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SABRINA vol.18

おはようございます海里です。
なんとなくポスター作ってみたんで是非買ってみてください。
僕の肌感だと買った値段から4倍の幸福感を得れると思います。
そして、拭き取り化粧水を使った時のような初々しさを体感できると思います。
あの、とりあえず覗いてみて良かったら買ってみてください。
みんなが大好きな海里くんが喜びます。

2024/04/15 PM16:18

こうやってヒソヒソと広めるわけでもなく読んでほしいというような意図でもなく文書を書くことを続けていくとだんだんと読んでくれる人数が減っていくわけで、でもそれってマイナス要因かと言うとそんなことはなくてむしろプラスな気がする。僕が書く何かより断然面白いコンテンツが見つかったり、学生じゃなくなって前より時間が無くなったりとにかく色んな理由で減っていくんだと思う。

だいたいはコミュニケーションを重ねたり何かが増えていくことで関係性が育っていく場合の方が多い気がするけど、不思議な物で文章に限っては落ちていく数字を眺めていくことの方が何故か読んでくれている人に近づけていけている気がしてならない。
これはもしかしたら僕の気のせいなだけかもしれないけど、多くの場合読んでくれている人の方が僕の方が知っているとしても対等である感覚が僕の中ではある。
それぐらい僕にとってはみんなの時間に関わるほどたいそうな事を書いている気にもなれないから自然と親しみのような物を感じている。

そんなこんなで話は変わって、僕はわりかし本であったり映画であったり色んな作品を鑑賞する方なんだけどその中でもやっぱり真っ当な評価を受けていないなと感じるアーティストは何人かいる。
真っ当な評価といっても全く評価されていないと言えばそうではないから更にややこしいなと思う。
なんだったら異常に有名であるばかりあえて読まない選択肢を取られたり、「もう充分評価はされているだろう」といった感じで天井を設けられたりする。
そういう扱いを受けていると感じる人を見ると、僕は毎回ソフトクリームを作っている場面を思い描いたりする。それはあまりにも甘くて美味しい食べ物だとわかっていてもいつかは巻いていく作業の中でそれ以上は巻けない先端が出てくる。
僕は甘党だからそれが格別美味しく思えるので特にもったいない気がする。
そんな感じだと僕は思っている。

僕は村上春樹さんはそういう人だと思っている。
僕は僕の文章を読んでくれて村上春樹さんを読んだことがないんだったら今すぐにでもそちらに時間を割いてほしいとすら思う。もしそんな理由で僕の読者が減っているのならばどんなに幸せだろうかと本気で思える。

よりみんなに読んでもらう為に一言で彼の凄さを伝えると「人間の感覚を何かに変換して伝える表現を超えてその感覚をそのまま本の中に映せた唯一無二の存在」といった感じです。
だいたいそれまでは感情みたいなエモーショナルな部分を伝えやすくする為に変換して積み上げていくことがプロのしごとだった所、彼だけは感覚のままあんな薄い紙に中に閉じこめて世の中の表現方法を異次元の領域にまで押し上げたと僕は思ってます。
別に説明されているわけではないのでそれを読んで何かがわかるわけではないと思うんです。人間から出る周波とか生きた音みたいな物を感じれる、それってどれだけ作品を見ても中々お目にかかれる物じゃない。
僕の中では読書というより音楽体験のような感覚でいつも読んでます。
ただ一個難点をあげるとするならば、圧倒的すぎて一般人レベルにまで降りてこない、いうならば夏目漱石みたいに基盤が変わるぐらいの基礎にはなりえない、ここがまだ彼が過小評価される要因かなとも思います。
だから今でも村上春樹さんを真似たような糞みたいな文章が一般常人界隈ではたくさん転がっていると思います。

彼の作品がネイティブランゲージで堪能できるほど日本人で良かったことはそう無いですよ。
ぜひ、読んでみてください。

2024/04/04 PM6:28

最近「ここは決めこんでしまおう」と決心した僕の中での世界観があって、もうこの先はやるかやらないか以外で悩まない、それ以外悩む時間は人生の無駄遣いだと嘘でも思ってしまおうという話です。
僕もそうなんですけど結局いろんな人と話してきて思うのはある程度の人間はものすごーーく考えても仕方ないことを考えてしまってると思うんですよ。
でもそれってものすごーーく実は大切なことで、だからこそ僕は逆にその時間一旦手を動かして行けばどうなっていくんだ、なんか見えてくるんじゃないか、みたいな閃きがあったんです。
少なくとも考えるにしてもこうやって文章にしたり何かしらの形で残していって少しでも作品としてあれば良いだろうみたいなね。

先月、僕がやった決断の一つでモデル事務所を気分で辞めてみた。
色んな理由があったとしても、まぁないんだけど、気分で辞めてみようって。
それから僕の中で良い気づきがいくつかあって、その中で最も重要だと感じたことはどんなブランドとやるかより誰とやってて楽しいと思えるか、僕の人間性的には本当にそれに尽きるんだなと常々感じた。
僕がブランドにそこまで関心がないこともそら関係してるとは思うけど、僕ってある意味マイペースの極みみたいな人間だと思うから何となくビートが合うか合わないかの方がより大切だったりする。

昨日仕事したスタイリストさんが「今思う感性を忘れる前に可視化しとかないと後で思い出せない」て僕に言いながら今回する撮影のテーマの話をしてくれた。
僕にとってそれは本当に大きな言葉だったと思う。
僕は残酷なまでに継続とか労力とかに冷たくて自分自身はそんなモノに価値なんてないと思ってる。
ただ、僕が続けてしまっていることに関してはさっきのスタイリストさんの言葉の通りだと思う。
文章にしたって何にしたって今の瞬間的な情熱とか感情とか感覚を自分に対しても自分以外の人に対しても、どっかで何かのヒントになるんじゃないかみたいな感覚をペタペタ貼っていっているだけなんだと思う。
それは続いてしまっているようにも見えるけど本当は昨日言ってたことが今日は嘘ぐらい適当な感覚的な話で、でもそれって魚がいるってわかってても網目の大きな網で取ろうとするみたいな感じでけっこう難しい。

僕が今感じたいのはよりパーソナルな、ある意味で他人が抱く自己中心的な波みたいなものに浸かってみたくて、言ってしまえばモデルじゃなくても重い物を運んでみたりそんなことでも全然嬉しい。
それがわかって気持ちよかったのが僕の最近のいいニュースです。

2024/04/15 PM16:50