当社ファンドの分散投資効果につきまして
当社では、当社ファンドをご購入いただくにあたって、通貨分散や投資実行時期の分散等の「分散投資の徹底」を、従前より投資家の皆様へお伝えしております。一般に分散投資はリスク(※1)を低減し運用パフォーマンスの安定性を図ることを主たる目的とするものです。今回は、実際の当社ファンドにおける分散投資効果についてご説明してまいります。
※1 当社ファンドのリスクにつきまして、詳しくは以下をご覧ください。
当社ファンドの分散投資効果の実際
以下のグラフは、2020年12月末時点における1回の募集クールごと(約半月ごと)に3ファンド未満(1~2ファンド)をご購入いただいた場合(左グラフ)、3ファンド以上をご購入いただいた場合(右グラフ)の購入クール数(横軸)と内部収益率(IRR、縦軸)を表したものです。
まず、左右のグラフ各々の左端をご覧いただくと、一目でお分かりいただけるとおり、左グラフは裾野が広がっている一方、右グラフは裾野が狭くなっています。これは、3ファンド以上の購入のほうが、リスクが相対的に小さくなっていることを示しており、分散投資効果が相応にはっきり表れています。
次に、左右のグラフ各々のグラフ全体をご覧いただくと、どちらも購入クール数が増えるごとに裾野が狭くなっており、継続購入で投資実行時期を分散させることによるリスク低減の度合いが非常に大きいことを示しているといえます。一方で、継続購入を3ファンド未満とするか(左グラフ)、あるいは3ファンド以上にするか(右グラフ)で、その分散投資効果にはっきりとした差異は見られませんでした。しかしながら、左右のグラフの元データより、トータルで見てIRRがマイナスとなる割合は3ファンド未満購入が26%であるのに対し、3ファンド以上購入は16%と10%ポイント下回っており、購入ファンド数が多いほうがリスク低減に繋がる可能性が高いとはいえるでしょう。
これらに基づいて一つ結論付けますと、冒頭でお伝えしたリスクを低減し運用パフォーマンスの安定性を図るという目的を果たすためには、継続購入による投資実行時期の分散を最優先としつつ、可能な範囲内で3ファンド以上の購入が望ましいというのが、(元データを含めた)グラフから読み取れることになります。
なお、投資家の皆様に「分散投資の徹底」をいただくにあたり、分散投資をより身近に感じていただけるよう、当社では一つとして「ファンドパッケージ機能(※2)」を提供しております。おかげさまで既に多くの皆様に活用いただいておりますが、まだの方はぜひ活用をご検討ください。
また、ご自身でファンド選びを行いつつ、複数ファンドを組み合わせて時間をかけずに購入したいという方は、お客様ごとの当社HPマイページ内における「ファンド購入」画面で複数のファンドをまとめて購入できる機能改善を実施(※3)しておりますので、あわせてご活用いただければ幸いです。
※2 「ファンドパッケージ機能」につきまして、詳しくは以下をご覧ください。
※3 当社HPマイページ内における「ファンド購入」画面の機能改善につきまして、詳しくは以下をご覧ください。
当社としましては、投資家の皆様の運用パフォーマンスの安定的な向上のため、ファンド運営体制の継続的な強化をはじめ、機能改善など各種施策を推進してまいります。投資家の皆様におかれましては、引き続き「分散投資の徹底」を図りつつ変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
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