの道」取るとガチでガチガチ。忍耐が忍耐呼んでマッチ負けなくなる。クイックページもたせようかはちょっと迷った、あった方がよかったかもしれない。
解禁後は「マッチング」や「斬首」で攻撃面も行ける。
3番手はうちのメイン火力、アランコア。ひたすら攻撃威力パッシブ積める限り積んだ頭の悪い構成。ねじれたヤン戦(ログ㊸)でも火力過剰気味だったが、そこに不純物で増えたコストで『不安定な充電』をプラス。行き着くとこまで行って欲しい。
EGO「虚無」を意識して手札を枯らしやすい構成にしてあるが、それに一番邪魔な「スティレット」はやっぱりこだわりで残留。直前の試運転でハナ協会の「卦撃」をこれ一枚で捌ききった、そんなん見せられたらね…外せねぇよ…。
4番手はニコライ。にウアジェトのパッシブを帰属してバフサポート特化。開幕「集中」「草食み」が引ければ最短2幕目から『指揮』できるように、その後は最悪手札が詰まっても立っててくれるだけでいいつもり。
今回の長さだと「不吉な力」はあんまり活きないが…EGO「虚無」発動狙いには役立つかな。
最後に残響楽団からブレーメン採用。攻撃してるだけでデバフが入る優秀コアなので、パッシブは威力2つ積んでサブアタッカーも兼ねるように。『即興乱打』があるので打撃軸。
せっかくなのでブレーメンの「合奏」も積んでみた。この階パワーバフ過剰、どっちかって言うとマッチ用。ただドローがちょっと足りない感あって、人形系3コストページの方が安定するかもしれないね。
幻想体ページは回復用の「愛」、タンク用の「幸せの道」さえ取れれば他は柔軟に。オズワルド体力低めだから「涙剣」じゃなくてもいいかな。
EGOは「愛と憎悪」「虚無」のどっちかを1枚目に取りたい。でなかったら「涙剣」でオズワルドの速度ダイス封じもいいね。
8時のサーカス
ビナーと同じくらい何言ってるかわからんオズワルド。しかも何言ってるかわからん上に弾丸トークって性質が悪い。戦闘前会話がここだけコメディ空間なのは正直嫌いじゃねぇ。
私が正しくオズワルドトークを理解できているのかはわからんが、たぶんオズワルドは周囲の期待に応えようとして応えられなくて壊れた人なのではなかろうか。みじめな姿を笑われている、のではなく、人を笑わせてると思い込むことで自我を保とうとして結果ねじれて道化師になった、みたいな。
他人に期待しないと言いつつ、仲間に対して情が篤いのも印象的。
キャラとしては嫌いじゃない、嫌いじゃないが…一番きちゃいけない階に眩惑ギミック持って来た、ゆえにお前は絶許。
あと楽団衣装着たらアイデンティティと体積が半減した気がするが、本人それでいいのか…?
実戦
はじめにおことわりしておきます。今回、冷静な判断力がいつも以上に無きものとなっております。
とにかくあのクソピエロをさっさと彼岸に叩き込む、ただその一点しか考えていなかった。
1幕目は普通に戦えばいいのだけれど、この幕で広域持ちの人魚さんを混乱まで持って行くのがベスト。混乱まで行かないにしても、サポート力が高く広域も使って来る人魚さんを優先撃破すべきで一方攻撃は全部そこに向けていい。
…なんだけど、やってる最中はその意識すらなかったね。
2幕目で早速人魚さんの広域攻撃「鳴り響く恐怖」とオズワルドの例の眩惑ページが来る。
広域の方は6-10と6-9の2ダイス個別、的中で混乱ダメージ追加。取り巻きだと舐めてると結構強い、やはり何回も撃たれないように人魚さんを速攻すべきだ。
で、眩惑付与の「あなたが必要なんですよ~?」は遠距離ページだからターゲット変更が可能、使って来る時オズワルドの速度は必ず1になるため、任意の司書に眩惑役を負わせることができる。
また先制で広域攻撃を使ってページを破壊すれば発動自体を防ぐこともできる。が、2幕目発動できる広域はシャオの「押し寄せる愛」くらいだし、広域で破壊してもまた次の幕にしつこく勧誘して来やがるので一時しのぎにしかなりません。1回は諦めて受ける必要がある。
じゃあ誰に受けてもらうかって話だが…全員却下したい(血涙)
私情抜きに考えても、マッチ性能強い前衛2名は絶対ナシ(と、プレイ時は思っていたけど、解禁前で防御主体デッキのマキシムは1回目だと一番安全ですね)。
充電急務のニコライコアもダメ。あとの2人はデバフ多めでリスキー…パッシブのバフデバフは発動するのかあやふやだけど。
長考の結果…今回はオズワルド側がティファレトちゃんをご指名のため、そのまま受けてもらうことにしました。許してくれぇ…。
「あなたが必要なんですよ~?」は使われた瞬間に対象司書が混乱するため、この幕では他のマッチ・攻撃を受けないようにしてやる。人魚さんの広域は先に発動するから対処をしてから眩惑されましょう。
このキャプチャの時点で既に起こってますが…。3~4幕目では眩惑を受けた司書が立ち位置も敵側に移る。これだからオズワルド団員2人しか連れてないし、後ろ寄りの立ち位置なんですね~…マジふざけんなよオマエ。
ついでにBGMもエマ・ノア戦の時のサーカスBGMに上書きされる。これが差し替えじゃなくて元のBGMに重ねて鳴り不快指数が高い…。
そして今回の眩惑司書は自前のデッキとコア性能でこちらを攻撃してくる。混乱させれば止められるが、冷静に考えても今の盤面で周囲を無視してティファレトちゃん総攻撃は手数が足りんし、保護ついてるとは言え3だけだから、今のメンバーで攻撃ダイス叩き込むとやり過ぎてしまいそう。
それにやはり、私情があまりにも強くて…基本的に眩惑司書には無抵抗か負けマッチか防御メインで対処です。うちの司書補はロボトミーからの付き合いだから、ティファレトちゃんのことめっちゃ大事にしとるて…。
4幕目のティファレトは「堅固」「衝撃弾」。射撃はかなり痛いが、いい感じに防げるページも無いので両方ともマッチ取らずに無視。
ただ攻略上ではあまり良くない判断。ティファレトの光が尽きて感情も上がらない状態で自陣に戻って来ることになるため。
一応取る前に手札は確認して、前幕で「落ち着ける」を使ったジェミニアーノの引く札が低コストのページなら次の幕ですぐ「虚無」追加効果発動可能。
もしダメでもその次の幕で狙えるし、ダフネも2幕先で発動させられる手札状況であることまで確認。ですんで、心置きなく「虚無」を取りました。
そして次の5幕目。ティファレトの眩惑は解除されているが、マッチを無視したために光が切れたまま。
そこに人魚さんを後回しにする謎判断のせいで、2回目の広域攻撃が飛んできているヒドい状況です。
なおジェミニアーノの引いたページが3&2コストだったので本幕での「虚無」発動は断念。
さらにはオズワルドが2度目の眩惑を仕掛けて来ている…。はぁ…。
いま冷静に盤面を見ると、どう考えてももう1回ティファレトに受けて貰うべきですよね。光が切れているから、敵に回っても強いページを使って来ない。ここから感情レベル追い付くのも厳しいし。
でも完全に私情が勝った。ティファレトちゃんにだけ同士討ちさせる損な役回りさせていいのか!? って。
司書補からの4択なら…うーん、すまねぇがメイちゃん、行ってくれるか……? いや、敵に回すとヤバイ強いのはわかってるんだが。バトルページが控えめのダフネさんだとニコライバフがどう作用するか怖いし、彼女には次の幕でEGO「虚無」使ってもらう仕事ができたから消去法です…。
そして次の6幕目、メイちゃんが敵に回る。
ただ前述の通り、この幕にEGO「虚無」追加効果付きで発動できる調整をしたため、もしかしたらこれ眩惑の2幕を無力化してやり過ごせるんでないの、と期待していた。
惜しい、残念。ここで巻き込めたらなぁ…。と、早々に諦めちゃったんですよ。
しかしクリア後にどうしても気になったので、リセットかけて検証した結果…眩惑されている司書を直接ターゲットにすれば広域の対象に指定できると判明しました。このキャプチャの時はオズワルド指定なんですよね。
だから、もっと落ち着いて試せばEGO「虚無」フル活用の最高な展開だったのに…いまだに悔しいわ、この幕。
威力ガン積みして「貪欲」は強いんだけど、あまりにもお前ひとりでいいんじゃないかな感が強くなりすぎるため普段は自粛してるんです。
ここのEGOは「愛と憎悪の名の下に」をチョイス。
なんとか全員立って眩惑解除。
そして次の9幕目、条件を満たしたためオズワルドが広域攻撃「クライマックス!!!」を使用して気持ちよく幕を閉じようとしている。だが…もうお前の好きなようにはさせねぇぞ? お前の望むクライマックスは来ない、その前にこちら主導で幕を下ろす。
自分で見返してても、特に前半は平静欠いてて笑っちゃうが勝ったからOKです。EGO「虚無」使えたし。
入手ページ雑感
オズワルド戦のクリア報酬はコアページとバトルページが1枚ずつ。枚数は少ないけどどっちも優秀です。
コアの方は速度の振れ幅が1-8でめちゃくちゃ特徴的。下振れキツいけど、上振れた時は相当立ち回り有利。速度3だし全ダイス1はあまりない…と思う。
そして威力強化の『華麗な公演』は守備ダイスも含めると結構いろんな優秀なページが強化対象になる。属性強化とは噛み合わせ悪いけれど、『熱血』や『高難度の曲芸』あたりと組み合わせて火力盛れるし、このパッシブだけ帰属しちゃっても〇。
バトルページはゲーム中唯一の光収支+2の汎用ページ。『都市の意志』と一緒で使うのに2コスト必要だから、光が枯れ切る前に使う運用ですね。
欠点は1枚しか手に入らないこと。誰に持たせるかはかなり悩む。