Library Of Ruina 攻略ログ㉘ 〜笑う死体の山 and 帰り道 with 臆病な猫
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、28回目です。今回は言語の階・社会科学の階の3体目の幻想体バトルに挑みます。
図書館全体の攻略状況は、都市の星1段目を全ルート1戦ずつクリア、かつ1段目の本で呼び出せる一般招待ゲスト3戦も済み。本記事で使用するページはその範囲までのものになっております。
なお過去の攻略ログは下記のマガジンにまとめている他、タグ『#LORログ』から閲覧可能です。
いつも読んでくださっている方、まことにありがとうございます。
言語の階 笑う死体の山
言語は3戦目にして早くも最上位のALEPH級アブノーマリティがご登場。ロボトミーでは対処法が分かっていればALEPHの中でも御しやすいけど、状況次第では極悪になる団子。
バックストーリー・設定も完全にホラー・グロなのに、見た目はなんか憎めなくて、見慣れた今はかわいく感じる。
基幹のギミックは覚えてたけど、細かい攻撃やパッシブまでは記憶になかったので、いつもの編成で突撃。この後のマッチの組み方含めて今回はムダが多い…。ま、1回で突破できたからオッケー!
使用デッキ
キムサッガッ(精神回収、追慕、もくもく)
危機克服2、階級と尊重2、極剣、肉斬、鋭利な爪、ムリネ、蒸気ワン(体力回収、液化肉体、煙中毒、内燃機関、肉の歯車)
煙管2、歯車の導くままに2、煙の軌跡、防御命令、感覚喪失、蒸気2親指 構成員(手品、電気ショック、アクロバティック、鋭利な一撃、最低限の攻撃)
危機克服、階級と尊重2、フェイント2、銃剣術、衝撃弾2、火力集中歯車の信者(速度、煙中毒、ピリピリ、熱血)
煙管、隠し刃、歯車の導くままに2、自動突撃、奇襲命令、深い息遣い、感覚喪失、蒸気
煙主体です。ただちょうといいページのバランスは探り探り。キムサッガッの貴重な3枠を『もくもく』で埋めるのもったいない気がするが、「蒸気」が使いたいのでつけてみた。
今回のギミック上で一番便利に思ったページは「煙管」、理由は後ほど。
死体の山戦、倒し方は非常にシンプルで、相手の回復量を上回るダメージで本体を殴り続ける。力こそパワー、楽だ。
問題はそこに気がつけるかって部分。どうしても本体のパッシブを読むと取り巻きを処理したくなってしまう。が、死体の方を攻撃するとカウンターで固定量ダメージ喰らうため、必要最低限に留めるべき。
だからといって、取り巻きも本体が周りの死体をかじるのも完全放置してすべてのダイスで本体一方攻撃すると、今度は感情レベルがあがらず光不足、また死体からの追加混乱ダメージであっさり混乱するため、それなりにマッチも必要。
ここで「煙管」が活きる。守備ダイスオンリーなので、死体からの遠距離攻撃とマッチしても防ぐだけ防いで攻撃しないから、パッシブの固定ダメージを受けることが無い。0コストで光回復効果があるのも嬉しい。オススメです。
絶対に止めなきゃいけないのは、死体の山が取り巻きを倒すこと。マッチを奪うか、先制でトドメを刺さないと危ない。体力全快で3粒団子形態になると強すぎて実質ゲームオーバー、大回復は防ごう。
本幻想体バトルは2粒団子状態からスタート。それもあって最初が一番キツい。
普通に出目が高いし、2幕に1回のペースで強めの広域攻撃を乱射してくる。自分たちの身を守るためにも、急いで光上限あげて強いページを使えるようにしないといけない。
2粒団子を制圧すると、分裂して第1形態になる。パッシブ『分裂と生成』がちょっと変わって『分裂』だけになり、勝利条件が明確に。
第1形態を倒した後に、3幕の時限付きで死体を全部片づけなきゃいけなくなる、と。なので、この形態は余力を残した状態で突破する必要がある。
ただちび団子は第2形態に比べると強くない。よほどリソースかつかつな速攻用デッキで来るんじゃなきゃ、勢いで抜けられる。
最初の立ち上がりと、ギミックへの対応法を間違えなければ楽な戦い。そのあたりも前作再現でいいですね。
幻想体ページは全部ランクⅡ。いずれもエッジが効いた内容。
「吸収」はパッシブの死体掃除の上位版みたいな回復&バフ効果。もともと回復手段があれば、そちらの回復でもパワーがもらえる。被ダメが無いと無効だけど。
ネックは舞台をまたぐと効果が消える点ですね…取るタイミングに注意がいる。深く考えずモブばかりの舞台終わりに取って、ネームド本戦で涙目になるのやらかしがち。
「笑い声」も効果は文句なしに強い。けど、攻撃が激しくなってるこの段階で、50%まで削られた状態から積極的に被弾狙うのはかなり際どい。だいたい混乱して一気に落とされるから、思ったほど発動しないイメージ。
弱めの回復手段を持って粘るか、あれだ、回復量多いページセットしたユジンに取らせれば初期状態でも発動できていいんでないか?
最後「死体の山」。プレイスタイルの都合、一度も使ったことない。ソロ攻略やるなら必須というか…この階は『追慕』や『孤独なフィクサー』積んでこれ取るソロやったら、もうゲーム壊すレベルで強いやろなァ…。
社会科学の階 帰り道と臆病な猫
憎しみちゃんとか赤頭巾さんほど悲鳴があがってるのは見かけないけど、個人的には、社会科学のこやつらも結構な嫌らしい幻想体バトルと思う。
やらなきゃいけないこととやっちゃいかんことが多すぎる完全ギミック戦。火力は問題じゃないが、1ミス即アウトが多すぎるんだよ!!
…と言うわけで、割と気が重い社会科学3番目の幻想体バトル。案山子・木こりに引き続き、オズシリーズが元ネタの幻想体、帰り道と臆病な猫の登場です。ドロシーとライオンで、風景もオズの魔法使いのそのままを表現。いやあ、改めて見事に昇華してますね…。CS版の前にこの階を100%楽しむためにオズ初めて読んだ、読んでよかったなあ。
さて、こちらの幻想体バトルですが…ガチガチに戦いの手順が決まっている。手順に従わないと猫にも帰り道にもまともに攻撃が通らない。
具体的には以下の流れ。
帰り道が司書ランダム2人をターゲットにした広域攻撃を展開
前幕でタゲられた司書に来る帰り道の攻撃をマッチ引き分け以上で防ぐ。ひとりでもミスったら即敗北
2と同幕に猫がタゲ司書を威力増加で攻撃してくるので、帰り道にタゲられなかった2名でマッチを奪って攻撃を防ぐ
1→2・3のパターンを繰り返す
帰り道が新しい合算広域攻撃を使用する、これを全員が防ぐ。ひとりでもミスったら1からやり直し
帰り道が混乱するので1幕で倒す。(倒し損ねたら1からやり直し? 未確認)
猫が弱体化するので倒す
理解して整理すればそんなでもないんだけど、初見でごちゃごちゃしたパッシブや状態異常をつぶさに読んで理解しながら、てのはなかなかキツく、前周では苦労した。
そして何よりの問題は、ひとりでもマッチ対応できなかったら即終了てなるギミック。
このため、この幻想体バトルは帰り道混乱以前に死亡者・混乱者をひとりでも出した時点でほぼ敗北が決まる。帰り道の即死ギミックは避けたとしても、1人欠けたら猫の攻撃を捌く手数が足りんくて崩されるよ…。
それとユジンコアは絶対にダメ。弱点がモロに出る。
幸いなことに帰り道のギミック対応に必要なダイス値の要求は低め。所定の司書が対応するページは4、全員ガード必須の広域は合算で10。全員がなるべく低コストでこれらに100%勝てるページを複数組んでおくと〇。
この幻想体バトルの最速挑戦タイミングは杖事務所クリア後と考えると、守備強化パッシブ帰属してコスト1の「エネルギーシールド」使うのが帰り道のギミックページ両方確定で防げるし、猫の攻撃をやり過ごすにも有効かと思う。
もうちょっと都市の星1段目を回って、一番左の親指で手に入る「階級と尊重」が光回復しながら帰り道の遠距離に確定で勝ててオススメ。
以下、今回の攻略デッキです。あんまり最適化はしてない。
使用デッキ
ウアジェト(液化肉体、キィキィ、即興乱打、非常食、電気ショック)
循環、遡行、跳躍、エネルギー転換、チャンスです、準備しましょう、好機を掴む、抑圧、ウアジェトの目リウ協会(連帯、深斬り、ぶぅぶぅ、即興乱打、鋭利な一撃)
正面突破、踏みにじる、階級と尊重、処刑、詰め込む、剣の流れ、息遣い、感情の激動、堅固な守りレスティ(速度、休憩、液化肉体)
循環2、遡行2、跳躍、空間切断、準備しましょう、どっしり、感覚喪失ワン(精神回収、液化肉体、鋭利な一撃、煙覚醒、防御術)
煙管2、隠し刃2、歯車、防御命令、自動突撃2、息遣い、感覚喪失
実は使うの苦手で編成のカラーが定まらない階。単に強いページ詰めただけになっちゃうなァ…。
カギはケセドに着せたウアジェト、保護で階全体の生存力を強化し、自身は脅威の混乱耐性で猫との負けマッチを許容する。
ぶっちゃけウアジェト3人で挑むのが最適解まであるんじゃないかなーとか思った。
ではやって行きましょう。
まずは1幕目。帰り道の広域攻撃「一緒に行こう…」が家+司書2名に飛んで来る。この広域は防げなくてもOK。
2幕目。帰り道のギミックページ「みんな!家に帰ろう~!」が、前幕でタゲられて【レンガの道】を持つ2人+家に飛んで来る。
この攻撃はターゲット変更不可なので狙われた速度ダイスで確実にマッチする(もしくは反撃ダイス)。この2人がきっちり防げば、家への攻撃がキャンセルされて強制敗北を避けられるギミック。
で、パッシブには書いてないけど、効果【レンガの道】に臆病な猫の威力を上げる効果が含まれている。から、残りの2人で猫を対応する。
けど、速度ダイスがそんなに都合よい出目してくれるはずがないので、自分はこの効果は見なかったことにしました。考えることを減らして、脳味噌への負荷を軽減した方がいいから…。
3幕はまた「一緒に行こう…」から。ターゲット再抽選して今のギミックをリピート。連チャンでレンガの道に選ばれると手札が不安になるけど、マッチ操作できないので祈るしかない。
4幕目。やる事は同じだが、この次の幕で全員広域攻撃対処が必要なので、ここで混乱したり、ページを使い切ったりしないように注意が必要。
5幕目です。帰り道の行動が変わる。流れるセリフも変わりますね。合算広域10、焦らず間違えず、全員が確実に防げるページをセットしてゴー。
6幕目で帰り道が混乱。同時に臆病な猫の使用ページが変わる。4ダイスの遠距離で、的中するとこの幕で脆弱が付くため無視するとかなり削られる。
そして、この幕で確実に倒さなきゃいけないのに…ページと光が…めっちゃ枯れてる…。足りるかな…。
9幕目、帰り道が消滅し勇気を失った猫ちゃんを倒して終了です
1発クリア。まあ、2周目でやる事わかってるしね。最速時点ってわけでもないし。ケセドがウアジェトじゃなかったら、ここまで余裕なかったと思う。
杖事務所だけクリアした最速時点なら、守備強化した防御主体デッキが猫の攻撃も耐えやすく〇かと。防御カウンター+マルティナの「薄気味悪い一撃」で強引に混乱抵抗値削り取ってもいい。
他、火傷特化デッキで焼いたり、出血大量付与で猫から倒したりして「魔法使いめ」のギミックを無視して突破もできるらしい。
そんなわけで、これ単独でデッキ準備して挑むなら、まあそんなに嫌じゃない。でも、ここまで来たプレイヤーみんなこう思うはず。「この1ミス即死バトル、いつか完全開放戦の途中でやんなきゃいけないの…?」て。…はぁ、気が重いっすね。
余談ですけど、Steam版の開放戦ん時、合算広域全員ガードをミスって帰宅阻止2巡やってます…あれはツラかった…
ここで貰える幻想体ページなんですが、この階の最強格とわけわからないほど使いづらいページが同時に来る。
最強格ページが「勇気」。全員が生きてるだけで常時パワー3の破格な性能。雑に強い。
赤色ページだけど、芸術の「笑い粉」同様の確実に引けるページ。ランクⅠだから最速2幕目、このタイミングなら普通は5人生きているので取らない理由がない。
このページの存在ゆえ、社会科学はチーム全体の生存力を重視して戦うことになる。
で、使いづらいのが「家」。そもそもページを読んでも効果がわかりにくい…。
要は毎幕ごとに1~3番目の攻撃を指定された通りの敵に当てるとダメージ増、なんだけど、都市の星クラスの多人数接待でそんな狙いをつけてマッチを組んでる余裕は無い。考えることが増えるのはキツいっすよ…。
速度ダイスの出目次第にもなるし、まともに使うなら遠距離攻撃が無いと厳しいかと思う。
もう一枚の「一緒に行く道」は状況次第。取らせた司書に攻撃が飛んでこないと発動させようがないため、敵の手数が少ないとまったく空振りになることもある。
けど、これを持たせた司書を「勇気」司書でかばえば、それだけで攻撃威力+4~5…いやぁ、ロマンある。