事実と真実を見極める。
これは事実!
それはあなたがいう真実であって、他方からすれば真実ではない。
結婚時代、よくこんなセリフを聞かされた。
そんなもんは判ってる。
でも、事実だけで物事はすすまない。なにかしら思うところがあって起こるんだから、そこにはそれぞれの真実があることを受け入れるべきなのだ。
という話を子供とお風呂に入りながらしていた。
昨日、仕事でうちの現場が思い切り忙しくなった。忙しくなってしまうのはわかったうえで、先輩にも相談し、なんとかやってみせようという話になり、受け入れた。
で、案の定死ぬほど忙しかった。
他の現場を取り仕切っている、おれが所属しているセンターで一番わーわー言っている人までもがお手伝いに来てくれた。何度かお手伝いしてくれているんだけどね。
で、おれだったり、ほかのリーダー的なポジションの人がいてもお構いなしにわーわーと言っている。
前のnoteでも書いたけど、おれは他人のわーわーが聞こえない体質なのかもしれない。あとで人づてに聴いたくらいである。
で、そのわーわーが済んだあと、無事に仕事完了したときから今日の話は始まる。
自分が作業していた場所はきれいに片付ける。
片付けできない人間は人に非ず。自分の家も汚いのか!
とまあ、よく言っているのだが、当の本人がまさかのすべて散らかしっぱなしで立ち去ってったのである。
ヲイ。
ヲーイ!
お前はどの口でこれまで言ってたんだ。
その場に残っていた全員が思ったことだろう。
また、作業中のこと。
一つの作業が終われば、作業台はチェックしないとだめ!
なにか残ってたらそれはもう異常なんだ!
もしそんなことがあれば、みんなの作業を止めて、必要のない作業をしなくちゃならん。
とまあ、こういうこともよく言っているのだが、当の本人がまさかの一個入れ忘れがあったりして、あわてて自分が作業したものを探し出して、こそこそと直していた。
ヲイヲイ。
ヲイヲイヲーイ!!
お前は何をしてんだ。人の現場来て事故起こすなよ。問題おこさないでくれよ。
これまで培ってきたものを破壊するためにきたのか。なんなんだ、ちくしょうめ。
他にも仕事が雑いとか、いうほど早くないとか、あるんだがおれは悪口を書きたいんじゃない。事実を書きたいだけなのである。
今日の朝礼で、上の一連の出来事を発表した。
ある人は、おれがその人にけんかを売っているという。
ある人は、よくそんなこと言えるなあという。
ある人は、まあ無難に苦笑いしている。
あのさ、事故とか起こしたくないのよ。問題も起こしたくないのよ。
お客様あっての仕事していてお客様に迷惑かけるなら、
おれは喜んで働く人とけんかする。
そもそもけんかちゃうし。事実を述べただけだし。
うちの現場にいるひとたちは優秀で、ちゃんと話も聞いてくれるし、
会社が企画している事故を起こさないプログラムにも全回で参加している。
おれが決めたのだが、ちゃんと文句たれながら言ってくれる。
おれはその文句を聞いてニコニコわらってありがとうって言う。
チームとしてはかなりおれの理想に近い。
でも、他の現場ってそうでもない。むしろひどい。
なぜなら、ミスしまくりの人が実質支配しているんだもん。
そりゃミスは隠蔽したくなるだろうし、萎縮してしまう。
言いたいことも言えない世の中はPOISON。
もうそういう時代じゃないんだよ。
おれの知る限り、あなたは誰からも好かれちゃいないんだよ。
それはおれが嫌われている比じゃないんだよ。
それを解らせた上でちゃんと引導わたさないとあかん。
さてさてどうなることやら。