養子縁組裁判の話、判決編。
ちょっとまだ裁判後でこのあとの展開も控えているので事実だけ書かせていただきます。
本来、ここに書くきっかけになった事なんですが、知らない方も多いだろうし、ざっくり振り返り。
あらすじはこんな感じ。
コロナが広まり始めた時期のこと、元嫁から息子への虐待があった事実を聞かされる。そのことから始まり、元嫁と私は元嫁が持つ親権について親権変更の調停裁判を開始することになる。
1年以上かけて家裁の調査員と話をすすめ、いよいよ、そろそろ調査結果をまとめさせていただきますというタイミングにおいて、元嫁の両親が息子を養子縁組して親子関係になってしまう。これを事後に聞かされ、裁判所も寝耳に水状態になり、調停は取り下げることになり、このあらっぽい行動を取った相手の両親に対して養子縁組無効の裁判を開始することに。
つまり、親権者である元嫁から、血縁関係のある元嫁両親への養子縁組での親権変更は裁判所とか関係なく、役所への届け出だけで実行できてしまうのである。
これが許されてしまうのであれば親権変更の調停だの裁判だのっていうのは養子縁組することで無効にできてしまうという荒っぽい技が使えることになってしまうのである。
とまあ、ここまでがあらすじである。
実際、こんなこと許されてはたまらない。
なのでずーっと養子縁組無効の裁判をしていたのであるが、先日この裁判結果が出た。
元嫁が不貞行為をしていたために離婚したこと。
元嫁が虐待をしていたために調停していたこと。
元嫁両親も躾という名の激しい虐待をしていたこと。
この3点を完全にスルーして判決は相手の主張が通ってしまった。
完全に負けました。
判決文には私が問題視してた3点について全く触れられることなく、子供は母親がいるほうがいいというような荒っぽい判決で締めくくられていた。
法律上可能であったとしても、人道的にそれが許されるような日本であれば私は何をこの日本に期待すれば良いのでしょう。
私は、私と一緒に暮らしたいという息子にこの辛く厳しい現実をどのように伝えればよかったのでしょう。
彼にどこまで負担をかけなければならないのでしょう。
実際、この事実を聞いた彼は泣いて泣いてどうにもつらすぎました。
このあたりのことはまたいずれ書きたいと思います。
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