『分散投資をより身近に』~「ファンドパッケージ機能」の取扱説明書~
2020年1月15日、当社は「ファンドパッケージ機能(※1)」を新設いたしました。
こちらは複数のファンドをテーマごとに組み合わせて1つのパッケージとし、投資家の皆様に分散投資をより身近に感じていただける機能になっております。
ここでは、投資家の皆様がより一層分散投資を徹底し、最適なポートフォリオを構築していただくために、このファンドパッケージ機能の生まれた背景や概要、活用方法についてご紹介いたします。
※1 ファンドパッケージ機能についてはこちら(https://crowdcredit.jp/info/detail/349)もあわせてご参照ください。
「ファンドパッケージ機能」新設の背景
これまで当社はホームページや公式note「CROWD CREDIT」、各種セミナー等を通じて、投資家の皆様に「分散投資の徹底」をおすすめしてまいりました。(※2)
※2 一例としては以下をご参照ください。
また、分散投資の徹底を図っていただくにあたって、2019年11月16日より現在の運用状況を「もっと見やすく」、投資家の皆様が最適なポートフォリオに近づけるよう「もっと使いやすく」を念頭に置いた「ダッシュボード機能(※3)」をマイページ画面のトップページに設定いたしました。このダッシュボード機能はおかげさまで投資家の皆様から好評をいただいております。
※3 ダッシュボード機能についてはこちら(https://crowdcredit.jp/info/detail/344)をご参照ください。
一方で、以前から「リスクリターンの観点で分散投資したほうが良いのはわかる。ただ、一つ一つファンドを購入するのに手間がかかり過ぎる。複数のファンドをまとめて購入できるようにしてほしい!」といったご要望をいただいておりました。
そこでこの度、こうした投資家の皆様のご要望に応えるために、この「ファンドパッケージ機能」を新たに設定する運びとなりました。
「ファンドパッケージ機能」の概要
冒頭でお伝えしたように、今回新たに設定させていただく運びとなった「ファンドパッケージ機能」とは、複数のファンドをテーマごとに組み合わせて1つのパッケージとする機能です。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
当初は2020年1月15日開始のファンド募集より、貸付先となる事業者と各通貨の分散によるバランスを重視した「バランス型パッケージ」を、2020年1月28日開始(予定)のファンド募集より、経済的リターンと社会的リターンの両立を目指す社会的インパクト重視ファンドを組み合わせた「社会的インパクト重視型パッケージ」を、ファンドパッケージとしてご提供いたします。なお、これら当初の各ファンドパッケージの投資金額は10万円以上10万円単位です。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
一つ一つのファンドパッケージの表示は以下のようになります。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
① 表面利回り(年率/税引前)は、各ファンドのキャッシュフローから算出された 表面利回り(年率/税引前)を表示しています。
② 運用期間は、一つのファンドパッケージに含まれる各ファンドの中で最長の期間を表示しています。
③ 当初のファンドパッケージの投資金額はすべて10万円以上10万円単位です。
④ 一つのファンドパッケージに含まれるファンドの内訳を表示しています。ファンドごとの詳細はファンド名をクリックしてファンドごとのページでご確認ください。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
一つのファンドパッケージのポートフォリオをファンド割合別、通貨割合別、社会的インパクト投資別、地域割合別に表示しています。こちらはマイページトップ画面の「ダッシュボード機能」と同様の種別です。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
一つのファンドパッケージの一口(当初の各ファンドパッケージは100,000円)あたりの分配予定表を表示しています。
このファンドパッケージ機能をご活用いただくにあたり以下の点にご注意ください。
・当社のファンドパッケージは個別のファンドを複数契約する形式となっております。
・万が一、パッケージに含まれる一部のファンドが不成立となった場合は、当該不成立となったファンドを除いたファンドの契約が成立するものとします。
・ファンドパッケージに含まれるファンドが1本でも募集終了となった時点で、当該ファンドパッケージも募集を終了いたします。
また、今後は上記2つのファンドパッケージに加え、新たなファンドパッケージを順次ご提供する予定となっております。
なお、今回のファンドパッケージ機能新設に伴い、投資家の皆様ごとのマイページ上の保有ファンド一覧も2020年1月9日(木)より刷新いたしました。
こちらでは、保有ファンドに加え保有ファンドパッケージを一覧で確認できるようにしたほか、絞り込み検索もかけることができるよう対応しております。
注:上の画像はあくまでもイメージであり、実際の数値等とは異なります。
「ファンドパッケージ機能」の活用方法
このファンドパッケージ機能を新設するにあたり、償還済みの当社ファンドの運用成績を分散投資の観点から改めて分析しました。
以下のグラフは、1回の募集クールごと(約半月ごと)に1ファンドか2ファンドをご購入いただいた場合(上図)と3ファンド以上をご購入いただいた場合(下図)のリターン(投資収益率)を表示したものです。
1回の募集クールにおいて1ファンドあるいは2ファンドをご購入いただいた場合、リターン(投資収益率)は約▲35%~+40%とリスク(リターンの振れ幅)が非常に大きい結果になりました。
一方で、1回の募集クールにおいて3ファンド以上をご購入いただいた場合、リターン(投資収益率)は約▲13%~+19%となり、リスク(リターンの振れ幅)は相対的に小さい結果になりました。
やはりと思われた方も多いでしょうが、結論として分散投資を徹底することがリスク(リターンの振れ幅)、とくにダウンサイドリスク(損失を被るリスク)を低減させることにより、運用成績を安定的に改善させることに繋がるといえます。
ここで、ファンドパッケージ機能に話を戻しますが、各ファンドパッケージはあくまでもテーマごとに複数ファンドをまとめたものになります。ですから、この機能のみで投資家の皆様のポートフォリオごとの最適化を十分に図ることができるわけではありません。
そこでファンドパッケージ機能とともにマイページトップ画面にあるダッシュボード機能をあわせてご活用いただくことをおすすめします。
具体的には、一つのファンドパッケージを購入後、各々の「出資金残高に基づいたポートフォリオ」から種別ごとに、分散投資が不十分と判断した場合に自動的に表示される「おすすめファンド」もぜひご購入を検討いただき、分散投資の徹底、ポートフォリオの最適化を図っていただければと存じます。
投資家の皆様に「分散投資の徹底」をさらに深めていただくことにより、最適なポートフォリオ構築のお役に立てるように努めてまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。クラウドクレジット株式会社
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