Library Of Ruina 攻略ログ㉟ 〜自然科学の階、完全開放。そして物語は核心へ
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ、この記事では自然科学の階の最後のストーリー(完全開放戦)を取り扱います。
ネタバレのアラートが冒頭にある通り、本記事で触れる内容は自身の初見プレイでの楽しみを非常に損なうものです。
もしも今この記事を開いている図書館プレイヤーさんで、まだ当該のストーリーを読み終えていない、そもそも何の話なのかわからない方がおられましたら、この記事を閉じ、まずはご自身の図書館で物語を進めて頂く事を強くオススメします。ここは本当に、最初は全プレイヤーにネタバレなしで触れてほしい…!
なおメインストーリーの進行段階は都市の星2段目で、左・中央右の2ルートで接待終了、一般招待は完了している状態です。それらで手に入るページもバンバン使うのでご承知おきください。
過去の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』から飛んでください。
検索からお越しで、他の接待の情報を探している方もこちらからよろしくお願いします。
ここからネタバレ自重終了。
今回は中層の完全開放戦の1発目、自然科学の階にチャレンジします。
自然科学 完全開放戦について
なにから語ればいいかわからないけれど、とりあえず、この開放戦を最初にやった時の感想を叫ばせておくれ。
なんで魔法少女・まじかる☆アンジェラちゃんじゃねぇんだよぉぉぉ!! 憎しみちゃんのEGO着たアンジェラちゃんを見せてくれよおおお!!
いや、ストーリー的にはそりゃそうだって。下層の段階でアンジェラおおむねスッキリしちゃってたし、これ以上やってもマンネリだし。
本筋もいかにも終盤でローランが不穏な空気を醸し続けていて、中層の階シナリオでもローランと指定司書の語り合いが続いていて、ところがどっこい我々プレイヤーは主人公なのにローランのことをあまりに知らなさすぎる現状。だからどこかこの辺でローラン自身の物語が展開されるだろうと、想像はついた。
…それでもやっぱり、初手で魔法中年・まじかる☆ローランとしてぶっこんで来るのは…つくづくルイナってのは恐ろしいゲームだなあ。
あと触れておきたいのがCS版要素の日本語ボイス。
あのね…ローランの独白シーンがめちゃくちゃ良かった。普段のトーンと落差は付けてくるだろうとは思ったが…想像以上で、聞いた瞬間に真顔になって息詰まった。底知れない闇に突然直面する感じ。人間の声って、ここまで感情消せるんだなあ…声優さんってしゅごい…。ローランの武内駿輔さん、私、覚えた。
もうSteam版で遊んだから日本語聞きたいけど買うの迷ってるな〜民へ、CS版日本語ボイス思ってる以上にいいぞ。そこで迷ってるなら買いだ。この先もめちゃ楽しみになった。
本題に戻って、開放戦のバトルの話。
自然科学の幻想体バトルはやっぱり憎しみの女王に印象が引っ張られて、その後も決して楽とは言えないギミック戦で、魔法少女4連戦ってめちゃくちゃ難しくないか?って印象になりがちだと思う。自分も初見はそうだった。
でも憎しみちゃんの難しさはタイミングに対する場違いなパワー&マッチ操作要求&広域で、今回ギミック面で対応するページを用意する必要はない。
自然科学の4体で事前に意識しておくべきは、
①絶望の騎士の貫通&遠距離弾きページ
②貪欲の王のきらめく幸せ2枚抜くだけの火力
③憤怒の従者の個別3ダイス広域対処ページ
では、楽しそうなアンジェラちゃんと一緒に、私もこの戦いを楽しみに参ります。
攻略デッキ
今回の完全開放戦は必ず全員生存で最終フェーズに到達するとのマイルールを設けております。
そこで危ないのは貪欲の王の即死ギミックと、憤怒の従者の広域。どうしてもある程度の運が絡むが、できるだけの対策を持って、特に憤怒の方は立ち回りが大事なので慎重に行きましょう。
それで肝心のデッキは、基本は普段使いとほとんど変わってないです。長期戦や広域対応で微調整したくらい。
カトリエル(楔、突き抜き揺らし、電気ショック、最善の選択、手品)
正面突破2、燃料抽出、装填、疾風脚、銃剣術、衝撃弾、堅固、火力集中ヒューバート(精神回収、液化肉体、熱血)
解禁、燃料抽出、鉄の防御、多重斬り、鉄壁、厳粛なる代行、感情の激動、堅固、斬首アラン(楔、連帯、突き抜く)
正面突破、隙の攻撃、くさび突き、短剣術、速剣、疾風脚、ジャマダハル、指令の意味、スティレットウアジェト(テンマ呼吸、即興乱打、加速、電気ショック、人形の骨)
解禁、ハルペー、上蹴り、忘れがたい旋律2、音楽の聖地、家族のために、どっしり、ウアジェトの目メイ(即興乱打、もくもく、情報把握、不安定な充電、弱点把握)
人形の盾、チャンス到来、多重斬り、煙の打撃、アイアンナックル、拘束の腕、堅固、鉄山靠
RPG的な役割分業チーム。自分の自然科学はずっとこれでやって来てるのでいまさら変えれない。
先制遠距離、守備タンク、アタッカー、バフサポート、そして今回から復帰の5人目はデバフバステを撒きながらサブアタッカーやってもらうイメージ。
長期戦なのでリソース補給は「解禁」が便利。でもこれは他のリソースでもいい枠で、決して必須ではない。そもそもスティレットだと×だし、遠距離は感情稼ぎもできるページのが役立つ。
絶望ちゃんの遠距離弾き用の単発ダイスも持ったし、憤怒ちゃんの広域想定で「堅固」など少なくとも1ダイスは防ぎ、完全ブロックも狙えるページを全員所持。
貪欲ちゃんギミック用に打点の高いページも持っているが、唯一、ウアジェトコアだけ低い。
ぶっちゃけここに黄金の道2枚抜きが当たっちゃうと危ないんだけど……これ来てる司書補に当たるとSteam→CS幻想体戦から3連続当選ってなるから、さすがにそんなミラクル起こらんやろ…て気持ちで通常通りブレーメンページ主体で投入。
ただ今回は、貪欲ギミックで狙われた司書が火力足りない窮地の時のため、ひとつ秘策を用意。
楔連帯スティレットの威力ガン積みアランコアで1幕でクイック5積めるようにした。貪欲ちゃんの速度を上回る最大速度11が出せるデッキを持たせてある。
フェーズ1:愛と憎悪の名の下に
そうそう、この開放戦からBGMもローラン用で刷新されてます。アンジェラ戦の感情ぶっ放して最初からクライマックスみたいな曲調もいいですが、ローラン戦の静けさからじわじわ重圧が滲み出てくるこの曲調もたまらないですね。
そして最初の憎しみちゃんフェーズ。ここは幻想体バトルの時と何も変わらないです。
厳密には幻想体バトルからダイスの値が+2くらいされてるけど、こっちの都市疾病→都市の星の威力の上がり方に比べたら誤差ですよ、こんなの。人数だって2人多いし。
体力なんて憎しみの女王本戦と同じ。…うん、やっぱ都市疾病の段階で来ていい敵じゃないわ、あのお嬢さん。
要するに、大したことないです。ヒステリックゲージを制御する面倒なマッチ管理もなしで、全力攻撃したら広域攻撃前に倒せる。
もしヒスられても、都市の星ランクの戦力なら勝てるはず。1戦目だからリトライでもいいし。
気楽にさくっと行きましょう。
ちなみにヒスって変身した時の専用グラフィックも用意されてる。というか、この開放戦、元の幻想体バトルで変身するほぼ全パターンに対応するローラン専用グラフィックがある贅沢仕様。
いやー魔法中年ローラン、愛されてんなぁ…
フェーズ2:目の眩む憤怒
予想してない登場順に「!?」てなるやつ。事故る可能性が高いフェーズなので、プレイ上は早い方がありがたいんですけどね。
ギミックほか進行の仕方は直前の憤怒の従者戦と同じ。憤怒ローランが倒されたら敗北なので気を付けよう。
今回はまだ後にバトルが続くので、広域連打からの腐食で削られると苦しくなる。ここも憎悪フェーズから引き続き、全力で速攻するべき。
幻想体バトルの時にパワー4の従者に広域2連撃たれてティファレトちゃん死にかけてましたが、開放戦でアレやらかしたらアウトなので、今度こそ立ち回りを間違えないように…。
棒切れ全滅で隠者がパターン移行。同時に憤怒ローランの3ダイス広域攻撃が来ます。うーん、パワー4入ってるなぁ。
ストレート負けだけはしないように、強めの3ダイスページをセットする。光も手札も使い切っていいから、この幕でフェーズ終了にするつもりでもう片方にも強いページをセットする。
ここでは幻想体バトルの時にあった憤怒ちゃんが素顔に戻る演出のようなものはなく、次のフェーズへ進行する
フェーズ3:涙で研ぎ澄まされた剣
ここでBGMが切り替わる。この「Roland 2」が開放戦BGMで一番好き。なんというか、アンジェラとの対比でローランの大人の男らしさ、抑えてきたのにとうとう漏れ出したうねる激情と哀愁を感じる。ほんと聴き飽きない、これ。
絶望の騎士フェーズ、ここも幻想体バトルと内容は同じ。涙を付与された剣を倒し、剣3本の遠距離攻撃を弾き飛ばす。今回はダイスもほぼ変わってない上、本体体力が150になってギミック1巡で終わるため大幅に易化している。
はっきり言って休憩ポイントです、ここ。憎悪・憤怒を全力で駆け抜けているとここらでリソースが切れしてる、きっちり補給をしましょう。
一瞬で終わってしまった感。
フェーズ4:ゴールドラッシュ
前作では黄金狂と翻訳されていたEGO。個人的に非常に思い出深いEGOです。どっちの呼びも好きですが、脳内では黄金狂と書いてゴールドラッシュと読んでる。
ここでは幻想体バトルにあった琥珀を割る初幕がカット。それ以外は耐久面で変化があるものの、ギミックとしてやることはまったく同じ。
同じゆえ…即死技も続投。全員生存を目指す場合は開放戦最大の鬼門に。きらめく幸せのギミックがね…ちょっと色々と難ありでね…。
まず前半戦。3幕目できらめく幸せが出るから、それぞれの司書で1体ずつ倒して特殊ページをもらいみんなで「黄金の道」を防ぐ。このギミックはそのまま。そのまますぎて、きらめく幸せが4体しか出現しない。ひとり分足りない罠がある。
だから全員が「黄金の道」を防ぎパッシブ条件を達成するには、司書の1人は自力でゴールドローランと勝負して勝つ必要がある。ここでは負けても強制混乱どまりだけど、負けた場合は相手も混乱しないから、次幕で事故るパターンはある。避けたい。
勝負に必要な数値は忘れちゃったけど…2桁要求なのは間違いない、単発高火力のページが必須。
今回の編成だとヒューバート専用ページの「斬首」が最適なので、これは温存して該当幕に備えます。
体力全属性抵抗だしギミック受けるつもりだったんだが…この幕パッシブ『情報把握』が体力打撃に効いてて、タイミングよく「鉄山靠」はじめ打撃が多くて、予定外に「黄金の道」前に50%削ってしまったよ。
都市の星のページパワーのインフレもひしと感じるね…。
とにかく、条件を満たしローランが貪欲の王形態に移行。ここからが問題、まずは3-4幕の即死ギミックに備えよう。
そして来たぜ3幕目、きらめく幸せ生成ターン!
さあて、今回道のターゲットに選ばれたのは誰だ…
ものすごいデジャブ!!! 幻想体バトルとSteam版で3回目!!
幻想体バトルの時よりコアが良くなって速度ダイスが増えているためダメージは稼ぎやすい。が…開放戦でのきらめく幸せは耐性が普通に変更されていて、実質的な要求ダイス値は幻想体バトル時の2倍に上がっている。
他のフェーズ楽になってるのに、なんでここだけ耐久強化したし。
それと…不具合なのか仕様変更なのかよくわからんのですが…特殊ページの付与について、パッシブの記載と実際の挙動が合わないんですよ。
Steam版プレイ時にそれに遭遇した当時の自分の叫びがこちら↓
で、後々wikiとか調べ回っていると、どうやら開放戦特有の挙動で、一番ダメージを与えた司書の手札に特殊ページが入るようになっている、らしい。
確かに↑の時は、弾丸直打ちで削りをやったティファレトの手札へ1枚入っておりました。
ただまあ、Steam版の話だし。CS版はどうなってるかわからんので、ダメージ量のことは一旦無視して、パッシブ記載通りの対応を取ることにしました。
さて。ウアジェトコアの感情が上がった状態での速度ダイスは3つ。だので2体倒すなら1:2でページを使うことになる。
手札の内、1枚で20以上のダメージ届くのは「ウアジェトの目」のみ。これで1体を倒すように……狙いたくなるんですが、このページを使うなら直接「黄金の道」とマッチした方が即死回避率は高い。
「目」でパッシブ込み20ダメ出すのは30%の確率、一方で「黄金の道」の即死ダイスとのマッチ引き分け以上なら80%超で突破可能。今回光回復させて「音楽の聖地」をセットで使えばさらに勝率ドン。
ただ「目」「聖地」を使わず究極にダイスが下振れたら、最悪1枚も取れない可能性もある。
…と言うわけで、ここで秘策のクイック5積み。ちゃんと前幕までに手札は揃えて万全の状態。
該当デッキを持っているアランコアの速度は2~6、すなわちクイック5最大値の6が出せれば貪欲の速度を上回る11になる。
結局は運ゲーだって? いや、あいつは絶対に11出す。ここぞで絶対に外さない実績と信頼がある、大丈夫。
そして「黄金の道」発動幕の彼女の手札がこちらです。
一番多いダメージを与えた司書でもねーじゃねーかよッ!!!
どうなってんだココは!!!
予防線いっぱい張ってて良かったね。
そしてやはりしっかりと速度11持ってきたので、特殊ページマッチを横から奪って通り抜けましょう。
いやほんと…何が起こるかわからんから、備えておくもんですね。
なお2回目の「黄金の道」のとこ、あまりに展開気に入り過ぎて動画をTwitterにあげてあるんですが、ネタバレ防止にセンシティブ設定したらここに埋め込めなくなってしまってェ…。 もし興味があれば、こちらです。
https://twitter.com/ku_ra_x/status/1824817219853009120
フェーズ5:虚無
憎しみ、怒り、絶望し、渇望した。その果てに待つのは…虚無、何もない、虚しいだけ。そうか、ローラン…。
えー、ようやく最終フェーズですが…自然科学の階の開放戦はここからが本番です。演出的にも、プレイタイム的にも。
ちゃんとパッシブ読み込んで進めてるとここまでと同じ時間かそれ以上の時間がかかりかねない。それだけバトル演出に力が入っている。覚悟して挑みましょう。
Switch版、気さくに休憩ができるようになって本当によかったね。
この最終フェーズ、開幕で絶対にやらなければいけないことがある。
虚無が初手で広域攻撃を使用するのだが、そのページの使用効果により、次の幕から永続的に超大量のデバフが入る=司書は全員この戦闘で無力化される。(ページでは今回の幕と記載されているが、実際は2幕目から)
過去最凶のインチキ効果、だから司書は何人で束になろうが虚無ローランには勝てない…。
ここでローランの周りに意味深に佇む魔法少女たちの石像へと注目。この石像たちはそれぞれ、壊す=体力0になった次の幕で司書と魔法少女を入れ替えるパッシブを所持している。
すなわち、虚無に無力化される前の1幕目で石像を壊し、司書の代わりに魔法少女を召喚することで、虚無と戦えるようになります。
このギミック上、最終フェーズに4人以上で到達できていないとほぼ詰み。だから比較的道中難易度抑えめなんだろうね。
逆に5人全員で到達できていても、魔法少女は4人しか居らず2幕目以降は戦力にならなくなるため、この開放戦は無理して全員生存する必要もない。
ない、けど…見たいじゃん! 魔法少女withティファレトちゃんで並ぶ光景がさあ!! だから私は全員生存にこだわるのです。
そして2幕目。司書補たちが退場し、ティファレトを囲むように魔法少女たちが勢ぞろいする夢の光景が――
憎しみちゃん???
あのう…CS版の株上げた直後に落とす要素出すのやめていただきたいんですがねぇ?
ルイナもともと重いゲームだし、処理のために画質の粗さはしょうがないなと思ってきたけど、これはさすがにアウトでしょ…。なんで一番盛り上がるところでこのクオリティやねん…他の子は画質保ってるから、処理落ちするとかの問題じゃないよねこれってさ。
ここの憎しみの女王あらため愛の魔法少女、幻想体バトルとも違うここでしか見れない表情の専用グラフィックなのです。
なのに、なんでこのぼやぼやモザイク姿でゴーしちゃったんだよォ! 本気でもったいねぇ…
気を取り直して。この虚無戦は冒頭の広域のパターンも含めて、計5パターンを移行する戦い。
対応する魔法少女で条件を満たす→次のパターンに移行するを繰り返し、虚無の体力999を削り切ったら勝利です。
求められる条件はパターンごとに異なるけれど、基本的には対応する魔法少女で虚無とのマッチに勝つことが要求される。しかし虚無側の方がダイスの数値が高い事がほとんどで、素だと泥沼化。
そこで全魔法少女のデッキにある「希望」ページ、これが攻略のキー。虚無の攻撃対象でない魔法少女が「希望」を使用することで、虚無と戦う担当にパワーを送ることができる。毎幕1~2枚の「希望」を使えば、ほぼイベント戦にできる。
魔法少女たちが己を堕落させた悪しき感情と向き合い、打ち勝つ。無彩色の世界に「希望」の光を灯し、虚無に浸食されたローランを鎮め救い出す。
いいよね…ここ…。
まずは貪欲パターン。
1幕目に幸福の魔法少女で5ダイス以上マッチ勝利して特殊ページを全員が受け取り、2幕目の「黄金の道」を全員でブロックすればパターン移行。
虚無は貪欲の王のバトルページを使って来るので、ダイス破壊や出血など嫌な効果も満載。最初は全員が「希望」を持っているので、大盤振る舞いしてパワー6積み絶対勝てるようにしましょう。
続けて2幕目、無事に全員の手札に「幸せの破片」が入っていることを確認。この幕で貪欲パターンは終わりです。
次は憎悪パターン。このパターンの抜け方は、愛の魔法少女にマッチ勝利させてコストを減らした広域攻撃「アルカナ・スレイヴ」をぶっ放すことです。
逆にマッチ負けを10回してしまうと虚無に「アルカナスレイヴ」使われてしまう、早撃ち勝負ですね。
次! 絶望パターン!
ここは幻想体バトルの2形態を複合させたような感じで、剣も浮いていて近接攻撃してくるけど、ギミックのキーの遠距離ページは本体が使って来る。本体の3種のページの全ダイスにマッチ勝利できればパターン終了。
また剣とのマッチでは担当以外の魔法少女も威力をさげられないので、全員で暴れられるパターンでもあります。広域攻撃の使いどころ。
ラスト、憤怒パターン!
ここでようやく虚無に混乱ダメージが入るようになる。混乱からの復帰がパターン移行の条件ですが…実質、ここで混乱させて倒せという話。
どこにも書いてないけれど、このパターンでは腐食も付与できるようになっているため、数百の体力も意外とサクサク削れる。
疾走感のあるBGMに合わせ駆け抜けましょう。
通算25幕。長く、楽しい戦いであった…。(憎しみちゃんのグラの件以外)大満足ですよ。
終了後雑感&開放後の報酬について
個人的には難しいと思ったことはない完全開放戦。それは自分がこの階一番好きでデッキが整ってるからかもしれないし、演出とか展開の勢いで難易度は考えず走り抜けられるからかもしれない。
というか、魔法少女たちは幻想体バトル本戦の方がヤバすぎて…。
さて、開放戦後にもらえる幻想体ページ&EGOについてなんですが…私この階推しだが、すっげ語りにくい部分あってだな。
それと今回ちょっと長くなります。
まず虚無の道化師の幻想体ページ。
まずはとにかく「虚無」に触れなければなるまい。めちゃくちゃ特殊なページ、自然科学の階の最終兵器。ただゴメン、自分このページ使ったことが無いです。
「虚無」は所定の幻想体ページ4枚を1人で持った上で最後に「虚無」を取ると効果が発動する。効果が発動したら、開放戦ラストの司書たちのようにゲストに大量デバフを毎幕付与して無力化し、その上で自分は取った赤ページのデメリットなしで使えて超強化状態になる。発動したら実質勝ち。
ただ揃える条件はかなり厳しい。取るページが全指定な上、全部赤い方かいページだからよほど劣勢だったり死人を出したり、これを使う前提に組んだチームじゃないとまず揃わない。汎用デッキだと「絶望」がまず出ないですね…。
それと条件ページに「憤怒」があるので…「虚無」るなら味方を殺して実質ソロになる。というか、味方殺して感情上げてすぐに「虚無」るって設計なんだと思う…
自然科学の他の幻想体ページの効果を考えても、この階のデッキ構築は、まず「虚無るか・虚無らないか」を決めて振り切る必要があるかと思います。
とにかく、自分のチーム戦が基本なプレイスタイル上、自然科学推しのくせにこのページを使ったことはない。そして今後も使う見込み無し。
代わりに自分がよく取るランクⅢ幻想体が「空虚」。こいつもピーキーだがハマると強い。
取った瞬間じゃなくて特殊ページを使ったタイミングだから、残すページはある程度制御可能。
自分はいつも親指装備のティファレトに使います。弾丸を増やした後に「空虚」を使うと、低リスクでパワーもりっと増やせてとても気持ちいい。
残りの「魔法少女」ですが…正直、これを戦略に組み込んでるプレイヤーっているんですかね…? ガチでこれを取得する状況が思いつかない。
というか、そもそも選択肢に出て来たのを見た事が無い。でもって、この階で赤いページを狙って出すなら、普通「虚無」の方を狙うよね…。
仮に使ったとして、打たれ強くなるのはいいし状態異常無効も刺さる接待多いだろうけど、いくらなんでも発動までの条件がしんどいっす。
続けてEGOページの話。自然科学の階は広域ページが主体だが、うち2枚はクセ強し。
まず普通に使えるのは、前作からお馴染みのトリオ由来の「愛と憎悪の名の下に」「涙で研ぎ澄まされた剣」「ゴールドラッシュ」の3枚。普通に強いページばかりだから、毎回これしか選ばなくても何も問題ない。
「愛と憎悪」は歴史の「マッチの火」と同タイプのシンプルに高火力な合算広域で、あちらよりダイス値のレンジが狭くて出目を安定させやすい。合算20強あれば大抵のページを消し飛ばせる、前周ではこのページ破壊にだいぶ助けられた。
「涙剣」はこの階唯一の非広域ページだけど、コスト4遠距離で使いやすく、出目も大きく、速度ダイス封印効果を持っている。最大2ダイス封印。これが特にボスタイプの接待でめちゃくちゃ強い。
逆に「ゴールドラッシュ」は多人数接待向けのページ。都市の星クラスだと下振れ5の個別は普通に弾かれるので多少補強したり狙いを調整したりは必要だけど、的中した人数に合わせて光回復とパワーが盛れるので、5人相手に全的中できると実質光収支0でパワー5とかイカれた効果。大好き。へなちょこパンチにならないのを祈れ。
続けてクセが強い方。まず「目の眩む憤怒」。出目はクッソ強いし、そのくせコストも低い。だから当然デメリットもあって…このページは味方にも的中する。広域なのでページセットしてダイス勝てばいいけれど、素で9-15はとても安定して勝てる出目じゃない。使えば味方は死ぬと思っていい。
だから、幻想体の「虚無」を発動させるなら、このEGOがメインウェポンになるんだろうなぁ。
最後にEGOページとしての「虚無」。広域ですけど、このページの本体は攻撃ではなく使用効果。使用した幕と次の幕、敵に大量のデバフが入って無力化する。こちらの広域が先に発動する都合、揺らぎ持ちの超強い専用ページを見てからなんとかする芸当もできちゃう。コスト3だから気軽に打てるし。
ただもちろん効果発動のためには条件があって、広域ページ使用時に手札が空になっていないとダメ。要するに「虚無」に並べて手札全部セットしきっちゃわないといけない。速度ダイスの数や光には限度があるから、やはりこれも使うならデッキを調整しないと難しい部分がある。親指とかコンセプトに反するし、せっかく効果発動させても次の幕手札切れで動けなかったら微妙だし…。
自分はこっちのEGO「虚無」の発動は狙って行きます、というかめっちゃ切り札にしてた。使う前提でデッキも用意する。ただ、もうちょっと先のバトルページが欲しいなぁ…。