無料でクイーン・エリザベスの食事! ディナーのフルコースもブリタニア・レストランで
クイーン・エリザベスの食事
豪華客船でのディナーについてお考えですか?
食事内容に興味があるものの、費用について心配されていますね。
クイーンエリザベスの豪華クルーズは、1泊3万円台で、食事は3食無料です。
私は経験豊富なブロガーとして、クイーンエリザベスでの食事、特に華やかなフォーマルナイトのディナーについて詳しく説明できます。
この記事を読んでいただければ、クイーンエリザベスのレストランでの食事が夢物語ではないことがお分かりいただけるでしょう。
客室ごとに異なるダイニング
ディナーはクルーズの1日の終わりに楽しむ最も大事な食事です。
クイーンエリザベス号では、夕食は通常、ダイニングレストランでいただきます。
ただし、利用するレストランは宿泊する客室のランクによって異なる点が特徴です。
内側、海側そして海側バルコニーを利用するゲストは「ブリタニア」の利用が指定されます。
レストラン以外の食事
ダイニングレストランでは、夕食時にテーブルを囲んでフルコースの料理が提供されるのが一般的です。
しかし、毎回同じスタイルの食事では飽きが来るかもしれません。
また、朝食、昼食、喫茶まで常に同じレストランを利用すると単調さを感じてしまうでしょう。
そこで、クイーン・エリザベス号では多様な選択肢を用意しています。
船内には様々なレストランやカフェがあり、シーンに合わせて食事の場所を変えられるのです。
メニューの変化に加え、雰囲気の変化も楽しめます。
ゲストの方々に飽きのこない、刺激的な食体験を提供してくれます。
リド・レストラン
クイーン・エリザベス号のデッキ9にあるリド・レストランは、気軽でリラックスした雰囲気の中、ビュッフェスタイルの食事をお楽しみいただける場所です。
朝食から夕食まで、様々なジャンルの料理が用意されており、すべての客室のゲストにご利用いただけます。
メニューは日替わりでさまざまな国の料理が並びます。
そして何よりリド・レストランの魅力は、デッキ9にあるので船上からの眺望が抜群であることです。
食事をしながら、大海原の絶景を楽しめます。
リド・プール・グリル
クイーン・エリザベス号の9階デッキには、開放的なプールサイドエリアが設けられています。そこでは、太陽の下でくつろぎながら、カジュアルな軽食をお楽しみいただけます。
プールサイドのグリルカウンターでは、アメリカンスタイルのハンバーガーやホットドッグはもちろん、フレンチフライなどの惣菜が用意されています。
デッキチェアに寝転がり、軽くビールを傾けながらゆったりと過ごすのも良いでしょう。開放的なリゾート空間で、のんびりとした時間をお過ごしください。
ゴールデンライオン
クイーン・エリザベス号のデッキ2には、典型的な英国パブの雰囲気を再現した「ゴールデンライオン」があります。この空間は、伝統と風格に満ちた英国スタイルの居酒屋として人気を集めています。
ゴールデンライオンの最大の魅力は、キュナード社オリジナルのクラフトビールを含む3種類のビールが生で堪能できる点にあります。冷えた一杯に喉を潤しながら、イギリス古来の文化を体感できるでしょう。
さらに、フィッシュアンドチップスをはじめとする本格的なパブメニューも揃えており、英国の味覚との出会いも楽しめます。
ステーキハウス アット・ザ・ベランダ
クイーン・エリザベス号の船内には、英国らしい風格と伝統を体現した上質なレストラン「ステーキハウス アット・ザ・ベランダ」があります。
その名の通り、熟成された上質な肉とシーフードを、グリル調理で味わえる一流の空間です。
このレストランの名前は、初代「クイーン・エリザベス」と「クイーン・メリー」に存在した名店「ベランダ・グリル」から引き継がれています。
昔ながらのイギリス料理の伝統を受け継ぐ、格式高い場所なのです。
メニューには、じっくり熟成された肉のステーキをはじめ、新鮮な魚介のグリル料理など、様々な一品がラインナップ。
ランチタイムとディナータイムで、異なる趣向を楽しめます。
人気レストランのため、事前の予約をおすすめいたします。
クイーンズ・ルーム
クイーン・エリザベス号の船内には、「クイーンズ・ルーム」と呼ばれる多目的に使えるおおきなホールがあります。
ここはレストランではありませんが、様々なイベントの会場として活用されています。
例えば、華やかな船内パーティーの舞踏会の会場になったり、各種の教室やワークショップなどが開催される場所でもあります。
またクイーンズ・ルームでは、日によってはイギリス文化の代表ともいえる"アフタヌーン・ティー"のサービスも行われます。
3段重ねのスタンドは出ませんが、イギリス風サンドイッチやスコーンにクロテッドクリームを添えた、本格的なアフタヌーンティーティが味わえます。
ルームサービス
クイーン・エリザベスでは、客室での食事もお楽しみいただけます。
ルームサービスにより、プライベート空間でゆっくりとお食事ができます。
天気が良い日にはお部屋のバルコニーのイス座って、大海原の絶景を眺めながら、朝食やランチをいただくのはまたとない体験となるでしょう。
ルームサービスを利用する際の追加料金はかかりません。
クルーズ代金に既に含まれているサービスですので、気兼ねなく自由にご利用いただけます。
船上では、レストランでの食事だけでなく、このようなプライベートな空間でのお食事も醍醐味のひとつで、ルーズ旅行ならではの、多彩で上質な時間をお過ごしください。
クイーン・エリザベスでは食事代は基本無料
クルーズの最大の醍醐味は、美味しい食事を財布に気兼ねなく楽しめることです。
陸上の旅行中は費用を気にして食事に制限がかかりますが、クルーズでは料金に食事が含まれているので、そんなことはありません。
豪華なレストランで手間暇かけた上質な料理が、思う存分堪能できるのがクルーズの魅力の一つなのです
メインダイニングルーム
メインレストランであるブリタニアでは、朝食、昼食、夕食を無料で提供しており、コース料理を楽しむことができます。
ただし、アルコール類は別途料金が必要です。
リド・レストラン
海が見えるビュッフェ式レストランで、料理は無料です。
ただし、アルコールには料金がかかります。
リド・プール・グリル
クイーン・エリザベスの屋外プールデッキには、カジュアルなレストランがあり、ハンバーガーやホットドッグなどの軽食が楽しめます。
ゴールデンライオン
本場イギリス風の雰囲気が味わえるパブです。
アルコール飲料を注文すると、伝統的な英国料理のフィッシュ&チップスなどが無料でつきます。
英国の文化に触れながらお得に楽しめます。
アフタヌーン・ティー
「クイーンズルーム」では、イギリス流の伝統的なアフタヌーン・ティーが楽しめます。
紅茶とスコーン、サンドイッチなどの軽食がいただけます。
特にスコーンには、クロテッドクリームが付きます。
ルーム・サービス
クイーン・エリザベスの良いところの一つに、客室でも無料で食事ができるルームサービスがあることです。
お部屋でゆっくりとした時間を過ごしたい時に便利です。
メニューから好きな料理を選んで注文するだけで、しばらくするとお部屋まで配膳してくれます。
有料の食事
料理が無料となるレストランでも、アルコール類は有料です。
ステーキハウス アット・ザ・ベランダ
「ステーキハウス アット・ザ・ベランダ」は、料理も有料です。
ステーキハウス アット・ザ・ベランダは、事前の予約が必要となります。
スペシャリティ・レストランなので、料理とアルコール類すべてが別料金になります。
高級レストランならではの上質な料理とお酒を、贅沢な雰囲気の中でゆっくりとお楽しみいただけます。
クイーン・エリザベスのドレスコード
ドレスコードとは、クルーズ船ごとに定められた服装規定のことを指します。
ラグジュアリー・クラスのクイーン・エリザベスでは、服装規定がやや厳しいですが、近年は少し緩和されてきました。
日中はドレスコードがないため、コットンのパンツ、スポーツシャツ、カジュアルなワンピースなど快適な服装で過ごせます。
夕食時間以降は「スマート・アタイアー」と「ガラ・イブニング」という二つのドレスコードがあります。
スマート・アタイアー
多くのクルーズ船では、「スマートアタイアー」と呼ばれるドレスコードを「スマートカジュアル」と表現しています。
女性の方は、スーツ、ワンピースなどの比較的きれいめの装いが求められます。
一方、男性の場合はジャケットを着用すれば構いませんが、ネクタイは着けなくても問題ありません。
つまり、完全にフォーマルな服装ではなく、カジュアルさとある程度の気品を兼ね備えた服装がスマート・アタイアーと言えるでしょう。
くつろげるけれども過度にラフすぎない、そんなバランスの取れた装いがおすすめです。
ガラ・イブニング
他のクルーズ船では、「ガラ・イブニング」のドレスコードを「フォーマル・ナイト」と呼ぶことが多いようです。
この最もフォーマルな指定では、女性はイブニングドレスやカクテルドレス、あるいは和服などの正装が求められます。
男性は、タキシードやディナージャケット、ネクタイ付きのダークスーツなど、正装が必要とされます。
クイーン・エリザベスでは、以前は8割近くの男性がタキシードを着用していましたが、最近ではそこまで厳格ではなくなってきているようです。
徐々にドレスコードの規定がゆるくなる傾向にあります。
ただし、クルーズを十分に楽しむためには、ドレスコードをある程度守ることが大切です。
乗船前に船のドレスコードを確認し、シーンに合わせて適切な服装を心がけましょう。
ブリタニア・レストラン
クイーン・エリザベスの本格レストラン「ブリタニア」は、内側・海側・バルコニー客室のゲストの方々専用のダイニング施設です。
乗客の多くがこのレストランをメインに利用されています。
ブリタニアでは1日3食、朝食・昼食・夕食のコース料理をお楽しみいただけます。
ただし、夕食時のみ2回制となり、事前の予約が必要となります。
第1部が18時〜
第2部が20時30分〜
予約は乗船前のクルーズ手続き時にできますのでお忘れなく。
特に希望がなければ、5~6名程のグループテーブルが割り当てられ、他のゲストの方と同席することになります。
もし2人だけのテーブルをご希望の場合は、予約時に申し出て下さい。
美味しい料理を気兼ねなくお召し上がりいただけるブリタニア。
ゆったりとした雰囲気の中で、思い出に残るお食事タイムをお過ごしください。
ブリタニア・レストランの予約
ブリタニア・レストランの夕食時間帯は2回制となり、事前の予約が必要になります。
第1部が18時開始、第2部が20時30分開始です。
この予約は乗船前のクルーズ手続き時に行えますので、お忘れなく。
特にリクエストがない場合は、5~6人がけのグループテーブルに割り振られ、他のゲストの方と同席することになります。
もし2人きりの個別テーブルをご希望の場合は、クルーズ予約時にその旨をお伝えください。
私たち夫婦は事前に2人用テーブルをリクエストしていたので、プライベートな雰囲気の中でゆったりとお食事を楽しめました。
ブリタニア ガラ・イブニングの夕食メニュー
私達が、選んだガラ・ディナーのフルコース・メニューは次のとおりです。
YouTube動画が上の方にありますのでご覧ください。
前菜
サラダ
スープ
主菜
デザート・コーヒー
私が選んだメニューは以上ですが、他にチョイスできる当夜のメニューは次のとおりです。
前菜
塩ビーフと西洋わさびのハッシュ
ウズラのポーチドエッグ、粒マスタードソースアボカドとフェタチーズのムース
海老、ギリシャヨーグルト、ライム、イクラ白カブのアジア風スローサラダ
ピーナッツドレッシング、コリアンダー
サラダ
ベビーリーフとソフトハーブのサラダ
オレンジのビネグレットソース
スープ
ローストオニオンスープ
バジルオイル入り
主菜
鶏肉のエスカロップ
セロリのピューレ、からし菜、レモンのビネグレットカレイのポシェ
海老、パセリとトリュフのソース、クリームポテト、アスパラガスとほうれん草ズッキーニのハッセルバッグ
バタービーンズとゴマのピューレ、ナッツと種子のグラノーラほうれん草、フェタチーズ、マッシュルームのシュトルーデル
タイ風レッドカレーソース
デザート
カリブ風バナナとラムケーキ
タフィーゼリー、ココナッツクリームアイスクリーム
ミントチョコレート、ストロベリー、オレンジシャーベット止まんごソース世界のチーズセレクション
デニッシュブルー、ヤールスバーグ、チェダー
コーヒーとプチフール
フィナンシェ、ラズベリーのメレンゲ
日本食
クイーン・エリザベスは英国船のため、基本的に日本料理は提供されていません。
しかし、ビュッフェの「リド・レストラン」では時折寿司のコーナーを見かけることがあります。ただし、常設されているわけではありません。
イギリス発着のクルーズで日本人乗客が全くいない船内でも、たまに寿司が出ていたことがあります。
そうしたことから、日本発着で日本人乗客が多数の場合は、クイーン・エリザベスで日本食のメニューを用意してくれる可能性が高いのではないかと思われます。
キュナードとしても、乗客のニーズに合わせてできる範囲で対応するものと考えられます。
日本人ゲストが多数の場合は、母国の味を求める声に応えてくれるかもしれませんね。乗船前に確認しておくと安心できるでしょう。
日本語対応
オーストラリア発着のクルーズでは、メニューが英語と日本語で併記されています。
イギリス発着のクルーズでは英語のみでしたので、併記があると助かりますね。
スマホの翻訳アプリやポケトークなどの翻訳機器を持ち込んでも構いませんが、洋上では通信環境が悪く、うまく機能しないことが多いようです。
しかし、寄港地で船が停泊している際は比較的通信環境が良くなるため、その時に活用できるでしょう。
日本発着のクルーズでは、日本語を話すスタッフも乗船しているので、コミュニケーションも比較的スムーズにいくものと期待できます。
一方、ブリタニアレストランのスタッフはフィリピン出身者が多く、ほとんどが日本語は話せないようです。
アレルギーなど制限食の対応
クルーズ中の食事について、特別な配慮が必要な方は事前に申し出ることが大切です。
減塩や低脂肪、アレルギー対応などの特別食をご希望の場合は、予約時またはご乗船の3週間前までに、お申し込みの旅行会社経由でお知らせください。
ただし、食材の入手状況などにより、完全な減塩、低脂肪、アレルギー対応などを保証することは難しいようです。
クイーン・エリザベスでは可能な限りご要望に沿うよう努力はしますが、最終的にはご自身で食べられるかどうかをお確かめいただく必要があります。
乗船後は、担当のウェイターなどと一度ご希望を確認し、出された料理を見てご判断ください。
スタッフへの的確な情報提供と、ゲスト自身の目利きが大切となります。
ブログ記事の紹介
クイーン・エリザベスの食事については、別なブログでも記事を書いていますのでご覧下さい。
2024・2025年 クイーン・エリザベスの日本クルーズの予約
クイーン・エリザベス号のオーストラリア発着クルーズは料金が高く、長期の日程となるため、なかなか参加しづらいかもしれません。
そこで、東京や横浜を発着する日本クルーズをおすすめします。
国内発着なら、航空券やホテル代がかからず、手軽に乗船できます。お財布に優しく、ストレスなく船旅をお楽しみいただけます。
2024年と2025年には、JTB、HIS、クラブツーリズムなどの主要旅行会社で、クイーン・エリザベス号の日本発着クルーズの予約が可能となる予定です。
身近な港町から乗船できるこのクルーズなら、気軽に優雅な船上ライフを体験していただけますよ。