Library Of Ruina 攻略ログ56 〜残響楽団・第九楽章 昨日の約束
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、本記事ではゲーム終盤の残響楽団の接待を進めて参ります。
初見の方はネタバレにご注意ください。
また本攻略では招かれざる客接待~エンディングまで全階層50人コア分配&使用後コア移動禁止のレギュレーションで進めていきます。
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宗教の階・ブリーフィング
残響楽団団員部門のラストです。残ったのは骸骨クソアタマこと昨日の約束・プルート氏。
…来たわね。残響楽団戦で最も嫌いなのがこの戦い。強い弱いではない、嫌い。哲学まではどんどん先がやりたくてたまらないのに、宗教で突然進行にブレーキがかかる。
プルート戦は準備画面で得られる情報が非常に少なく、反面中身はガチガチのクソ面倒なギミック戦。汎用デッキで誰も死なせず戦い抜くのはめちゃくちゃ難しい。宗教階こんなんばっかや…。
まず一度やってみてプルートの手の内を知り、編成を練るべし。
プルート戦の基本の流れは、1幕目に5種の契約を結ぶ→2幕目に召喚される影を全滅させる→フェーズ2でダメージが通るようになるのでギミックに付き合いつつ倒す、です。この契約を乗りこなすのがポイント。
契約ページの内容、契約で得られるメリット効果と要求される対価は準備画面で確認できる。…だが、ストーリーでのコイツの振る舞いを覚えているだろうか。杖事務所をハメた肉眼で見えない小っさい字で約款を書いておくクソみみっちい罠契約書…。あの時の通り、書いてないけれど契約違反時に致命的な影響をこちらに与えてくるページ効果になっている。
具体的な契約効果の内容は2幕目以降永続で付与される状態異常アイコンから確認できるため、まずはそれをチェックしましょう。
ここに5種の契約効果をまとめます。
「自由」:総記の「嘘」同等効果、幕ごとの指定コスト以外のページを使うと体力25%ダメージのペナルティ
「増幅」:毎幕ランダムで指定されるコストのページが威力+3。それ以外のコストのページは威力-3
「迅速」:毎幕クイック3獲得。一方攻撃をすると次の幕に×回数の虚弱・武装解除を得るペナルティ
「力」:毎幕パワー2獲得。攻撃ダイスが2つ以上含まれるページを使うと次の幕で混乱するペナルティ(守備ダイスは無関係)
「光」:毎幕光を全回復。幕終わりに光が残っていると数×10%の最大体力割合ダメージのペナルティ
5種のうち、致命的になりやすいのが「光」契約。ペナルティが重いため光回復ページを持たず、しかし手札は常に満たされる専用デッキで挑まないと高確率で死ぬ。専用デッキ組んでも混乱即死。さらに普段はあまり意識しない敵を混乱・撃破で光が回復するシステムが悪さをして光使い切ってたのになんか死んだ…ってなる。
これを持つ司書はドロー付き3コストページ主軸が良さげで、幻想体ページ「洗礼」が取れると手札が尽きても光消費できるから狙いたい。
「自由」も体力ダメージを受ける契約ではあるけれど、ページのコスト自体が変動しちゃうので完全な対策は不可能。回復手段を持っておくのと、色んなコストでドローを多めにしておくと安全に使えるページが無い事態は避けられるかも。
ただ嘘効果のコスト踏み倒しメリットの方が大きくて実戦中はあんまり苦難には思わない契約ですね。
ペナルティが即命に係わるタイプではないけれど厄介なのが「増幅」。これもドロー多めで色んなコストを組み込むくらいしかやり様がない。もしくは初めから一方攻撃メインやサポート専にしてマッチをさせない役回りにするとか。
威力‐3を踏み倒せるくらいパッシブで威力ガン積みにしてもいいけれど、影ギミックでそれを相手にしなきゃいけなくなるので場合による。
メリットに対してデメリット大きいなぁと思うのが「迅速」。クイック3で安定してマッチ担当になれるけれど、リソースページもマッチしなきゃいけなくなるのが痛い。
感情が上がり切るまではひたすら強いページ使ってるだけでよく、感情が上がってきてリソース補給が必要になってきたら、無理に動かず休憩する場面を作る立ちまわりが個人的にやりやすいと思いました。接待が進むと手数が余って来るので。
最後に「力」、これはデッキを調整すると完全にメリットのみにできる優良契約です。しかも常時パワー2でかなり強力。これ取って「紫の剣」を使うのががおススメ。
条件をさらっと読むと単ダイスページしかダメに見えるけれど、「複製」や「堅固な守り」みたいな守備+攻撃1つのページも通れるため使えるページは結構多い。「火炎一閃」もページのダイスは1つだから契約違反にならない。
この契約内容を踏まえて、誰にどれの契約をさせるか考えてメリットを最大化もしくはデメリットを最小にできるようデッキを組む。コア制限を共有する階が比較的イージーな哲学と単騎出撃の総記だからここに強いコアを集められるのが救いです。
また契約は1人1枚ではなく速度ダイスの限り取れる。誰かが2枚とれば契約なしで戦う司書を作る事も可能。犠牲を許容するスタイルなら、対処キツい契約を2枚取らせる生贄を作るのもあり。
そしてもう1つフェーズ1の肝になる影ギミックは司書補4人を完全コピーした影と戦うものです。いままでにもこちらの能力を参照する敵はいたが、プルート戦がその最上位、デッキ・パッシブも完全にコピーする。
フェーズ1に限ってはホクマーがコピーされないため、最強ホクマーを作りつつ司書補はちょっと控えめの与しやすい構成に調整するのもありかと思います。
タネが割れてればデッキ調整するだけなので難しくはないのだけれど、戦闘中のページ使用で考えることが多くて非常に面倒なバトル。だから嫌い。
…本当にどうにもならんくて考えるのをやめるなら、ギミック無視でフェーズ1撃破する方法もある。
プルートは全属性免疫かつカウンター混乱無効かつ状態異常無効でダメージがまったく通らない。ように見えて、実は固定ダメージ系だけはフェーズ1でも有効。体力が200しかないため固定ダメージだけで倒しきるのが狙える。楽ではないけれど。
全員で「戦闘準備」して忍耐10から「か細い真紅の翼」の防御カウンターダメージとか、全員パッシブ『次元切断』もって殴りかかるとか、「13番目の鐘の音」とか。
でもギミック無視できるだけで時間はかかるから、普通に戦った方が楽だと思うな…。
使用デッキ
ボリス(獅子の拳、高難度の曲芸、鳩尾殴り、次元切断)
複製3、都市の意志、乱闘、断罪、連続切断3ミリネ(人形の骨、脳震、次元切断、屈折、電気ショック、ピリピリ)
進軍、落ち着ける、静かな夜、贔屓、フルーシーヤ、観測2、卦脚、眞卦シャオ(連帯、非常食、スティグマ工房、抱火臥薪)
正面突破、全面戦争、多重斬り、贔屓、火炎斬、狴犴、螭吻、燃え上がる感情、押し寄せる愛ウアジェト(体力回収、液化肉体、あなたの盾、即興乱打、電気ショック)
ファイヤーバット、遡行、戦闘準備2、鉄壁、狴犴2、ウアジェトの目、卦撃キムサッガッ(臨戦、黒雲道、精神回収)
落ち着ける、階級と尊重2、火炎一閃3、堅固、紫の剣2
ベースは完全開放戦の時と同じでプルート戦ギミックに対応させた。
ホクマーのボリスコアはひたすら乱闘で威力を乗せた断罪をするデッキ。特殊な動きをするため、ホクマーには契約書を取らせず進める。
『臨戦』か『指令通覧』があるともっと安定するけれどコア制限してるし1幕目で無駄撃ちしなければいい、はず。
ミリネは「増幅」契約を担当する。サポートが本体と割り切って自分の威力が落ちても妥協するスタイル。コスト1でいいバフ撒きあるかなと探して見つけたのが「静かな夜」、初期のころのページを発掘して使うの楽しい。
シャオは「自由」契約を使って普通に戦う。影ギミックがあるから「押し寄せる愛」を使うかは微妙なところですが、開幕ほど広域欲しいし今回は採用。相手に使われないことを祈る。
次のウアジェトが鬼門の「光」契約担当。速度ダイス2個なのでコストの重いページをぶっこんだ。「狴犴」での2ドローを貰いつつ防御カウンターで戦うデッキ、「戦闘準備」で味方サポートもする。頑張って生き残ろうな。
最後にキムサッガッ。「力」契約を最大限生かせるのはこのコアしかないだろう。「紫の剣」で叩き出す火力が楽しみですね。
また「迅速」も一緒に持たせる。威力がぶっ飛んでるからマッチはまず負けないし、一方攻撃になって虚弱1ついてももはや誤差だよ誤差。
耐久の貧弱さを補うのに『精神回収』を装着。
幻想体は上でも書いたけど「洗礼」を光契約司書に持たせたい。でも相手が自分たちでマッチにどれくらい勝てるかわからんので、選択時の状況次第で臨機応変にやるしかない。「洗礼」でなくても大丈夫なようにはしてある。
EGOの方は「懺悔」もらう前提で体力回復薄めです。早い段階で取れなったら死人がでるかもしんねぇ。
昨日の約束
プルートはストーリーの出番が多い割にバックグラウンドが全然語られないせいで印象が薄く思う。
魔法を使うって言うけどそれも抽象的で、具体的に出て来たのはクソ小文字インチキ契約書って地味~な嫌がらせ。…いやワープ列車で正気保たせたり結界張ったりバダの心臓抜き取ったり他にも色々やってるのはわかってんだけど、杖事務所のインパクトがでかすぎるんだ。
あと残響楽団は他がキャラ強すぎる。相対的に地味なおじさん。
目に見えない物は信じない、でも目に見えている物そのままも信じてはいけない、だけどアルガリアのことは盲目的に信じる。それはちょっと矛盾してませんかねぇ?
フェーズ1
1幕目は契約を交わす幕。予定通りの契約書配分になるよう間違えないようにマッチを組む。
プルートにダメージは与えられないため強いページは使ってはいけないが、次の幕に備えてドローや複製、できるなら感情上昇もさせておく。
2幕目に司書補4人の影が召喚される。接待開始時系のパッシブは発動しないが、他は丸コピなのでマッチ威力に注意。
この影たちは司書からのコピーページの他、2幕に1回「お前が偽物だ!」とすごく強いページで攻撃してくる。これを防ぐには影専用ページの指定ダイスにマッチ勝利してコピーページを使うよう誘導してやればいい。
ランダムで数値変動する「自由」「増幅」の状態を確認したら、マッチを――……(絶句)。
はあッ!? バトルページ見えないんだが!? ふざけんなよ骸骨クソアタマ!(ガチギレ)
ここでSteam版プレイ時の私のTweetをご覧ください。
そう私Steam版の時にもこのバグ遭遇してだな…当時ネットの大海を調べたけど、あまりにも情報少なかったからPC環境の問題だと思ってたんだ。
しかも↑で検証したバグ回避条件が今回は当てはまっていない。コア・パッシブ数同じで帰属内訳が違うキムサッガッが今回はバトルページ消失対象になっているので。
このページが見えないのは間違いなく意図したギミックではないバグ。後述するけどCS版も途中で見えるようになるし、ページ情報見えないを正規ギミックでやった泣く子の時はこんなんじゃなかった。
いやもう、こういうゲーム性が崩壊するバグは絶対ダメだろ…。私はCS版ルイナかなり楽しんでるが、Steam版のバグや誤記を全部そのまま移植してるのはまったく褒められない点です。
さあ…だいぶ萎えてしまったので…ささっと終わらせよ。
もう面倒だから検証もなにもせずバトルページ見えないままゴリ押しするぞ、ゴリ押し。
方針は耐久が低いキムサッガッ影を先に倒して頭数を減らす。広域撃って来るシャオ影も早めに撃破する。
これはおそらく『不屈』が発動して消滅したため。
なのでこのバトルページ消失バグの原因はパッシブの数かテキスト量がなんらかのオーバーフローを起こしていると睨んでおります。…私はもうやる気ないが、気になる方・詳しい方は頑張って検証してくれ。
ちょうどシャオコアのEGO発現してフェーズ2へ。
フェーズ2
ここからプルートの耐性情報が変わり混乱ダメージが通るようになる。パッシブも変更、書いてある通り5幕ごとにギミック付きの広域攻撃を使う。
バトルページも全然違うものになっていて、内容としてはオズワルド系。特定の司書をターゲットにし行動不能、該当司書の影を召喚し戦わせる。
広域が来る5幕目までに影ギミックを撃破し、全員で5幕目の広域攻撃をブロックするとプルートが混乱、脆弱中にプルートを倒しきる。これがフェーズ2の流れです。
ただフェーズ2からは状態異常も入るようになるため、固定ダメージ系に加え火傷・出血が大量に積めるデッキで来ていればフェーズ1よりギミック無視撃破が容易にできる。
それとプルートが使う司書拘束&影召喚のキーになるページ「変動:封印」は当該効果が使用時発生であるため、広域攻撃でページを破壊することで影ギミックを完全スルーできる。これはオズワルド戦の眩惑と同じですが、クソピエロと違ってページ破壊されると次の幕は再使用しない。
今回はEGOシャオ居るから広域連打でギミック無視撃破します。
ややこしさで忌避感を引き起こすのがプルート最大の強みでタネが割れれば大したことない、ってバトル内容のが彼のキャラを体現している感じですね。
リアル社会でも契約書はどれだけ長くても難しい言い回しでもちゃんと隅々まで読んだ上でサインしましょうね…。
入手ページ雑感
この接待のリワーズはプルートコアとバトルページ「怪しい契約書」。コアは接待で良くも悪くも猛威を奮った5種の契約書がパッシブ&特殊ギミックとして搭載されているが、これが敵の時以上に使いづらい仕様でいかんともしがたい。ルイナで一番の玄人向けコアだと思います。使いこなせてる人どれだけ居るんだろ…。
契約書で発効する効果はペナルティ含め接待の時のまま。問題は発動方法で、ランダムに契約書ページが配られて、かつ契約ごとの条件を満たさないと発動しない仕様。裏を返せば要らない契約も条件を満たすと発動してしまい融通が効かない。
この仕様のせいで、プルート戦みたいに専用デッキ組んでも対応する契約書を味方と交換する手間が生じるし、発動条件満たすのにデッキ構成や階が制限される。使いやすい「自由」が一番発動条件厳しい、コスト変動できる階やページが限られるので。逆に致命的な事故が起きやすい「光」が発動回避不可能なのなんなんだ…。
私はこれ無理です…使う気にすらなれない。せめて社会科学完全開放の最終フェーズの1人1枚任意ページを開幕で選ぶ仕様じゃいかんかったんですかね…。
バトルページの方も捨てると光回復の特殊ページ。ページ捨てるデッキ用。コスト含め未来生命の「保険補償」と同等で、あちらは攻撃こちらは防御で好きな方を採用する感じ。
コスト1で3ダイス防御、そもそも守備オンリーページが珍しいのを活かし、効果を無視して守備デッキで使ってもいいかもしれない。「戦闘準備」カウンター艦隊に含ませるとか。