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自動運転車だけならなくなるけどそうじゃなくても「交通事故撲滅プロジェクト」〜CrowdVenture[冒険の地図]

2020年の交通事故309,000件
死亡者2,839人
負傷者368,601人

その原因のほぼすべてがヒューマンエラー
安全運転義務違反が7割
交差点安全進行違反、一時不停止と続く

すなわち
世の中が「自動運転車」だけになれば
交通事故は一掃される

ただ完全自動運転車が市場を占有するのは20年先の2040年代
すべての車が自動運転車になる「自動運転社会」になるのは
それよりまだ10年も20年も先になる

これからまだ30年以上の間
何十万人の人が
交通事故で辛い思いをする

遺族も負傷者本人も
事故を起こした加害者も

完全自動運転車が視野に入っているくらいテクノロジーが発達した現代
テクノロジーで交通事故なんかゼロにできる

だから自動運転車をぼーっと待たずに
それまでにできることをすべてやるプロジェクト

危険運転防止装置の義務化

居眠り、脇見、酒気帯び、無免許

これらを防止する装置は
すでにいろいろ考案されている

車に乗っている人を守るシートベルトやチャイルドシートは
現在義務化されている
それと同様に
それら装備義務を法制化するためのアクティビティを行う

居眠りや脇見は
カメラによる監視

酒気帯びは
アルコール検知機によるエンジン始動の制限

無免許は
免許証のICチップを認識するエンジンキー

それら装置の研究開発の支援を行い
標準化を主導し
法制化のロビー活動をする

ローグ(ならず者)ドライバークラウドデータベース

今や当たり前になってるドライブレコーダー

「社会の目」になり
「危険運転」を目撃している

「君子危うきに近寄らず」

誰もそんな車には近づきたくないだろう
事前に車が特定できれば
避けるのが賢明だ

しかし「プライバシー保護」の名の元
公開される画像は
ドライバーとナンバープレートにはモザイクがかかり
用をなさない

では人間が認知しなければ?

危険運転を目撃
ユーザーが「こいつやばい」とマークすると
画像からドライバーの顔と車両の特徴とナンバーを検出し
「ローグ=ならず者」として
『ローグドライバークラウドデータベース』に登録する

一方ドライブレコーダーで撮影した画像から
『ローグドライバークラウドデータベース』と自動で照合し
マッチしたらアラートを発する

ユーザーは「たしかにやばい」と思ったらフィードバック
「ローグ」の「危険レベル」が加点され
5km圏内にいるユーザー向けに
位置情報がマップで表示される
ユーザーはその「ローグ」を避けて走ることができる

ある点数を超えたら
警察に自動通報する

データベースのデータは問い合わせたりはできない
あくまで画像と一致した場合のみプッシュ通知する

無人牽引サービス

お酒を飲んだ時なんかは
代行運転があるが
これはタクシー+代行運転手のコストがかかる

そこで無人の牽引車サービス

目的地まで車を牽引して連れて行ってくれるサービス

ユーザーは自分の車に乗り
眠ったまま目的地まで連れて行ってもらえる

これは何も飲酒だけじゃなくて
疲れて運転したくない時など
日常使いできる料金体系にする

トラクターも車と一体化するようなコンパクトで
町中で違和感のないデザインにする

これはすなわち
”じゃない”車を自動運転車にしちゃう
というサービス

ただし時速30kmという制限がかかるから
あまり遠出には向かないだろうが

前輪を浮かせるレッカーのような形にして
自動でジョイントすることができるといい
イマドキ自動パーキング技術もあるのだから
不可能ではないだろう

犯罪凶器として使用抑止

自動運転の以前に
車自体の安全運転性能は
今後ますます向上していくだろう

それにより事故が撲滅されれば
それに越したことはない

車を「正しく」使っている限りは
事故は減っていく

そうなると問題として浮かび上がるのは
車を「凶器」として使う犯罪

最近話題になっている「あおり運転」

これはもはや「交通違反」などではなく
車を凶器として用いた「犯罪」だ

また車道に強制的に停止させる行為は
凶器で脅して危険に陥れるのと同じだ
例えば鉄道のホームでナイフで威嚇して
線路に追い落としてそこに列車が来て轢かれた場合
威嚇した側に罪がないなんてことはないだろう

こういう法の盲点を「改正」するロビー活動を行う

手を尽くす

他にも様々アイデアはあるだろう

とにかくありとあらゆる手立てを尽くし
関連する企業や団体と連携し
「交通事故撲滅」という目標を実現する


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