Library Of Ruina 攻略ログ㊿ 〜残響楽団・第三楽章 8人のシェフ
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、本記事ではゲーム終盤の残響楽団の接待を進めて参ります。
初見の方はネタバレにご注意ください。
また本攻略では招かれざる客接待~エンディングまで全階層50人コア分配&使用後コア移動禁止のレギュレーションで進めていきます。
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文学の階・ブリーフィング
残響楽団、下から順番に進めて第3戦、文学の階です。今回の対戦相手は8人のシェフ・グレタ。ハナ協会のシナリオで説明があったように、8人のシェフは壊滅している。楽団員としてもグレタ単独で舞台にあがる。…いや、正確には食材の肉を3体持ち込んでくる。いや戦いじゃなくて料理する気じゃねぇか! 図書館内での飲食はマナー違反ですよ!?
グレタは圧巻の体力1000! 単体で4ケタ体力、こんなの哲学の完全開放戦のラストのあいつだけだから、もうその時点で震える。混乱抵抗値も500ある。そのうえで全属性抵抗。これはかなり大変ですよ。
こういうときは柔らかくするギミックがあるのが定説…なんですが、今回はそれも特殊。なんと言うか、ステータスよりさらに固くなるからギミック条件を満たして通常の固さに戻せ、って感じで、特に攻め時ができるわけじゃない。
まずグレタ撃破のカギを握るのは出血。出血付与手段は必須です。『鮫肌』でグレタは常時保護3だけど、出血があると被ダメージ量が増えて保護が実質無効になる。ゆえに常に出血を付与し続けて大量の体力を削って行く事になる。
ただし『再生細胞』で獲得する【抵抗】によってグレタは状態異常を無効化してくる。だからすみやかに【抵抗】状態を解除する必要あり。戦闘前画面では確認できないが、抵抗カウントは状態異常付与量やマッチ勝利で減らすことができる。一度に大量(複数回)の状態異常を付与できるデッキが求められる。
抵抗と鮫肌を突破しても、耐性抵抗の上から1000の体力を削り切る必要はある。さらに悪いことに、グレタは『残虐非道』によって混乱状態にならない。あまりにも固すぎる。
混乱しない代わりに混乱抵抗値が0になると体力に100ダメージが入る。が、そもそも混乱抵抗値500もあるし、『残虐非道』発動するとパワーも獲得するしで、混乱削り主体で倒し切るのはあまり現実的ではない。火力も強いので、はにかみ社会的距離を使った高打点防御デッキ自体は有効。
要求されている事項をまとめると、①出血必須+②大量の状態異常必須+③超大量の体力を削り切る =毎幕大量に出血を付与し続け出血ダメージで体力を奪う が、グレタ戦の定石戦法だと思います。
出血の強さ、EGO「血色の欲望」の天井無し威力強化に気づいていればそんなに難しくないが、あまり文学の階を使わずに進んで来て汎用のデッキで挑むと時間かかって苦しい戦いになる。
ここは一連の残響楽団戦でもデッキ相性が露骨に出るステージだと思います。
もう1つの肉関連ギミックはこの画面で見ていてもよくわからないが…接待を進めていけば嫌でもわかるので、進めましょう。
使用デッキ
バダ(RRR、Reindeer施術、脳波充電集束角、熱血)
草食み2、跳躍、エネ転、重い衝突、迅速な制圧、堅固、破壊連打2チュン(液化肉体、精神回収、あなたの盾、ツヴァイ呼吸、深呼吸)
草食み2、鉄の防御、都市の意志、好機を掴む、堅固、狴犴、挟撃、焔龍拳ドンファン(臨戦、黒雲道、鋭利な一撃、抉り出し)
解禁、踏みにじる、階級と尊重、多重、蛇剣術、鋭い刃先、迅速な制圧、蛇裂き、紫の剣ハナ協会(不屈、精神回収、楔、電気ショック、鋭利な一撃、深斬り)
進軍、残酷、階級と尊重、蛇の標的、詰め込む、毒牙、対峙、指令の意味、裂傷紫の涙(鋭利な一撃、獅子の拳、深斬り、高難度の曲芸、深呼吸)
斬:抜剣、多重、蛇剣術、刃先、蛇裂き、贔屓、都市の意志、ムリネ、紫の剣
貫:正面突破、草食み、くさび突き、残酷、蛇の標的、詰め込む、毒牙、指令の意味、裂傷
打:進軍3、残酷、アイアン2、抑圧、決闘、マッチング
防:草食み、残酷、跳躍、エネ転2、迅速な制圧2、過充電2
1番手、ホドちゃんにバダ着せるのはこだわり枠なのでやめられない。グレタを「破壊連打」でぶん投げたい、ただそれだけのセットアップ。
RRR帰属で連続「破壊連打」もしやすいので、割とちゃんと戦えますよ。
2番手が防御タンク、この階で安定してマッチ取らせられるポジションとして構築。グレタのバトルページ普通に強く、特に2ダイス目が強打のページが多いため、2連防御で受け止められる司書が居た方が安定すると思います。「焔龍拳」も刺さる、強打を強打で打ち返せる。
またグレタも出血付与多いため、防御軸だと出血ダメージ押さえつつマッチ続けられて良し。
残りの3名は全員出血積み上げることを意識したデッキです。
コアで出血プロ言ったらドンファン、斬撃軸で構築。刃先・蛇裂きで威力強化して切り込む…んだが、もうちょっとバトルページなんとかなった感。
斬撃かつ出血を狙うと都市の星以降にいいページがあんまりなくて…。そもそも斬撃で多ダイスが選択肢少なすぎる。
あとドンファンコア帰属枠少ないのも悩ましいところ。
4番手のハナ協会コアは貫通軸の出血。ダイス数多めで『電気ショック』も毎幕発動を狙っていきたい。ただ出血喰らっちゃうダイス数は仇になるかと思って、念のため『不屈』も帰属した。
最後の紫の涙は貫通か斬撃で出血を盛りつつマッチしていくイメージで構築。手札が詰まったり光が足りなくなったら打撃か防御に変えてリソース補給できるようにした。『深斬り』帰属があるので、どの耐性でも出血させられる。
メインは斬か貫と言いつつ『獅子の拳』を帰属したのは、リソース系が打撃混じりなのと、「ムリネ」の真ん中打撃を補強して威力を爆発させたかったので。
それと4・5番のデッキにちょいちょい入ってる「残酷」は何かというと、体力回復パッシブを積む代替として入れています。
普段は動くと出血減っちゃうから当てにくいが、EGO「血色の欲望」を使ったタイミングなら最後に一方攻撃で大回復が見込める。ちょっとそれをやってみたい。
そう、文学VSグレタ戦のポイントのひとつで、グレタが混乱しないせいで幻想体「食事」での回復ができない。その癖タフだし出血で体力削られるしで、結構悩ましい相手です。メイン火力に体力回収持ってきてもいい。
今回自分はやられる前にやる寸法で、体力回復手段を置いて来た。
幻想体ページは、出血がキーではあるがグレタ側も出血をさせてくるため「執着」は狙わなくてもいいと思う。そもそも取りにくいし。
他の赤い靴ページも優秀だが出たら取る、わざとマッチ負けするダメージのが痛い。
「はにかみ」「社会的距離」、「繭」「警戒」が無難ですかね。単体だから「サプライズプレゼント」もありとは思うが、地味で効果がわかりにくいのが個人的に好きじゃなくて…。
EGO、文学の広域2種の追加効果は揺らぎ相手に無意味。だけど先制ダイス破壊目当てで取ってもいいかもしれない。
今回の自分のデッキは「血色の欲望」さえ取れれば他はなんでもいいです。
8人のシェフ
そして明かされる8人のシェフ壊滅の驚愕なる真相。まさかの楽団も図書館もローランも無関係なところで自爆していた…恐れ入ったぜ…。
ピエールさんが知ったら泣くぞ。と言うか、ピエールと戦ってたころ~今の時間の流れってどれくらいなんですかね。彼女の接待の時は8人のシェフは健在だったのだろうし、年単位過ぎてるのだろうか。
私、グレタさんのこと結構好きでなぁ。カニバな部分は置いといて、一本筋の通ったゴーイングマイウェイは素直にかっこいい。生きるとは食べること、どうせ食べるならおいしいものがいい、それはすごくわかる。
なぜ人を殺して食べてはいけないのか、その答えは道徳や倫理で誰もが納得する回答は無いのだけれど、その曖昧な道徳・倫理で己を戒められるのが人間である証ではないか、とか考えた。それが無いからねじれて怪物になったのがグレタで。
あとこれが楽団3戦目ですけど、前が何も喋りたくないコミュ障マンと思想押し付け宗教ウーマンだったせいで、ちゃんとホドちゃんと会話をするだけグレタさんは良い人やなぁ…と感じた。
フェーズ1
まずは速やかにグレタの【抵抗】を剥がしていく。今回は『鋭利な一撃』で的中で出血付与できるから、反撃も丁寧に剥がして一方攻撃入れてれば比較的早く行けるかな。
バトルページの中で怖いのが「気絶させる」。2ダイス目はほぼ勝てないし、3ダイス防御カウンターが危なくて3ダイスページでマッチしに行きづらい。2ダイスページでマッチし、デバフで次の幕は動けないつもりで受ける司書を選ぶ。
3幕目グレタの行動に変化が生じる。
初期配置の肉のどれかひとつに鮫マークが点灯し、その対象をグレタが攻撃するようになる。
この調理加工している間は司書に無関心になって安全が確保されるが、放っておくと体力をもりもり回復されるため妨害もする必要あり。
ここで出血が大量に積めるデッキならグレタの回復をダメージが上回れるため、無理なマッチを取る必要がなくなり撃破が容易になる。
タゲが奪えないページと、2ダイス目が強くて勝ちにくい「味見」は好きにやらせて、他で確実にマッチ勝利取って行く風に組みます。
次の5幕目。グレタが威力100の必殺ページ「食事」を使用。ターゲットは肉に行っているので大丈夫。……今は。
ここまでを見るに、フェーズ1グレタの行動ルーチンは、抵抗獲得・司書攻撃→抵抗解除・幕経過で肉調理タイム→5の倍数幕で「食事」→おなかいっぱい抵抗獲得→…なのだと思う。だから抵抗は早く消すほどいいし、「食事」が来たら次の幕で状態異常が消える。
グレタに回復をされたくなかったら、先に肉を司書が始末してしまうのもあり。だけど全滅はさせない方がいいと思います。準備画面で相手を肉にする「捕獲」ページを見た通り、持ち込みの食材がなくなると現地調達を始めるので。
これもあり、まともに殴り合い1000の体力を削る長期戦で勝とうとすると難易度が上がる。
EGO「血色の欲望」は3ダイス目が出血値×2で威力増で威力に天井無し。上手に出血積めればこれだけで3ケタダイス目も見える。
だけど本命は戦闘開始効果の方。使った幕、敵の出血値が減少しなくなる。だから例えば出血20でこのEGOを使い、グレタに10回ダイス振らせれば、それだけで200の体力飛ばせる。もし50も積めれば、体力満タンからフェーズ移行ラインまでを1幕で溶かすことも可能。
グレタの攻撃ダイスの多さや司書を狙わない動きも、明らかにこれを使えとゲーム側が言っている。
ともあれ、次は6幕目で抵抗再付与されちゃったので、決着はしばしお預け。また抵抗をはぐところからやって行きましょう。
再付与は10なのですぐに消せる。
EGOは他が広域2枚だったので「赤眼」をチョイス。デバフが強烈なのでこっちもこの接待では有力です。
そして8幕目はグレタの出血32だ! もうここで行きましょう「血色の欲望」。もう余裕でダメージストップまで届く、ダメージはみ出してもったいないくらいだ。
併せて体力が削れているラベルヌは、最後に一方攻撃で「残酷」をぶつけて32回復もらいましょう。わくわく。
超過ダメージが多くてもったいなかったけど、とにかくフェーズ移行条件を満たしました。
フェーズ2
フェーズ移行と同時にグレタが残っている肉をすべて倒す。その体力残量に比例してグレタの体力が回復する。
そして食材の現地調達…司書を肉にする「捕獲」を使用。肉にされた司書が何をされるかはこれまでの通りでございます…。
「捕獲」は使用時効果であるため広域攻撃があればページごと飛ばせる、が、肉が1体もないと毎幕このページを使ってくるため、完全回避は限りなく不可能。
「捕獲」ページのターゲットの変更はできるため、誰か1名抜けてもいい司書を選ぶことになる。けど…誰も居なくなって欲しくないぃ…。
なお、肉にされた司書を救出する前にグレタを倒してしまうと当該司書が死亡扱いになる。勝ち方にこだわる場合は、ちゃんと助けてからトドメさすこと。
…ですんで、この幕でグレタを倒しちゃわないようちょっと手を緩めます。
「捕獲」された司書は次の幕に肉として配置される。この時点ではまだ生きている。図書館司書が攻撃をすると混乱ダメージが入り、混乱状態になると救出成功!
一方でグレタが攻撃すると普通に体力ダメージを受け、体力0になった時点で死亡する。
グレタの調理を妨害しつつ救出しよう、ってギミックです。幕が経過すると即死の「食事」を使って来るから放置もいけない。
出血火傷もあるしこの幕でグレタ倒すから、最速でラベルヌを助けたい。
心配はしていたけれど、混乱させた瞬間に図書館側に戻って来ました。よかった、みんなでゴールできる。ついでに体力も80まで回復。
通算10幕。今回ちょこちょこ感情を上げ損ねているのと、EGO使うのを1幕見送ったりしてたので、もっと短縮可能ですね。効率重視なら出血19の時に使っちゃってよかった。自分ロマン砲うちたがりなので…。
ジャイアントキリング感が強く、楽団の中では結構好きなステージです。楽しかったぜ、グレタ姐さん。
入手ページ雑感
残響楽団戦では各接待の初回クリア時に報酬ページが手に入る。
ここではグレタのコアと、汎用バトルページが1種3枚。どちらも出血デッキ向けです。
グレタのコアは相手に出血があると威力強化、発動が狙いやすい上に強化幅も大きい良パッシブ。1でもついてりゃOKだから、どの階でも出血系低コストパッシブ1つで条件簡単に満たせる。似た条件で回復ができる幻想体「吸血」がある言語と相性◎。
反面、接待の時の一番の特徴である固さに関するパッシブは「生地」以外なし。体力は高いが属性耐性が普通なので、イメージほど固くないんじゃないかと思う。
あと性能以外のところだと、見た目のクセが強い。ので着こなす司書は少ないと思う。マキシム&サイチームやグローリアよりさらに個性が強くて着ぐるみ感がパない(個人の感想です)
バトルページ「材料切り」は、ややダイス強め、出血の数値が大きい、打撃ダイスで出血持ちは希少。悪くはない。悪くはないが、飛び抜けて良くもない。出血デッキでパンチが足りなかったら採用一考の余地あり。例えば今回の自分のドンファンコアのデッキ1枚これに差し替えてもいいかも、マッチが結構苦しかった。
コアもバトルページも、その性能が一番ほしい接待がまさに今終わったとこなんだよ!! って感想に尽きる。