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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』つぶやきまとめ
2023年2月17日公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』についてのつぶやきまとめです。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
ちゃんと最速で観てきたんですが、ちょっと1日寝かしてポスト。とりあえず一言で言うと「ちょうどいい」という感じ。フェーズ5の導入でもあり、かつMCUの中で『アントマン』が対象としている辺りに向けた作品として、しっかり仕事をした感。#2023年 #劇場 pic.twitter.com/VcpSkwlMPj
MCUはフェーズ3の盛り上がりの後、観ている側としては「期待を超えてくれる、という期待」がなかなか頭から外れてくれなくて、フェーズ4の間ずっと、作り手も観客も苦しんでいた気がするんだけど、ここでそれを脱却できたのは、時間の経過だけではなく『アントマン性』によるところもある気がする。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
まぁ今作にしても「ペーニャがいてくれたら」とか言い出したらキリがないんだけど、マルチバースを扱うにあたって、「無限の可能性がある。しかし〜」とか、やっぱり見せ場のテーマの抽出が凄く上手いと思うし(原作からなのか未確認)、その見せ方が『アントマン的』であることも本当に巧い。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
個人的には『インフィニティ・サーガ』と比べて「ヒロイックというより、よりパーソナル寄り」だったり、あるいは単純に「全般的に年齢が(精神年齢も込みで)若い」というところで自ずとこの先のトーンも変わるのかな、というのが不安要素でもあるんだけど、とりあえず今作を観て少し安心した。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
あとはこの先の作品で、ヒーロー映画全般の構造的欠陥でもある「特に何も変わってないのに前半はヴィランが一方的にボコす、後半はヒーローが一方的にボコす」という先攻後攻のターン制バトルに対する解を見せてほしいとか、そういうのはあるんだけど、それは『アントマン』以外でやることかな、と。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
ただ『アントマン』以外で、と言っても、「カーアクションに生身の人間がそのまま参加する」とか「格闘アクションに手数の『段取り』を持ち込んでバトルの次元を上げた」みたいなことをやったキャプテン・アメリカのような、「ギアを上げてくる」ヒーローがフェーズ5にいるのか、というのはある。 pic.twitter.com/ncckVSCDT1
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
この辺はそういう考え方するべきとこでもないのかもしれないけど「作品の方向性とか、狙っていくWow factorって、ヒーロー自身のキャラクター性による」気がするんだよね。『アイアンマン』でしか書けない葛藤とか『キャプテン・アメリカ』でしかやれないテンションとかがある気がするというか。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
その意味で、今のメンツで何がやれるか、何を出せるか、どんなクリシェを打破できるか、みたいなところは正直あんまりよく見えないんだけど、そこで「なるほど!」と膝を打つような、こっちが気付けなかったところに何かを突き刺してくるような、そういう作品をこの先のフェーズ5に期待したいところ。 pic.twitter.com/gjwidynpUE
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
で、とりあえず今作の話に戻ると、やっぱり『アントマン』がやるべきことをちゃんとやってるし、フェーズ4で散見された「テンション下がるビジュアル」がなかった、というのは個人的に大きい。セット感丸出しの岩山とか断崖とかシャン・チーでもDr.ストレンジでも見せられて何の呪いかと思ったよね。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
今作は(個人的に3Dなのは本当に余計なんだけど)ビジュアルのレベルが常に一定以上で安定していて、まぁそれが実態としては過重労働とか搾取に繋がってるのかもしれないと思うと考えさせられるところもあるんだけど、作品単体に閉じて考えるとやっぱりずっと綻びない綺麗な画、というのは素晴らしい。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
あとヴィランの二人。モードックの方はまぁアレでいいとして、カーンの方はせっかく俳優さん(ジョナサン・メジャース)が凄く「表情のある」役者さんなんで、今後もう少しこう、何というか、ね。期待したいところ。 pic.twitter.com/wZ7RXY0A4I
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023
そういえば字幕は『ワカンダ・フォーエバー』に引き続き小寺陽子さんだった。最近、MCUは林完治さんが担当するケースが減ってきてる気がするな。
— タロー @ Crush On Cinema (@CrushOnCinemaLL) February 18, 2023